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厳寒期でも効果的なサスペンドプラグ

2018.02.01


和歌山の辻井です。

今年の冬は例年になく寒い日が続いていますね。

南国和歌山と言えども、防寒対策なしでは釣りどころではありません。

O.S.PフーデッドネックウォーマーやO.S.Pネックフーディは、もはや手放せないアイテムです。

さて、今回は冬のサスペンドプラグについてお話したいと思います。

古くは春先のルアーと言われていたサスペンドプラグですが、最近では厳冬期でも非常に効果的と認識されてきたように感じます。

ミノーのアクションと言えば一般的には大きなダートや腹を見せるような強いロールがいいと言われていますが、いかにプラスチックの塊に生命感を演出するかが重要になってきます。

とりわけ厳冬期ともなると動きすぎるルアーでは、逆に釣れなくなってしまうことが多くなってしまいます。

晩秋~初冬や春先にはよく釣れるルアーでも、厳冬期には釣れないと感じるサスペンドプラグもあるのはそのため。これが「サスペンドプラグは春先のルアー」と言われてきた所以かと思っています。

厳冬期に有効なジャークベイトのアクションとしては、ルアーがわずかなフラッシングを伴いながらユラユラと揺れるだけのトゥイッチ&ポーズになります。

ライトリグ以上に集中力を継続し続けるのがなかなか大変で繊細な釣りですが、練習することで身に付けられます。

それには阿修羅SPEC2と阿修羅SPを用いるのが最適で、まずは阿修羅spec2を使って規則正しいロールを伴う左右への首振りを覚えるといいでしょう。

重心移動がなく、優等生なアクションのSPEC2ですが、9cmクラスという小さいルアーです。

ベイトタックルに10ポンドクラスの太いラインではつんのめるように動きを止めてしまうことが多く、本来のアクションを掴み難いかもしれません。そこでまずは4~5ポンドラインのスピニングタックルから練習することをおすすめします。

ルアーがアクションの余韻を残す流れるようなロールになれば、今度はルアーを阿修羅SPモデルに変えて同じアクションで使ってみましょう。するとSPモデルに搭載される重心移動のウエイトが暴れて動きが壊れやすいことがわかると思います。

この重心移動ウエイトをウエイトホールから動かさないようにSPEC2と同じようなトゥイッチングアクションを連続して繰り出せるようになれば免許皆伝というわけです。

最初はミノーを使っている気がしないというくらい物足りなく感じるアクションになるかもしれませんが、釣るために必要最低限の動きを求めていくといいでしょう。

阿修羅を用いるのは、ヴァルナやルドラだと雑なアクションでもルアーの許容範囲に収まってしまうので、肝となる部分に気が付かないまま使いがちなんですね。

言い換えればヴァルナやルドラは「誰でも簡単! ジャークベイト!!」ということになり、冬季はヴァルナを投げ続けることが多くなる理由のひとつとなっています。

ジャークベイトが難しいのはジャークベイトの正解のアクションがわからないという点が最も大きいところではないでしょうか。

ジャークベイトは人それぞれで、間違ったアクションなんてないというのが正しいところなのですが、ここまででお伝えしてきた阿修羅SPEC 2のアクションがひとつの例として捉えてください。

サスペンドプラグを使うにあたり、よく質問されるのが「ポーズは何秒くらいとればいいの?」。

1ストロークの巻き取り時間の3秒くらいと答えることが多いのですが、それほど重要視していません。

もちろんロングポーズに反応することもありますので、ここぞというスポットではグッと我慢してポーズを入れてみることも大切だと思います。

要は1キャストの中でもさらにわずかなプロダクティブゾーンと呼ばれるバスが反応してくるであろう瞬間に、どれだけ誘いを掛けられるかが大切で、ポーズというのは反応してきたバスがルアーに追いつくまでの間を与える意識で行うと効果的です。

ポーズよりもむしろその直前のバスの心をグッと掴むアクションが重要なので、今回お話ししてきたことを意識して練習してみてはどうでしょうか?

阿修羅SPEC2&SPがそのお役に立てれば幸いですね!

阿修羅SPEC2と並んでハイカットSPも同様に必要最小限のアクションを演出できるルアーです。

ハイカットはシャッドタイプのルアーですが、トゥイッチングも得意で、阿修羅では状況が厳しすぎてどうにもならない時、より潜航深度を稼いでバスとの距離を詰めます。またルアーのサイズがより小さいため、バスが口を使いやすくする最終手段という意味合いが強くなります。

今回はルアーのトゥイッチングアクションについて紹介しました。厳冬期の阿修羅の釣りを覚えると、ハイシーズンのジャークベイトに大きく繋がりますよ!

ルアー本来の動きを壊さないハードジャーク! 釣れそうに思いませんか?

長々と話してきましたが、最後までお付き合いありがとうございました。今回はこのへんで失礼します。

profile

辻井伸之
関西
(合川ダム、七色ダム)

紀伊半島、合川ダム、七川ダムをホームフィールドとし、「合川で最も釣る男」の異名を持つ。人並み外れた研究熱心さでバスフィッシングをどこまでも追求し、特にジャークベイト、スピナーベイトへの造詣は深く特に低水温期での釣果は特筆すべきものがある。その深い経験によって蓄積された独自の理論は必見。