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梅雨の印旛沼でバジンクランクヘビーヒッターで51cmをキャッチ!!長めのポーズを入れた後、チョンチョンと控えめにアクションを入れポーズしていたら・・・・

皆さんこんにちは、印旛沼の山添です。

梅雨真っ盛りでローライトの日は気分的にウズウズしてしまいますが、今年は本当に雨が多いですね。

ローライトは大歓迎ですが、大雨による河川の急な増水等、危険な状況に変化することも考えられます。

天気予報を確認しながら、無理をせずに楽しみましょう!

さて7月に入った印旛沼ですが、7月初旬の水温は朝で23度位で、日中は26~7度といったところ。

曇りや雨が多いので、水温の上昇が押さえられている感じです。

しかしアオコはかなり出てますので、ちょっとした風下エリアに行くと、ご覧の通り絵の具のような状態になってしまいます。

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魚の状態ですが、スポーニングから完全に回復した魚が増えているのは間違いないので、高活性時は回復系らしい反応をしてくれるのですが・・・実際に釣った魚を見てみると、未だアフタースポーンを引きずっているのでは?と思う魚や、既に回復していても動きの鈍い状態のバスが多いと感じます。

今後除々に良くなってくるとは思いますが・・・。

そんな梅雨時期に有効なルアーですが、ローライト時に必需品のストロングモデルが新たに加わったゼロツービートやゼロツービートパピー。

そして、これからの時期さらに効果抜群となるのが、ドライブスティックのバックスライドですね!

これらのルアーに関してはO.S.Pプロスタッフ早川純一さん、川村光大郎さんが動画にて徹底解説してますので、釣行前にご覧頂ければバッチリかと思いますよ!

そこで私からは、水面系でもゼロツービートとは違う要素を持ったバジンクランクを解説させていただきます!!

バジンクランクシリーズは、コバジンやダイバジンといった異なるサイズもあるのですが、今回はオリジナルサイズのバジンクランクを紹介します。

水面~水面直下をスローからファストまで、リトリーブスピード問わず抜群の安定感でしっかりアクションをしてくれること。

そして、5cmという食べ頃サイズでありながら、リトリーブ中に作り出す引き波はマッディな水質でも存在感抜群です。

バリエーションも、オリジナル、サイレント、ヘビーヒッターとありますが、使用頻度はマッディな印旛沼ではヘビーヒッターの使用が圧倒的に高く、続いてオリジナル、サイレントの順となります。

ヘビーヒッターは、ボディにボーン素材を採用したモデル。

存在感のある引き波に加え、ボーン素材とタングステンボールがぶつかることで高音質を生み出すハイアピールモデルです。

印旛沼のようなマッディレイクでは、とりあえず魚に気付いてもらってなんぼ的なところもありますので、必然的にアピール力に特化したヘビーヒッターの出番が多くなります。

オリジナルモデルは、バジンクランク本来のポテンシャルを余すことなく発揮してくれる万能タイプ。

他の2種は、このオリジナルモデルからの派生的な性能を持ちますので、悩んだらまずオリジナルモデルの出番です。

サイレントモデルに関しては、印旛沼がマッディな水質のため、主に閉鎖された静かなエリアや比較的水の澄んだインレット、魚がセレクティブな状態と判断した状況が出し時です。

使用方法はキャスト後、ミディアム~ミディアムファーストで表層を一定リトリーブで引いてくるのを基本としておりますが、フィールドの状況次第では、スローリトリーブやリトリーブ中に時折ポーズを入れたりもします。

また、ショートピッチでピンスポットに入れ、移動距離を抑えた小刻みなトゥイッチで誘うのが効果的な事もあります。

カラーに関しては、モデルによりラインナップされてないカラーもありますが、マットチャートブルーバック、K.O.ダズラーチャート、マットタイガー等のチャート系がお薦めです。他にはニューカラーの銀河-Ginga-、レッドヘッドグリッターもマッディレイクで効きそうですね!

また、ヘビーヒッターにラインナップされている並木さんカラーのT.N.ブラックサンフィッシュサイトSPが最近のお気に入りで、使用頻度が高いです。

このカラーはヤマトJrSPEC2にもラインナップされていますが、個人的に見た瞬間から気に入ってしまったカラーなんですよ~♪

ブラックベースにシルバーが入り、ワンポイントのオレンジは離れた位置からでも視認性に優れているので、ローライトコンディションでもルアーを見失いにくく、貴重なバイトを取り逃がす事がありません。

また、リアフックにはフェザーが付いてますので、移動距離を抑えたチョンチョンアクションも非常に魅力的!

このカラーのバジンクランクですが、水面に浮いた状態を見ているといつも玉浮きに見えてしまうのは自分だけでなのでしょうか・・・?(笑)

マッディな水色で使用しているので、オレンジ色のワンポイントが余計に映えて見えるんですよ!それだけ視認性に優れているって事なんですが・・・。

ポーズ中にバイトする時は本当に玉浮きが消し込む感じで、オレンジのワンポイントが水中に消えるので非常に面白いですよ!

つい先日(7月初旬)、お気に入りカラーのT.NブラックサンフィッシュサイトSPで51cmのバスをキャッチする事が出来ました!

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この日は朝から用事があったため、早朝の2~3時間程度の陸っぱり釣行でした。

ちょうど日の出頃沼に到着し、早速ゼロツービートからスタートしました。

広範囲をチェックしたものの全く反応が得られず、バジンクランクへチェンジ。

通常のミディアムリトリーブでキャストを続けるも反応がないまま、大事なマズメ時が終わってしまいました。

そこで、ドライブスティック4.5インチのバックスライドセッティングに変え、カバー周りをチェックする事に。

フォール後ロッドティップでチョンチョンやりながらシャクリ上げていると、水面にドライブスティックが出るか出ないかのところで「シュポッ!」っとバイト。

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サイズはともかく嬉しいこの日の1本目。この魚のバイトをヒントに、似たようなカバーにドライブスティックを入れ、再度フォール後に2回跳ね上げるとラインが「プンッ!」と跳ねるバイトが!すかさずフッキングしカバーから引きずり出して2本目キャッチ!サイズアップしました♪

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その後、すっかり沈黙してしまったので場所を移動し、パラパラと小雨が降り始めたのでドライブスティックからバジンクランクのヘビーヒッターに変えガマのポケットへキャスト。長めのポーズを入れた後、チョンチョンと控えめにアクションを入れポーズ。

次のアクションを入れたと同時に玉浮き(バジンクランク)が消えました!

ナイスファイトで楽しませてくれたのは回復系の綺麗な51cmのバスでした!

想定外のサイズで少し驚きましたが、印旛沼でこのサイズをトップで反応させるのですからバジンクランク恐るべしといった感じです。

是非ともこの梅雨時期のローライトコンディションやマズメ時に、バジンクランクを使用して頂きたいですね!

この時使用していたタックルですが

ロッド:ダイワブラックレーベルBL-PF701MFB
リール:ダイワPX68R
ライン:フロロカーボン14lb

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正直、バジンクランクだけを使用するにはベストなタックルとは言えませんが、陸っぱりという事もあり、ロッドを何本も持ち歩きたくないので1本で何でも出来るタックルを選択しました。

このタックルでもバジンクランクの自重が10gありますので、決してキャストが出来ないレベルではなく、思ったより投げれちゃいますよ!(笑)

そして、ラインもフロロ14lbと太めのため、キャスト後のメンディングが多少必要ですが、これも自分的には許容範囲と考えております。

結果的にパワーのあるタックルを使用していたので50アップも余裕をもってランディングすることが出来ました。

標準的な推奨タックルは、ベイトタックル6.4~6.6フィートのL、またはMLのロッドに、ラインはナイロン10~12lbの組み合わせが扱いやすいと思います。

最後に、最近印旛沼界隈でタックル盗難の被害が増えております。車上荒らしだけではなく、ボートを係留中に盗難に遭われた方もいらっしゃるので十分に注意が必要となります。くれぐれもご注意下さい。

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