JB TOP50檜原湖戦で大活躍のブリッツ高速巻きメソッド!!

TOP50檜原湖戦が開催され、9位という結果でトーナメントが終了しました。

自分の中で苦手にしていた檜原湖でのシングルフィニッシュに貢献してくれた、ブリッツでのクランキングパターンがあまりにも衝撃的でエキサイティングな釣りだったのでご紹介したいと思います。

まず、檜原湖のフィールドコンディションですが、公式プラクティスの直前に台風が通過。それにより檜原湖の水も大きくかき混ぜられることになり、ほぼ全域に濁りが広まっていました。



秋に起こりやすいターンオーバーの状況に近く、全体的にバスからの反応が無くなってしまっている状況でした。

 そこで、水質が回復しやすく悪い水が浸入しにくいシャローエリアに目を向けたわけですが、当初はハイピッチャーやブレードジグといったワイヤーベイトで探っていました。

しかしながら、全く反応が無いわけではないのですが、それほどの爆発力を感じることが出来ていませんでした。

そこで、濁りが強いためバスが反応し切れていないのではと考え、クランクベイトを選択。狙っているレンジが1~2m程だった為、ブリッツを使用しました。

するとこれまでが嘘のようにバスからの反応が得られ、あっという間に5本のリミットがグッドサイズでそろってしまう釣れっぷり。

ただ、やりこんでいくうちに、通常のリトリーブ速度ではチェイスしてきてもボート際で見切られてしまうことも多いことに気付き、徐々にリトリーブスピードを上げていきました。

すると、自分がリトリーブすることが出来る最も早いスピードへの反応が一番よく、より多くのバスをバイトに持ち込むことが出来るようになりました。

このファストリトリーブという点においてブリッツは特別優秀に出来ており、時折左右に蛇行しながらもアクションが破綻することなく着水直後からボート際まで確実に探ることが出来ます。

この事に気付くことが出来たおかげで、初日と2日目にウェインしたバスはほとんどがブリッツで釣ったバスとなりました。

今回、ファストリトリーブの他にもう一つ重要だったのがカラー。

濁りの中でアピールできるようチャート系のカラーをローテーションしたのですが、圧倒的にハニーブルーとマットチャートブルーバックへの反応がよく、特にハニーブルーに関しては一つしかもっていなかった為、試合後にそのボディーを見ると穴が開く寸前にまでなっていました。



それだけブリッツに自信をもって巻き倒したトーナメントでしたが、ロッドをひったくられるようなあのバイトは今でも忘れられません。(笑)



これから水温が下がり濁りが入ってくるとさらに有効になってきますので、皆さんぜひ試してみてください。

タックルデータ
ロッド:フェンウィックIHHS68CMJ(グラスコンポジット)
リール:スティーズ6.3ギア(KTFチューン)
ライン:エクスレッド 10ポンド

JBTOP50檜原湖戦大会結果