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JBTOP50第1戦レポート

2018.04.16
みなさん、こんにちは。鈴木隆之です。いよいよ2018年トーナメントが開幕しました。

つい先日TOP50第1戦を終えたばかりなのですが、今回もO.S.Pルアーが大活躍! 約半年ぶりでしたが、やっぱりトーナメントは楽しかった~

そこで今回は愛媛県野村ダムで行われた第1戦の模様を、プラクティス時からお話ししたいと思います。

プリプラクティスは3月後半に入ったのですが、バスのコンディションとしては“冬に近い状態”~“プリスポーン”と幅広く混在している状況でした。その中で、2週間後の試合を見据えてのバス探しで絞ったエリアは、やはりスポーニングエリアとなるであろう底質や水深です。野村ダムの多くは切り立った岩盤や角度の急なバンクなのですが、その中でも張り出したシャローやなるべくナローなバンクをチェック。

すると、バスは素直に反応してくれました! そう、野村ダムのバスは非常に素直なのです。ちなみに、この練習で釣れたバスの多くが“横の動き”によく反応し、ハイカットSPやアイウェーバーで釣果を得ることができました。



ま、たまにはこんなチビッ子も釣れますが…(笑)



プリプラクティスを終えた感想は、とにかく横の動きへの反応がいいことと、ハイカットおよびアイウェーバーで手返しよく釣れることでした。しかしながら不安要素がひとつ。それは季節が春だということ…3~4月にかけては季節が一番変動する時期。約2週間後はさらに春が進み、スポーン直前になるだろうと予測。練習での釣りが継続しているか、これが最大の不安要素でした。

そして迎えた直前練習。湖にボートを浮かべ、魚探の電源を入れた瞬間… 魚探が壊れたと思いましたね(笑)

水温が19℃もある! これは予想を遥かに上回る上昇具合。10日間で5℃も上がってしまいました。この水温であれば、スポーンも十分にあり得る。

とにかく、プリプラクティスで感触がよかったエリアと釣り方で回っていくと、ちょっと微妙な感じ。特に、速い横の動きのルアーへの反応が悪くなっている…水温は19℃ということで、スポーン系のオスが多く釣れるのですが、グッドサイズのメスが釣れない。

結局、グッドサイズを狙って釣る釣り方を見出せずに試合本番を迎えることに…

フライトは35番と決してよくない順番だったので、ウエイトが稼げる上流は諦めて、下流のスポーニングエリアへ直行!他の選手も何人かいましたが、とにかく釣りまくりました!

ここで初日にメインとして使ったタックルですが、HPシャッドテール3.1インチのライトキャロ、ドライブクローラー4.5インチのネコリグ(1.8g)、ドライブクローラー5.5インチのスナッグレスネコ(2.7g)、ドライブシャッド3.5インチのリーダーレスダウンショット(3.5g)。そしてキッカーフィッシュ狙いでドライブビーバー3.5インチの10gテキサスでした。



初日は数をかなり釣ることができて、数グラムの入れ替えを何度も繰り返しましたが… キッカーフィッシュが1匹も入ることなく終了。結果、2,600g台をウエイインし、31位と大きく出遅れたスタートになりました。 やはり最低でも3kg以上は出さないと、何ともならない結果でしたね…



迎えた二日目。初日と比べると急激に冷え込み、加えて強風で、1日中寒いかった記憶が強烈に残っています…



この日もスタートは前日と同じエリアから。開始数投目でドライブシャッド3.5インチのリーダーレスダウンショットにバイト! 

が、しかし… 痛恨のフッキングミス。とことん下手すぎる(笑)しかしながら、完全に掛ける前にルアーが外れた感じがあったので、もう一度バイトしてくる確信はありました。

同じスポットをよりスローなHPシャッドテール3.1インチのライトキャロで攻めると、明確なバイトが手元に伝わり、難なく1匹目をキャッチ! それが1kgを超えるグッドサイズのメスでした!!数は少ないものの、やっぱり季節どおりにバスは動いている。そこで必ずまたメスは入ってくると信じてキャストを繰り返しました。が、その後が続かず移動。昼前まで2匹と絶望的な状況でしたが、最後は自分のやってきた練習や経験を信じるしか、この状況を打開する方法はないんですよね~。そんなわけで、練習の段階から見つけておいたエリアで連発させて、とりあえずリミットメイク!

1匹以外は350g台のオスばかり… でも、オスが多いエリアは必ずメスが入ってくる。今までの経験上、これは確かなので粘ることに。この作戦が功を奏して、グッドサイズのメスを追加することに成功! 結果、2日目は3,042gで単日13位。



予選を20位で通過しました。とりあえず予選は最低限のハードルに設定しているので、通って当然という意識です。逆にもう少しウエイトを稼いでおきたかった… 初日のつまづきが響きます。

迎えた最終日、つまり決勝。

もう目の前のバスはどんなに小さくてもすべて釣る覚悟で臨みましたね。この数日間で水温も下がって(2日目の終わり間際に雹が降った)、バスの活性は幾分下がっているはず。メインで使うタックルはHPシャッドテール3.1インチのライトキャロと、ドライブクローラー4.5インチのネコリグ。そしてドライブビーバー3.5インチのテキサスに絞りました。

最終日は3日間の中で1番スローにルアーを操り、食わせに徹した日でもありました。

この日も例のごとく、いつものエリアからスタート。幸先よく2匹連続でキャッチしましたが、200g台のマメ… それでも貴重なキーパーサイズです。過去の経験から、このキーパーサイズが非常に活きてくるのを知っていたので、丁寧なやり取りでキャッチ。

その後スレたのか、それとも獲りきったのか、まったく音沙汰なしの展開が続いたので移動。前日に連発させた道路跡へ。このエリアも必ずメスが入ってくるスポーニングには最適な底質だったので、半ば確信に近い状態でキャストを続け、すぐに2匹追加することに成功!

あと1匹、キッカーとなるメスが入れば…ここで悩みました。粘るか、それともラン&ガンか。

ボクの性格上、粘ってバスが入ってくるまで待つのが得策だと考え、最後までその場所をキープすることに…すると、すぐにロッドがひったくられるような強烈なバイト! ドラグが鳴り、ロッドで耐える… ライン、ロッド、リール、フック、そしてルアー。すべてのタックルを信じていたので、不思議なほど落ち着いてファイトをした末にネットイン!!

いやー、シビれました。これこそがトーナメントの醍醐味。最高です!その後も数グラム単位の入れ替えを行い、結果、この最終日は2,500gを持ち込んで単日5位!



そして総合順位を17位まで上げることができました。いま振り返ってみるとやはり、初日の31位が響きますね…

というわけで、総合順位は何とも微妙な位置ですが…(笑) しかしレースはまだはじまったばかりです!また次戦も精一杯がんばりますので、みなさんの応援をよろしくお願いします。

profile

鈴木隆之
東北 中部
(桧原湖、野尻湖)

09年チャプター福島第2戦優勝、11年チャプター山形第2戦優勝、13年JB桧原湖第1戦優勝と勝てる強さを持ち、12年には抜群の安定感で念願のJB桧原湖年間1位も獲得した桧原湖マイスター。携帯サイト「ルアマガモバイル」にて、裏磐梯情報を発信中。