川上記由 | レポート&プロフィール

PROFILE

川上記由

関東
(山中湖)

山中湖をホームレイクとし圧倒的な強さを誇る。2006年よりNBCチャプターに参戦しJB戦も含め優勝回数17回、入賞多数。07年、08年、09年、10年、12年と年間1位を獲得。09年、10年には山中湖第2チャプターでも年間1位を獲得しW制覇を達成。2014年も6戦中5戦入賞と無類の強さを発揮。2016年も年間総合優勝を勝ち取った。シャローのサイトフィッシングから魚探のシューティングとそのスキルはトップレベル。山中湖のクセを知り尽くしたまさに山中湖マイスター。

2014年チャプター山中湖第1戦

みなさんこんにちは、山中湖の川上です。今回は4月20日に山梨県・山中湖で開催されたNBC山中湖チャプター第一戦に参加してきましたので、プラクティス~本戦の模様をレポートしたいと思います。

春の山中湖でアイ・ウェーバーが活躍!!
先に結果からお伝えしますとアイ・ウェーバー74SSS(リアルワカサギ)でキャッチしたバスで準優勝することが出来ました!

プラクティス
プラは4月の初旬より開始しました。
4月になると平地では桜が咲く頃ですが、山中湖は平地に比べて標高が高いので気温が低く、水温も7~8度とまだ冬を思わせる様子でした。
(山中湖の桜の見頃はGWで、関東の平地に比べて1ヶ月ほど遅いです)。

その山中湖における冬~早春の定番は、越冬エリアでソフトベイトを使用したスローな釣りや、いち早くシャローへ差した個体をジャークベイトで狙うパターンが主です。

しかし情報ではチラホラとバスのキャッチ情報を耳にするものの、プラの段階ではまったくバスをキャッチすることができず、序盤は連続でノーフィッシュを食らう厳しい状況でした。
しかし週を追うごとに水温が上昇し、10度近くなった頃には産卵を終えシャローでフラフラと泳ぐワカサギの姿が確認できるようになりました。

こうなるとミノーやシャッドがよくなってくるのですが、思い当たるパターンを試すもノー感じ・・・。
試合直前まで悩む結果となりました。

そこで一度冷静に考えて・・・
1:シャローには弱ったワカサギがいる→おそらくメインベイトであろうと思われる。
2:水温が上がりバスはシャローでフィーディングする→ワカサギの絡むシャローエリアが重要。

この2つを柱に、プラを進めることにしました。
思い当たるエリアに対して、ミノーやシャッドで狙いますが反応はありません。
次にアイウェーバー7SSS(リアルワカサギ)をチョイスし、フラフラと弱ったワカサギを演出。
ミノーやシャッドの早い動きに対して、アイウエーバーは弱ったワカサギを演出するためできるだけ静かにスローで引きます。

はじめは無反応でしたが、風が吹き始めたタイミングでバスのチェイスがあり、狙いとしては間違っていないことを確信!
チェイスのあったポイントをより丁寧に攻めると、ようやく答えが返ってきました。
水面直下が『ギラッ!』と光るとともに激しい手応えがロッドに!!慎重に引き寄せてキャッチしたバスは、50cm弱の丸々と太った2kgフィッシュでした。

その魚のクオリティーの高さから『勝てる魚』と判断し、試合でのメインパターンに決めプラを終了しました。

そして迎えた試合当日
朝から冷たい雨が降り、水温の低下がバスの活性へ与える影響が気になりましたが、プラでよかったアイ・ウェーバーのパターンを信じることにしました。

いよいよトーナメントがスタートし、向かったのはプラでよかったシャローのフィーディングエリア。
風の吹くタイミングにはワカサギの姿も確認できた場所です。

試合当日の天候はローライトで申し分ないものの、肝心の「風」がありません。
この状況でもアイ・ウェーバー74SSSをキャストしましたが、無風の影響なのか、バスの反応はありません。
仕方なくエリアを広くさまざまなルアーで流していきましたがノーバイト・・・。

やがて風が吹き始め、確信のスポットにアイウェーバーをキャスト。
スローにリーリングを始めると、ゆっくりと沈むアイウェーバーの周囲に何か違和感が・・・と思った瞬間、バスがアイウェーバーにバイト!

突然起こった貴重なバイトに慎重にやり取りを行い、上がってきたのは1,840gの狙い通りのナイスフィッシュでした。

その後、チェイスは有るもののバイトには至らず、残念ながらバスをキャッチすることはできませんでしたが、アイ・ウェーバー74SSSで手にしたバスが効き、1匹ながら準優勝を獲得することができました。

今回はプラの段階から非常に苦労しましたが、アイウェーバー74SSSのおかげで、大事な初戦を準優勝でスタート。
今後も、アイウェーバーに頼ることになりそうです。

真冬の山中湖

こんにちは、山中湖の川上です。ぐっと寒くなった今日この頃ですが、温かい日は春の陽気を感じるようになり、春の訪れを待ち遠しく思います。

冬真っただ中の山中湖
私の通う山中湖は冬真っただ中。

湖の一部は氷が張り、1月の末にはワカサギの氷上での穴釣りが解禁されました。
バス釣りはと言うとそんな湖の状況から完全にシーズンオフで、私も現在はボートや道具のメンテナンス、消耗品の補給やルアーいじりを行いシーズン開幕に向け準備をしています。

今回は、昨シーズンのトーナメントで有効だったパターンを紹介します。本格的なシーズンに向け準備の参考にして頂ければと思います。

山中湖のパターン分析
昨シーズン、山中湖では合計11回のJB・NBCトーナメントが開催されました。
しかし私は仕事の都合でアメリカへ渡米しており、シーズンの前半を欠場し、僅か6戦しか参戦出来ませんでした。

アメリカでも当然バス釣りをしましたが、春先に阿修羅SPやベントミノーで『ボコボコ』なんて事もあり、意外に楽しいアメリカ生活でした。

一方、山中湖でのトーナメントですが、僅か6戦の参戦となり正直不完全燃焼ですが、結果としてはO.S.Pルアーの活躍によJB山中湖で1度の優勝とNBC山中湖チャプターでの1度の入賞とまずまずの結果となりました。

まずは6月初旬の開催となった、NBC山中湖チャプター第2戦です。
この試合はアメリカより帰国した翌週に開催され、正直レイクコンディションも分からず思い当たるタックルを車に詰め込み、準備不足での参戦となりました。

例年ですとこの時期は、第一陣でスポーニングを終え、ミドルレンジでベイトフィッシュを追うアフター回復系が良くなる時期ですが、前日のプラクティスではノー感じでした。
しかしシャローレンジには予想に反し、大型のバスの姿を確認する事が出来た為試合ではシャローを中心に試合を組み立てる事にしました。

試合当日も前日確認しておいたポイント付近では、ビッグバスの姿が確認出来ます。
ファーストアプローチはソフトベイト、興味は示すもバイトには至らず時間だけが経過します。
ルアーをルドラスペック2(スローシンキングチューン)にチェンジ、余計なプレッシャーを避ける為、距離を取りオフサイトでアプローチ。
バスのポジションより先にキャストし静かに着水させ、軽くジャークを入れた後ロングポーズを入れバスにルアーを見つけさせます。
ルアーの周辺で『ギラッ!』と魚体が光りバスがバイト、スポーニング末期~アフター直後となる難しい時期ですが、ソフトベイトではバイトまで持ち込めないバスをルドラで仕留め、復帰後の試合を5位に入賞する事が出来ました。
きっと、ソフトベイトではキャッチ出来なかったバスだと思います。

この試合のキモとしては、プレッシャーの掛かる試合ではついソフトベイトに頼りがちで、更に反応が悪いとソフトベイトのサイズを小さくしたりし嫌がるルアーでしつこく攻め、バスに余計なプレッシャーを与える事があります。
バスの状況を見極め、時にはルドラの様な大型ルアーによるリアクションが有効な時がありますので、ルアーローテーションの参考にして頂ければ良いと思います。

(写真:当日活躍したルドラスペック2)

次にその2週間後に開催されたJB山中湖第3戦です。
この試合は04シンクロとドライブクローラー4.5inの活躍で優勝する事が出来ました。

湖の状況はスポーニングも終わり、スポーニング直後~回復系のさまざまな個体が混在していました。
タフな状況は変わらず、試合当日も1本の魚を手にする事も困難な状況でした。
また試合直前には放流があり、放流地点となった周辺では700g前後の放流魚がキャッチ出来る状況でした。
その為試合ではまずは放流でベースを作り、キッカー勝負に行く事としました。

他選手も同じ事を考えている様で、試合当日の放流地点は大船団です。
ポイントは水深3mにあるウィードパッチで数艇のボートとの接近戦です。
使うルアーはプレッシャーにめっぽう強い、ジグ04シンクロ(1.8gGPブルーフレーク)+ストレート系トレーラーをセットします。

アクションはフォールのみで、ウィードの上に乗せるor穴に落とすイメージで送り込みます。
すると着底直後にバイトが出ます。(前日のプラクティスで確認しておきました。)
04シンクロは、フォール時もショートスカートから発生する微振動でバスを引き付け、着底後も派手にロッドアクションを加えなくても、ロングスカートが湖流や僅かなラインテンションでアクションする為、バスにナチュラルな動きでアピールする事が出来ます。

他選手はダウンショットやジグヘッドで、湖底を"ズリズリ"やってますが反応がない様で、私は上記のアプローチで開始早々に2本のバスをキャッチしウエイトは1,500g程度になりました。

その後反応がない為、キッカー戦略に切り替え、岬形状にベイトフィッシュが絡む2~3mラインをドライブクローラー4.5in(ライトグリパンブルー&ペッパー)1/32oz.ネコリグで攻めます。
着底後、ややスイミング気味にロッドアクションを入れます、すると1投目からバイト!キッカーとなる50UPをキャッチする事が出来ました。

ドライブクローラーは同タイプのルアーと比べ、スイミング時で使用する時も、クネクネとしたアクションやバイブレーションが出易く、誰でも使いやすいルアーです。
この試合では、04シンクロやドライブクローラーのルアーが持つ独特なアクションがバッチリハマり優勝を手にする事が出来ました。

(写真:ドライブクローラーで仕留めた50UP)

今回は、昨年のトーナメントを振り返りましたが、本格シーズンを前に準備の参考にして頂ければと思います。

シーズン間近になると欲しいルアーやカラーが手に入らないなんて事もありますので、準備はお早めに!

ターンオーバーの山中湖

こんにちは山中湖の川上です。10月に入り気温が下がり、だいぶ過し易くなって来ました。

このコラムを書いている10月中旬、私の通う山中湖は気温の低下と共に水温も下がり20度を切るようになりました。

湖の状況はターンオーバー真っ盛り・・・

このタイミングの山中湖ですが、やはり水質も悪く、濁りもキツくなってきました。

夏には好調だったディープや、初秋に良かったミドルレンジでは水質の悪化が進むと共にバスの反応は今一つ。

それに変わり、シャローでのバスの反応が良くなって来ました。

シャロー勝負で活躍のバズ02ビート

今の時期有望になる場所は、この時期になると湖のシャローエリア各所で見かける、水面まで伸びきったウィードです。

なかでも有望なのは、湖流が当たり水通しが良いエリアにあるウィードエリア。

他に比べ水質が良く、多くのベイトフィッシュが群れており、一級ポイントとなります。

条件の良いエリアでは、BIGバスの姿も目視で確認する事が出来ます。

しかし、この様な条件の良い場所でも意外に攻めるアングラーは少なく、ルアーへは高反応。

伸びきったウィードはルアーに絡み付き、攻め辛い事から多くのアングラーが敬遠しているようです。

しかし、ルアーによってはこの攻め辛いウィードエリアを快適に攻める事が出来ます。

そこで活躍するルアーが02ビート!

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水面まで伸び切ったウィードをかわし、広いエリアを効率良く攻める事が出来ます。

使い方は至ってシンプルで、「ただ巻き」です。

私はウィードのすり抜け性を重視しトレーラーフックは付けませんが、フッキングもバッチリ決まります。

バスは朝夕や曇りの日はウィードの上や隙間に浮いていますが、日差しがある日は、ウィードの中に潜って身を潜めている事が多くあります。

しかし、大きなクラッカーサウンドを発する02ビートは集魚力が高いため、ウィードに潜り込み身を潜めているバスも水面まで引き上げバイトに持ち込んでくれます。

(写真:02ビートでウィードエリアを攻略しキャッチしたバス)
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何と言ってもこの手の表層系の釣りでは、バスが水面を割ってルアーにバイトする瞬間が丸見え!

たまりませんね、何年バス釣りをやっていても興奮する瞬間です。

トーナメントも全日程終了し、一息つけるこの時期が私の楽しみとなっています。

是非皆さんもルアーの性能を生かし、難易度の高いフィールドを攻略してみてください。

(写真:水面を派手に割ってバイトした、BIGバス)
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秋の山中湖にはハイピッチャー

こんにちは、山中湖の川上です。気温も大分下がり過ごし易くなったと思えば10月になり肌寒くさえ感じる様になりました。

山中湖でのハイピッチャーレポート

私の通う山中湖は、平地より一足先に秋の気配さえ感じる様になり水温の低下と共に横方向の動き、いわゆる巻物へのバスの反応が良くなっております。

その中でも定番とされるルアーがスピナーベイトで、今回は「ハイピッチャー」で良い釣りが出来ましたのでレポートします。

(写真:ハイピッチャーで連発です!)
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湖の状況は、10月に入り急な気温低下でターンオーバーが進み、水質の悪化が目で見て分かる程になりました。

毎年この時期になると定番として釣れるルアーの一つにスピナーベイトがあります。

ポイントとしては、夏まで良かったディープレンジは水質の悪化と共に、バスやベイトフィッシュの魚影は消え水通しの良いミドルレンジのウィードエリアでバスの反応が良くなって来ます。

水通しがあり水質が良く、隠れ家となるウィードがある場所は、バスに限らずベイトフィッシュも多く集まり最高のポイントとなる訳です。

このウィードエリアで多く居るベイトフィッシュはオイカワで、目視が出来る水深にも多く群れており、比較的早いスピードで回遊しています。

今回はウィードエリアを効率良く攻める為、ハイピッチャーを選択し2~4mのウィードの面を引くイメージで攻めます。

ウエイトはベイトの動きを意識し早めのスピードで攻める為、浮き上がりを考慮した重めの1/2ozを選択。

ウィードが密集しベイトフィッシュが良い感じで絡んでいる、条件の良いポイントにはバスも多く確実に答えが返って来ます。

しかしポイントを外すと全くの無反応で、いくら巻物への反応が良いと言っても秋はポイントの選択が重要ですね。

再び条件の良いエリアでは、良型の50cmUPのバスをキャッチする事も。

(写真:ニューカラーのハイピッチャーで50cm2kgオーバーをキャッチ!)
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今回の様な釣りでは、手返しの良さも大きなアドバンテージとなりますが、ハイピッチャーはウィードのすり抜け性能も良く手返しも損なう事がありません。

また、ハイピッチャーはファーストリトリーブ時のバランスにも優れており、今回の様なベイトの早い動きを考慮したリトリーブスピードにもバランスを崩す事が無く、非常に使い易いスピナーベイトです。

10月に入り、シーズンも終盤となりました。

これからは、巻物への反応も更に良くなるシーズンです、是非皆さんもフィールドに出かけ多くのバスをキャッチして下さい。

(写真:山中湖にベストマッチのハイピッチャーの2013年ニューカラー。今後の活躍に期待ですね。)
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夏のディープクランキングin山中湖

皆さんこんにちは、山中湖の川上です。

今年の夏は本当に暑く、長い夏でしたね!私の通う山中湖は標高約1000mに位置し、一見平地に比べ涼しい様ですが、平地と変わらず今年の夏は非常に厳しい暑さでした。

また今年は富士山の世界遺産登録も決まり、夏休み期間や週末は非常に多くの観光客で賑わっていました。

その富士山を湖上で眺めながら釣りが出来る訳ですから贅沢な話ですね。

さて本題ですが、夏も終盤となるこの時期に、ブリッツMAX DRとEX-DRのディープクランクで良い釣りができましたのでレポートします。

ワカサギのレンジをクランクで直撃!

山中湖のメインベイトは皆さんもご存知の通りワカサギで、この時期になるとワカサギはディープエリアで大きな群れを形成します。

一方バスは夏の強い日差しを避けディープへとレンジを下げ、更に回遊性の強い個体は、ワカサギの群れに追従しベイトを捕食します。

そのワカサギの群れとバスがリンクするこの時期に、効果的な釣りの一つとしてディープクランクがあります。

(写真:ブリッツEX-DRで仕留めたワカサギの群れに付くバス、食べ過ぎでお腹パンパンです。)
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狙うポイントは前記の通りディープレンジとなる訳ですが、夏以降は湖が徐々に酸欠となる為、ワカサギの群れは中層へと浮き上がります。(例えば、8m底の4~5mの中層とか・・・)

バスもそのワカサギを狙い、中層へとポジションを移しワカサギを追います。

そのレンジがブリッツMAX DRとEX-DRの潜行レンジに合えば、横方向に引き効率良く攻める事が出来る訳です。

特にこの手の釣りでは、広いエリアを効率よく探る事が必要となってきます、ブリッツMAX DRとEX-DRはロングキャスト性能に優れており、しかも重心移動システムを持たずウエイトが安定しているので巻き始め直後から潜行を開始し狙ったレンジへの到達が早く、より長く"おいしいレンジ"を引く事が出来る為、多くのバイトチャンスを得る事が出来ます。

(写真:ブリッツMAX DRでキャッチしました45UPです!)
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ブリッツMAX DRとEX-DRの使い分け

私の場合は、レンジやバスの状況をみて使い分けています。

例えば、朝などでバスもやる気のある時間帯やエリアを独占できる状況では、ボディーが大きくアピール力の大きいMAX DRを選び、レンジが4m程度の浅い場合や休日等でプレッシャーが強くかかる状況では、小型のボディーのEX-DRなんて使い方をしています。

使い方は至ってシンプルでただ巻きで十分に釣れますが、巻くスピードやストップ等もバイトを得るキッカケとなりますので、時々は変化を入れるのも有りですね。

運よくスクールに当たれば、良型の連発もありえる釣りです。

山中湖以外でもワカサギをベイトフィッシュとしている様な場所では、これからの時期に有効と思われるパターンですので是非お試し下さい。

皆さんも、ボートや魚深を駆使しディープのバスにチャレンジしては如何でしょうか??

(写真:こちらもMAX DRで仕留めた同じく45UPです。)
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JB山中湖第3戦のトーナメントレポート

こんにちは、山中湖の川上です。

今回は6/30(日)山梨県山中湖で開催されました、JB山中湖第3戦に参加してきましたのでその模様をレポートします。

JB山中湖第3戦

結果としては、先日トーナメント報告でお知らせした様にドライブクローラー4.5in(エコモデル)と04シンクロ(エコモデル)の活躍により優勝する事が出来ました。

今回の試合にあたり、まずは湖の状況ですが近年は個体数の減少や過度なプレッシャーにより、山中湖では厳しい釣果が続いています。

今回の試合前も同様で、ネイティブと言われる大型のキャッチは厳しく、スポーニング直後の時期も重なり、更に厳しい釣果が予想されました。

ただし、2週間前には放流(山中湖では年に数回、バスの放流があります)が行われ、放流地点となった周辺では、景気の良い好釣果を耳にしていました。

また、今回の放流バスは7~800gとサイズが良いらしく、放流バスが試合に大きく影響する事は必至でした。

その為、今回のプランとしては

1:まずは勝負したい気持ちを抑え、我慢して放流バスをリミット3本を揃える。
2:その後ネイティブと言われる大型に勝負を賭ける。
事とし、前週よりプラを行いました。

プラクティスの状況

例年の山中湖ですと、スポーニングも終わりアフターとなるこの時期は、地形変化のあるブレイクラインやミドルレンジのウィードエリア等で、ベイトフィッシュを捕食するアフター回復系のバスが良い時期となります。

今回もプラではチェックをしましたが、魚深ではベイトフィッシュが確認できるもののバスの反応はありません。

仕方無く、プラではベイトフィッシュが集まる場所や水質等の条件の良いエリアをチェックし天候や風の状況を見ながらチャンスがあれば勝負する事と決め、次に放流バスのチェックを行いました。

上記にも記載した通り、放流地点となった周辺には放流直後の魚が留まり、好釣果が続いています。

しかし放流地点はJBルールでは進入する事が出来ない保安区域内です。※山中湖は保安区域が設定され、JB戦ではエリア外となります。

その為、水に慣れ放流地点より移動を開始した放流バスを狙いチェックします。

放流直後であまり深い場所へは潜らない事を想定し、水深1~3mでウィード等のバスが止まりそうな場所をチェックします。

まずは、ダウンショットリグやノーシンカーワームでチェックするも無反応・・・・そこでルアーを04シンクロ(1.8g)GPブルーフレーク+ストレート2inトレーラーに変更するとあっさりとバイト!

800g程のそこそこのサイズをキャッチする事が出来ました。その後も飽きない程度に釣れ続け、カラーや有効なアクションの確認を行いプラを終了しました。

試合の状況試合当日はスタート直前まで悩みましたが、予定通り放流バスを獲りに目を付けていたスポットへと向かいます。

当然他の選手も同じ事を考えている様で、アッと言う間に大船団です。

しかしここで釣り負ける訳には行きません・・・まずは確認の為にダウンショットリグを投入、予定通り??バイトはありません。

そこで、前日に好反応だった04シンクロにチェンジします。

すると、早速バイトがあり700g程のバスをキャッチする事が出来ました。

更に数投後、次は500gのバスをキャッチ!04シンクロへは前日プラ同様に好反応です。

開始早々に2本のバスをキャッチし、リミット3本を揃えるのは容易と思われましたが、その後バイトがありません。

勝負に行きたい気持ちを抑え粘りますが、バイトは無く残り時間も少なくなって来ました。

その後時間も11:00を過ぎたところで、風が吹き始め湖面がザワつき始めました。

更に風も強くなり、このタイミングでネイティブに勝負を賭ける為、プラで目を付けておいたスポットへと走ります。

その場所は岬形状の地形変化で風による流れが当たり、前日にベイトフィッシュを多く確認していた場所です。

そこにドライブクローラー4.5in(ライトグリパン・ブルー&ペッパー)1/32oz.ネコリグを投入します。

すると1投目から明確なバイト!ショートバイトを警戒し、少しラインを送り気味に合わせを入れフッキングすると、凄まじい勢いで走りだします。

ラインが張り水面でのジャンプの姿を見てびっくり!!50cmを余裕で上回る見事な魚体です。

散々走られ、ヒヤヒヤしながら時間を掛け大切に取込んだ魚は2kgを超えるスーパーキッカーでした。

ドライブクローラー4.5inでキャッチしたこの魚でウエイトは3本で3,670gまで上がり、念願のJB山中湖初優勝を手にする事が出来ました。

またまた、ドライブクローラーと04シンクロに助けられた試合でした。残りの試合もきっと大活躍間違いなしです。

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NBCチャプター山中湖第2戦のレポート

皆さんこんにちは、山中湖の川上です。

ルドラSPEC2でキッカーを・・・

今回は6/9(日)山梨県山中湖で開催された、NBCチャプター山中湖第2戦に参加してきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

今回の大会は私にとって今シーズンの初戦となる大会でした。

もう山中湖で開催されるトーナメントも、シーズン半ばとなるこの時期に初戦となった訳は、私は所用により6月までの3ヶ月間、アメリカ(アラバマ州)に渡米していました。

その為、今シーズンの前半戦には参戦する事が出来ませんでした。

しかし、アメリカに3ヶ月間滞在し釣りをしない訳がありません。

釣行は池や湖でのオカッパリが主でしたがバス釣りを堪能する事が出来ました。

春先の釣行では、ベントミノー1本で僅か1時間程で数十本の爆釣劇もありアメリカのスケールの大きさと、O.SPルアーの凄さを、改めて思い知る事ができ良い思い出となりました。

さて本題の山中湖チャプター第二戦ですが、結果としてはルドラSPEC2(ゴーストライムチャート)の活躍で5位に入賞する事が出来ました。
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今大会は帰国の翌週に予定されていた為、急いでボートやタックルの準備を行い、ドタバタでの参戦となりました。(汗)

プラクティスが出来たのは前日の1日で、例年ですとこの時期の山中湖はスポーニングも終盤となる頃・・・第1陣でスポーニングを終え、ミドルレンジで餌を追う、回復系のバスが良い時期となります。

しかし今回のプラクティスではノー感じ・・・。

その為、パターンを変え、シャローをサイトで流して行くと数本のビックバスを確認する事が出来ました。

翌日に試合を控えている為、プラではあえて触らず明日のメインパターンに決め試合に挑む事としました。

試合当日は晴天で、ポイントに着くと前日同様にシャローにバスの姿が確認出来ます。

まずは、ソフトルアーにてアプローチしますが興味を示すもバイトには至りません。

リグやルアーを替えしばらく粘るも状況に変化は無く、バスの反応も悪くなってきました。

開始から2時間程経過しましたが今だにノーフィッシュ・・・。

しばらくすると風が吹き始め湖面もさざ波立、サイトでバスを確認する事が出来なくなりました。

このタイミングで、ウエイトチューンを施しスローシンキングにしたルドラSPEC2にチェンジ。

バスに対しボートの距離を取り、オフサイトでアプローチします。

ポイントより少し離れたポイントに静かに着水させ、バスの回遊ルートとなるポジションでステイさせます。

するとルアーがある周辺で魚が「ギラ!」っと光り、ロッドには強烈な手応えが伝わって来ます・・・。

合わせを入れ、必死に取り込んだバスは約1,300g程のナイスフィッシュでした。

その後追加はならず、残念ながら1本でのウエインでしたが、意外にも他の選手も釣れておらず1本ながら5位に入賞する事が出来ました。

今回の大会は、準備の時間が無い中での参戦となりましたが、ルドラSPEC2のおかげで貴重なバスをキャッチし結果としても5位入賞と、帰国第1戦をまずまずの結果で終える事が出来ました。

厳しい釣果が続く山中湖ですが、次回も頑張りたいと思います。

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今年も山中湖で活躍する「O.S.Pルアー」

寒い日が続きますが皆さんお元気ですか?

私がホームレイクとしている山中湖は、湖も結氷し冬本番を迎えました。

春に向けた準備に

私も現在は冬眠中zzz

3月から始まる本格的なトーナメントシーズンに向け、ボートや消耗品の準備、またルアーのチューニング等を行い、着々と準備を進めています。

私自身、昨年はO.S.Pルアーの活躍により、山中湖で開催されたトーナメントで3度の優勝を手にする事が出来ました。

今回はそのトーナメントでのウイニングパターンをご紹介しますので、春に向けた準備の参考にしてください。

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まずはドライブクローラー。

このルアーのおかげで5/20に開催された、NBC山中湖チャプター(第一戦)で優勝する事が出来ました。

このルアーの特徴としては、なんと言ってもクネクネと動く自発的アクション!

プリスポーン期に開催された同大会では、シャローにうろつくビッグバスをドライブクローラーのノーシンカーリグで攻略する事が出来ました。

ノーシンカーリグでの注意点は、フックのセット方法です。

そのセット方法とは、ボディーに刻まれたセンターラインが上面に来る様にフックをセットします。

それによりテールの偏平面が水平にセットされ、水の抵抗を強く受け自発的アクションをより強く出す事が出来ます。

ご存知の方には、あたりまえ~♪の事ですが、意外と知らない方も多いですよ。

また、キャスト前には必ず泳がし動きをチェックします。

春の気難しいバスですから、無駄なキャストは極力減らし確実にアプローチする事もキモになります。

この他に類を見ない自発的アクションで、プリスポーン期の神経質なバスも一撃でした。

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続いて、ブリッツEX-DRです。

このルアーで9/23に開催された、NBC山中湖第二チャプター(第三戦)で、夏のディープレンジのバスを攻略する事が出来ました。

このルアーの特徴は、コンパクトなボディーの造りで、バスに対しナチュラルなアプローチが出来る事と、キャスティングでの飛距離です。

その為、バスに余計なプレッシャーを与えず、ポイントを広くトレース出来るのでトーナメントや休日のハイプレッシャーな状況下でも投入出来る頼れるクランクです。

この試合で同ルアーが活躍したシチュエーションとしては、水深5mの水中台地にウィードがあり、ウィードのトップは約4m、そこにはベイトフィッシュの群れが多く点在し、魚深ではバスらしき魚影も確認できました。

そんなポイントを広範囲に手早くサーチする事が可能で、かつバスを確実にキャッチする事が出来ました。

ライトリグに頼りがちなトーナメントですが、問題なく投入出来るクランクです。

最後は、私の中では絶対的な信用を置く、04シンクロです。

このルアーのおかげで、NBC山中湖チャプター(第四戦)で優勝する事が出来ました。

大会の開催時期は10月中旬で、フォールターンオーバーの最盛期。

その為、バスの活性も著しく低下し1匹のバスを手にする事も厳しい状況でした。

パターンとしては、ディープエリアでの魚深を使用したシューティングで、地形変化に潜むバスを狙いました。

喰わせのコツとしてはフォールによるリアクションで、私の場合はトレーラーのボリュームやスカートの加工(間引き・カット)を行い、フォールスピードを調整します。

ノーマルでも十分釣れるルアーですが、バスの状況に合わせ一手間加える事でより刺激的なアクションが可能です。

04シンクロはバスが捕食するその時のエサにあわせ、ベイトフィッシュやエビなどを演出出来る、オールシーズン万能なルアーです。

今回は簡単ですが、昨シーズンのウイニングパターンを紹介させて頂きました、是非皆さんも、オフシーズンを利用し万全の準備をしては如何でしょうか?

シーズン間近になると欲しいルアーやカラーが手に入らないなんて事も・・・・

出遅れてライバルに差を付けられない様に!

【写真提供:JB/NBC】 864_3

NBCチャプター山中湖第4戦の参戦レポート

10/14(日)山梨県山中湖で開催されました、NBCチャプター山中湖第4戦に参加して来ましたのでレポートさせていただきます。

ターンオーバー時の攻略方法

結果から報告すると、今回はジグ04シンクロの活躍により優勝する事ができました。

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試合を前に、まず気になった事は湖の状態です。

季節柄、気温の低下に伴うターンオーバーで水質が悪化し、バスの活性低下が心配でした。

試合当日は予想通りターンの影響が大きく、だいぶ濁りが発生し、水質の悪化が見られる状況。

また当日の天気予報は晴れで、更にバスに口を使わせる為にプラス要素となる「風」もほぼ吹かない予報でした。

その為、タフなレイクコンディションを想定し「1本のBIGフィッシュで勝負が付く」と予想。

食い気がある朝の時間帯に勝負を賭け、ベイトフィッシュをフィーディングするバスに的を絞り試合を展開する事にしました。

エリアとしては、水質が悪い事を考慮し、その中でも比較的湖流や湧水があり、他より水が良い場所を選びます。

具体的なスポットは水深4~5mのフラットで水通しが良く、小規模な地形変化がある場所です。

この様に水が良く、地形変化が絡む場所にはベイトフィッシュも集まり、それを追ったバスが地形変化に付くので高確率でバスをキャッチする事ができるわけです。

いよいよ試合がスタートし、あらかじめ目をつけておいたスポットに入ります。

早速、魚深で確認すると、予想通りベイトフィッシュの群れと、地形変化にはバスらしき魚影が確認できます。

そのスポットに対し、エコモデルの04シンクロ2.7g(グリパンブルーフレーク)で攻めます。

アプローチの方法としては、水の抵抗が少ないトレーラー(2inストレート系)を使うことで、フォールスピードを速くします。

それをバス前に「ストン!」と落としフォール時の微振動と着底時のアクションでリアクションバイトを狙います。

早速、ボートポジションを決め1投目、着底と同時に明確なバイト!

フッキングと共に強烈なパワーで走ります!

散々走られヒヤヒヤしましたが、慎重なやり取りの末にキャッチしたバスは、1,200g貴重なバスで・・・フッキングも完璧でした。

ジグ04シンクロのボディーはコンパクトなつくりですが、頑丈なフックがセットしてある為、BIGフィッシュの強烈パワーにも耐える十分な剛性があります。

また同クラスにしては大きめのフックなのでフッキング性も良く貴重なバイトを確実のモノに出来る優れものです!!

その後、魚深の反応は悪くないもののバイトが続きません。

しばらくポイントを休ませ、再び入り直し同じ攻め方で小型ですが貴重なキーパーを追加する事が出来ました。

(写真:キッカーとナイスキーパーをジグ04シンクロ2.7gエコモデルでキャッチ!)
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その後追加は出来ず、残念ながら2本でのウエインとなりましがあまりにも厳しいレイクコンディションのためウエインは5名と少なく、2本のウエイトでしたが優勝する事が出来ました。

また今回は最終戦で、この優勝で同シリーズ5回目となる年間優勝も獲得しました!

やはり年間優勝獲得にはO.S.Pルアーの貢献率は高く、フルシーズンを通し大活躍でした。

写真提供:NBCチャプター山中湖
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NBCチャプター山中湖第二参戦レポート

暑く長かった夏も落ち着き、すっかり秋めいてきました、私の通う山中湖では水温も徐々に低下し、秋特有のターンオーバーが始まりました。

そんな状況の中で開催されたNBCチャプター山中湖第二の第3戦で、優勝する事が出来ました!

9/23(日)開催のNBCチャプター山中湖第二の第3戦で優勝!

プラクティスではシャロー~ディープまで、あらゆるレンジをチェックしましたが、5~6m付近のベイトフィッシュの群れに付くバスや、同水深のウィードエリアでキャッチするバスは比較的コンディションも良く、ウエイトが望める個体でした。

しかし回遊性が強く、試合で再現出来るか??が懸念されましたが、試合でのメインパターンと決めプラを終えました。

試合当日は、前日の深夜から降り出した秋雨で朝の気温は13度と低下していました。

しかし水温の著しい低下は見られず、比較的安定している印象を受けました。

その為、ローライトコンディションを考慮し、バスの活性は高くプラクティスの状況とは大きく変化していないと判断し、考えていた戦略に微調整を加え試合に臨みました。

今回は2パターンのバスを狙いました。

1つ目は、5~6mラインのフラットで公魚(ワカサギ)の群れに付くバスです。

このバスはベイトフィッシュと共に回遊し捕食しているバスで、天候でレンジを変えるベイトの泳層に合せてバスの居所も変化します。

今回は終日雨で、ベイトフィッシュが湖底より浮いている為、ルアーをトレースするレンジを微調整し攻める事としました。

使うルアーは、ドライブクローラー4.5in(ライトグリパン・ブルー&ペッパー)のネコリグで1/32oz.のネイルシンカーを挿入し、ロッドにシェイクを入れ湖底より浮かせ、バスの居る層へとレンジコントロールします。

早速ドライブクローラーを投入し、ベイトフィッシュの群れにいい感じでドライブクローラーがリンクした瞬間バイトがあり、1本目のバスをキャッチする事が出来ました。

しかし、キャッチしたバスは意外にも小型の500gでした。

でもそのバスは、ベイトフィッシュをたらふく捕食しコンディションの良い魚体でした。

その為、攻め方としては間違っていないと判断し、釣りを再開し直後に連続バイト!!

フッキングと共に走り出し、慎重なやり取りの末に取り込んだバスはキロUPのナイスなバスでした。

その後、沈黙が続きやがてベイトフィッシュの姿も消えた事から、ポイントを移動し別のパターンを試す事にしました。

(写真:ベイトの群れに付くバスをドライブクローラー4.5"で攻略)
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2つ目は地形+ウィードエリアでのクランキングです。

狙うポイントは水深5~6mの沖に位置する水中台地で、トップ周辺にはウィードパッチが点在します。

そのウィードパッチにベイトフィッシュがリンクするタイミングでは、クランクベイトが有効でウィードパッチの中や上部をクランクのタイプを使い分け攻めます。

このポイントは多くの選手が目をつけている事が予想された為、メインのポイントからは外していましたが、意外にも先行者の姿は無く、狙いのスポットに入る事が出来ました。

まずは、潜行深度の高いクランクでウィードパッチを直撃しウィードの中をタイトに狙います。

しかし、ベイトフィッシュの姿が無いせいか?バスの反応がありません。

エレキで小移動しボートポジションを調整すると、ベイトフィッシュの群れがいい感じで差して来ています。

ここのスポットでもベイトフィッシュの群れは浮き気味で、4m付近のウィードの上部を回遊しています。

ここで、潜行深度を考慮しブリッツEX-DRにチェンジし、ウィード上部をかすめる様にトレースします。

すると強烈なバイトがあり、散々走られバラシに注意しながら取り込んだバスは1,500gのキッカーでした。

(写真:ブリッツEX-DRで捕獲したキッカー。EX-DRはコンパクトボディーのナチュラルアクションで、スレバスも一撃です。)
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その後入替えを狙い、キャストを続けましたが、残念ながらタイムUP。

500gの小型を入れ替える事無く帰着時間となりました。

検量でのウエイトはキッカーが効き、意外にも2,945gもありました。

優勝は無いだろうと5位からのコールで緊張しながら待っていると4位、3位まで名前が呼ばれません。

2位で他選手の名前がコールされた瞬間は、思わずガッツポーズが出てしました。

あまりの気温の低さと、強雨でズブ濡れになり、ガタガタ震えながらの試合展開でしたが、優勝のコールと共に全て吹き飛びました。

今回もO.S.Pルアーに助けられ、良い結果を残す事が出来ました。

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NBCチャプター山中湖第2第2戦で2位入賞

12年08月03日暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしですか??

今回は先日速報でお知らせがありました、NBCチャプター山中湖第2第2戦の詳細をレポートします。

NBCチャプター山中湖第2第2戦はクランキングでネイティブを・・・

今年は梅雨明けと共に暑いが続き・・・また涼しくなったりと気温差が激しく、梅雨が明けても気候が安定しませんでした。

そんな不安定な季節変化の中で開催されたNBCチャプター山中湖第2第2戦で、ブリッツEX-DRの活躍により、準優勝する事が出来ました!

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開催は真夏への季節変化のタイミングであることに加え、大会直前には大雨が降り、急な増水と濁りでタフコンディションは必至な状況でした。

更に、大会当日は3連休の中日で、連休前にバスの放流があった事で、その情報を耳にした一般アングラーで湖上は賑わい、タフコンディションに加え、スーパーハイプレッシャーの中での大会開催となりました。

大会前の情報では、今回の放流バスはサイズが良いらしく、約800g(40cm弱)の個体も混ざり、更に口を使い易い事で多くの選手が放流バス狙いをメインに戦略を立てていたようです。

逆に大型のネイティブバスはレイクコンディションやプレッシャーの為、難易度が高く、厳しい話ばかり耳にする状況でした。

しかし放流バスを釣るには、一般アングラーやトーナメンターで混み合う中釣りをしなければなりません。

私は放流バスを戦略から外し、ハイウエイトを狙いえる大型のネイティブメインの戦略を立てました。

この時期に狙うバスとしてはアフター回復の個体で、4~5mのウィードエリアに身を潜めながらベイトフィッシュを捕食しているバス。

現在の山中湖では一番ウエイトが望めるバスだと思います。

アフター回復バスの有望なポイントとしては、地形変化があり、水通しが良く、良質なウィードが生育している場所です。

この様なエリアには、ベイトフィッシュやバスも多く存在しています。

その条件が整う場所をメインポイントとし、試合を展開する事としました。

大会当日
予想通り多くの選手が放流地点へ向かう中、私は、あらかじめ目をつけておいたポイントへと向かいました。

しかしこの日は朝から南風が強く、風下となるファーストポイントではボートをステイする事も困難な程、湖面は荒れていました。

波風に耐えながら、ドライブクローラー4.5inのネコリグで攻めて行くと、待望のファーストバイト・・・狙いを付けていたネイティブエリアである事から、大型である事を期待しながらフッキングしましたが、上がって来た魚は何と、キーパーギリギリの25cmでした。

風は更に強くなり、風下となるポイントでの釣りを断念し移動する事としました。

実は私が目を付けておいた場所の殆どは風下となるポイントで、この時点でポイントの殆どを失いました。

キーパーギリギリのバスを1本持ちながら、残りの期待が持てる場所を回りましたがバスからの反応は無く、時間も残り2時間となりました。

ここで風向きが変わり、いつもの東風へと変わりました。

このタイミングで、今までバスの反応が無かったライトリグから、強風による濁り(底荒れ)を考慮し、アピールを強める事と、ベイトフィッシュがウィード上の中層に浮いていた為、効率良く狙えるブリッツEX-DRへとシフトし、ウィード上部にコンタクトさせる様に攻めました。

すると1投目で、40cm(1,000g)を超える魚を手にする事が出来ました!

「これはキテる!」と思い、直ぐにキャストを続けると・・・連続バイト!

伝わる手ごたえは、先ほどのバスと同じ様な重さです。

慎重にやり取りし寄せて来ましたが、ジャンプ一発でフックアウト・・・ショックのあまり一瞬頭がグルグルしましたが、気を取り直し攻め続けるも同ポイントではバイトを得る事が出来ませんでした。

残り時間も僅かとなり、ライブウェルの2本のバスを持ちながら、会場近くへと最終のポイント移動となりました。

ここでも、ブリッツEX-DRで攻めます。

魚探でレンジを確認し、ウィードとベイトの濃いエリアを攻めます。

アクションは先程と同じで、ウィードをかすめる程度にコンタクトさせながらキャストを続けると、待望のバイト!

バラシに注意しながら、取り込んだバスは45cm(1,400g)のこれまたナイスなキッカーでした。

(丸飲み状態・・・完全餌だと思ってますね!)
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結果は2位で優勝こそ逃しましたが、『持ってる!』ブリッツEX-DRに助けられ、非常にリスキーでしたが楽しい試合でした。

これからは、更に活躍が期待できるシーズンですので、皆さんもお試しあれ。。

(写真:大活躍のブリッツEX-DR。キッカーフィッシュの強烈なファイトでフックが伸びていました・・・汗)

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春本番のGW時期の山中湖で、ドライブクローラーが活躍!

皆さんこんにちは、川上です。

2012年度山中湖チャプター第1戦

今年は各フィールドで季節の訪れが遅いと耳にします。

山中湖も例外ではなく、5月中ば過ぎだと言うのに今年は桜が咲いていました。

山中湖はご存知の通り標高が高い為、関東の平地に比べ約1月程、季節の進行が遅れます。

通常ではGW頃が桜の季節となりますが、今年は1~2週間遅い様でした。

さて、バス釣りはと言うと、直近で開催された山中湖のトーナメントでは、季節の訪れの遅さに加え、近年囁かれている個体数の減少もあり、ウエイン率は非常に低く、「ネイティブを1本持ち込めば勝ち」と言われる程、厳しい状況が続いていました。

そんな厳しい状況でしたが、5/20(日)に山中湖で開催された山中湖チャプター第1戦でドライブクローラー(FECO)3.5in&4.5inの活躍で優勝する事が出来ました。

(写真:厳しいレイクコンディションでしたが、ウエインされた方々と私。)
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直前のプラクティスの状況は、水温は14~15度で、やはり例年の同時期と比べ若干低めで、例年ではもうスポーニングが始まる時期ですが、今回はその個体を見かける事はありませんでした。

また、GWにバスの放流がありましたが、サイズは300~500gで放流とはいえかなり手強く、口を使わない状況でした。

その為、今回はなかなか口を使わない放流バスに手を出すよりは、比較的早い時期にスポーニング行動でシャローに差す、大型のプリスポーンバスに的を絞り、試合を組立てる事にしました。

狙うプリバスは2種類で

・シャローを目指しコンタクトポイントでステージングする個体
・完全にシャローへ上がっている個体

これらのバスを前日のプラクティスでチェックしました。

まずは、コンタクトポイントに差してきているバスの確認です。

ポイントとしては水深2~3mで地形変化が絡むポイントを、ハイカットSPとアシュラSP&SPEC2を中心にチェックします。

なかなかバイトを得る事は出来ませんでしたが、風の吹き始めのタイミングをリアクション狙いのアシュラSPの早巻きで、35cm程のバスをキャッチする事が出来ました。

しかしバスのコンディションはあまり良い状態ではなく、やや痩せ気味でプリという魚体ではありませんでした。

(写真:阿修羅SPスーパーゴースト公魚でキャッチしたバス)
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他選手の目もある為、ボートの影で写真を取り早々にリリースし、引き続きチェックします。

しかし、後が続かず反応が無い為、このパターンに見切りを付ける事としました。

しかし、後で分かった事ですがチャプターに参加されていた他の選手の話では、プラクティスの時に同エリアでアシュラ(タイプは聞き忘れましたが・・・)により、50cmオーバーを1日に2本もキャッチしたそうです。スゴいですね!!

次に、シャローへ完全に上がりきった個体をチェックします。

狙うポイントは、昨年の増水により冠水したブッシュ周辺をサイトで確認していきます。

すると、ある冠水ブッシュの周辺に45cmを超える、推定1,500gオーバーのバスを数匹確認し中には50cmを軽く超えるバスも居ました。

そこの冠水ブッシュにはベイトフィッシュの姿も多く、スポーニングを意識しシャローへ差して来たバスのフィーディング場となっていた様です。

しかし、そのバスたちは超超・・・が付くほど天才でジグヘッド・スモラバ・ノーシンカー等あらゆるライトリグで攻めるも無反応で、距離が近づくと一目散に姿を消します。

でも、唯一反応したルアーがドライブクローラー(FECO)のノーシンカーでした。

スローにフォールしながらクネクネと動く自発的アクションと自然な波動が有効だった様です。

この日は前日プラクティスの為、反応だけを確認し本番のメインパターンとしました。

迎えた当日は、運良く1番に狙いのポイントに入る事が出来ました。

まずは、無駄なキャストはプレッシャーが掛かるのでしばらくバスの動きを見ます。

ある程度動きを把握したところで、バスのクルージングコースに前日のプラで反応の良かったドライブクローラー4.5in(ライトグリパン・ブルー&ペッパー)のノーシンカーを冠水ブッシュ付近にキャストします。

アクションはフリーフォールでドライブクローラーの自発的アクションに委ねます。

すると視界からルアーが消えると同時に、黒い影がスーっと近づきラインが走りました。

フッキングと同時に強烈なパワーで走りだします!

ラインは4lb.でブッシュに潜られれば一発でラインブレイクです。

バスの抵抗に耐えやっとの思いで取り込んだバスは45cmUPの狙い通りのナイスなプリバスでした。

さらにサイトを続けると、この日は天気が良い為かブッシュの奥の方でバスがクルーズしています。

さすがに4lb.ラインでは勝負にならないと判断し、8lb.のベイトタックルにドライブクローラー3.5inをセットしたダウンショットでブッシュをタイトに攻めます。

先程と同じくバスのクルーズコースにキャストし待っていると、黒い影の接近と共にラインが走りました。

フッキングと共に激しく抵抗されブッシュに巻かれながら取り込んだバスは、これも45cmUPのナイスなバスでした。

その後、もう1本小型のバスを追加しリミットメイク達成。

目測重量では3,000g弱と思いウエインしましたが、自分でも驚きの3,480gもありました。

全体の釣果としては4名のみのウエインと、今回も非常に厳しい試合でしたが何とか今期初優勝を飾る事が出来ました。

今年FECO対応となり、発売間もないドライブクローラーですがもう既に各地のトーナメントでその実力を発揮しています、是非皆さんもその実力を試してみて下さい。

今年は私もお世話になりそうです。

写真提供:NBC山中湖チャプター
(写真上:ドライブクローラーでキャッチした1,500gオーバーのプリバス×2)
(写真下:ドライブクローラーの活躍で嬉しい今期初優勝です)
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2012早春の山中湖

厳しい寒さも和らぎ、気温も徐々に暖かくなってきました。

各地からの釣果情報も耳にする様になり、心待ちにしていたシーズンが始まりました!

今年は、春の到来も遅いのか??

私の通う山中湖でも、3月も後半だと言うのに湖畔には雪が多く残っている状況で朝の気温はマイナス5度を下回り、水温も3~4度と平地と比べ非常に厳しい寒さでした。

しかしそんな厳しい状況のなか、アシュラSPで良い釣りが出来ましたのでレポートしたいと思います。

(写真:低水温の中キャッチした貴重なアシュラフィッシュです)
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春は三寒四温と言う言葉をよく聞きますが、この時期は寒暖の差が激しくバスの反応も日替わりです。

しかし気温が高く条件の良い日は、ベイトフィッシュやバスもシャローへと差して来ます。

当然ベイトフィッシュを追って上がって来たバスですから、非常にやる気がありルアーへの反応も悪くありません。

また早春のフィールドは、訪れるアングラーも少ない事から、フィッシングプレッシャーは低く時期的な条件(寒さ)は厳しいですが、気温が高く良い条件が重なる日に当たれば良型の連発もありえます。

私もこの時期は非常に寒く苦手ですが、プレッシャーが低いうちにバスを狙い、湖の解氷と共に通い始め水温の上がり始めるこの時期は、毎年アシュラシリーズで良い思いをしております。

この時期は、ルドラによる釣果情報を良く耳にする事が多く私も早春の山中湖ではルドラSPで毎年良い思いをしています。

しかし、実はその影でアシュラSPも大活躍で、春の外せない定番ルアーの1つです。

狙うポイントは、シャローを目指しディープより上がって来たバスのステージングエリア。

当然ベイトフィッシュの存在も重要で、地形変化や枯れウィード等にベイトフィッシュがからむ場所を中心に攻めます。

狙うレンジは1.5m程で、水温の低いこの時期ですが、以外にも浅い所にバスは潜んでいます。

ルアーのアクションとしては低水温の為、バスもまだ活発にルアー追えない事を考慮し、しっかりとポーズを入れる事を基本とし、止めた瞬間や動き出しでバイトが集中します。

またこの時期は、ただ巻きによるアクションが有効な状況も多く、ポーズでのバイトが止まったタイミングや狙うポイントによりアクションに変化を付けています。

(写真:条件の良い日では、短時間に良型が連発でした)
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特にアシュラは、その特徴的なサイドフラットのボディー形状で高いフラッシング効果を生み出す為、ポーズからの動き出しや、ただ巻きによるアクションで発生するフラッシングを利用しバイトへと持ち込みます。

更に、この時期はショートバイトも多く苦労しますが、アシュラは90mmクラスのボディーサイズでは珍しい、3本のトリプルフックがセットされていますので、フッキング率は良く、一度バイトさせたバスを高確率で物に出来る事もアシュラの特徴だと思います。

今後は水温も更に上昇し、バスもより活発にルアーを追う様になりますので、是非皆さんも、アシュラSPで春爆を楽しんで下さい。

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真冬の山中湖

寒い日が続きますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

私の通う山中湖では朝の気温はマイナス10度台。湖の一部では、薄氷も張り始め、本格的な冬の到来ともに完全にオフシーズンとなりました。

そんな中、私は3月からのスタートを目標に、ルアーの製作やチューニング・機材のメンテ等を行い、本格的なシーズンに向け準備を開始しています。

オフシーズンが非常に大切な時間

私にとっては、このオフシーズンは重要で今年のトーナメントをトラブル無く、シーズンを戦い切る為には非常に大切な時間です。

さて今回は、昨年度の山中湖に於けるトーナメントで有効だったパターンをご紹介しますので、是非今年の参考にして頂けたら良いと思います。

■O.S.Pジグ04シンクロ

なんと言っても、以前のレポートでも掲載された様に昨年のトーナメントで大活躍だったルアーとしては、04シンクロは外せません!

このルアーには、トーナメント本番で本当に助けられました。

その実力は、昨年度のチャプター戦で3回の優勝のウイニングルアーとなり、数多くの上位入賞を果しました。

昨年度の山中湖のトーナメントでは、欠かす事の出来ない山中湖最強ルアーでした。

04シンクロが活躍した状況としては、トーナメント前になると、今まで巻物等の比較的アピールの強いルアーでイージーに捕らえていたバスも、多くの選手のプラクティスにより次第にプレッシャーが掛かりルアーへの反応が悪くなります。

また、ハイシーズンともなれば毎週の様にさまざまな大会が開催され、プレッシャーは更に高まり1匹のバスを手にする事も困難な状況となります。

そんな状況下で、強さを体感したのが04シンクロでした。

使い方としては、その特徴である3段カットのスカート特性を最大限利用し、派手なロッドアクションやリトリーブは控え、比較的動かさない事が重要でした。

あまりアクションは加えませんが、風が吹き湖流(カレント)が発生している状況では、ロングスカートが流れに敏感に反応し、ナチュラルなアクションを起こし強烈にバスへアピールしてくれます。

季節によっては、これもスカートの特徴を利用したパターンで、フォールアクションが有効的な場面もありました。

夏場などで、ベイトフィッシュと共に回遊し中層付近に浮いたバスを狙う際には、軽めのウエイト(1.0g or 1.8g)を使用し、トレーラーのボリュームでフォールスピードを調整します。

あとは、フォール時にスカートが発生する微振動でバイトに持ち込んでくれます。

それぞれのパターンでシーズン通して山中湖で大活躍だった04シンクロでした。

(写真:04シンクロの活躍で、多くの大会でお立ち台をGet! 写真提供/山中湖第二チャプター)
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■エコハイピッチャー

昨年は、トーナメント本番で大活躍だった、04シンクロの話題を中心に皆さんにご紹介しましたが、その他でも、山中湖で有効なO.S.Pルアーも沢山ありました。

その中でも、好調だったルアーがエコハイピッチャーです。

ハイピッチャーは、コンパクトなボディー設計で、プレッシャーが掛かった状況下でも問題なく使用できるスピナーベイトです。

また、昨年は台風の直撃による増水で、突如冠水ブッシュが湖全体に出現しました。

この様なブッシュを攻める際にも、ハイピッチャーは非常に高いスナッグレス性能を備えており、手返しを損なう事無く、ブッシュの奥まで攻める事が出来ます。

その結果、他のアングラーが攻め残したゾーンへのアプローチを可能とし貴重なバスをキャッチする事ができます、この手の釣りでは非常に有効なアドバンテージとなります。

昨年は同様の攻め方で、数多くの良型を捕獲する事が出来ました。

(写真:突如現れた冠水ブッシュ・・・)
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その他として昨年は、春先のベンドミノーや夏~秋にかけてのブリッツMAX-DRも好調で昨年は季節を通し、O.S.Pルアーで良い釣りが出来ました。

皆さんも参考に、一足先に今シーズンの準備を進めては如何でしょうか?シーズンか近づくと欲しい物が手に入らないなんて事も・・・ライバルに差を付けるにはこの時期は重要ですよ(笑)

(写真:エコハイピッチャーで貴重な良型が連発!)
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2011年、晩秋の山中湖

秋も深まり、冬の到来を感じさせる今日この頃ですが・・・皆さん如何お過ごしでしょうか??

最後の最後でまた助けらた「JIG04シンクロ」

私の通う山中湖では、朝の気温は氷点下ともなり、寒さも厳しくなってきました。

バスの行動も冬へと移行しつつありますが、まだ活発にベイトフッシュを追い回しているためルアーへの反応は良く、まだまだしばらく楽しめそうです。

さて今回は、11/6(日)に山中湖で開催された関東Cブロックチャンピオン大会の模様をレポートしたいと思います。

今回山中湖を舞台に開催される事となった、関東Cブロックチャンピオン大会は、

・河口湖チャプター
・東京チャプター
・奥河口湖チャプター
・神奈川チャプター
・山梨チャプター
・山中湖チャプター
・ヒューマン河口湖チャプター
・山中湖第二チャプター

8つのチャプターの各大会で、アマチュア上位5名、JBプロ上位3名に出場権が与えられる大会で、その為、今回の大会は各地域の大会を勝ち抜いた猛者ばかり80名が集う大会となりました。

そのハイレベルな大会で、またまた04シンクロの活躍により3位入賞をする事が出来ました。

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試合を前にしたレイクコンディションは、強烈なターンオーバーが入り、バスの活性は非常に低い状態。

それに加え、選手達のプラクティスによるプレッシャーでネイティブと言われる大型の個体をキャッチする事は、地元ロコでも非常に困難な状況でした。

しかし1週間前に放流が行われ、その魚は比較的口を使い易いことから多くの選手が放流バスメインの戦略を立てていたようです。

しかし放流魚のアベレージは500gほどで、各地の猛者達が集うハイレベルな大会を制するには物足りないウエイトです。

やはり大型のネイティブ(1kgオーバー)を如何にミックスさせるかが、試合のキーになると予想されました。

試合当日は、まずは様子を見る為に放流を取りに行きました。

多くの選手が放流場所となった会場周辺でエレキを降ろし、船団となっている中、私が狙ったポイントはプラであらかじめ目を付けておいた他選手からノーマークとなるエリアです。

そのポイントは、会場(放流場所)から距離がありますが、風により流されたバスが身を寄せる冠水カバーで、その周辺を04シンクロ2.7g(グリパンブルーフレーク)とカバーの中はテキサスリグで攻めます。

当日も狙い通り先行者おらず、開始15分でリミットメイク達成です。

しかし、3本のウエイトは推定1,500gで、魚は釣れ続けるもののこれ以上のウエイトUPは望めないと判断し早々に見切りを付け、ネイティブ戦略にシフトしました。

狙う魚としてはベイトフィッシュ(公魚)の群れに付くバスです。

山中湖は全体的に地形変化に乏しい事から、バスは回遊性が強く、ベイトフィッシュを追い移動します。

しかし、ベイトの群れに地形変化が絡む場所では、比較的バスも止り易く、今回も条件が揃う場所を中心に試合を展開しました。

その場所を、04シンクロ2.7g(グリパンフレーク)で攻めます。

アクションとしては、フォールのみのほぼノーアクションで、プレッシャーを考慮し派手なロッドアクションは避けます。

あまりアクションは付けませんが、04シンクロはその特徴である3段カットのスカートが発生する微振動と着底後や湖流により発生するロングスカートのナチュラルな動きで、十分にバスへアピールしてくれるのでルアーの力で十分にバイトに持ち込んでくれます。

この日も、04シンクロの特徴を利用した戦略で開始早々に1,000gと700gを連続キャッチ!!

ウエイトを2,000g強まで上げる事に成功しました。

しかし、その後バスの反応は止り、各所をランガンするも、やはりプレッシャーのせいかノーバイト・・・。

帰着時間も迫り会場前へと戻りました。

残り時間も15分を切り、半ば諦め気味に魚深を見ていると、小規模な地形変化にいい具合にベイトが絡んでいます。

そこに04シンクロを投入すると着底と同時に明確なバイト、フックキングもバッチリ決まり時間を気にしながら、やっとの思いでキャッチした魚は、本日最大となる1,200gのキッカーでした。

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ウェイトは2,900gまで上がり、タフなレイクコンディションから、上位入賞を確信し急いで帰着しましたが結果はチョット悔しい3位でした・・・。

しかし内容的には、戦略が見事にハマッたナイスゲームでした。

今年は山中湖のトーナメントで大活躍の04シンクロでしたが・・・最後の最後でまた助けられました。

来シーズンも引続き、お世話になりそうです。

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大増水の山中湖にて

朝晩はすっかり気温も下がり、過しやすくなりました。

私の通う山中湖では朝晩は肌寒くさえ感じる様になり、秋の便りとなる公魚の好釣果も耳にする様になりました。

湖全体に1級ストラクチャーが出現

本格的な秋への季節の進行と共に、こちも秋の風物詩!?の台風が頻繁に襲来する様になりました。

特に9月は大型の台風が日本列島を直撃し、各地に甚大な被害をもたらしました。

山中湖も例外では無く、9cm月初旬に直撃した台風の降雨により山中湖は大増水となり、見た目はもちろん、バスの付き場も大きく変わってしまいました。

山中湖をご存知の方がご想像する湖は、ショアラインは浜に囲まれ、岩やアシ・レイダウン等の目で見えるストラクチャーは一切無いと言ったイメージだと思います。

通常のバスの付き場として代表されるポイントはウィードで、バスやベイトを多くストックしています。

しかし、今回の増水でそのウィードは遥か水の底・・・

その代わりに、台風の増水で湖の周囲に自生している植物(木や雑草)が冠水し、湖全体に1級ストラクチャーが出現しました。

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53cmの大型をドライブクローラーで仕留める事に成功!!

その冠水してストラクチャー化した植物はバスの格好の付き場となり、多くのバスが身を寄せ、さらにベイトフィッシュが絡む。

条件の良い場所では、活発にベイトを追う姿や悠々とクルーズする規格外の大型も確認する事が出来ました。

そんな山中湖に私も出撃し、試合を控えたプラクティスでは53cmの大型をドライブクローラーで仕留める事に成功!!

思わぬ所で台風の恩恵を受ける事となりました。

プラクティス当日は、朝から晴天無風で残暑が厳しい日となりました。

エリアに到着すると既に多くの先行者がおり、天候に加えプレッシャーが掛かり厳しい状況が予想されました。

まずは、朝の時間帯はストラクチャー周辺をクルーズしている事がある為、トップウォーターでストラクチャー周辺を手早くチェックするもプレッシャーのせいかノーバイト・・・

そこで、ドライブクローラー(ノーシンカー)に変更し、冠水植物にタイトに入れて行くと・・・小型(25cm程)のバスが直ぐに反応しました。

バスの反応は良好で、数は釣れるものの同サイズばかり・・・

そのエリアに見切りを付け、他の場所をチェックするもノーカンジだった為、午後になり、朝一の同スポットに入り直しました。

しかし、朝の状況とは一変し、広がり始めた雲で太陽は隠れ、時より訪れるローライト。

さらに風も吹き始め、サイトで確認できるバスも多くなり良型ばかり・・・チャンス到来!

攻め所としては、午前中のうちに多くのバスを確認していた場所で、沖まで濃いブッシュが形成されているスポットです。

さらにその場所には、いい感じで風が当たっています。

その場所にディスタンスを取り、ドライブクローラーをキャスト。

フォールのみのアクションで誘うと小さな当たり・・・合わせと共に一気に走り出し、やっとの思いで取り込んだバスは53cmの見事な魚体でした。

アクションとしては、ラインテンションを掛けずフリーフォールみので、クネクネと動くドライブクローラーの自発的アクションで誘います。

特にスレた大型のバスには、ロッドアクションを付けた不自然な動きよりも自発的に発生する動きと波動が有効で、今回も助けられました。

(写真はドライブクローラーの自発的アクションに反応した53cmの良型)
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04シンクロの活躍により山中湖第2チャプター3連勝

また、トーナメント速報ですでにお伝えしましたが、先日開催された山中湖第2チャプター第4戦では、プラクティスでドライブクローラーにより多くのバスをキャッチ。

良い反応を得たエリアで04シンクロ(エコモデル2.7g)とテキサスリグで攻め良型をキャッチし、優勝する事が出来ました。

各地のトーナメントでも大活躍な04シンクロ(エコモデル)ですが、その実力は山中湖でも実証済みで、私の場合は今年山中湖で開催されたJB/NBCトーナメントでは多くの魚を04シンクロでキャッチしており、ハイプレッシャーとなるトーナメントでは外せないルアーの一つとなっています。

秋になっても絶好調なOSPルアーでした。

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夏の山中湖→ディープクランキング

暑い日が続きますが皆さん如何お過ごしでしょうか??

ディープを探る為の「ブリッツMAX-DR」

私の通う山中湖では、水温も一年の中で一番高くなる時期となりました。

この時期になると、メインベイトとなるワカサギは、群れとなり水通しの良いディープレンジの底や中層付近に固まる様になります。

バスもベイトフィッシュの群れを追い、シャローレンジよりディープに移行しベイトフィッシュを捕食する様になります。

山中湖はストラクチャーや地形の変化に乏しい事から回遊性が強く、ベイトフィッシュと共に回遊する様になります。

その為、私がこの時期に多用するルアーは手返しが良く湖をチェック出来るディープクランク"ブリッツMAX-DR"の出番が増えてきます。

狙い方としては、まずは魚深の情報を頼りにその日のベイトフィッシュの濃いエリアやレンジを探します。

この時期のベイトフッシュの群れは、比較的大きな群れを形成し、ボール形状等で魚深にもはっきり映し出される事が多いです。

その群れを確認したら、キャスティング距離とリトリーブスピードを調整しベイトフィッシュの群れを直撃します。

リトリーブスピードは湖の状況にもよりますが比較的速く、「突然現れたブリッツMAX-DRに思わずリアクションバイト!」させるイメージでリトリーブします。

しかし時には、ステイを入れたり変則的なアクションが有効な場合もありますので、いろいろ試して見るのも重要です。

(写真上:53cm2.5kg、写真下:50cm2kgオーバー。ベイトフィッシュに付く良型をブリッツMAX-DR(ゴーストライムチャート)でキャッチ。)
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ブリッツMAX-DRの特徴的な点は、まずは飛距離です。

その同クラスでもトップレベルの飛距離は、レンジコントロールの幅を広げ、バスがベイトに付くレンジへと広いレンジへの対応を可能としています。

また、固定重心でセッティングされたウエイトは過剰なラトルサウンドを押さえ、山中湖の様にトーナメントで叩かれ、スレ切ったバスや警戒心の高い大型のバスには非常に有効です。

実際にブリッツMAX-DRは、過去に山中湖で開催されたJBトーナメントやチャプター戦でも多くの実績を上げ、その実力は実証済みです。

(写真:トーナメント前で多くの選手のプレッシャーが掛かる中(テイスティーシャッド)でキャッチした51cm、2kgオーバー)
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2010年も年間優勝がかかった晩夏の試合(2010年山中湖チャプター第2 第4戦)では、ブリッツMAX-DRでキッカーフッシュを取り年間優勝獲得に貢献してくれました。

まだまだ私も、使う度に新発見の多いルアーでブリッツMAX-DRの持つポテンシャルは計り知れない物があります。

是非皆さんもフィールドに出た際には、ブリッツMAX-DRを使い、その未知なるポテンシャルを体感してみて下さい、新たな発見が有るかも知れませんよ!!

本当に期待を裏切らないルアーです。

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春の山中湖

私の通う山中湖では、GWに咲いた桜も散り木々の緑は濃くなり始め、ハイシーズンの到来を感じさせます。

バスも水温の上昇と共に動き出し、良い釣果情報を耳にする様になりました。時にはシャローエリアで活発にベイトを追うバスの姿も目にする様になり、それに合せルアーへの反応も良くなって来ています。

そこで今回は、最近高釣果を得ているベントミノーを使用した春のパターンをレポートします。

山中湖で欠かすことの出来ない「ベントミノー」

ベントミノーが効果的な時期としてはまさにこれからで、ベイトフッシュが浅場に寄る春から、そのベイトフィッシュを活発に追い回す夏頃が最も効果的だと思います。

ポイントとしてはシャローエリア全般となりますが、特に風や流れの当たるエリアはベイトフィッシュが寄せられ、それを狙ったやる気のあるバスが集まってきます。

使い方としては、時期に応じ様々ですが、私の場合はソフトトゥイッチ&ステイを基本とし、必ずステイを入れバイトへの間を与える様にし、バスの反応を見ながらアクションに変化を付けています。

大切な事は、湖状況やバスの反応に応じアクションをアジャストさせる事です。

「高速アクションだけ」や「スローなアクションだけ」等の片寄ったアクションでは高反応を得られる可能性も半減します。(なかなか釣れないと言う方は、是非いろいろなアクションを試して見て下さい。)

アクションを付けると言うとなかなか難しいと思われがちですが、ベントミノーは使い手を選ばず、その独特のボディー形状から艶かしい動きを演出してくれます。

そのため、ルアーの力で十分バイトを得る事が出来ます。(初心者の方にもオススメです)

皆さんもご存知の通り、ベントミノーには今年の4月に新サイズとなる"76F"が加わりました。

(写真:76Fはまさに公魚サイズです。)
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これで既存の86F、106Fと3タイプ体制になり、更に様々なシーンにアジャストできる幅が広がりました。

山中湖の場合では、春のメインベイトは公魚で小型である事から、76Fがジャストマッチ。

実際に本物の公魚と並べてもサイズは同じで、見た目のリアルさも加え釣れてしまうのも納得です。

早速今年の春から76Fを使い始めましたが、その効果は非常に高く「釣れるルアー」がまた一つ増えました。

(写真上:76Fで捕獲した50cmUPの2kgOVER。)
(写真下:春の山中湖では76Fが大活躍です。)
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春以降になると、ベイトフィッシュはオイカワとなります。

公魚に比べ、ベイトフィッシュのサイズが大きくなる事から86Fや106Fが活躍する様になります。

昨年の初夏もバスがオイカワを活発に追い回すシーンでは86Fが大活躍でした。

冒頭にも記載しましたが、水温も上昇しルアーへの反応も良くなって来ております。

これからは人間にとってもすごし易い季節となりますので、皆さんもフィールドに出かけバス釣りを楽しんで下さい。

是非釣行の際にはベントミノーをお忘れなく、きっといい仕事をしてくれると思います。

(写真:オイカワを追い回す固体を86Fで捕獲)
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まず初めに、、、

東日本大震災で被災された皆様やそのご家族方々には、心よりお見舞い申し上げます。

皆様の安全と一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。私自身も自分の出来る事を実行し、ご協力して行きたいと思います。

シーズンイン直後の山中湖

関東では、寒さも和らぎ、平地では桜も開花し始めました。

しかし私の通う山中湖では朝の気温はマイナス・・・表水温も4度台(※4月上旬時点)と、春と言うよりまだまだ冬の状態です。

山中湖は、私が住んでいる場所(O.S.P社の近く)からは車で2時間程の距離ですが、季節の進行は1ヶ月程遅く、桜の見頃はゴーデンウイークとなります。

しかし、遅いながらも季節は進行するもの・・・暖かい日が数日続けば、バスが一気にシャローへ差して来たりしますので、気が抜けない時期でもあります。

実際に昨年は、ルドラSPで良型の連発を体感しました。

しかし今年は季節の進行が遅いのか?未だにその兆しはありません。

現在、依然釣果は寒く・・・多くのアングラーを苦しめています。

実際に私も連続で完全試合を喰らってしまいました。

そこで今回は、完全試合から救ってくれた低水温でも効くハイカットSPの使用方法をレポートします。

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釣行当日の気温は当然の様にマイナス・・・しかし水温は前週に比べ高く、5度台に上昇していました。

若干の水温上昇ではありますが、プラスに考えてこの日はハイカットSPでアプローチ開始!!

私が行う早春のシャッド使用方法としては、「しっかり動かし・キチンと止める」事を基本としています。

この使用方法にピッタリなのが、ハイカットSPです。

ハイカットは動き出し・静止性が良く、他のシャッドに比べ非常に動きのレスポンスに優れています。

「しっかりと動かしてキチンと止める」使い方では外す事の出来ない、高性能なルアーです。

大切なことはルアーの止め所で、バスの着き場となる枯れウィード等のストラクチャー付近がポイントとなります。

この時期のバスは低水温により動きが活発で無い事から、ここぞと言うポイントではロングポーズを入れバスにしっかりルアーを見せる様にしています。

またこの時期はリアクションが有効な場合があり、メリハリのあるストップ&ゴーや、軽くウィードに引っ掛けて外すアクションも効く事があります。

いずれの使用方法でもハイカットの動きのレスポンスとバランスの良さは非常に武器になります。

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近年ハイプレッシャー化するフィールドやトーナメント等でもその効果は高く、昨年のトーナメントでは活躍をしてくれ結果を残す事が出来ました。

今年のトーナメントでもきっと活躍してくれる事でしょう!!

シーズン前の山中湖

冬真っ只中ですが、皆さんの釣果は如何ですか?

ホームレイク山中湖で、ルドラSPの春爆

私の通う山中湖では一部の湖面は結氷し、5年ぶりに氷上での公魚釣りが解禁となるほど厳しい寒さが続いております。

バス釣りはと言うと、訪れるアングラーは少なく、釣果は皆無・・・シーズンには程遠い山中湖です。

私も現在は3月からの始動を目標に着々と準備を進めております・・・ほんとに春が待ち遠しいです(泣)

私事ですが、昨年はO.S.Pルアーの活躍のおかげで、山中湖で開催される2シリーズのNBCチャプター(山中湖チャプター・山中湖第二チャプター)のダブルで年間優勝と、JB山中湖シリーズでは年間2位を獲得する事が出来ました。

そこで今回は、昨年大活躍だったO.S.Pルアーを使った春のパターンをご紹介!

昨年の春、爆発したパターンがルドラSPを使用したミノーイングです。

(写真:昨年大活躍した、ルドラSPテイスティシャッドです。)
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山中湖でルドラSPの春爆パターン

このパターンは、昨年度の山中湖に於ける、全トーナメントの開幕戦でぶっちぎりの優勝を飾り、後のトーナメントへ弾みをつけた思い出深いパターンです。

開催時期は3月。

山中湖はまだ冬を思わせる雰囲気で、トーナメント開催当日も雪でした。

この時期の山中湖では、バスの越冬場となるディープエリアでソフトルアーによるライトリグが定番となっており、プラクティスや大会当日も殆どの選手が同パターンで試合を展開されていました。

しかし個人的には、プラクティスの段階から季節の進行を感じており、前日のプラクティスでもルドラSP(テイスティシャッド)で好感触を得ていました。

攻め所としては、バスがシャローへ差して来る、地形が複雑な場所。

その様な場所に風やベイトの要素が絡めばやる気のあるバスがガンガン差してきます。

更に大切な事は、バスに対して余計なプレッシャーを掛けない事で、ポイントに対しロングディスタンスを取ったうえで無駄なキャストも出来るだけ控える事です。

早春のバスは非常にナーバスで、余計なプレッシャーを掛けると口を使うどころかその場から姿を消してしまいます。

ルドラSPはロングキャストが利くため、狙っているスポットに対してディスタンスを取る事が可能です。

そんな理由から私は大型ミノーのルドラSPを使用しています。

アクションは基本早めのただ巻きで、ルアーの力だけで十分に口を使わせる事が出来ます。

逆に強めのジャークやトゥイッチは、この場合プレッシャーを掛ける事にもなりかねないので十分注意が必要です。

カラーとしては基本3パターン用意する様にしています。

・フラッシング系カラー・・・ 金鱗、パッシングシルバーなど
・ナチュラル系カラー・・・テイスティシャッド、BS小魚など
・ゴースト系カラー・・・ゴーストアユ、ライブリー公魚など

これらのルドラSPを用意し、天候やバスの反応をみて使い分けています。

ちなみに昨年の大会中ではテイスティシャッドが大当たりでした。私も大好きなカラーです。

(写真:ルドラフィッシュで大会唯一のリミットメイクでした。)
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ライトリグが主流となり敬遠されがちな大型ルアーですが、時にはライトリグに勝る釣果をもたらしてくれます。

今年は新色もリリースされ更に期待が持てるルドラSPですが、シーズン間近になり手に入らないなんて事がない様に、皆さんも準備をしては如何ですか?

春の釣行の際には、山中湖に限らず必携ですよ!