PROFILE

川上記由

関東
(山中湖)

山中湖をホームレイクとし圧倒的な強さを誇る。2006年よりNBCチャプターに参戦しJB戦も含め優勝回数17回、入賞多数。07年、08年、09年、10年、12年と年間1位を獲得。09年、10年には山中湖第2チャプターでも年間1位を獲得しW制覇を達成。2014年も6戦中5戦入賞と無類の強さを発揮。2016年も年間総合優勝を勝ち取った。シャローのサイトフィッシングから魚探のシューティングとそのスキルはトップレベル。山中湖のクセを知り尽くしたまさに山中湖マイスター。

山中湖チャプター参戦レポート



こんにちは山中湖の川上です。今回は4/29(日)に山梨県 山中湖開催された山中湖チャプター第一戦に参加しましたのでその様子をレポートします。

結果としては、上位入賞は出来ませんでしたが、37人中8位と初戦を大ハズシすることなく2018シーズンをスタートする事が出来ました。

今回は試合の数日前に、山中湖で年に数回あるバスの放流がありました。しかも今回の放流バスはサイズが良く、プラクティスでは最大で1,200gが単発ですが釣れる状況。

一方、ネイティブと言われる大型のバスは、数が少ない上に難易度AAA。その為、今回の試合は放流バスをベースに試合を組立てる事としました。

通常放流バスは、放流直後ではどんなリグでも比較的簡単にキャッチする事が出来ますが、今回の放流バスはセレクティブで、反応の良いリグを見極めないとそう簡単に釣る事が出来ない様子でした。

前日プラクティスでは魚が濃いと思われる放流地点周辺で、ダウンショット・ハードルアー・スピナーベイトなど、様々なリグを試しましたが反応は今ひとつでした。

そんな中、好反応を得られたリグがHPシャッドテール3.1in(ウォーターメロンペッパー)の1/16ozジグヘットリグによるスイミングでした。



どうやら横の動きで弱めの波動が出るルアーに反応する様で、ルアーを止めると反応はありませんが、テールが動く程度にスイミングさせると直ぐに反応があり、周りのアングラーが沈黙する中でもバスをキャッチ出来る事が確認出来ていました。

試合当日はフライトにも恵まれ、狙っていた放流地点のポイントに入る事が出来ました。

しかし多くの選手が同ポイントに集中し、開始早々から20艇程が接近した船団となりました。

ポイントに到着し前日プラで反応を確認しておいたHPシャッドテールを投入しスイミングで誘います。すると開始早々にファーストフィッシュをキャッチ!900g程の丸々と太った放流バスです。

その後も他選手が沈黙する中、HPシャッドテールによりスイミングで2本追加し、早い時間でリミットメイクする事が出来ました。

ここまでは、前日のプラの結果より思い通りの展開ですが、サイズが今一つで3本の合計は2,400g程度です。

プラクティスでは1,000g以上の放流が釣れていましたので、放流バス3本(リミット)でも3,000g以上は無いと辛い状況です。

その為、放流バスの反応が止まったタイミングで、難易度の高いネイティブ狙いにシフト。残りの時間の多くを大型のネイティブ狙いに費やしウエイトUPを試みましたが、残念ながらキャッチする事は出来ませんでした。

帰着間際になり再びHPシャッドテールのスイミングで流していると、900g程の放流バスをキャッチし、入れ替えを行いウエイトは2,700g程になり帰着となりました。

終わってみれば上位陣はすべて放流バスで3本揃え予想通りの3,000gオーバー。更に約半数近い選手がノーフィッシュと、放流直後とは言えポイントやルアー選びが重要で良い経験になりました。

今回は苦手な放流戦でしたが、HPシャッドテール3.1inに助けられ、何とかバスをキャッチする事が出来ました。次戦以降は良い報告が出来る様に頑張りたいと思います。

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