NAB-21シーズントーナメント・レポート!

今年最後のトーナメントとなった印旛沼でのNAB-21シーズントーナメント。年間争いにはかろうじて残ってはいましたが、上の選手達がハズして・・・というアテにならない条件付きなので、意識せずに最後は納得の出来る釣りをして終わりたいと思いプラに入りました。10月始めはサイズはともかく様々なルアーに反応があり楽しい印旛沼でした。

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しかし、試合が近くづくにつれて冷え込みや濁りが入ったりと日に日に反応が薄れ、日替わり状態となり非常に難しくなっていきました。

試合2日前に入ったプラでは水温が4℃程低下しており、それまで比較的反応の良かったエリア、釣り方もリセットされてしまい、新たなエリアをチェックしなければならない状態。結局最終的に全域を見て回ることになりました。

各エリアで反応はあるものの、釣れるサイズも上位を狙えるサイズではなく、それに加えてバイトも単発。

こんな迷走状態で迎えてしまった試合当日。

結局プラではエリア、釣り方等全く絞ることが出来ずにいた為、当日アジャスト作戦を決行することに・・・。

朝は少し冷え込んでいた為、とりあえず釣れたらラッキー程度な気持ちで入った1箇所目。しかし、プラでチェックしていた時よりも明らかに水が悪くターンもしており水温も低め。

小さな移動を繰り返してチェックしたもののノーバイト。スタートから2時間程経過した為、魚探しの旅をスタートしました。様々なシチュエーションを見て回ったものの、朝吹いていた風も次第になくなってしまい、ピーカンで何処もピンと来るエリアが見つからず。。

更に移動しデッドスロー区間をノロノロと航行中に考えながら、ちょっと気になるエリアに向かいました。この時、太陽が雲に隠れ釣れそうな雰囲気でしたがノーバイトで更に小移動。

閃きで入ったエリアでの数投目、ドライブシュリンプ4.8"(ダークシナモンブルー&ペッパー)のテキサスリグをキャストしてストラクチャーを感じながらアクションさせ抜けた瞬間にラインが思い切り走りました。

すかさずフッキングしたものの、魚が走っている状態に加えて重量感も非常にあった為、ロッドが途中で止まり、更にこの位置からノサれ状態に。。

ラインも「キュンキュン!」と鳴っている状態で、違うやつかな?と思いながらも、明らかにバスと違うサイズという感じでもなく、他魚種特有のクリンクリンもしてない・・・

そんな事を思いながら引きに耐えていると、一瞬だけ魚の動きが鈍くなり頭がこちらを向いたのでゴリ巻きして魚が反転した時「ギラッ!!」とバスの側線が・・

「デカッ!!」

魚が太くてスムーズにネットの中に入らなかったもののなんとか無事にキャッチ!時間的に眺めている余裕はなかったのですが、持った感じで2kg確定!

しかし、まだ1本目ということもありすぐにライブウェルに入れて釣り開始。といっても流石に釣った直後は手が震えてラインが結べませんでした。

その後、エリアを変えてドライブシュリンプ4.8"のヘビダンで600g位をキャッチしリミットメイクまで後1本。しかし、その後は手のひらサイズや1~2cm足らないノンキーを数本で時間だけが過ぎていきました。その後太陽が出て来てしまいピーカン状態となり、再びデスな状況に。

別の気になるエリアへの移動も考えましたが、あと1本を釣る為に移動よりも釣りの時間を多く取る方を選択し終了1時間を切った頃、ドライブクローラー4.5"のネコリグで500g程をキャッチしてリミットメイク!!その後魚の追加は出来ずに帰着。

続々と選手達が検量を済ませ一番最後に自分の番が来ました。暫定首位の選手のウエイトを聞いてなかったのですが、3kgを超すウエイトは出ていない様子。

そして一番最後に自分の検量。ウエイトは3本/3710gで2位に1kg以上の差をつけて優勝することが出来ました!

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流れを一気に変えてくれたあのスーパーキッカーは50.5cm2530gと印旛沼ではかなりのモンスター級。

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今回大活躍してくれたドライブシュリンプですが、4.8"という長さは実際に手に取ると、日頃からプレッシャーの高いフィールドではやや大きめな感じもしますが、この大きさだからこそ濁りの入った水質の中でもしっかりとアピールすることが出来ます。

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そして、見た目のインパクトとは違い、動きは極めてライブリーで各パーツが艶かしく動きバイトを誘発してくれます。また、カバーにも強いハードマテリアルを使用しているところも見逃せません。

皆様の通われるフィールドでもエビ類はメインベイトになっていると思いますので、ドライブシュリンプ各サイズを是非ともお試し下さい。

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