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霞ヶ浦水系で開催されました2015TOP50最終戦のトーナメントレポートです!!クランキングのパターンで押し通して・・・・

皆さんすっかり秋ですね!!って、言いたいところですが、これを書いている10月中旬の今の時点では、びみょーに上着を着るとまだ暑い・・昼間ならTシャツ行けちゃう気候が続いています・・

しかしまぁ、水中はちゃんと季節が進行しているようでもう夏の付き場からバスはすっかりと居なくなっていますね!

なので、夏に良い釣りを出来たポイントやパターンを信じてやりきっちゃうととんでもない結果に・・・

そう、あんなに釣れた場所なのに全くバスが居ない・・思わずどこ行っちゃったんだ〜!なんて叫びたくなっちゃうほどです。

あ、叫びました!って方居ますか?居たら今度こっそり自己申告してくださいw

まぁ、そんなこんなな秋の日程で、半月ほど前になってしまうのですが、TOP50の最終戦がありました。

boat

場所は霞ヶ浦水系、しかも大雨の影響で大増水&泥濁りという事実・・

正直、このトーナメントのプラクティスではシャローのパターンで良いエリアをいくつか押さえていました。

そのパターンはエビパターンでした。エリアによって護岸にびっしりとエビが生えているかのようにくっついていたのです。

その数ほんとに半端なく、テトラや護岸をロッドティップで突っつくとぶわっとエビが逃げだすのですが、壁が1枚皮を脱皮したのでは無いかと言うほど違う色の下地が出てくるのです・・もう、その多さをわかりやすく表現するとなると・・・気持ち悪い・・っとしか言いようがないですねw

もー、あれです落ちてる雨にたかる蟻のごとく・・でもそれが素早くぴっぴっって動くもんですから・・Gですよここまでくると・・

って、話がそれましたが、その位沢山のエビが護岸やテトラなど岸辺に溢れてました。

が、しかし・・記録的な大雨の為の増水と水門の放水などで、見事にトーナメントの直前に行える公式プラクティスではその姿を100分に1すら確認出来ませんでした・・

水温もどかっと下がっています・・これはまさか急なシーズンの進みで、ワカサギ系ベイトが一気に接岸しバスはシャローから沖へ行くパターンかも!?

これになるとプラクティスで掴んだエリアやパターンはほぼ全滅です・・、プリプラクティスからトーナメント間のオフリミット(トーナメントルールで、会場になる湖やエリアで釣り及び水上に出るとこの一切を禁止としている)2週間の間に季節は進むだろうなとは思ってましたが、まさかここまでとは・・恐るべし自然の力です。

まぁ、もちろん起こってしまったことは仕方ないし、バックアップパターンもちゃんと用意していましたが、強烈なパターンだったので残念です・・まぁ、またいつかはまるチャンスは来るでしょうってことで、その日まで取っておきますよ!

で、悩みに悩んだ公式プラクティスの二日間明けのトーナメント本番!もちろん考えを固め挑んだ初日!天候が悪かったのと、増水を良い方に考え少しでもエビが残っていたシャローエリアを絞り込み、ハイピッチャーとタイニーブリッツMRでまずは早い展開のスタートです。

狙いは、増水して狙いやすくなったシャローエリア。しかも杭やゴロタ石が点在する複雑なフラットを狙いました。

増水とローライトコンディションで絶対にシャローに刺してきているだろうという狙いです。しかも、複雑なストラクチャーが多くて、エビが残っているだろうと考えられるエリアを選択しました。

水深は岸際の護岸で60センチほど、杭や岩の入っているところでも1,5メートルから80センチと行った感じです。

そして、すぐに結果は出ました!数投で1匹目がハイピッチャーにヒット!

3/8ozのダブルウィロー、カラーはワイルドギルでした。このカラーこの頃お気に入りなんですが、少し濁りの入ってる曇りの日に凄く効くんですよね、ギルカラーって概念をはずして、こういった光が少ないコンディションに強いんですよね。

この調子で、3匹目まで順調にヒット!その後、バイトが遠のき少しスレたかな・・っと思ったタイミングでタイニーブリッツに持ち替えて、キャスト。ハイピッチャーで通したコースをよりスローで引き直す感じでした。

カラーはチャートブラックバック。これで2匹追加して、リミットメイク!サイズは揃ってはいるもののキッカーが入ってませんでした。

そこで、今度は更に水深のない護岸にドライブスティックの3インチをノーシンカーでアプローチ。

護岸ギリギリに着水させフォールさせていくと、フォール中にバイトが出ました。

このパターンで更に3匹釣り、入れ替えも成功!

そして、風が強くなってきたタイミングで、ドライブカーリーの1/64ozネコリグで護岸とアシの絡むピンスポットにキャスト!すると着底してステイしているところにバイト!1キロサイズのキッカーフィッシュが入り入れ替え!

1初日、3620gで14位で終了しました。

bass

二日目!

この日は天候がすこし変わったためか、初日のエリアが全然反応なく、大きくエリアを変えました。

水門やドックの外壁の様なマンメイドを打って行くパターンで流して行くも反応なく、それではと初日の様なシャローを探し、杭やぱらアシを打って行きました。

すると、ブリッツMRにヒット!(カラーはセクシーシャッドVol2)サイズはイマイチですが、このパターンか?

ひたすらブリッツMRを引き倒して行く中、ピンポイントではドライブシャッド3.5のネコリグを入れていきます。

この2本に絞り流して行くと釣れ始めました、そして、ノンキーも混じる中、4本までライブウェルに入って後一本!っと願う気持ちで、タイニーブリッツMRをチョコレート護岸の切れ端にキャストし、ボトムを2回ほど叩いた直後、「ゴン」と、今日一番の大きなバイト!

ヒットしてゆっくりと泳ぐのはナイスサイズの証!

これで一気にジャンプアップだ!と、慎重にファイトしバスが水面に上がって来た直後にいきなりのジャンプ!これをいなすも、その時バスに口に掛かっているタイニーブリッツのフックが・・

なんとリアフック1本が「ちょん」っと掛かっているだけ・・

あれだけ明確なバイトです。丸呑みじゃないかと思っていたほどです。しかし、事実は辛うじてかかっている感じ・・ファイト中にはずれかけたのかもしれません。

まずい!っと思った矢先、ボートの下方向に突っ込みます、これをテンションを掛けないようにドラグを少し緩め対応、なんとかやり過ごし、ネットを準備し怖々寄せてネットを出した瞬間・・・バスは最後の抵抗で軽く頭を振った程度でしたが、最後は皮膚一枚になっていたフッキングはあっけなくはずれてしまいました・・

目前で逃したバスはゆっくりと潜っていきました・・

もー立ち直れない・・と、思って時計を見るとタイムアップ、ここで戻らないと帰着に間に合わない時間になってました。この時間の焦りも知らず知らずの間にファイトに出ていたのかもしれません。

とにかく2日目は後味の悪いまま終了です。しかし、総合23位で予選突破!

3

3日目、この日は天気的には朝から高気圧でタフそうな感じでした。今年から三日目の決勝はウェイト制になった為、ここでの大逆転も可能である!

気合いを入れてスタート!決勝はトーナメント時間も短いため釣り方を絞り、昨日良かったタイニーブリッツとドライブシャッド3.5ネコリグのローテンションで流していく。

すると、岸から離れた杭でヒット!ルアーはタイニーブリッツMR。

これか?と思いながらも、気になるショアラインのストラクチャーも打ったり流したりしますが、こっちで食ってくるのはノンキーパーばかり。

これは間違いないと、杭のタイニーブリッツMRパターンを押し通す。

流石に高気圧に晴れ間も掛かってくるとショートバイトでのらないバイトも多かったが、1本の杭に対して3,4回角度を変えてキャストしていくと、ヒットするパターン。

昨日の反省も生かし、クランクでのやりとりを慎重にこなし、しっかりランディング・・

まぁ、正直に言ってしまえば、朝一カバーの中でヒットしたバスをジャンプ一発でバラしているのだが・・とにかくそれで前日の悪夢を思い出し、慎重にやりとり出来たのもあるが・・・

決勝は終日ほぼクランクをやり倒し1954gのウェイン!

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4本である・・・ほんとに、今回はバラしちゃ行けないって事を再確認した。

しかし、決勝の日はやはり全体的にタフだったらしく総合で14位までジャンプアップできた。

last

とりあえずはぎりぎりで入賞も出来た!まぁ、ますます悔しくもあるのだがこれは絶対的な課題として、来期までに練習しまくろうと誓いました。

こうして2015年のTOP50戦は幕を閉じました。

最終年間成績は37位。皆さん、今回も応援ありがとうございました!

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