秋も本番、桧原湖の鉄板ルアー「ハイカット」

今年も熱いトーナメントが繰り広げられた桧原湖ですが、だいぶ寒くなって来ました・・・。

ハイカットの季節

みなさんこんにちは。冬眠を控え、脂肪を蓄えるべく荒食いモードに入った熊です。w

私のホームグラウンド桧原湖では、強者どもが腕を競い合ったトーナメント日程もほぼ終了し、ハイシーズンの賑わいがまるで夢のように感じられるほど、朝晩の冷え込みが身にしみる季節になって来ました。

今年のJB桧原湖シリーズでは、全四戦中実に三大会においてO.S.Pルアーがウイニングルアーに輝くという、実戦で釣れるO.S.Pルアーの素晴らしさが証明された一年でした(第一戦目アイウェーバー、第二戦&第三戦目ドライブクローラー)。

残念ながら私の見せ場をつくることは出来なかったのですが・・・全面氷結となるオフシーズンを前に、来年に向け、時間を見つけては湖上で嫌いな(けっして苦手ではない。いや?やっぱりちょっと苦手かも・・・弱気)ディープの練習に励んでおります。

さて、前置きが長くなりましたが、秋の桧原湖でキーになるのがやはりディープフラットのワカサギ。

スモールのメインベイトがワカサギになるこの時期、欠かせないルアーとなるのが桧原湖でも実績の高いハイカット。

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春のプリスポーン期と並んで、秋はハイカットが最も活躍する季節です。

秋のハイカットを使った釣り方と言えばドラッキングが定番です。

エレキで流しながら魚探でディープフラットのワカサギの群れを探し、ハイカットで群れを直撃!

瞬間的にワカサギの群れを散らしバスにスイッチを入れる、いわゆる「シャッドラ」です。

ですが!今回はあえてもう一つ、ハイカットのお薦めリグをご紹介します。

それはハイカットのキャロライナリグ。

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ハイカットのキャロライナリグ

桧原湖では2~3インチ前後のソフトベイトを使ったライトキャロが定番中の定番ですが、ハイカットを使ったキャロも実はいイケる!

キャロにリグる事によって、通常のドラッキングよりも深いレンジを探る事が出来、ソフトベイトには反応が鈍いタフな状況でも、ハードベイト特有のリアクション効果でバスにスイッチを入れる事が出来ます。

タックル的にはソフトベイトのキャロで使っているものより少し硬めの、6.4~6.6フィートのスピニングロッド。

あまり柔らかすぎるロッドだと、フッキングパワーを伝えられなくバラしの原因になったり、ジャークを入れた時にロッドが力を吸収してしまい、肝心のハイカットにアクションが伝わらない・・・なんて事もありますので、ML~Mクラスのロッドがお薦めです。

シンカーウエイトは狙う水深、通したい水深に合わせて調整。私は3.5gを基準に調整しています。

リーダーはあまり長めにとりすぎるとトラブルの原因になりますので、50cm~100cm未満までぐらいがベストですかね。

キャストの時は必ずラインを張ってカーブフォール。フリーフォールさせてしまうとルアーにラインが絡み易くなってしまうので気をつけて下さい。

使い方は2種類。通常のシャッドラのように中層引き。そしてもう一つはボトムを感じながらのスロードラッキング。

キャロにリグる事によって、通常のドラッキングよりも深いレンジを探る事が出来、ソフトベイトには反応が鈍いタフな状況でも、ハードベイト特有のリアクション効果でバスにスイッチを入れる事が出来ます。

また、ハイカットはハードアクションを加えてもバランスを崩しすぎる事が無く、姿勢が安定しているので非常に使い易いです。

タダ巻き性能にも長けている点もプラスですね。ただ中層をダーっとエレキで流して行くだけでも、他のシャッド系より波動を抑えたナチュラルなハイピッチアクションで、バスをバイトに持ち込みます。

ダート性能とタダ巻き性能。この両極端な2つの性能が高次元で両立しているのがハイカットの釣れる理由です。

どちらか一方に重点を置いている他メーカーのシャッドってのはあるかもしれませんが、2つの性能を高次元で両立してるシャッドってなかなか無いですよ。

使用するハイカットは、ほぼサスペンドモデルのみ。

フローティングモデルの水押しの強さも魅力ですが、ロッドとルアーの間にシンカーが入っている為、ジャークの後のポーズで不自然な浮き姿勢(逆立ちポーズ)になってしまう事があるので、もしフローティングモデルをセットする場合は、ポーズをとらずにアクションさせる(引く)事をお勧めします。

ハイカットのキャロ。シャッドラでバスが喰い上げて来ない時や、魚探にバスやワカサギの画像がボトムべったりに映った時は是非試して見て下さい。

またフラットだけでなく、桧原湖で言えば馬の首周辺のディープに絡んだ岬の先端を狙うのにもお勧めですね。

今年もオフシーズンまであとわずか(桧原湖は冬の訪れが早いです・・・防寒対策は忘れずに)。思いっきりバスフィッシングを楽しみましょう!!

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