大量繁殖しているセンニンモをどう釣る!?

ここ数年で最大級の量じゃないですかね。琵琶湖南湖のウィードは。ですが、大量に繁殖しているといっても、みんなが大好きな「カナダモ」ではなく、どちらかと言えば人気薄な「センニンモ」がメインな状態です。今回はそんなセンニンモとバスの関係を知ってもらいたいと思います。

ブレードジグ5/8ozで面を釣る。
センニンモが繁殖している理由は、冬季にかなりの量が枯れずに残ったこと、藻刈りで適度に間引かれたこと、などが原因だと思われますが、とにもかくにも、一面ウィードだらけで、いつものようにウィードラインを釣っていく! ってことが難しくなっています。

というワケで、場所によってはカナダモも顔を出してはいるのですが、メインに狙っていくウィードはセンニンモになるので、このセンニンモとバスの関係を知っておかないといけません。

で、センニンモとバスとの関係は、「ウィード内部にバスが入り込まない」、「もしくは入り込めない」ってことです。

みんなが大好きなカナダモでは、バスはウィード内部に入り込む傾向があり、中を釣るリグやルアーが活躍するのですが、センニンモではそうは問屋が卸しません。ではでは、センニンモを狙うときには、どうすればいいのか? 答えは簡単。センニンモの面を、サーッと巻き物で釣っていくのです。

センニンモに集まるサカナは、コアユやハスが多いのですが、彼らもまたウィード内部には入り込まず、面をサーッと回遊しているので、バスも目もそちらに向いているのです。そして、そこをサーッと巻いてくるのが「ブレードジグ」です。

クランクベイトだとセンニンモにスタックしますし、スピナーベイトだとスピードが遅くなる。だから「ブレードジグ」の出番となるのです。
「ブレードジグ」ならスタックすることが少ないですし、スピードも速く巻くことができます。特に今年発売になった「5/8oz」は、かなりの高速リトリーブが可能で、コアユやハスといった脚の速いサカナを意識しているバスを追わせるのにはもってこいです。

そんなこんなで、梅雨が明け本格的なサマーパターン到来で、バスがカナダモに集まってしまうまでは、センニンモでの巻き物パターンはかなり有効になるはずなので、琵琶湖南湖で釣りをするときは「ブレードジグ」、特に「5/8oz」を持っていくのを忘れないようにしてくださいね。持ってはきたけれど、使うのを忘れたらダメですよ。

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