バジンクランクで自己記録を更新する56cmをキャッチ!

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こんにちは、和歌山の辻井です。

夏の間ほとんど釣りに出られず、気付いたときにはすでに秋でした。

当然のことながらフィールド状況もまったくわからず、過去の経験に頼るしかない中で効果を発揮したのがバジンクランクシリーズでした。

秋といえば水温が適水温になり、バスは活発に捕食するのでハードベイトが効果的なんてよく聞きますが、「それってホント?」と、耳を疑いたくなるほど釣れない状況が多いのも実状です。

多くのハードベイトの限界到達深度が3~5m止まりであることから、水温低下によってシャローレンジの個体数が減り、ハードベイトでは手の届かないレンジにバスが落ちてしまうとハードベイトではシャローに残されたわずかな個体を狙う釣りになるのです。

厳しい条件でも何とか釣果を捻り出したいときに重要な要素となるのは、当然のことながらベイトフィッシュです。

バスのポジションが深いながらもベイトフィッシュをシャローに追い込んで捕食する瞬間がチャンス。

バジンクランクではやはり表層付近にベイトフィッシュが浮いている条件が適していると感じていますね。

ベイトフィッシュが表層から一段下で群れる条件下や、バスが活発にボイルしているような条件下では阿修羅などのジャークベイトが効果的です。

冷たい雨の後の底荒れした状況で、ベイトフィッシュとバスが同レンジに浮くような条件ではより強アピールの02BEATが大ハマリすることがありますので同時に覚えておきましょう。

似たような条件だけど何だかよくわからないってときのほうが多いと思いますが、そんなときこそ対応できる範囲の広いバジンクランクをキャストしておけば間違いないでしょう!

大きなフラットエリアなどはひと目でフィーディングシャローとわかりますが、大きな馬の背状の岬まわりはディープと隣接していて、バスも一気に飛び出てきやすいシチュエーションですね。

この秋、紀伊半島は雨が少なく安定した状況が続いたため、合川ダムや七川ダムではバスがよりいいディープレンジに固まる傾向が見られています。

そんな中での合川釣行ではフィーディングフラットの一番端にあたるやや張り出したエリア、最もディープに隣接したスポットからバジンクランクHH(TNブラックサンフィッシュサイトSP)に狙いすましたビッグバイト!!

過去に経験したことのないほど緊張したファイトの末に上がってきたのは合川における自己記録、56cmのビッグフィッシュでした!

カラーはここ数年、ブラックの02BEATが再ブレイクしているので対抗する意味を込めてのブラックでした。

ビッグフィッシュをルアーの大きさに頼らない。

バジンクランクのポテンシャルの高さを知ると同時に、バス釣りのパターンフィッシングの楽しさを強く感じられるルアー&釣りですね!

今回紹介しました10月のバジンクランクをはじめてパターン化できたのは2001年まで遡ります。

16年も前の釣りが今なお生き続けている。

バスは現在も昔も変わりません。

10年後のこの季節にもきっと私はバジンクランクをキャストしていることでしょう。

では今回はこのへんで失礼します。

余談ですが… 七川ダムではサイレントタイプのバジンクランクにはカラフルな珍客が……コレをあげれば貴方もバジンクランクの免許皆伝だ!

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