秋の気配漂う印旛沼ではブリッツシリーズとブレードジグといった横方向の動きのルアーが好調です!
皆さんこんにちは、印旛沼がホームフィールドの山添です。
8月下旬は暑さがだいぶ和らぐというよりは、肌寒いくらいの日もありました。
このまま一気に秋へ向かってしまいそうな勢いでしたが、9月に入ってからは雨や曇りが続き、さらに蒸し暑くて・・・何ともいえない中途半端な陽気が続いています。
印旛沼は8月中旬から不安定な天候が続いた事もあり、水温は日中の最高でも30℃を越える日が無くなってきました(8月末には21~22℃まで水温が落ちる事もありました)。
この8月中旬辺りを境に、釣り方も横方向の動きに反応が出始めてきたと感じます。
しかし、ローライトで良い雰囲気にもかかわらず、表層系のルアーへの反応は非常に悪い・・・そんな釣行が続いてました。
そんな状況で活躍してくれたのがブリッツシリーズやブレードジグです。
カバーの釣りに比べると、クルーズ系の魚であったり時合や風等が関係してくるために、かなりムラがあるのですが、やる気のあるコンディションの良い魚が期待出来るのでやっぱり止められません!
使い方はブリッツシリーズ、ブレードジグ共に簡単でどちらも基本的にただ巻きで十分威力を発揮してくれます。
ブリッツシリーズの中では、最近はブリッツMRの出番が多いですね(新色のチャートブラックバックやメタリックブルーバックタイガー良いですよ!!)。
タックルについては、最近の釣行ではグラスロッドを使用する事が多く、ラインは16、20lb.といった太めのナイロンラインを使用しています。
しっかり潜らせたい時にはフロロカーボンの12lb.クラスも使用するのですが、水深1~1.5m程度で使用する事が多いので、逆に細くする必要がないのも理由のひとつです。
太いラインを使用してもブリッツシリーズはしっかりアクションしてくれますので全く問題なし!
感覚的なものですが、キャストの距離やリトリーブスピード、探るレンジ等が自分にとって良い塩梅なのだと思って使用しています。
いっぽうブレードジグは1/4oz.と3/8oz.を主に使用しています。
ブレードジグには、ノーマルモデルとECOモデルの2種類がラインナップされておりますが、単純にヘッドのマテリアルが違うだけではありません。
これまでブレードジグの1/4oz.はECOモデルのみのラインナップでしたが、今年の春にオリジナルモデルにも1/4ozが新製品となっていることは店頭や雑誌等でご存じの方もいるかと思います。
この1/4oz.を例に上げると、従来からありますECOモデルよりオリジナルモデルはヘッドのサイズやブレードのサイズが小さく、ブレードの形状(カット)も違います。
オリジナル、ECOモデル共にレンジキープがしやすく、使いやすいのは変わりませんが、オリジナルモデルはブレードがやや小さめということもあり、更にレスポンスが向上してますので、シャローでの使い心地が非常に良いです。
また、早めのリトリーブでも使用感も抜群です。
ブレードジグだけに限らず、03ハンツ等もオリジナルモデルとECOモデルがあり、エコマテリアルを採用するにあたり各モデルに対してベストなセッティングとなっております。
ECOタックルルールのトーナメントへ参加されている方々だけではなく、プライベートで楽しんでいる方々にも「ECOトーナメントに参加してないからECOモデルは使わない」というのではなく、シチュエーション等で使い分けてご使用して頂ければと思います。
ブレードジグのトレーラーには主にドライブスティックを使用しますが、アクショントレーラーやドライブシャッド、ドライブシュリンプ等も使用します。
ドライブスティックはスペック2という耐久性に優れた、減塩の低比重タイプがありますが、自分はノーマルタイプのドライブスティックを使用することが多いです。
理由として耐久性はスペック2に劣りますが、比較的透明感のあるカラーのスペック2に比べ、高比重タイプのオリジナルのカラーはマットな質感がありますので、シルエットの強調性で勝るためです。(※耐久性に関しては、FINAのトレーラーロック等を使用するとかなり改善されますのでオススメです。)
勿論、クリアアップした時やマッディな水色でもルアーの存在をぼかした方が効果的な事もありますので、オリジナル、スペック2を上手に使い分けて頂くのがベストだと思います。
タックルは6.6~7フィートクラスのM〜MHのカーボンロッドに、ラインはフロロの12~14lbを使用してます。
9月に入り印旛沼の水位が20cm程度下がりましたので、カバーの釣りにかなり影響しております。
カバーの中の魚も減水に伴い、アウトサイド寄りにポジションが変わって来ますので、ブリッツシリーズ、ブレードジグの釣りがより効果的となってきますのでお試し頂ければと思います。
1日やりきるのも面白いですし、カバー撃ちの合間にキャストするのもアリですよ!
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