川村光大郎 | レポート&プロフィール
PROFILE
川村光大郎
関東
(各フィールド)
何にも縛られることなく純粋にバスフィッシングを楽しむ行動派アングラー。持ち前の探究心と向上心であらゆるルアーを使いこなし、フィールドで培った鋭い感性を武器に様々なフィールドに挑み続けている。初代陸王、オカッパリオールスター優勝2回、10年WBSスーパー3DAYS優勝。雑誌、DVD「陸魂」「ホリデイアングル」、携帯サイト「ルアマガモバイル」など幅広いメディアで活躍中。
年末年始はみっちりプライベート釣行
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します! 年末年始の休みは、4日間釣りをしてきました。
まずは年末30日に釣り納め。水温は4度台。昨年の最低水温期は3度台がベースで、毎朝水面が凍っていましたから、まだそこまでにはなっていない状況です。
雨天の中、昨年好調だったダンク&ハイカットをひたすら投げ倒すも、結果はそれぞれのルアーで1本ずつ。
最後は、ハイカットをガッツリとくわえたコイが一年の締めくくりになってしまいました・・・
(写真左:昨年のラストバスはハイカットSPで。)
(写真右:真冬の厳選タックル。冬はアレコレやりすぎないことも大事だと思います。)
で、毎年恒例の元旦釣行!今のところ毎年ノーフィッシュはナシです。
30日の雨の影響で濁りはキツいですが、カバー打ちならなんとかなるか?
ドライブクローのテキサスリグを丁寧に打ち続けるも気配ナシ・・・
しかし夕方前になると濁りも多少落ち着き、「シャッドもありかな?」な感じに。
すると別船の「いつも遅れて来るのに釣る友人」がダンクSPでグッドサイズを釣り、夕方にはさらに2連発!
しかし僕らには何の反応もなく、元旦釣行でついにノーフィッシュをくらってしまいました・・・
「このリベンジは早く済ませないと!」と、4日&5日も行ってきました。
そして1/5。この日の冷え込みはハンパなく、運転中にマイナス6度まで記録し、水辺の気温もマイナス4度。
水面は凍結し、水温は昨年の最低水温であった3度台まで下がっていました。
しかしこの日も朝イチの恩恵はあったようで、出船してすぐにダンクSPにグッドサイズ!
ボトムを叩いていたダンクが、ピックアップでボトムを離れた瞬間に食い上げてきました。
しかしその後はやっぱりというか、ノーバイトタイムに突入し、異変といえば、「遅れてくるあの人」が、この日もハイカットで前日よりさらに羨ましいサイズを釣ってきたくらい・・・
まあ何はともあれ、無事初バスをキャッチすることができて一安心!
釣れるバスはどれもヒレピンのピカピカで、これぞウィンターバッシングという感じ。
昨年のシャッドパターンのピークは1~2月でしたから、まさに今が旬の釣りですよ!
写真上:1/4の2013年初バス!ヒットルアーはドラクロ3in。フォールスピードを出すために脚をカットし、中にボーンラトラーを入れています。
写真上から2段目:更に、ダンクSPにもグッドサイズ。
写真上から3段目:ドラクロのジカリグに変えた途端、連続バイトでした。ジカリグはテキサスリグよりも食わせに長ける印象です。
写真上から4段目:1/4、友人がキャッチしたグッドサイズ!ダンク丸呑みでした。
写真上から5段目:ダンクSPのHFワカサギにて。
写真上から6段目:友人がハイカットでキャッチしたビッグサイズ、羨まし~!
写真下:バレにくいシャッドタックル。スティーズサージェント+イグジスト2506+T.D.ラインセンサーエディションII 5lb.。
さて、そんなシャッドの釣り、「いいのは分かっているけどちょっと苦手」という方に朗報です!
昨年のW.B.S.年間1位、草深さんが霞ヶ浦でシャッドの釣りを実釣解説しています。
しかも見てくれた方が同じことを実践できるよう、バスボートではなくレンタルボートでの釣りを見せてもらいました。
この撮影中に「コイ」とかいって、とんでもなくデカい魚を釣っているのですが、草深さん、それ確実にアオウオですよ~! とってもレアな魚ですよ~!
しかも2匹も釣ったそうな(映像は時間の都合で1匹カット)。
アオウオを1日に2匹、しかもシャッドで食わせているなんて相当奇跡的なことだと思うのですが、当の本人がアオウオを知らないなんて・・・
そういう意味でも貴重な動画かもしれません。
「アオウオファンが霞でシャッド投げまくる」なんてことは起きないと思いますが。
今回はこんなところで。
あ、そうそう、オリキンが
ブログを始めました。
基本無口な彼の生活は、付き合いの長い僕でもナゾなところが多いのですが、これで少しは明らかになるのかな?
まあ、「釣りのことしか考えていないの?」な彼ならではのネタが出てくるかもしれませんね!
ブログつながりでこの方も!O.S.Pプロスタッフの
浦川さん。
旧吉での雑誌取材時に知り合いになり、あまりの釣りの上手さと、人格に惚れ、プロトーナメンターではありませんが、プロスタッフのお誘いをしたお方。
この真冬も、ブレードジグにリビット(バジング系ワーム)の組み合わせでいい釣りをしていたりと独創的かつ実践的なネタが出てくると思いますよ!
今年も最後まで、取材、イベント、カタログ撮影などで各地に行かせてもらっております
2012年の年の瀬・・・12年12月28日こんにちは、川村です!
いよいよ年末押し迫ってまいりましたが、今年も最後まで、取材、イベント、カタログ撮影などで各地に行かせてもらっております。
年の瀬の近況報告まずは12/2に行われた、「キャスティングキッカー日本橋」様でのイベントに来てくださった皆様、ありがとうございました!
休日のビジネス街にも関わらず、沢山の人に集まっていだだき大感謝です!
その翌週は、ロッド&リール誌の企画、カナモとの『岸釣りタイマンバトル』の4戦目(最終戦)で火花を散らしてまいりました。決戦の場はまだナイショですが、デカバスが潜む、だけど一筋縄ではいかない、そんな最終戦に相応しい陸っぱりフィールド。
カナモとの対戦は、いつも彼だからこその恐さに悩まされます。彼は、いつもそのフィールドにおけるMAXサイズの居場所に辿り着いてしまう天性の嗅覚と、賢いデカバスをも仕留める術を知っているから、「果たして何キロ釣ったら勝てるのか」が想像できない!それでいて、手堅く釣ろうと思えばそれも上手いと・・・。
しかしそんなカナモ相手だからこそ、こちらも必死になり、とんでもない集中力が発揮されることもまた確か。今回も「気がついたときには体がアワセている」、そんなピンピンの感覚で釣り続けることができました。
普段以上の力が出せなければ勝てない相手、それが僕にとっての金森隆志という人です。
まずは一つ前の3戦目が、12月末売りのロッド&リール誌に掲載されました。(スイマセン、前回のレポートで掲載月を間違えてしまいました)是非ご覧になってください!で、対戦を終えてからは、東京へは帰らず、そのまま飛行機で熊本県へ。
山本釣具センター(Pot Belly)様でのイベントに行ってまいりました。熊本県は初の上陸で、どれだけの人が来てくれるのかは予想もつかず、正直ちょっと心配でしたが、恐る恐るステージへの扉を開けてみれば、そこには130人もの熊本バサーが大集結!!
これは本当に嬉しかったです!!熱がこもってイベントは予定時間をオーバーしましたが、皆さん真剣な眼差しで聞いていただき、本当に熱い!
お店のほうも、ルアー用品の充実のみならず、併設されたアウトドアアパレルショップの品揃えも最高!
イベントの翌日、帰りの空港に向かう前にどうしても買い物をしたく、もう一度寄っちゃいました(笑)
次の機会には、熊本のメジャーフィールド江津湖での釣りもやり込んでみたいですね。
(写真上:キャスティングキッカー日本橋様でのイベント。僕と茂手木さんは後ろで~す。)
(写真上から2つ目:ロッド&リール誌企画「タイマンバトル」の最終決戦の地は、ガイドも凍る極寒でした。霜で地面が白いです。)
(写真上から3つ目:熊本県「Pot Belly」様でのイベント。ピッチング大会では上手い人も、そうでない人も?当てる当てる!)
(写真下:ジャンケン大会の様子。)
そして、関東に帰ってくるや否や、その翌日は霞水系での2DAY取材。約2週間ぶりの霞水系は、さらに季節が進んだ感じで、完全に冬の釣りとなりました。
釣果のほうも2日間で5バイト4キャッチ。カンタンではないです。しかし、釣れたバスのサイズは、半分が45クラス!体高も厚みもある、抜群のコンディションでした。
このときの様子は、公開できる段階になりましたら、この場でも紹介させていただきたいと思います。
釣りをやってみたくとも、なかなか釣るのが難しくなってしまった昨今・・・そんな入門アングラーの方にバスを釣る喜びを知っていただくために有効な情報ツールとして、今動き出していることの第一弾にお声かけいただきました。
釣り方的には、前回のレポートで紹介した、シャッド(今回はハイカットSP)とスモラバ(シンクロ2.4g+ドライブシュリンプ)は今回の釣行でもしっかり仕事をしてくれました。
そして他にも、僕にとって冬には欠かすことができないメソッドである、
・ドライブクローのリアクションテキサス
・マイラーミノーのジグヘッドリグ
これらも、冬の貴重なバスを釣らせてくれました。
ドライブクローのリアクションテキサスは3インチであれば8.8gシンカー、4インチであれば10gシンカーを目安にしています。
シンカーウエイトは、重いほうがリアクションバイトを誘発する瞬間的なフォールスピードは出せますが、僕の考え方的には"重さは強さ"であるということ。
必要以上に重いシンカーで、「ドスンッ!ドスンッ!」とやってしまうと、元気のないバスはバイトを躊躇います。(おそらくデカシンカーも嫌っているかな)というわけで、「リアクションバイトに必要なフォールスピードの範囲内で、強くなりすぎないウエイトを選ぶ」ことが大事だと思います。
もちろん、分厚いマットカバーのような、貫通させるためにヘビーなウエイトが必要な場合はこの限りではありませんので、「状況に応じて」ではあります。
マイラーミノーのジグヘッドリグは、ここ最近の釣りでは、スモラバに次いで活躍中!小魚が集まっているスポットで、バスも明らかにこの小魚を食っているとなれば、やはり見た目や動きがリアルであることは何よりのアドバンテージです。
マイラーミノー3.5インチのジグヘッドリグは、これまでの冬も、そして最近の釣行でも窮地を救ってくれていましたが、先日の釣行で、「これはもっとやったほうがいいな」と感じたのが、マイラーミノー"2.5インチ"のジグヘッドリグ。
マイラーミノーの2.5インチは、これまで個人的にはそう出番は多くなく、「マイラーミノーの出番=3.5インチ」と安易にしてしまっていた感はありました。
3.5インチのほうが、ノーシンカーでも投げやすかったことも理由のひとつですが・・・2.5インチは、サイトフィッシングでのメリットは強く感じる場面がありましたが、ノーマルな状況であれば、あそこまでしなくてもね・・・と。
しかし、あの小ささでリアルだからこそ、相当食い渋ったバスであっても、容易に食わせられることを知りました。
今年の冬は、スピニングでのライトリグを今一度練習することに決めているのですが、0.9gほどのライトジグヘッド+3~4lb.ライン+マイラーミノー2.5インチ。
この組み合わせが、シャッド、スモラバと並ぶ、この冬のメインアイテムになることはもはや間違いなさそうです。
(写真左上:ドライブクローのリアクションテキサス。フックはNINAパワーステージの1/0or2/0)
(写真右上:マイラーミノーのジグヘッドリグ。一点キラキラロールで誘います。)
(写真左下:シンクロ+ドライブシュリンプは真冬のエース!このエビっぽくも小魚っぽくも見える色合いが好きです。)
(写真右下:写真のハイカット、そしてダンクは、昨年の1~2月に最も沢山釣ったルアー。今年もやってくれるでしょう!)
ここ最近の釣行は100%取材のため、ここに掲載できる釣果写真はないのですが、なかなかに好調な釣りが出来ているもので、そこでの発見を綴らせていただきました。
このレポートがおそらく今年最後になるのかな??この一年も隙間無く駆け抜け、恐ろしいほどあっという間に通り過ぎていきましたが、充実した一年を過ごすことができました。
これからも、慌しくてもひとつひとつの仕事(O.S.Pの業務だけでなく、ご依頼いただく取材やイベントなどすべて)を丁寧に、精一杯、そして釣りに関わることですから、楽しくこなしていきたいと思います。
それでは2013年もよろしくお願い致します。皆様もよいお年を!
(写真上:キャスティングキッカー日本橋イベントでは、茂手木さんと冬の釣りについてお話させていただきました。)
(写真中:そして「陸王チャンピオンカーニバル」このメンツで勝利することの価値は計り知れない!ルアーマガジンは必見です!)
(写真下:今年はやっぱりこの人!W.B.S.の年間1位を獲得した草深さん。マイクロピッチシェイクを練習中(笑))
冬な感じがしてきました・・・
皆さんこんにちは!最低気温がマイナスにまで下がる日もでてきました。
先日の朝はついに車のガラスが凍結していましたし・・・凍りだすと冬な感じがしませんか??そして、バスの活性も下がってまいりました。
遂に冬に突入です僕の感覚だと、毎年12月中の間は厳しいながらも、まだバスに捕食への意欲を感じます。年が明けるといっそう難しいですね。
この年内の、「食い渋りながらもまだ食ってくれるバス」を釣るうえで頼りになるのが、前回のレポートで紹介したシャッドプラグとスモラバです。
最近の陸っぱりでも、スモラバ、04JIGシンクロ にかなり助けられていますね。
(写真上&中:霞水系陸っぱりにて、シンクロ2.4g&ドライブシュリンプ3"でキャッチ!!)
(写真下:シンクロ2.4g+ドライブシュリンプ3"のボトムちょい上スロースイミングにて。)
霞ヶ浦水系を例にとりますと、すでに越冬モードのようなポジション(波風が当たらず、水深もあるブロックの隙間など)に入り込んでいるバスと、ワカサギを追っているアクティブなバスに分かれるのですが、そのどちらを狙うにしてもスモラバは食わせに長けているので、1タックルでテンポ良く釣り歩けます。
ブロックやブッシュのに入り込んだバスに対しては、ダイレクトにシンクロを落とし込み、細かくシェイク。
このようなタテのアプローチに関しては、僕はほぼ中層でしか食わせていないので、シンクロのように90度ラインアイで水平姿勢で誘えるジグでないと、確実にバイトさせる自信が持てません。(結び目も常に真上にきているかチェックします)
で、ワカサギを意識して、横方向にスイミングさせるときにも、狭いスポットであればスモラバでスローにスイミングさせたほうがシャッドより食わせられることも多い。(さらに寒くなると、シャッドのほうがリアクション効果も持ち合わせていてバイトにさせられる感覚がある。)
その場合には、スモラバの色もK.O.C.S.(カズキ・オリカネ・カラー・セレクト)のような白っぽい色を選びます。
同じくベイトカラーに合わせるという意味では、ブロックの隙間に落とし込んでいくようなときにはエビっぽい色に実績がありますね。
トレーラーにはドライブクロー2in.と、長いこと僕の中で絶対的トレーラーだったスタッド4in.のボディをちょん切って短くしたものをアクションの違いによる得意(一点シェイクではスタッド。フォール、ボトムズル引き、スイミングではドラクロ2")によって使い分けていましたが、最近ではドライブシュリンプが、落として良し、誘って良し、泳がしても良しで、現場で自然と手が伸びます。
他にも周りの人達は、ドライブクローラーやドライブスティックのネコリグ、ドライブクローのヘビーダウンショットリグなどで釣っていました。
写真上から
(写真左右:草深さんがテトラ帯でドライブクロー3"のヘビダン5gで立て続けに連発!)
(写真左:さらにブロック帯にてタイニーブリッツMRでキャッチ。)
(写真右:O.S.P社員のS君はワカサギをイメージしてドライブスティック3.5inのネコリグで。ヤル~!!)
(写真:たまたま会った釣友は、ドライブクローラーのスナッグレスネコリグで。)
(写真:身内の大会にて。優勝はO.S.P社員の麻生君のチーム。シンクロ&シュリンプで2本、更にO.S.P女性スタッフさんがドラクロ3inのヘビダン5gでキャッチ。)
(写真:僕はスレで掛かったコイのみ・・・プロスタッフの早川さんも参戦し、こちらはなんと93cmのビッグカープ!!(でもスレ))
それと、最後にちょっとした告知を。絞めつけ感がなく、それでいてまったくズレない抜群のフィット感で、過去最高のサイトマスターといわれるモデル「インテグラル」に川村光大郎モデルカラーを出させていただくことになりました!
イメージはスティーズ・コンパイルXのブラック&レッド。カッコイイと思います。
モデル名は「インテグラル・ガンブラックPro」、ぜひチェックしてくださいませ。
今回はこんなところで。この冬もシャッドとスモラバを武器に、昨年以上に釣るぞ~!!
(写真:サイトマスターインテグラル「ガンブラック・Pro」)
低水温期を攻略するうえで・・・
皆さんこんにちは!
朝晩はついに気温1ケタ台の日も出てきましたね。先日はついに、今年初の防寒着を着ての釣りになりましたよ。
でもまだあと一ヶ月半くらいは、「本当の真冬」ではありません。
低水温期を攻略するうえで本当の真冬(1月~2月)は本当に釣れにくくなりますが、初冬はまだバスの食い気も残っているだけに、食わせのスキルを磨くには最適だと思いますよ!
そんなこれからの低水温期を攻略するうえでキモとなるのは、ハードにせよソフトにせよ、「移動距離を抑えて誘う」・・・これに尽きます。
まだ11月のうちは秋らしい展開が通用しますが、12月に入ってからは、移動距離を抑えた「冬らしい釣り」を強く意識してみて下さい。
そんな昨今、地元の釣友からは、「シャッドが釣れだしたよ」との一報が入りました。
そこで今回は、シャッドの釣りのコツをサラリとご案内させていただきます。
■低水温期のシャッド3か条
其の1:スローリトリーブを心がけること。
とは言ったものの、ゆっくり過ぎてアクションがダルくなってしまってもバスがその気になってくれません。
ゆっくり巻いても小気味良く「プルプルプル~ッ」と動いてくれるものが良く、この点においてはダンクが依然スペシャル。アピール力重視のときはダンク、小魚っぽさ重視のときはハイカットを選んでいます。
其の2:スローリトリーブでもバスが「追いきれていない」と感じれば、「止め」を入れること。
止めることの大切さは、昨年の冬に思い知りました。バックシートの草深さんが3連発で釣って、僕もマネをしたらすぐに釣れたことがきっかけですね。
その冬はシャッドのストップ&ゴーを駆使したことで、冬としては稀に見る安定した釣果を得られました。
其の3:バレにくい、クッション性の高いロッドを使うこと。
冬のシャッドで本当に悔しい思いをするのが、せっかく食ってくれたバスが呆気なくバレてしまうこと。
これに関してはタックル次第。ノリの良さだけでみればグラス素材のロッドにかなうものはありませんが、シャッドの繊細なバイブレーションを鮮明に感じることはムリですし、キャスタビリティにおいても、飛ばせないし、狙ったスポットに投げるのも慣れが必要だと思います。
そこで低弾性カーボン素材で最適な「フヌケ感」を出してもらったシャッド専用ロッドがスティーズのサージェント。
ワームの釣りは「ゴメンナサイ」のロッドですが、バラシは激減し、その分釣果は確実にアップします。
その他の詳しいこと(フックについて、カラーについてなど)は、昨年のレポートで詳しく書かせていただいたので割愛しますが、いよいよシャッドの季節ということで、今回お話をさせてもらいました。
イベント情報
最後にイベントのお礼とモロモロの告知を。
先日のフィッシャーマン土浦店様での岡友成さんとのイベントはなんと200人超え!
来てくださった皆様、盛り上げていただき本当にありがとうございました!
そして駐車場の限界で入れなかった方もいたとのことで、こちらは申し訳ありません・・・次回のイベントですが、12/2(日)にキャスティング日本橋店様にてトークライブをやらせていただきます!
この頃にはルアーマガジン誌「陸王」の決勝も終わっていますが、チャンピオンベルトを巻いて登場??できるかどうか・・・
それと、もうひとつ、いやふたつ。今月末売りのバスワールド誌はかなりお勧め!
イヨケンとの旧吉&野池釣行の様子をおさめたDVDが付録で付いているのですが、これが付録のレベルを完全に超えた面白さで、「これ付録にしちゃっていいの?」ってクォリティなんです!オープニングはシリアスな感じですが(素すぎて恥ずかしい・・・イヨケンにヤラレタ~)
そして、ロッド&リール誌では、カナモとの対戦企画。こちらも今回は四国が舞台。
前回はコテンパンにやられましたが、今回は如何に??
これを勝ったほうが、全4戦の勝ち越しに大手となります。
今回はこんなところで。陸王頑張ってきます!
(写真上:11/4(日)フィッシャーマン土浦店様でのセミナーの集合写真!)
(写真下:11/11(日)茨城県土浦新港で行われた53ピックアップにも参加させて頂きました!)
BasserAllstarClassic
今年はO.S.P初のブース出展、スタッフ皆張り切って行ってまいりました!
O.S.P初のブース出展、そしてイベント、トークショーと・・・「やるからには楽しいブースにするぞ!!」と、スタッフ一同趣向を凝らしたつもりですが、いかがだったでしょうか??
何より嬉しかったのはワームの掴み取りも、トークショーも、沢山の人が集まってくれたことです。
おかげさまで充実の帰路につくことができました。ブースを盛り上げてくださった皆様には、この場を借りて御礼申し上げます!
今回は、そんなオールスターブースの様子をお届けします!
(写真左:ワームの掴み取りは、2日間とも朝イチから長蛇の列、嬉しい!)
(写真右:というわけで・・・朝の小1時間でワームが底を尽きました。)
トークショーにはW.B.S.年間1位の草深さん×橋本卓哉さんが今の霞水系でバスを探すコツとテクニックを紹介し、JBトップ50プロで今年は初優勝も飾った茂手木さん×利根川TBCレギュラー部門年間2位のO.S.Pスタッフ麻生君が、利根川の攻略法を公開。
草深さん×僕は、今、そしてこれからの時期の霞水系攻略法と、ピッチングやフリッピングなどをレクチャーさせていただきました。
それぞれトークショーの最後にはピッチングでのマト当て大会を開催。
見事マトを射止めた方には、非売品カラーのブリッツやドライブシリーズ、その他O.S.Pルアーをプレゼント!そしてヒップバッグをかけたジャンケン大会でシメとなりました。
(写真上段:ピッチング大会には多くのチビッ子もトライしてくれましたが、これがまた当てる当てる!)
(写真中段:トークショー後のヒップバッグをかけたジャンケン大会も盛り上がりました。)
(写真最下段:タクヤさんと草深さんの霞トークは分かりやすくて超実践的。僕もうなずきながら聞いてました(笑))
そして、僕はダイワブースで茂手木さんとトークショーをやらせていただきました。
こちらは、僕の履いているジーンズ【EDWIN・FISHING STYLE】の品番当てクイズ。
「何履いてるか見せてもらっていいですか?」と聞かれることはほとんどなかったのに、両日とも当選者が沢山いたのにはビックリ!けっこう見られていたんでしょうか・・・(笑)
こちらも当選者にはルアー&ステッカー、さらに非売品のアルファ×ダイワのウエアを獲得したラッキーな方も!日曜日にはブラックレーベルのピッチン&フリッピンシリーズのロッドも景品に飛び出しました。
そしてトーナメントの方ですが・・・こちらもドラマがありましたね!
初日ダントツでトップに立った村川さん、このまま初出場&初優勝を決めてしまうかと思われましたが・・・小森さん、本当に強いです!
最後にライブウェルから飛び出したビッグフィッシュには度肝を抜かれました。
オールスター、楽しみあり、興奮あり、感動あり。本当に素晴らしく最高な大会だと、あらためて感じた2日間でした。
イベント情報さて、最後になりますが、フィッシャーマン土浦店様でのイベントが近づいてまいりました。
岡友成さんとの「エビ対決」と銘打ったトークショー。どんな方向に行ってしまうのかは、初めての組み合わせだけに僕にも分かりませんが、ひとつだけ言えることは、極めて実践的な内容になるのでは!ということ。
カナモから聞く、僕が抱いている岡さんのイメージは、とにかく釣りのことしか頭になく、鬼のように釣る人だからです。
今回はこんなところで。周りでは風邪をひく人が増えています。体調管理にも気をつけていきましょう。
(写真:こちらダイワブースにて茂手木さんと。タックル選びについて、僕が思う肝心なところのお話をさせていただきました。)
秋真っ盛りです!
みなさんこんにちは!だいぶ寒くなってまいりました。
気がつけば今年も残すところあと2ヶ月ちょいしかないんですよね。
冬もすぐそこまで迫ってきているワケです。
さて、そんな秋真っ盛りですがイベントの秋?ってくらい催し物が目白押しです。
まずは「Basser Allstar Classic」、そう、バサクラです!
今年も昨年同様利根川での開催ですね。出場される選手にとっては真剣勝負の場ですが、それ以外のバスアングラーにとっては「行かなきゃソンソン」な一大バスイベントです!
JB、W.B.S. 、TBC、アメリカ参戦プロなどカテゴリーの枠を超えた、選ばれし選手のみで競われるトーナメントはそれ自体最高のトーナメントですが、イベントとしてみても各メーカー気合いの入ったブース出店があり、会場となる「水の郷さわら」は食事も美味しいですし1日中楽しめるはず!
ちなみにO.S.Pも今年は初となるブース出展をさせていただきます!
内容は・・・
■か・な・り・おトクの「O.S.Pワームつかみ取り」(ドラクロ・ドライブスティック・ドライブクローラーがひしめき合ってお待ちしております!)
■W.B.S.年間1位草深さんと僕のトークライブ&ピッチング大会(10/27・28ともに11時より)。僕は草深さんの釣りを間近に見ていますが、目からウロコのシークレットテクも聞けると思います。今年全7戦中、お立ち台6回はダテではありません!!
■橋本タクヤさんと草深さんのトークライブ(10/27は13時より、10/28は9時より)今年のW.B.S.戦でこの2人はバッティング頻発だったそうな、あの広い霞の沖で・・・霞でバスに辿りつくための最新トークが聞けそうです。
■JBトップ50桧原湖戦優勝の茂手木さんと、利根川TBCレギュラー部門年間2位&NamikiCUP5位のO.S.Pスタッフ麻生さんのトークライブ&ピッチング大会(麻生ってダレ??と言うなかれ。彼のロールキャストは一見の価値あり。利根川も詳しいですし。)
ピッチング大会では見事当てた景品として、今回限りの限定カラー&特別仕様のO.S.Pルアーをご用意!
ただ今O.S.Pカラー担当の草深さんがいい色塗ってますよ!(僕もマジで欲しいです・・・)
また、ダイワ(グローブライド)ブースでも12:00~12:30に茂手木さんと僕のトークライブがありますよ!
僕が着ているウエアを当てるクイズにて、こちらもスペシャルなプレゼントがあるそうですよ!
(写真:昨年利根川で開催されたバサクラ風景です。今年もいよいよですね!)
さて、釣りの方は・・・遠征続きがひと段落し恋しかった霞水系に行ってきましたが、戻った時は時すでに遅し・・・なかなかに厳しい感じですよ。
毎年ですが、秋の霞はけっこう難しい・・・しかし今年は特にカモ・・・。
今年はシャローが不調で、その代わり沖の浚渫が復活したりで、陸っぱりにはちょいと受難の年なんですが、僕も今までメインにしていた岸撃ちスタイルから、ちょっと釣り方を変えていかなければ対応しきれないかもしれません。
新規開拓も含め釣り歩いてきた次第ですが、ワカサギが非常によく釣れていますね。
しかし、だからといってバスが思うように釣れてくれないのが今の霞の難しいところ。
ポロリ、ポロリと釣れてくれたバスは共にグッドコンディション!こんなのが狙って釣れるようになりたいです。
ヒットルアーは04シンクロ2.4gにドライブシュリンプとドライブシュリンプのダウンショットリグ。
カラーはワカサギをイメージしてシンクロはK.O.C.S (カズキオリカネカラーセレクト)、シュリンプはネオンシャッドでした。
(写真:ドライブシュリンプはシンクロの新たな相棒。ウェアウルフとのコンビはこれからの時期に欠かせません。)
DVD『陸魂2』を見ていただいた方はご存知かと思いますが、僕の新規開拓はハードルアーはほぼ使わずに「居たら食う」ルアーで、要所のみをスピーディーにチェックするのがスタイルです。(もちろん全てではありませんが)
パッと見でバスの着き場をある程度見抜くコツさえ掴んでしまえば、むしろこの方が高い確実性をもっての新規開拓が可能なんです。
でも、今の状況(ワカサギ盛り沢山&バス散っている)では、ハマればはるかに釣れるのはハードルアーでしょうね。
それは釣りをしつつ感じました。それでは皆様も良い釣りを!
それと、バサクラO.S.Pブースでお待ちしております!
(写真:霞オカッパリで釣れた46cm。ちなみにこのメジャー、魚体を傷めなくて最高!!バスフィールド様オリジナルです。)
O.S.Pプロスタッフ活躍の2012年
皆さんこんにちは!!
各カテゴリーのシリーズ戦も終盤を迎え、終えたところでは年間順位も発表されておりますが、とにかく今年のO.S.Pプロスタッフが頑張ってくれております。
いや~、やってくれましたね!鈴木隆之さんと草深さん。
すでにご存知の方も多いかと思いますが、鈴木隆之さんがJB桧原湖で年間1位。
草深さんもW.B.S.で年間1位。それ以外にも、山中湖の川上さんが、芦ノ湖の高原さんが、津久井湖では寺沢さんがNBCチャプターで優勝と、とにかくスゴイ!
この背景には、今期はドライブシリーズにECOワームが出たことも無関係ではない!・・・なんちゃって(笑)
いや、しかしホント、O.S.Pプロスタッフは強すぎです!取材で遠征の連続さて、僕はというと、バスワールド誌の取材にて四国でイヨケンと釣りをして、ルアーマガジン誌の「あの企画」で某山上湖に行って、来週からはロッド&リール誌のこれまた「あの企画」でまた遠征。
あちこちで釣りさせてもらってます。
取材で釣りには行っているものの、プライベートは前回のレポートでお話した小貝川以来ご無沙汰です。
本当は今頃、毎年小貝川でハイピッチャーが面白くなる頃なんですけどね。
行けるものなら今すぐ行きたい!で、ハイピッチャーもいいですけど、今、自分の中で最も熱いルアーがブレードジグとドライブシュリンプ!
(写真:ブレードジグでキャッチしたバスです!)
先日から釣りビジョンで放映されているバスギャラリー『オカッパリでビッグバス』でもこの2つが活躍してくれました。
ブレードジグは、トレーラーにドライブスティック4.5インチを付けて使うことが多いですが、イメージはベイトフィッシュです。
ハードプラグにはない、スカートが艶かしく揺れる「柔らかみのある動き」と、ドライブスティックのテールが絶妙なクロスを描いて反復する動きのコンビネーションは、究極のマッチングといってもいいほど!
霞水系のようなマッディでも、リザーバーバックウォーターのようなクリアウォーターでもグッドサイズを釣らせてくれています。
表層付近をヒョロヒョロと泳ぐベイトフィッシュになんて、この動きはかなり近いものがあると思いますが、浅いレンジを泳がせるには、エコモデルにある1/4oz.が素晴らしくいいです。
そういえば、ちょっと脱線ですが、先日はワーム禁止のレイクで釣りをしたところ、ドライブスティックのトレーラーがモロにマッチしている状況・・・
なんとかポークでドライブスティックに近い動きを出せないかと考えた結果、アンクルジョッシュのジャンボポークフロッグを2つに切ったものをタテ刺しにして使ったところ、これがなかなかに良く、実際に45cmを釣らせてくれました。
ちなみにビッグダディを同様に切ったものもいい動きしてましたよ。
もしワーム禁止のフィールドで釣りをされる際には試してみてはいかがでしょう??
ドライブシュリンプは、プロスタッフの皆さんに送ったところ、やはりというか、あの手のワームが効くフィールドでは炸裂しています!
しかも、小さいワームなのにデカイバスを!あの細かい高速バイブレーション。
バスにはたまらないようで、スローな誘いだけでなく、一瞬でリアクションバイトさせる釣り方においても極めて有効です。
7g前後のシンカーでのヘビーダウンショットは、特にサイトフィッシングでお勧めです。
(写真:ドライブシュリンプで!)
ラジオ「FM79.2フィッシングトレイン」
さて、話は飛びますが、先日はラジオの収録に行ってまいりました。
吉田遊さん&撃さん&ワールドスポーツ松井さんと釣りトークをしてきましたよ。
これまでも数回出させていただいているのですが、いつも盛り上がり過ぎて時間切れ・・・
しかし!なんと今回から30分に時間拡大ということで、今の霞水系を釣るためのキモや、秋ならではのスピナーベイト談義、ドライブシュリンプのお話などさせていただきました。
生放送ということで最初は緊張しましたが、釣りの話で盛り上がってしまうと全くカンケイなかったですね(笑)
来月は11/4にフィッシャーマン土浦店様でトークショーをやらせていただきます。
岡友成さんとの「エビ対決」だそうで。こちらもよろしくお願いします!今回はこんなところで。
i-Waverの釣れるヒミツ
朝晩は涼しさを感じることも多くなり、秋の気配を感じるようになりました。
今回はO.S.P初のi字系ルアー「i-Waver」の釣れるヒミツを徹底解説したいと思います。
ここ数年のフィールド状況
ここ数年、レンタルボートの整ったフィールドの人の多さは慢性的で、その傾向は、魚のコンディションが良い場所やアクセスしやすいフィールドほど顕著といえます。
私がよく行く関東圏のフィールドは、平日であっても休日と勘違いする程の人手であり、人為的プレッシャーは常に高い状態です。
常にそのような状態なので、逆にプレッシャーは気にする要素で無くなっているほどです。
一方で、そんな人の多いフィールドほど、釣果情報を多く見聞きするものです。
特にネットを中心とした情報網はよりタイムリーで詳細な状況を伝えてくれます。
便利である反面、釣れてるフィールド、エリア、ルアー、タイミングまでもが誰でも解ってしまうため、バスが良い状態でルアーを追っていても、短命なパターンに終わることや、バスがシビアにルアーを選ぶ状況に収束していきがちです。
すなわち、「人が多いほど、より多くの情報を生み出し、更に人を呼ぶ」と言えるでしょう。
実際には、バスのやる気があっても非常にセレクティブになってしまい、「もうちょっとの所でルアーを見切る」ことや、「ハナから無視される」ことが多発するようになります。
「セレクティブになる」と言うことは、「実際のベイトとルアーとの違い」を見分けているということです。
バスがルアーを見切る要因として挙げられることは、ルアーのサイズ、ボリューム感、カラー、アクション、スピード、匂い等が挙げられます。
通常これらの要因はバスがベイトを捕らえる際に、「バスが頼りとする刺激」になっているものでもあります。
通常のルアーチョイスにおいても、この要素を的確に捉えたルアー選択を行うことで、より釣果を伸ばすことが可能になります。
「このカラーが抜群に効く」だとか、「速巻きに変えたら連発した」とかは、まさにこういったことでしょう!!
しかし、繰り返しルアーが近くを通ったり、実際に釣られることによって、バスが極度のセレクティブ状態に陥ってしまうと、バスの反応する要因の幅が狭まり、よりシビアになると言えます。
このような状況下では、プラグであればリップによるアクション、ロッドワークによるイレギュラーなアクションさえも、バスが「実際のベイトとはかけ離れたモノ」と認識していきます。
特にバスのスイッチが入るきっかけとなる、ベイトが逃げる瞬間の加速力や逃げ回る軌道はルアーでは到底再現出来ないものです。
そこで「ルアー的なアクションがバスに見切られるなら、ルアー的なアクションを無くしてしまえばよい」と言うワケ!
そこで、「i-Waver」の登場です。
(写真:関東でマッディーレイクとしてメジャーな印旛沼でキャッチした52cm。使いどころさえ合えば、フィールド問わず釣果をもたらしてくれます。)
バスを釣る為の構造
i字系ルアーの狙うところは、「バスが見切る要素をいっさい排除する」であると言えます。
つまりアクションの違いで見切ることをさせず、「気になるが見切れない状況」を作り出し、追尾した末にバイトしてしまうという具合です。
理想の引き方は、出来る限り一定スピードで、ルアーのボディがブレないように引くことがバスの関心を最大限高めることになります。
しかし人間側は一定速度で巻いているつもりでも、バス目線では細かなロールやリーリングによるテールのブレはどうしても起きてしまうことです。
この問題を解決するのがi-Waverの特徴であるジョイント構造。
ジョイント構造は本来、ハードボディに関節をつけることで動きを艶めかしく魅せることが狙いですが、i-Waverのジョイントボディの狙いはむしろその逆で「動かさないためのジョイント」なのです。
リーリングのブレや波風がラインを引っ張ることによる不自然な動きを、ジョイント部分が吸収することでボディ後方に伝えない働きをし、バスから見た不自然な動きを抑える効果を発揮します。
とはいえ、ラインテンションを一定に保って巻くことや、ロッドポジションを定位置に保持することは重要なことであります。
そしてi字系ルアーの宿命として、最後の最後に追尾して食うかどうかが一番の難しさ。
そこで最大の特徴であるi-Waverに搭載された超繊細な極細テールヘアーの効果は絶大であります。
デッドスロー引きでも小魚が艶めかしく水をゆっくり蹴るような微細なアクションを生み出し、思わず口を使わせることが可能です。
その証明として、ギルがテールをついばみ、引き込むことの多さが挙げられます。
その頻度は匂い付きワームを使っている時と変わらないほど。躊躇なく追ってきて引き込む様子を見ていると、明らかにギルが何らかの生命体として判断しているとしか考えられません。
またバスのバイトの仕方は様々ですが、追尾して食う時ほど、軽く咥えることが多くなります。
この為にミスバイトやバラシが多くなるのもi字系ルアーの宿命とも言えます。
トリプルフックは通常しっかり誘えるテールヘアーがあった上でルアーサイズを考慮すると、フック数は1つになりがち。
しかしi-Waverはトリプルフックが2個搭載され、小さなバイトも取りこぼしなくフッキングに持ち込めます。
当然フェザーやフックの絡みを最大限排除した設定となっています。
(写真:桧原湖での釣行でも。)
i-Waverのバリエーション、SSSとF
さて、SSS(スーパースローシンキング)に加え、今回新しくフローティングバージョンが発売となりました。
浮いているモノに興味を示す時や止めていないと見切る時、ラインの存在を激しく嫌う時など私がどうしても欲しかったタイプです。ボディー内のウエイト配置も、フロント部分が頭下がりになるようなバランス。これは水を掴みやすくすることで移動距離を抑えられる設定です。
またこの設定はi字系でありながらちょっとダイブさせたり、波紋を立たせバスに気づかせる小技も可能です。
更にテールヘアーの量はSSSの2倍となり、水面で完全に止めていても常に艶めかしい繊細な動きで誘い続けます。
この効果は細かなパーツの付いたワームをボトムで止めていても、わずかにパーツが動きバイトを誘えるのと同じことで、他のプラグにはない特筆すべき性能と言えます。
使うロケーションは水がクリアであまり波立っていない時がベストなのはもちろん、SSSと同じように、何をやっても反応が無い時や、激しくボイルしているのにルアーだけ食わない時などが有効です。
何時でも使える万能なルアーでない反面、これでしか反応しないという状況があるのも事実。
最初はi字系ルアー特有の使い心地の無さに半信半疑になるかもしれませんが、独特のチェイスやバイトの仕方は病みつきになるはずです。是非お試し下さい。
(写真:i-Waverだからこそ捕れる魚がいるはずです。ぜひ、試してみて下さい。)
毎年9月恒例「小貝川」釣行で・・・
こんにちは、川村です。
先日の休みには毎年9月恒例、一年で一番楽しみにしているといっても過言ではない小貝川に行ってきました。
前々日にけっこうな雨が降ったため、流れはかなり速く、水も泥が舞うほど濁っていましたが、こうなるとブッシュなどのカバー、もしくは流れ裏の反転流に狙いを絞り込めるため、むしろよく釣れたりします。
しかし釣り方はちょっと限られてしまって、カバーの中に放り込めるテキサスリグとカバージグの独壇場にはなってしまいますが。
で、ウキウキで乗り込んだ実釣ですが、これが以外にも釣れない・・・。
といっても、毎年この時期の小貝は2人で50本とか釣れていたので、それに比べれば、ですが。
「バスがいない」と感じるほど。それでも2人で12本、45アップも2本出ましたから、普通であれば全然悪くないんですけどね。
(写真上段:小貝川でドライブクローは定番ベイト。ザリが出てくればもっと釣れるはず!)
(写真左下:ドライブクローではライギョも釣れました。スイミングさせてきたら追いかけてきて「バクッ!」)
(写真右下:ドライブクローは3inと4inがメイン。こちらは4inで。)
釣れるときは「落ちパク」で居れば食ってる感じだけに、今年の小貝、魚影が心配です。
減水期名物のザリも見ませんでしたし・・・近いうちにまた行きたいと思います。
で、この日の釣果はチューブワームとドライブクローのテキサスリグ。
この2つはカバーの密度とアピール力で使い分けますが、この日は使ってみたかったチューブワームがあって、ヘビーなブッシュの真上からリグを放り込むような使い方においては、チューブのスリ抜けの良さはあらためて素晴らしい!!
そしてドライブクローはもはや小貝川でも定番ベイトで、数を釣るにしてもサイズを狙うにしても毎年活躍してくれています。
小貝はザリがメインベイトであることも大きいですが、込み入ったブッシュカバーに潜むバスへのアピール力(フォールバイトの多さが物語ります)。
オーバーハング下のシェードなど、岸際やカバーの中から離れたところにいるバスもパタパタスイミングで拾っていける便利さ。
ちなみに、キツいカバーを攻めるとき、スナッグレス性能を高めるには、ドラクロを裏返しにフックセットし、フックポイントをスリットの中で埋め込むといいですよ。
さて、話は変わって霞のW.B.S.プロトーナメント。
最終戦を前にして、年間トップはO.S.P社員の草深さんで、2位がプロスタッフの橋本タクヤさんでした。
僕は草深さんのプラクティスに同船させてもらいましたが、年間1位に向けて視界は良好に感じました。
(写真上;こちらは草深さんとのカスミで。ドライブクロー4inのヘビキャロで。)
(写真中段左:3デイズでも活躍したジグスピナー+ドライブスティック4.5inでキーパーサイズ。)
(写真中段右:草深さんもグッドサイズをキャッチ!!)
(写真下段:ブレードジグ+ドライブスティック4.5inではキロオーバーがヒット!)
このレポートが更新されているときにはその結果も出ていることと思いますが、W.B.S.の年間1位獲得を目指して時間とお金を費やし、地道な努力をしてきたことを知る身としては、他人事でいられない身が引きしまる思いです。
それでは今回はこんなところで失礼します。あ~ドキドキする!
(写真上:プラクティス中、タクヤさんに遭遇。)
(写真下:どちらが勝つか。それとも??最終戦は2デイ、どうなるか分かりません。)
時折、秋を感じさせる涼しい風が・・・
日中はまだ茹だるように暑い日が続きますが、夜はだいぶ涼しくなってまいりました。
また、日によっては秋を感じさせる涼しい風が吹く日もありますね。
釣りには釣りビジョン「バスギャラリー」のロケで広島のリザーバーバックウォーターと、あとは高滝湖へと行ってまいりました。
今年の夏は雨が少ないですね・・・霞水系もそうですが、今年の陸っぱりでどこに行っても悩まされるのが「減水」です。
水量がないとバスが陸っぱりの射程範囲に入ってこなかったり(岸沿いやバックウォーターが浅すぎてバスが上がってこない)。
居てくれている少ないバスには極度のフィッシングプレッシャーがかかってしまい、食わせるのもタイヘンです。
バスがやたら怯えきってしまうと、「エサですよ~、食べてくださいな」なんてアプローチが効かなくなります。
特にスレきったバス相手のサイトフィッシングなんて、人影に気づかれた時点でまずエサとして見てくれないですし、それ以前に、わずかな着水音やラインの水切りでバスはサ~ッと逃げていってしまう・・・見えるバスみんながこんな感じだとさすがにツラいものがありますね。
でも今年は行く先々でそんな感じなんです。
で、そんなバス相手にどうにかこうにか口を使わせることができた方法が、ひとつは前回のレポートで紹介したドライブスティック3.5インチによる「フィネスバックスライド」。
もうひとつは、ドライブシュリンプを使ったショートヘビーダウンショットリグによるリアクション一発勝負でした。
フィネスバックスライドに関しては前回のレポートを参照にしていただければと思いますが、フニャフニャと自発的に動きながら、しかもアングラーとは逆方向バックスライドしてくれることが、バスに警戒心を与えないという意味で大きなアドバンテージになります。
リアクションダウンショットでの使用ワームは、僕の中ではこれまでドライブクロー2インチがあればOKと感じていましたが、ドライブシュリンプを使い出してからは、ドラクロのアピーリーなアクションとは違った、ボディを微振動させる繊細な動きには反応するバスがいることを知りました。
広島のロケでも、木の下のシェードに居ることは居てもどうにも口を使ってくれなかったバスが、シュリンプに換えたら一発で食ってきたケースも。
その様子は是非9月26日(水)初回放映のバスギャラリーを見ていただきたいです!!
ちなみに、使用するシンカーウエイトは5~7gといったところで、スピーディーなフォールでバスの口元へダイレクトに落とし込みます。
さて、ここからより秋らしくなってきてからのお勧めアイテムですが、スピーディーに探れつつもワーム的なエサっぽさも持つブレードジグは常備してソンはないハズ。
ちょっと深めに落ちたバスにボトム付近をスローリトリーブなんて効きそうですね。
流れのあるフィールドでは3/8oz.が使いやすいですが、霞水系のようなシャローフィールドではエコモデルにある1/4oz.が丁度良いですよ。
(写真上段左:こちら釣りビジョン『バスギャラリー』での一発!さらなるデカバスも登場します!)
(写真上段右:ドライブシュリンプのO.S.P動画のロケでの一発!!これまたデカバスです。ちなみに9月中頃にはドライブシュリンプの解説動画を公開予定ですので製品の発売と同時にお楽しみに!)
(写真下段:ちょっと分かり難いですが、ブレードジグ+ドライブスティック4.5in.を丸呑み!!)
そしてボートであれば、ブリッツEX-DRは相当便利で釣れるルアーだと思います。
何たって、ディープクランク用の専用タックルがなくとも、シャロークランクなんかを使っていたMLクラスのロッドで問題なく使えてしまうところがイイ。(引き抵抗がディープクランクとは思えないほど軽いため)
昨年も秋に、シャロークランク用のグラスロッド(ブラックレーベルFM661MLFB)で使って5~6連発した日がありましたし、今年もスティーズブリッツ(低弾性カーボン素材のMLパワー)にパッと付け替えて3連発など、「ちょっと深めを広範囲に探りたい」なんてときには、勝負も早いしとってもラクチンです。
(写真:ブリッツEX-DRで私も草深さんもグッドサイズ連発です。)
それと、話は飛んでしまうのですが、今年のW.B.S.プロトーナメントも残すは最終戦のみとなったところで、年間1位はO.S.P社員の草深さん!!
そして先日の第4戦で3位入賞し年間成績もググッと2位まで迫ってきたのがO.S.Pプロスタッフの橋本卓哉さん!!
社員 VS プロスタッフ、最終戦はこの2人の一騎打ちの様相ですが最終戦は2DAYですから何が起こるか分かりません。
草深さんは、「最終戦も優勝を狙って全力でいくのみ」とのこと。
果たしてどちらが勝つのか??それとも・・・?
最終戦がとっても楽しみです。
最後にイベントのお礼を8/18のキャスティング市原店様でのトークショーに来てくださった皆様、ありがとうございました。
茂手木さんのトップ50ウイニングトークに、オリキンも駆けつけ(ほぼ最後だけでしたが)とっても賑やかなイベントでした。
今年はまだあと2回ほどイベントの予定がありますので、また近くなりましたら告知させていただきたいと思います。
それと、日頃お世話になっているサスペンドの小松さんが、旧吉野川で釣り大会を開かれるそうです。
お近くの方、是非参加してみてはいかがでしょうか??今回はこんなところで失礼します!!
写真提供:キャスティング様(写真上:市原店様での集合写真!)
(写真下:サスペンド小松さんの釣り大会要項です)
陸っぱりでデカバスを狙って釣れる夏
こんにちは、川村です。
一年で最も熱い季節を向かえましたね!バテそうにもなりつつも、個人的には最高に好きな季節。
なんたって、陸っぱりでデカいバスを狙って釣れるのが夏ですから!
霞水系にも、高滝にも、牛久沼水系にも「夏ならではの釣り」がありますから、今行かないとまた一年ガマンしなければならないのですが、前回のレポート以降の釣行といえば、ロッド&リール誌のカナモとのあの企画で河口湖に行っただけ・・・
「夏が終わってしまう~!!!」とけっこう焦り気味。
しかし、金森隆志相手に勝負することの恐さをあらためて思い知らされた釣行でしたね・・・。
さて、僕が毎年楽しみにしている、「夏ならではの釣り」とは、流れのある場所での釣りのことで、ボトムが見えているような浅瀬に上がってきているバスを、サイトフィッシングで仕留める釣りなんて大好きです。
ボイルフィッシュにベントミノー。
水面を意識した見えバスにはマイラーミノーノーシンカーやオリカネ虫の水面微波動。
ボトムの見えスレバスにドラクロ2inショートダウンショットの口元跳ねリアクション、スモラバやワームを嫌うバスにハイピッチャーのカーブフォールなどなど、ワザの繰り出し甲斐がありますが、今年はさらに、サイトでのアイウェーバーも試したいし、先日開発を終えた新作ワームのドライブシュリンプなんて、あの動きで落ちてきたら食わないわけがないし・・・
まあ行きたい釣り場もやりたい釣りも沢山あるのですが、この酷暑においても、個人的に今一番信頼性のある食わせ方といえばコレ!
「フィネスバックスライド」です。
「ナニソレ?」とお思いの方もいるかと思いますが、ようはベイトフィネスタックルを用いて、一口サイズの高比重ワームをシェードの奥に向かって滑り込ませる釣り方です。
通常であれば、MH(ミディアムヘビー)クラスのロッドに14lb.ラインを組み合わせたタックルに、ドライブスティックの4.5in&6inでパワフルにいきたいところなのですが、30度超えの高水温にハイプレッシャーのWパンチとなると、さすがに食わないバスもいるもんです。
しかし、このフィネスバックスライドは食いますね。
おまけに見えバスにも強い!
カバーとの距離感を気にせず、タイトにアプローチしていくためにはそれなりの対応タックルが必要にはなりますし、その際に使う10lb.ラインでは、カバーにおいて無理が利かなくなるデメリットもあるのですが、その効果は本当に明らかです。
参考までに、僕がこの釣りで使っているタックルですが、
ロッド:スティーズウエアウルフ or ブラックレーベルPF6101MLFB
リール:T3エアー or アルファスフィネスカスタムK.T.F.
ライン:フィネスブレイブ10lb.(フロロカーボンライン)
ルアー:ドライブスティック3.5インチ
フック:FINA252(ストレートフックでFPPストレートより細軸)の2/0
自作でワームズレ防止のストッパーを付けたもの。フックの太さ的に、現行品ではガマカツの310が該当。
と、通常のカバー撃ちタックルよりは1~2ランク、ライトな道具立てになります。
(写真上段:カスミ水系にて、ドライブスティック4.5inのバックスライド。フォールでパクリ)
(写真中段の左:ドライブスティック3.5in、ベストなバックスライドセッティングです。)
(写真中段の右:フックは細軸めのストレート、FINA252 にストッパーを付けたもの。ストッパーの位置はこの辺が丁度良いです。)
(写真下段:この釣りに欠かせないベイトフィネスタックルです)
これは、
・軽量なリグを滑らかにカバーへと送り込むために、スプール回転が軽いうえ、バックラッシュしにくいリールと、ロッドはしっかりとルアーウエイトを乗せてくれるものであること。
・至近距離での力強いフッキングにおいてもアワセ切れしないラインの太さと、ロッドのクッション性のバランスがとれていること。(硬いロッドに細いラインでは簡単に切れる) 逆にいうと、アワセ切れの心配があるタックルバランスで、躊躇しながらアワせるのが一番よくない。
・3.5inになると、14lb.のような太いラインではキレイにバックスライドしない(ラインの抵抗にワームが負けてしまうため)ため、8~10lb.を目安に。
・フックは、MHほどのロッドパワーがあればFPPストレートのような強度重視の太めフックが合うが、ML~Mではそれよりも細軸のフックを使うことでシャープに刺さる。
ドライブスティック3.5inへのフックセットは他のサイズと変わらず、写真参考でOKですが、4.5inや6inと違って、ワームが小さい分軽いので、風や流れに逆らうだけの突進力は弱い。
そんなときは、お腹にネイルシンカー(0.45g~1.0g)を入れると、波風に負けずしっかりアクションしながらバックスライドしてくれます。
あとはバスが潜んでいそうなところに、静かに、ラインはドフリーで(弛ませた状態で)送り込んであげるだけ!
バスが居ればラインがギューッと横走りします。
サイトフィッシングでも、ワームが人間とは逆方向に泳ぎ進んでいくので警戒心を与えにくい。
見つけるやいなや、追いかけていって「パクッ!」っと、思いのほかカンタンに食ってくれることも多いです。
僕らは「やったもん勝ちの釣り」と言っているのですが、タフなときほど頼りになります。
まあ、普通の状況であれば、4.5inや6inのほうが太いラインを使えますし、アピール力があるぶん効率も良いですが。
ちなみに、バックスライドの詳しい釣り方については、今月号のBasser誌「道場」のコーナーで細かく紹介させていただいていますので、興味のある方は是非!
(写真上:こちらは水深2mほどのミドルレンジをブリッツEX-DRにて。3連発でした!)
(写真下段:草深さんはドライブクローラー6.5inのネコリグでグッドサイズを2連発!)
イベント情報
8/4~5に渡り、愛媛県「HUGE-ONE」様のセミナーに来てくださった皆様、ありがとうございました!
品揃えも豊富でスタッフの方もとってもフレンドリーな、とても居心地の良いお店でした。
またお伺いしたいですし、またチャンスがあれば釣りもしてから帰りたいですね。
次のイベントは8/18(土)に、千葉県にあるキャスティング市原プラザ様にて。
先日のトップ50桧原湖戦で見事優勝した茂手木さんのウイニングトークは個人的にも楽しみです。
最後に
テキサスリグ、ネコリグ、ダウンショットリグ、キャロライナリグ・・・ワームフィッシングをマスターするうえで絶対に外すことのできないこれらのリグを、誌面と動画の両面から詳しく解説しています。
ワームの釣りがイマイチ苦手(もしくは上記のリグのどれかが苦手)という方には、とくにお役立ていただけると思います。
今回はこんなところで。
バスシーズン最盛期、取材テンコ盛りツアー
W.B.S.3デイズ以降は取材でアチコチと釣りをさせてもらっています。
シーズン真っ盛り、熱い釣りを堪能!前回のレポートでお伝えしたW.B.S.3デイズ以降は取材テンコ盛りツアーで、九州は大分県、四国は香川県、そして霞取材も2連発とアチコチで釣りをさせてもらっています。
そしてさすがバスシーズン最盛期だけあって、そのどれもが熱い釣りを堪能することが出来ました。
その様子は、是非今月末発売の『ルアーマガジン』と『Basser』を見ていただければと思いますが、さらに!
なんとTV番組『ザ・フィッシング』の撮影も行ってきたんですよ!
もちろん初出演です。撮影中に大雨が降って撮影が中断、おまけに一気に川が濁流になってしまったりと思うように事は運びませんでしたが、釣れればデカい、とてもやりがいのある展開でした。
放送は7/21(土)17:30 より!是非見てくださいませ。
(画像協力:テレビ大阪)
また、霞取材の片方は、来年公開に向けた「ある企画」の誌面&動画の取材だったのですが、これがまたとんでもないバスが飛び出してくれました。
長さもウエイトも霞水系MAX級!(なんと、釣りビジョン、バスギャラリーで釣った50アップよりデカイです。)
霞水系の陸っぱりで、ファストムービングのあのルアーでこの使い方?しかもこんなに釣れるの?釣った本人も「出来すぎ!」と思えるほどの釣れっぷりでしたよ。
公開の際にはまたご報告させていただきます。
さて、そんな梅雨時、霞水系は色々なルアーで釣れる状況だったように思います。
もちろん、天候やシチュエーションへのアジャストは必要ですが、ハードでもソフトでも、数、サイズ、共に狙える印象でした。
ソフトでは、毎年恒例、高比重ワームのノーシンカーリグは「相変わらず強し」といったところ。
特にドライブスティックのバックスライドセッティングは今回の釣行でも、バスの目の前にフォールさせれば喰ってくる感じ。
浅いところではバスがサイト出来ましたが、それもキャストさえ一発で決まれば本当にイチコロ・・・ね、Basser誌佐々木君!
ちょっと応用では、ドライブスティック3.5インチを使った、「フィネスバックスライド」ともいえる釣り方は、プレッシャーやサイトフィッシングにとにかく強い!
早々に取り入れた人は明らかなアドバンテージになると確信しています。
僕はドライブスティック3.5inの開発中からこの釣りを試していて、DVD『陸魂Attack1』の中でもプロトのスティック3.5inをバックスライド刺しにし、サイトでロケ最大のバスを釣っているのですが、(その時はスピニングタックルでした)それからさらにリギングやタックルバランスを煮詰め、ベイトフィネスタックルに細軸のストレートフック、そして状況に応じてお腹に0.45~1gのネイルシンカーを水平に仕込むといった微調整によって、「キャスト感に優れる」「カバーに耐えうる太さのライン(10~12lb.lb)でもワームが自発的に動く」「フッキングが決まる」の全てに満足できる、完成の域に達しました。(詳細はBsser誌にて紹介される予定です)
さてさて、そんな最近の取材漬けでしたが、先日本当に久し振りのプライベートフィッシングに、会社の草深さんと行ってきました。
フィールドは霞水系の中では割と大き目の河川ですが、ボートを浮かべるのは今回が初めて。
延々バスの気配を感じず、それでもひたすらシャケのように遡上すると、流れが出てきた辺りから30cmあるかないかのバスがポツリポツリ・・・そして水流が目に見えて流れているエリアに差し掛かってからがちょっとしたラッシュでした。
特に濃いシェードを形成するヘビーなブッシュはかなり高確率で、ひとつのブッシュからグッドサイズが3本も出てきたことも。
「流れ+シェード」はやはり夏の鉄板でした。
結果2人で7本ずつ。なぜか草深さんのバスのほうがデカかったですが・・・
ヒットルアーはほとんどが、ジカリグ5gと7gにドライブクロー3インチ。
先だってのW.B.S.スーパー3デイズから欠かせなくなったリグです。
草深さんはドライブクローラー4.5インチのスナッグレスネコでもいいバスを釣っていましたが。
高比重バックスライド・ジカリグ・スナッグレスネコ・の3つが最近のワームリグでメインになっていますね。
(写真1:草深さんドライブクロー3インチのジカリグでグッドサイズ!)
(写真2:これまた、ドラクロ3インチのジカリグで。)
(写真3:ドライブクロー3インチのジカリグにバックリ!ウェイトは5gと7g使い分けています。)
(写真4:ジカリグタックルは、スティーズフロッガー+PX68L+モンスターブレイブ14lbです。)
(写真5:こちらは陸っぱりで手にしたグッドサイズ!ゼロワンジグ+ドライブクロー4in。)
(写真6:ドラクロ3のジカリグでまたもやナイスコンディションのバスをキャッチ。)
(写真7:地元の釣友がピンクドラクロ(ピンクバックグロウ)で49.5cm、50cmまで後少しのところ・・・惜しい!!)
お礼と、そしてお願い
最後になりましたが、6/16と6/17の九州はフィッシングワールド黒崎店様、博多駅前店様、7/1は初めてとなるフィッシャーマン甲府店様にてイベントをやらせていただきました。
多くの方に来ていただいて嬉しい限り、感謝感激です!本当にありがとうございました!
今回はこんなところですが、最後にひとつだけ。
非常に残念ですが、バスアングラーによる迷惑駐車の話をよく耳にします。釣りを楽しめるフィールドがなくなってしまってからでは遅いのは言うまでもありませんね。
当然のマナーですから、守っている方が大部分であることは承知のうえですが、一部の人の行いが目についてしまうものです。マナーを守ったうえでの釣り。その意識を高く持っていただけますよう、どうかお願い致します・・・
(写真上:フィッシングワールド黒崎店様)
(写真中:フィッシングワールド博多駅前店様)
(写真下:フィッシャーマン甲府店様にて集合写真。ピッチング大会盛り上がりましたね!)
W.B.S.スーパー3デイズで3位入賞
今年は開催されました、W.B.S.スーパー3デイズ!
もちろん、草深さんとペアを組んで参戦してきましたよ。
連日の台風により開催の危機??台風4号と5号、、、連続の台風で5号がドンピシャのタイミングでやってしまい、当日の朝まで「やるのか?やらないのか?」状態。
気持ちとしては、やれるものなら3日間思う存分やりたいのが正直なところ。
そして初日のジャッジメントは「スタート!」スタート早々から雨風はハンパない強さで、バスボートでの走行では前はとても向ず、ただ下を向いて耐えるのみ。
しかし、ステアリングを握る草深さんはそうもいかないので、必死にファーストエリアに向けて操船していました。
今回の3デイズ、僕はここ1ヶ月の土日はすべて埋まっていたため、プラクティスは草深さんに一任していました。
エリアも釣り方もほぼ決まっていたのですが、そこにきて直前の連続台風・・・
この特殊な状況に対しては、ある意味ぶっつけ本番です。
「避難場所になるところ」をキーに、あとは草深さんの経験とお互いのカンで展開していくことになりました。
最初に入ったのは、プロテクトエリアになると見込んだ、霞本湖の逆ワンドになるようなスポットなのですが、風による荒れ具合が想像以上で、ノーバイト。
朝イチは完全に失敗しました。
そこからは移動も大変で、とにかく釣りになるリップラップの内側のカバーを釣っていきますが、この荒れ具合の中ではまだ不十分。
なにが不十分かというと、「水深」。
増水はしているものの、ここまで荒れてしまうと、水深のあるシャローカバーでないとバスがいづらいと感じました。
草深さんにそのことを伝えると、「一ヶ所だけある」と。
本湖東岸のそのストレッチに入ると、アシに枝が絡んだスポットで初バイト。
枝にロックしたグッドバスを草深さんに取り込んでもらい、この1本で光明が差しました。
さらに、すぐにもう1本キャッチ!ヒットルアーは共にドライブクロー3インチのライムチャートで、ローライト&濁りでこれまでも幾度となく助けられたコンフィデンスベイトです。
リグは、O.S.P社員の麻生君が、ひとつだけくれた自作ジカリグ。
草深さんもドライブクロー3インチ(ライムチャート)と4インチ(グリパン/チャート)のテキサスリグで2連発し「あと1本!」。
そして、ヘビーブッシュの根元に入れた僕のドラクロに5本目が来るも、強烈な突っ込みでラインブレイク・・・これは痛すぎました。
14ポンド以上で攻めるべきカバーに、釣れていたジカリグの12ポンドでアプローチした甘さが出ました。
同時に1パックしかなかったドラクロ3インチのライムチャートもきらせてしまい、そのまま初日が終了し4本/3,300gで8位。
しかし、トップとの差は900gほどで、3デイズにおいては挽回不可能な差ではありません。ミスは悔やまれますが、草深さんには「残り2日で絶対に取り返しますので」と。
問題は、この日も相当な雨量があったので、濁りが改善するとは思えないこと。
ドライブクローのライムチャートはマストでした。
村川勇介プロが手持ちの4本をくれましたが、2人で使うには足りず片付け後にショップを周るもライムチャートだけが見つからず・・・。
オリキンから電話があったので、事情を説明すると、「本当に必要なら今から持っていってやる」と、千葉の市原から潮来まで車を走らせて夜に届けてくれました。
2日目、この男気に報いることができるか??
(写真:初日は、この4本で8位ながらもTOPとは大差とならず、ギリギリ踏みとどまった感じで終了。)
(写真下:これは初日に草深さんがグッドサイズを釣ったドラクロ4"7gテキサスリグ。フックはFINAパワーステージ2/0 。)
2日目スタート昨日釣れた霞本湖の東岸の好スポットは、自分達で叩き切ってもう釣れるとは思えなかったので、草深さんと話し合った結果、洲ノ野原へと向かいました。
この日は最終フライトだったので、先行者はけっこういると踏んでいたのですが、これが以外にも1艇のみ。
しかし、ちょっと誤算だったのは自分達が思っていた以上に濁りがキツかったことです。
濁り&ローライトということで、前日同様にドライブクロー3インチのライムチャートをセットし、最初のカバーにアプローチ。
すると2投目に押さえ込むような重みが乗り、早々に1本目をランディング。
もう数投してバイトはないもまだ居そうな感じもあったので、「少し休ませてもう一回やりましょう」と。
で、10分後くらいに戻ってきて同じリグを入れると重くなり、「??」と聞くとググッと引き込まれたのですかさずフッキング。掛けた瞬間からカバーに巻かれているも運良く出てきてくれ、これがキロ以上はあると思われるグッドサイズ!
さらに濁りを遮るアシの切れ込みの最奥から、またもライムチャートのドラクロで引っ張り出し3本目。さらにさらに、草深さんも水門周りのコンクリ護岸とアシの境目でライムチャートドラクロで喰わせ、これもキロはありそうなグッドサイズ!「今日はイケるぞ~!」
しかし、その後晴れるとバイトは遠のいてしまい、昨日同様5本目が釣れない・・・。
かなり無理して鉄骨越しの奥にロングピッチで滑り込ませたドラクロテキサスに落ちパクでバイトするも、当然ながら鉄骨に擦れて一発で合わせ切れ・・・。
初日をなぞったような展開に嫌な予感がしました。
洲ノ野原を出る直前、あまり期待感なくアシにピッチングしているときにまさかのバイト!
しかしフッキング直後に全く動かなくなり、「あれ~?」回収に向かう途中で「グググッ」と動き出し、「やっぱりバスだ!」ボートを寄せて手でラインを手繰ると、バスの感触!
しかし、水中では相当複雑に茎が入り込んでいてバスを掴んでもなかなか出てこずでちょっと焦りましたが、FINAの「FPPストレート」がガッチリ上アゴを貫通していました。
ちなみにドライブクローのカラーは、明るくなったのをきっかけにブラック・ブルーフレークに換えていました。
これで5本リミットメイク!思い残すことなく洲ノ野原を離れ、草深さんが「明日釣る場所を探しに北浦に行こう」と。
北浦に入ると、想像以上に水質が回復していることに気づき、しかもドライブクロー3インチに速攻ヒット!
入れ換えはならずも、もしかして北浦釣れる?スタート地点の桟橋に入ると、草深さんがキャストしたドライブクローラー4.5インチ(グリーンパンプキンペッパー)のジグヘッドワッキーにヒット!「これデカイ!」
時間をかけて慎重にやり取りし、掴んだ魚はこの日一番のグッドサイズ!
明日の展開は決まりました。
この日のウエイトは4,990gでトップウエイトをマーク!トップとの差を一気に埋めて、30g差の2位と最終日をこれから迎えるにあたり最高の位置につけることが出来ました。
ちなみに草深さんのグッドサイズは、この日のビッグフィッシュ賞も獲得。
あとは明日釣ってくるだけ!早々に寝て最終日に備えました。
写真1・・・2日目の一匹目。ここから追い上げが始まりました。
写真2・・・ドライブクロー3インチ、ライムチャートのジカリグは初日と2日目の立役者。
写真3・・・2本目のグッドサイズは推定キロアップ!
写真4・・・草深さんも推定キロアップをキャッチ!ボート上は盛り上がります。
写真5・・・そしてこれがリミットメイクのバスをランディングした直後。FPPフックがガッチリ掛かってくれていました。
写真6・・・そして入換えとなる魚は2日目のビッグフィッシュ賞となるこのバス!
写真7・・・2日目ビッグフィッシュヒットルアー。クローラー4.5インチジグヘッドワッキーリグ。エグジグワッキーヘッドを使用。
迎えた最終日第2フライトでスタートしてすぐ、そばの桟橋に入りました。
そして早々に、草深さんがドライブクローラー(スカッパノン)のジグヘッドワッキーでキーパーキャッチ。
さらに沖の沈みオダでもドライブクローラー(ダークシナモンブルー&ペッパー)のスナッグレスネコリグで2本目!
好調な出だしです。しかし、そこからはまさかのひたすらノーバイトタイム。
増水していても強くなった風でシャローは釣れず、かといって沖のハードボトムや杭なども沈黙。
11時頃までライブウェルには朝の2本だけ。強風で北浦での行くところを失い、かといって大移動できる時間もなし。
内心「ここまでか」と、思いたくなくてもよぎりました。
北浦で頑張るか?それとも常陸利根まで移動するか?
草深さんが選択したのは「北浦」風裏となるリップラップの裏にボートを入れクランキング。
しかし反応はナシ。バスはいるはず。
何か喰わせられる手立てはないか?と考え、閃いたのがジグスピナー。
日中のハイライトでも、これなら反応してくれそうだと。
リップラップの内側には、イナッコ(ボラの子供)がいたことがヒントでした。
ジグスピナーに、ドライブスティック4.5インチをセット。
ワームカラーはベイトフィッシュイメージでソフトシェルスモークを選びました。
リップラップ際に着水させ、傾斜に沿ってカーブスローロール、その1投目いきなりガツンときました!
速攻で抜き上げ、「これだ~!」。
草深さんにも同じリグをセットしてもらい、そこからがラッシュ!
一気にリミットメイクし、さらに入換え。2人で8本キャッチするもビッグが入らず、帰着時間ギリギリまでキャストを続けましたがタイムアップ。
3日目のウエイトは3,350g。帰着時にこの日は釣れていないことを聞かされましたが、このウエイトで勝てるわけないとも思いました。
僅かな可能性に期待するもやはり上がおり、2日目まで3位につけていた高岡さん&飯田さんチームが4,810gを持ち込み優勝!
最終日にこのウエイトは本当に凄いと思います。
我がチームはひとつ順位を下げての3位となりました。2連覇を目指しての今年の3デイズは、狙える位置まで行きながら届かず。
しかし、最終日まで優勝を狙える緊張感の中戦えたことは幸せでした。
3日間すべてエリアを変え、3日間とも心が折れそうになる展開から盛り返せたことは大きな収穫、しかし、たった1回のミス、1本の重みを知った大会でもありました。
また来年、優勝目指して参戦したいと思います。
最後にイベント告知を・・・
来る7/1(日)、フィッシャーマン甲府店でトークショーやらせていただきます!
ハイプレッシャーを克服する釣り方の数々から、3デイズでの裏話や詳しい釣り方、出来ればキャスト実演から恒例のマト当てゲームもやりたいですね。(お店でスペースが取れるかによります)
皆様是非ご来店下さいませ!それでは今回はこんなところで失礼します。
写真左:ドライブクローラー4.5インチは、スナッグレスネコとジグヘッドワッキー(写真7のリグでカラーはスカッパノン)で。
写真右:最終日、窮地を救ってくれたのがジグスピナー&ドライブスティック4.5インチ。
写真下:結果は3位。
あっという間に一年も折り返し地点に来てしまいました。
前半を振り返ってみて、皆さんの釣りはいかがだったでしょうか?
僕はおかげさまで取材やイベントであちらこちらに行かせてもらってはいるのですが、何気にプライベートでの釣りは行けていないかな。
地元の釣友からは、週末ごとに好釣果の報告が入ってくるのでムラムラきますが、けっこう釣れているようですよ!
ちなみにヒットルアーは、ドライブクローラーのスナッグレスネコは最も手堅く数が釣れ、02ビートにもグッドサイズが出る。
ひとり、ドライブクローソルトカラーの「ピンクグロー」でよく釣ってくるのがいるのですが、霞水系陸っぱりで半日で50cm含む14本と荒釣り。
ピンク、釣ってるんだから釣れるんでしょう。僕も今度試してみます。
おかげさまで取材やイベントであちらこちらと・・・
そんなワケで、ほとんど取材のみとなっている最近の釣りですが、それでもナカナカ熱い釣りはしています!
まずは、先日発売となった、地球丸出版『バステク夏』!
こちらは霞水系でのワーム縛り。とっても楽チンなシバリです(笑)
午前11時までに12本キャッチと、かつてないほどのハイペースで釣れたのですが、その後はデカバスを求め過ぎて追加は1本のみ・・・。
しかし、朝イチに霞本湖でグッドサイズが3連発してくれたおかげで、珍しくラクな展開でした。
ちなみにグッドサイズが釣れたのは、ドライブクローラー4.5インチのスナッグレスネコに、ドライブスティック3.5のお腹に0.5gのネイルシンカーを入れたものと、晩夏にはリリースできるか??ドライブシュリンプ(プロト)のダウンショットリグ。
まだ産卵直後のタイミングでしたので、ライトリグが有効でしたね。
しかしその後、圧巻の2時間で9バイト8キャッチと離れワザを演じたのが、こちらも開発を進めているオリカネ虫。
霞水系の水質でもバスを水面まで浮かせるパワーと疑わせない喰わせ、そして合わせのスッポ抜けが多いムシの釣りにあって抜群のフッキングは、オリキンが試行錯誤を繰り返した結果のセッティングです。
しかし一点だけ、まだオリキンの希望を満たしていない部分がありまして、発売は来年になってしまいそうです。
何はともあれ、このバステク。担当してくれているライターの方とは長い付き合いになるのですが、僕の細かいこだわりをとにかく逃さずに拾ってくれるというか、いつもこの上なく濃密な記事にしてくれます。
今回も1日取材でこれだけ濃い内容にするかという丁寧な仕事で、毎度ながら頭が下がります。
その次の釣行は約3週間後、釣りビジョン『バスギャラリー』のロケで、霞水系陸っぱり。
こちらは2日間のロケでしたが、3週間前の状況から、想像以上に季節が進行していました。
簡単にいうと、すでに夏の雰囲気に突入していて、バスのポジショニングがまるっきり変わっていました。
前回いくらでも釣れそうだったエリアは"もぬけのカラ"とまではいかないまでもポテンシャルは著しく低下し、「あれ?あれ~っ??」なんて感じで初日の半日は過ぎ去り、何とかアジャストしようとウロウロしながらポツポツ釣って終了。
しかし、最後にダイビングフロッグで釣った一匹は、翌日、流入河川の上流で勝負できる確信を持たせてくれたのですが・・・。
その晩、一瞬も外に出れないほどの激しい雨。翌朝、雨は上がってくれましたが、雨量が多すぎ。
「ダメだろうな」と思いつつも、目的の川に車を走らせますが、道中にある川は例外なく一晩で濁流に変貌しています。
そして目的の川も、当然のごとく濁っていました。
それこそカバーの最奥まで・・・。
しかしこの日の結果は、霞水系では奇跡的ともいえるデカバス連発劇!
数は少ないながらも、手にしたバスは全て45アップ!最大サイズは大台を超えました。
しかしながら、デカバスは賢いからこそ、でかくなるまで生き残っているともいえます。
普通のアプローチで釣れることは、今のハイプレッシャーフィールドでは稀です。今回の結果も、ルアーセレクトとその使い方にキモがあり。
この様子は是非、バスギャラリー(初回放送は6/26・22時)を見てくださいませ。
特に、タイニーブリッツMRの使い方はけっこう普通ではないと思います。
写真1・・・バスギャラリーロケ。初日は迷いながら何とか搾り出していく展開。こんな時、ドライブクローラーには助けられます。
写真2・・・バスギャラリーロケ初日のラストの一発。光明が見えたかに思えましたが・・・
写真3&写真4・・・釣りビジョン『バスギャラリー』のロケではビッグサイズが連発!必見です。
さらにその次の釣行はそして、お次は大江川。
以前ロッド&リール取材でイヨケンと釣りをしたとき、か・な・り・大苦戦した中部のメジャーリバーです。
今回も対戦企画で、対戦前の練習から行ってきたのですが、練習初日はな~んにもなくチ~ン・・・。
しかし本番までに、勝負できるエリアと釣り方を絞り込み、決して釣れなくはないフィールドになりました。
対戦の結果は・・・次号のロッド&リールでやってます。
今年の釣りで一番ヒリヒリした釣りですかね。
それ以外の釣りは、四国は香川県の府中湖にて香西釣具様&タイガー釣具様主催の陸っぱり大会に並木さんとゲスト参加してきましたが、とにかく参加人数が凄くて300人オーバー!その結果も凄く、上がった50アップはナント9本!(かな?)
素晴らしいフィールド、そしてレベルが高い!僕は前日のスタッフ皆様との懇親会で、「絶対釣ります!」と宣言してしまったのですが、釣りができるのは9時~11時までの2時間・・・
もう短時間を鬼の集中モードで釣りをして、何とか45cmをキャッチできて一安心。
ヒットルアーはドライブクローラー4.5インチのスナッグレスネコでした。
もちろん並木さんもしっかりグッドサイズを釣っており、こちらもヒットルアーはドライブクローラー4.5インチ。
しかしながら、今度はじっくり2日くらいはかけて釣り込んでみたいフィールドです。
この後の釣りの予定は・・・W.B.S.のスーパー3デイズに草深さんと組んでエントリーしているのですが、今年は開催されるかな??(参加チーム数次第で、今のところ微妙・・・)
トーナメントといえば、今年はまだシーズン前半ながら、O.S.P社員のトーナメント活動が好調で、W.B.S.草深さんは初戦5位、2戦目優勝で、ただ今年間レース1位!
さらに、利根川で開催されているTBCのレギュラー部門では、広報担当の麻生君が今年初参戦ながら、同じく2戦を終えて年間1位。
このまま突っ走ってほしいものですが、どうなることか・・・。
次にイベント情報です。
6/9&10のフィッシャーマン大宮宮原店様・つくば店様でのトークショーに来ていただいた皆様、ありがとうございました!
今、自分的に最も熱いリアクション&喰わせの釣りをかなり詳しく紹介させていただいたつもりですが、実践でお役立ていただければ幸いです。
次は6/16&17に、九州!フィッシングワールド黒崎店様(16日)と博多駅前店様(17日)でやらせていただきます。
共にスタートは13:00より。お近くの方、朝イチの釣りが終わりましたら(笑)是非お立ち寄り下さいませ。
釣果上乗せ間違いなしのトーク内容でお待ちしております!
イベント限定カラーの阿修羅の販売もございます。
(写真上:フィッシャーマン大宮宮原店様でのセミナーの集合写真)
(写真中:フィッシャーマンつくば店様でのセミナーの集合写真)
(写真下:フィッシングワールド様でのトークライブイベントの告知です)
最後に・・・実はバスワールドのエイ出版社より僕の本を出させていただけることになりまして、その名も『川村光大郎ショアアタック』が、今月6月26日に発売となります。
内容はワームの釣りについて深く掘り下げたもので、場所に応じたリグの使い分けや、リギングやタックルセッティングの詳しい紹介、ワーム開発秘話、僕がこれまで溺愛してきたワームの紹介など。
そして、DVDの付録付き!今年の4月に霞水系で実釣ロケを行ってまいりましたが、メジャー河川にてビッグサイズを仕留めることが出来ました。
ワームの水中アクションも盛り込まれていますので、実践でよりイメージを掴みやすいと思いますが、特に僕が時折紹介する、ドライブスティックテキサスリグのフォールアクションは、見ていただければ「そりゃ釣れるわ!」となること間違いナシの素晴らしい動きです。
あと、ドライブシュリンプの水中アクションもどこよりも早く公開しております。(まだパーフェクトではありませんが)ワームの釣りが苦手という方も、より一層極めたいという方にもお勧めできる一冊となっております。
それでは今回はこんなところで。
3デイズが開催されますように・・・
(写真上:エイ出版社より発売となります、川村ショアアタックの表紙デザインです!)
(写真下:地元の釣友からの写真です。02ビートも旬なルアーのひとつ!曇天、マズメ時に有効です。)
GW後半の釣行
今回は、GW後半の釣行をレポートさせていただきます!
前回のレポートでお伝えしたとおり、西湖でのアイウエーバーの釣りに味をしめ、その4日後、またも西湖に行ってしまいました。
その日の朝まで、かなりの大雨が降り続いていましたが、「人が少なくていいんじゃん!」と完全に楽観視。
アイウエーバーがあればなんとでもなるぞと。
西湖に到着すると、確かに人はほとんどおらず、前回は常に数艇のボートが浮かんでいた東電ポンプ小屋周辺もドフリー!
「いただき~!」とベントミノーやらルドラやら本命のアイウエーバーやらを投げまくるも、???・・・反応がない、というか、バスがいない。
前回はポツポツ見えたバスが今回は全然見えず、ルアーを見に来るバスもいない。
普段は必ず見える、桟橋下に浮くバスすらスカスカにおらずで、小1時間ほど釣りをした頃には同行の草深さんと共に、「なんか明らかにおかしいぞ」と。
そこからはバス探しの旅に出て彷徨っていると、たまたま沖合いをクルーズしていたグッドサイズのバスに遭遇し、すかさずアイウエーバーを入れると一発で食いつくも痛恨のスッポ抜け・・・
それからまた放浪中、ふと後ろを振り向いたら、今度はロープのキワにポケ~と浮く45UPが!
すぐに投げないと逃げそうだったのでそのとき投げていたルドラスペック2を、速攻でバスの近くに入れて軽くトゥイッチすると「バクッ!」と食いつくも、フッキングと同時に他のフックがロープに引っ掛かって、「バシャバシャ!ポロリ・・・」 帰っていかれました・・・。
そこからまた放浪すると、普段はショボショボの流れ込みが、雨水ですごい勢い。ドチャ濁りですけど、これは釣れそう!
ルドラスペック2を濁り水の中に入れてただ巻きしてくると、「ガツン!」
46cm、1,680gのブリブリバスでした。
この流れ込みにはワカサギも集まっていたのですが、このバス、獲り込んだ直後にワカサギを吐き出しましたよ。
しかしその後はな~んにも起きず、意気消沈して帰路につきましたとさ。
ワカサギを食ってくれていないとなかなかにキビシイですが、こんな日は、スモラバなどで丹念に釣っていくのが正解なんでしょうね。
いや、頭では途中から分かっちゃいましたが、ワカサギ食いバスが釣りたすぎて、とても出来る体じゃありませんでした。
(写真:西湖にて、ルドラスペック2がグッドサイズを連れて来てくれました!)
で、GW終盤の5日&6日は、草深さんのバスボートで霞2DAY釣行。
6日はO.S.Pプロスタッフ千葉さん率いるローカルトーナメント団体「BMC」のチーム対抗トーナメントへの参戦です。
5月19&20日のW.B.S.第2戦のプラクティスも兼ねていたのですが、5日はプラクティスをしながら2人で6本。
僕はドライブクローラー4.5インチのスナッグレスネコで、草深さんは同じくクローラー4.5インチのヘビーダウンショットでした。
翌日のBMCチームトーナメントは、2人同船×4チームがひとつのチームとなり、その中でウエイトの重い2チームのウエイトで競うルール。
なかなかにタフな状況で、僕は1本だけでしたが、草深さんが4本釣ってくれました。(リミットは3本)
まあ、ドライブクローラーのスナッグレスネコリグで一番のグッドサイズが釣れてくれたのでヨシとします。
で、ペアごとで見た結果、僕たちのペアは3位相当のウエイトでした。
で、千葉さんチームも2本ながら、どちらもキロアップの「らしい」結果。
それでも当日の釣れていない中ではナイスウエイトを持ち込んでくれたおかげで、結果、O.S.Pチームは総合2位でしたよ!
ちなみにこのチームのヒットルアーは、ドライブクロー3インチの「ジカリグ」とのこと。
タフな状況では、テキサスリグ以上に食わせが利くそうです。
僕も今度試してみようっと!
今大会、とにかくメンツがすごく、「W.B.S.オールスター」な様相だっただけに、この結果は上出来だと思います。
ちなみに優勝チームは、今ノリにノッている昨年のW.B.S.年間1位、村川勇介プロ率いるチーム!
草深さんがとっても仲が良いのですが、非常に素晴らしいお方。
実は一昨年の優勝できた3DAYSでもビッグウエイトに恵まれた初日が終わって、「お前らが花室川で釣ってきたなら、俺はもう行かない。
今回絶対に頑張れよ」と。前日に湖上でお会いし、「ドライブクローラー釣れるよ」とのことで、少しおすそ分けしたのですが、大会当日もこれで釣ったとコメントしてくれました。
今年は草深さんに倒してもらいたいですが!
1・・・霞ではドライブクローラーのスナッグレスネコが今年も引き続きマスト!
2・・・草深さんのフェイバリットは、クローラーのヘビーダウンショット!
3・・・ドラクロも忘れてはいけません!「ドライブクロー、ドライブスティック、ドライブクローラー」は霞必需ワーム御三家です!
4・・・BMCトーナメントの朝のミーティング風景
5・・・メンツがものすごいです。
6・・・朝のルール説明はBMCのボス、千葉さん。O.S.Pチームのボスでもあります。
7・・・2010年のJB霞ヶ浦年間1位の斉藤真也とオリキンのチームはO.S.Pチームの期待だったのですが、エンジン故障で大山からデッドスローで帰ってくるハメに。最後にエレキもご臨終・・・。
8・・・大会中のグッドサイズ!
9・・・やっぱコレですよ(笑)
10&11・・・草深さんがポンポンと釣ってくれまして。
12・・・ナイスな感じでした!
最後に
5/12キャスティング横浜都築プラザ様でのトークライブに来ていただいた皆様、5/26&27香川県の香西釣具様、タイガー釣具様にて開催のイベントに来て頂きました皆様、ありがとうございました!
次のトークライブは、6/9(土)にフィッシャーマン大宮宮原店様、翌日の6/10(日)にフィッシャーマンつくば店様でやらせていただきます!
陸っぱりで釣る術を、可能な限りお伝えしたいと思っておりますので、是非来てくださいませ。
(キャスティング横浜都築プラザ様でのトークライブの写真です。)
皆さんGWはいかがだったでしょうか??
僕はおそらく2年ぶりとなる山梨県西湖に行ってきましたよ!!
山上湖は春の訪れが遅いので、平野部がスポーニングモードに入ったタイミングでも、プリスポーンの荒食いバスが狙えるわけです。
実際に、西湖周辺は桜が満開で2~3週間が季節の進行が遅れている感じです。
桜満開の西湖にてガチバトル!
釣行メンバーは、オリキンにO.S.P社員草深さん、そしてルアマガモバイル松島さんです。
僕と草深さんが同船し、オリキンと松島さんがペア。
こうなると当然、勝負になっちゃうわけです。
岸際には産卵で大量のワカサギが押し寄せていますが、バスの姿はあまり見えず。
シャローフラットから一段下がったブレイク下に単発で見えることもあるのですが、朝イチにも関わらず、シャローで追い掛け回しているようなボイルは一度も遭遇せず。
「食い放題!」ってくらいのワカサギなのに・・・この辺はワカサギの遡上と共にバスも引っ張られる高滝とはちょっと違うと感じましたね。
そして、ワカサギと共に大量に押し寄せていたのが、乗っ込み前のヘラブナの群れで、よく見ると、このヘラの群れにバスが紛れ込んでいるんです。
グッドサイズのバスがヘラと一緒にいるのを確認するも、あちらも逃げ出したのでそのままボートで通過し、バスが泳いでいった進行方向にハイカットSP(HFワカサギ)をキャスト。
高滝ばりの高速巻きでヘラの群れの中を通してくると、「ガツン!」ヘラか?バスか?・・・
ハイカットをガッツリくわえたバスでした~!
勝負なのでウエイトを計ると1,480g。この1本がヒントになり、同じ釣り方でもう1本追加、1キロジャスト。
カラーはさらに日が高くなり明るかったので、ちょっと反射を抑えてアバロンワカサギにしてみました。
ちなみにタックルは、ロッドがノリ重視でスティーズの「サージェント」。
今回もバレやすい高速巻きでの2バイトをしっかりモノにしてくれました。
ラインは飛距離重視でフロロ(フィネスブレイブ)の3lb.を組みました。
しかし晴天となったこの日、ハードだけではバイトが続かずで、今度はスモラバの出番です。
04シンクロ1.8g+アンクルジョッシュミートポーク ナイトクローラー7"(西湖はワーム使用禁止です)
ポークは朝、松島さんにいただいたものを適当な長さにカットし、よく動くように切れ込みを入れ、テールはピンテール風にアレンジしてみました。
これがフニャフニャ動いていい感じ!桟橋でいきなり45クラスをかけるも、ロープに巻かれてブレイク・・・これまで切れたことがなかった信頼の4.5lb.ラインもさすがに歯がたたず・・・。
完全に自分のミスでバスに申し訳ない。
こういうところはPEなり、ベイトフィネスタックルでいれないとダメですね。
その後、同じリグで30ちょいのバスが釣れてくれ、昼をやり過ごすのにスモラバは有効でしたが、やはり炸裂させるにはワカサギ系の釣りでしょう!
(写真上2枚:ハイカットSP高速巻きにて。)
(写真中段の下:産卵を終えて息絶えたワカサギもチラホラ・・・)
(写真下:日中、シンクロ&ポークでどうにか釣れました。)
夕方、アイ・ウェーバーでヘラボールの上をゆっくり引いてくると、バスが突然浮いてきたかと思うと、大口開けてルアーをくわえ込み一気に急潜行!
強烈に引いたこのバスは、48.5cm(1,500g)のグッドサイズ!
アイ・ウェーバーは完全に丸呑みにされていました。
しかし、このルアーを漂わせているときの見え方は本物のワカサギそっくりで、草深さんともお互い「本物かと思った」ということが数回(笑)
その後、そのアイ・ウェ-バーを草深さんに託すとすぐに水面が割れ、これまた大きい1,600gのブリブリバス!
ちょいと来て5本で6キロ超えは西湖がスゴイ!
しかし、もっとすごいのがオリキン&松島さんコンビでした。
50.5cm、2,200gを頭に5本で7キロ超え!
釣り方には秘密もあるようですが、ワカサギパターンの上手さは、トコトンやり込んでいるだけあってさすがにピカイチです。
アイ・ウェーバーに使用したタックルは、ロッドがスティーズの「ルガー」。
やはり3lb.ラインでの使用でしたが、オールソリッドロッドは独特に粘りながらもバスの突っ込みにどこまでも追従してくれるので、ライトラインでも安心感がありますよ。
(写真上:アイ・ウェーバーで迫力のビッグワン!ルアーは丸呑みでした。)
(写真中:夕方ラスト、草深さんもアイ・ウェーバーでビッグをキャッチ!)
(写真下:水中に漂う様子は、本当に瀕死のワカサギがソックリ!ルアーもついにここまできたか・・・と思いました。)
そして話は変わりまして・・・その日の前日には、O.S.P社員のA生君が利根川で5本7キロ近い大釣りをしていました。
ヒットルアーは全てドライブクローラー4.5インチで、リグはヘビーダウンショットとジグヘッドワッキー。
ヘビーダウンショットはドライブクローラー4.5インチをストレート刺しにして、シンカーは5gと7gを攻めるカバーの種類などによって使い分け、ジグヘッドワッキーは1.8gをセットしゆっくりとフォールで使ったそうです。
さらに、オリキンですよ!!西湖釣行の翌日は相模湖に行って、そこでもまた2キロオーバーを釣ってきました。
ヒットルアーはドライブクローラーの3.5インチのノーシンカーリグ。
「でかいプリには細いワームが効くね」だそうで。
寒すぎた冬~早春を越え、ここにきて一気に釣れ出しましたね!
最後にイベント告知を・・・
5/12にキャスティング横浜都築プラザさんにて、トークショーやらせていただきます!
今回の表層ワカサギ系の釣りには、色々とキモがありまして・・・
ハッキリ言って釣果に雲泥の差がでます。
その辺を詳しくご紹介しちゃいます!
他にも、霞水系、高滝など、関東オカッパリでの最近の傾向と対策など。
ネタ満載でお話したいと思います。
また、5/27には香川県府中湖でタイガー釣具店さん&香西釣具店さん主催のおかっぱりバスダービーが開催予定で、今回、並木さんとともに参加させて頂く事となりました!
是非来て下さいませ!
(写真:ドライブクローラー4.5"を使い、利根川で良い釣りを堪能な社員A生君。)
DVD「陸魂」の2が発売となりましたのでご報告させていただきます!!
こんにちは、川村です。
新DVD「陸魂」の2が発売となりましたのでご報告させていただきます!!
今回も東と西の二本立てで、関東はあの広大なリバーフィールド利根川。
関西は僕にとっても憧れの地、広島の白竜湖、三河、八田原ダム。
利根川は茨城出身の僕にとって地元のようなものなのですが、このお話をいただくまで、釣りをしたことがあるのは、ひとつの水門に立ち寄ったことが1回あるのみ。
はっきり言って広すぎて、「陸っぱりはやり切れない」と敬遠していたことと、ボートでやるにも僕のジョンボートじゃ浮かべる気にもならなかったのが本音です。
「利根川でやりましょう」と決まった後も、実はちょっと後悔していたりして・・・
しかし、今となってはっきりと言えるのは、「利根川でやって良かった!!」このロケをやったことで、自分の中でも気にはなりつつも未知であった、「利根川」というフィールドが開拓できたことと、その素晴らしいポテンシャルを知ることができたこと。
これは新たな財産です。バスのルアーへの反応はおしなべてスレた霞水系よりも良く、釣れるバスのコンディションも良くて魚体もビューティフル!
もちろん、引きも強いです。あれだけ広い利根川ですから、僕自身もまだその一部を垣間見たに過ぎないのかもしれませんが、それでも今回の陸魂2を見ていただいた方は、陸っぱりでイイ釣りが出来る確かなイメージを持った状態でチャレンジできるはず。
利根川に行きたくなること、間違いなしです!
あの広大なフィールドを、いかにして絞り込み、バスに辿りついたか?
さらに、広大なフィールドのウラに隠れた「穴場」を探してしまうところは僕のサガみたいなものですが、やはり利根川にもありました。
そして広島編では、逆にバスがいるところはバックウォーターだと誰もが分かっている。
しかし、目まぐるしい増減水の影響か?メインレイクからのバスの供給がほとんどなくなってしまい、残されたバスに対してプレッシャーが蓄積。
正直言って、自分でもまさかこんな展開になるとは思わなかったくらい苦戦しました。
というのも、同フィールドには少し前に訪れており、その時の模様はルアーマガジン誌不定期連載の「岸釣りジャーニー」でも見ることができますが、2日で5本の50アップを仕留める会心の釣りで、完全に「広島LOVE」な状態でした。
そのイメージが完全に吹っ飛んだタフっぷりは、はっきりいって高滝湖バックウォーターの方がはるかに簡単。
異常なまでに警戒心が強く、自信がある食わせもリアクションも、ことごとくハマらないバス達に頭を悩ませました。
しかし、だからこそ繰り出された悪あがき。
ここまでやることになるとは自分でも思っていなかった釣り方で、なんとかビッグバスを仕留めることに成功しました。
やっぱり広島は素晴らしいバスフィールドでしたよ。
今回も、陸魂ならではのルアーアクションの水中映像も満載でお届けします。
是非是非見てやって下さいませ!!
(写真上:陸魂の「魂」は、撮影スタッフ全員の気合い、まさにそのものだと思います。よい作品にするためのこだわりに心から脱帽です。)
(写真下:ちなみに昼休憩はみんな魂がどっかにいっちゃってる状態です・・・)
マイラミノー2.5インチの喰わせ力は激ヤバ級
こんにちは、川村です。
いよいよフィールドに生命感が満ち溢れてきたところ。
本格的なシーズンインです!
先日はワカサギパターンによる春爆を求めて、千葉のリザーバーに行って来ました。
マイラミノー=ワカサギの魔法「ピクピク」釣行日の前日と前々日に冷たい雨が降ってしまったことで湖一面が泥ニゴリ・・・。
ワカサギパターンは一目見て"ない"感じで、釣れるとすれば、カバー奥に僅かに残ったキレイな水を狙ったカバー撃ちくらいなものか?
しかし、バックウォーターの上流からすでに澄み始めている可能性もあるので、まずはバックウォーター上流を目指して遡上。
途中にある目ぼしいカバーには、この時期実績の"ドライブスティック6インチ・テキサスリグ"を撃ち込んでいきますが、バスからの応答は一切ナシ。
一応最上流付近まで上がりましたが、泥ニゴリがさらにひどくなってきたのでUターン。
「春爆を味わえるとすれば上流」だとイメージしていただけに、テンションはダダ下がり。
「春爆どころかボウズかも・・・」。
1ヶ所だけ、水がキレイな細いクリークがあり入って行くと、魚っこ1匹見えません・・・。
これはけっこうありがちなことで、キレイな水であっても、冷たい水だと魚が入ってこないんですね。
一応ボートが上がれなくなる浅瀬までチェックしたところで、「ダメか」とUターンすると、アウトベンドの深みに1匹のバスを発見!
このバスはボートに気付くと逃げてしまったので、一旦その場を退散し、時間を空けて慎重にアプローチすることに。
たった1匹のバスであっても、その時の僕らにすれば、「あのバスを何とか釣るしかない!」というキモチだったんです。
で、小1時間後再び入り直し、パートナーの草深さんがクリークの入り口からI字系ミノーをキャストすると、なんとこれに3匹のバスが付いてきました。
「バスが増えてる!」I字ではバイトに至らずも、見えていたバスに、最終プロトのマイラーミノー2.5インチ(0.9gジグヘッドリグ)を入れて中層で細かくシェイクすると、マイラーミノーを見つけるやいなやバスがスピードアップして一気にバイト!
さらにもう1匹見えバスをやっつけ、グッドサイズ2匹を仕留めることに成功したところで残りのバスはいなくなってしまったので、またクリークから退散。
時間を空けて3度入り直すと、さらにバスは増えていて、明らかに外から入ってきている様子。
ワカサギはいないものの、バスもそれを期待して先にスタンバイしているような雰囲気でした。
と言うのも、さらにマイラーミノー2.5インチのジグヘッドリグと、マイラーミノー3.5インチの「水面ピクピク」で5匹のバスを追加できたのですが、明らかにバスもワカサギを意識しているとしか思えない食いっぷりで、完全にマイラーミノーがハマッていました。
ジグヘッドは0.9gの軽いウエイトで、バスを確認したら、進行方向を予測し、中層をスローにミドストしながらできるだけ自然にバスとルアーをカチ合わせる釣り方でしたが、夕方になるとバスが水面近くまで浮いてきたので、そこからは水面ピクピクへの反応が良くなりました。
水面ピクピクでは、変えて3投連続でバスが反応し、2匹フックアップ、キャッチは1本。
パートナー草深さんも、マイラー3.5インチの水面ピクピクでグッドサイズをキャッチしました。
しかし、狭いクリークなため、さすがにバスも警戒し、水面まで出てくれなくなってしまいました。
ここでオリキン直伝の、「沈ませピクピク」を試してみることに。
これは、単に水面ピクピクをちょっとワームを沈めてやるだけなのですが、マイラーミノーの中空ボディに水が入った状態で、ワームを水面直下に沈ませて、軽く誘いをかけながらも漂わせ、バスが寄ってきたら、タイミングを見計らってワントゥイッチ!・・・一撃でした。
このバスを釣った頃には周囲が薄暗くなってきていたので、これにて納竿。
クリークを出ようとすると・・・水面下にうっすらと見える魚の群れ。
・・・間違いなくワカサギでした・・・。
バスにはおそらくワカサギが入ってくることが分かっていて待ち構えていたのでしょうが、マイラーミノーでゴメンナサイ。
結果、そのクリークに入り込んでいた、10匹ほどのバスの内、2人で8匹をキャッチ。
バラシを含めると、ほぼ全てのバスをバイトさせ、その場のバスを釣り切ったに近い状態となりました。
(写真1:見えバスは、マイラーミノー2.5インチの0.9gジグヘッドリグで連発!ミドスト&一点シェイクで。)
(写真2:春爆を求めて選んだタックル達。ベイトフィッシュを捕食するバスがターゲットです。)
(写真3:2.5インチのジグヘッドリグは好調で、一気に5匹まで持っていけました。)
(写真4と5:バックリ丸呑みのバスも。フックがバーブレスで良かった。)
(写真6:真っ白で、いかにも越冬場から上がりたてといった感じのバスもいました、丸呑みでしたけど。)
(写真7&8:こちら3.5インチの水面ピクピク&沈ませピクピクで。)
(写真9:草深さんの水面ピクピクにもヒット!!)
(写真10:これまたグッドサイズ!水面に出るやつは総じていいサイズでした。)
(写真11:こちら「沈めてピクピク」。ワーム内に水が浸入した状態で使うとちょっと沈みますよ。)
(写真12:話変わりまして、こちらは3月中旬の早春、利根川にてO.S.Pスタッフ麻生さんがHPFスペック2でバスをキャッチ!)
マイラーミノーセレクト術
今回のワカサギのように、小魚を意識しているバスにマイラーミノーは本当に強いとあらためて感じたことと、
・アピール力のある3.5インチは水面までバスを引っ張り上げるのに活躍。
・見えバスに対しては2.5インチで確実に食わせる。
と、釣り方やバスの状態に合わせて2つのサイズを使い分けることで、その場のバスを最後まで反応させることに繋がったと思います。
冬が長く寒かった分だけ、春のありがたみを感じるのはきっとバスも同じはず!
これからは楽しい釣りが期待できると思いますよ!
(写真13:水面ピクピクでのベストなフックセット位置。ボディ側面から刺して、背中に抜くのがコツです)。
(写真14:ジグヘッドリグは背中側ギリギリを薄刺しが最もロール出ます。FINAビートローラー0.9g使用)。
(写真15:水面ピクピクで確実に水面をキープしたい時には「FINAネイルフロート」を付けるのがお勧め。ベイトフィッシュカラーもリリース予定です)。
(写真16:ペラつきのジグヘッドリグも試してみたのですが、スローでも良く回ってくれていい感じ)。
エコモデル告知
最後に。
O.S.PワームにJB/NBCのエコトーナメントでご使用いただける、「エコモデル」が追加となりましたが、けっこう聞かれることがありまして・・・
それはワーム素材に関してなのですが、「ノーマルモデルと違うのか」ということです。
素材はこれまでのノーマルモデルと同じものを使用しておりますので、アクションや使用感、匂い等、全く変わりはありません。
これは、ドライブシリーズのワームに関しては、はじめから有害な環境ホルモンを含まないワーム素材を採用しておりましたが、JB/NBCエコタックル大会で使用出来るワームとして、エコ認定の基準を満たしていることを証明するべく、素材検査にかけ、試験検査成績書を発行していただき、ワームのボディに、定められた「F」の刻印を入れたものになります。
目印は、パッケージに貼られた「Fecoシール」と、緑のクローバーシール、そしてワームのボディに刻まれた「F」の刻印になります。
どうかご活用いただき、エコタックル大会でのウイニングルアーになってくれれば幸いです。
いよいよ春めいてまいりました。
今年は冬が特別に寒かったせいか、高滝を例にとってもワカサギの遡上が遅いようで、昨年はすでにベントミノーで釣れていた2月の下旬に今年訪れた際には、まったくその気配はなかったです。
ちょっと春の訪れが遅いような気がしますが、それでも冬は脱し、魚たちが動き出していることは確かですよ。
魚たちが動き出している真冬の間は、ブレイク下の深いレンジをシャッドで釣ったり、冷気に触れない分厚いマットカバーをパンチングして釣っていましたが、ついに先日(2/26)、水深60cmほどのシャローフリップで釣れました。
あれは今年の真冬には釣れていなかった魚です。
そして3月。まだ冬に逆戻りしたような日もありますし、毎年雪が降るくらいですから春にはなり切れないタイミングですが、越冬場からシャローに上がりたてのウブで捕食モード全快のバスに会える"熱い月"であることは間違いありません。
これからの釣りは"冬からの脱却"がキーポイントです。
しかし、三寒四温の言葉のとおり、真冬日も混じってはくるので一筋縄ではいかないのが3月。
その判断を間違えると、ある意味真冬以上のボウズ率かも・・・ワクワクするけどコワイ月です。(ちなみに、冒頭のフリップフィッシュは朝イチ開始2投目で釣れ、その後ノーバイトですから)
(写真上:ドライブクローラー3.5インチは、4.5インチよりけっこう小さいです。リグごとにベストアクションをするフックセット位置が、ハチマキ部分のポッチで示してあります。
(写真中:冬に好調だったハイカット&ダンク。冬に逆戻りした日にはまだ手放せません。)
(写真下:2/19高滝にて、オリキンがクローラー3.5インチのネコリグで。この一匹がヒントになり、皆ボウズを免れました。オリキンが釣ったバス、どうやって掛けたんでしょ?)
で、以下は"霞水系3月のおススメヒットルアー"です。お役立て下さいませ。
【HPFクランク】・・・これはもう、ご存知の方にとっては言うまでもない"3~4月の鉄板"ですね。
タクヤさん(W.B.S橋本卓哉さん)毎年の初バスヒットルアー(今年はもう釣ったんでしょか?)であり、春の大会は毎年メインにしていいバス釣ってこられます。
シャローに上がってきたバスがターゲットで、障害物のキワやハードボトムでゆっくりただ巻きが基本です。
【タイニーブリッツMR】・・・早春を迎えるのは今年がお初ですが、タイニークランクは早春のマストアイテムですし、タイトアクション&スローフローティングであることも、早春のまだ動きが鈍いバスにピッタリ。
一口サイズでプレッシャーにも強いので、陸っぱりならHPFよりも出番が多いかな。
【ドライブクロー】・・・これからは、アシ・ガマ・ブッシュ・なんかのシャローカバーに生命感がみなぎってきますので、ドラクロテキサスは欠かせません。
3~4inが手堅いところですが、食いが立っている時は5inでも普通に食いますし、デカバスの確率が上がります。
また、真冬日に逆戻りした日には、3inのヘビーダウンショットで消波ブロックの穴打ちが有効ですよ。
【ドライブクローラー】・・・食い渋った時に頼りになることと、早春はこの手のワームのネコリグがデカバスキラーになります。
おススメセッティングはやはりフックポイントを隠してセットする"スナッグレスネコリグ"で、バスはまだ活発に動けるわけでないから、バスのいるところにダイレクトに送り届けることが大切なんです。
まだ専用フックが売っていませんが、パーフェクトなものがFINAから9月頃に発売となる予定ですよ。
それと、ダウンサイジング版の「3.5インチ」が発売になりましたが、こちらはプレッシャーや冷え込みでどうにも食わないときにどうぞ。
あのボディサイズでノーシンカーでのクネクネアクションは本当に反則級のエサっぷりです。
サイトフィッシングで早く使いたいです。
ノーシンカー以外に、ネコリグ、ダウンショットでも・・・お好みでどうぞ。
これらは春を意識したルアーセレクトですが、冬に逆戻りしちゃった日には、冬に有効だった04シンクロやダンク、ハイカット、ドラクロ2インチのダウンショットなんかを使います。
そして、ドライブクローラー3.5インチはこんな時こそお助けになってくれるはずです。(先日の高滝湖でもこいつのネコリグでボウズを逃れました)
また同じ3月でも、これが高滝湖のようなワカサギレイクとなると、ルアーセレクトも変わってきます。
プラグ系では、ベントミノーやハイカット、阿修羅、そして荒れたらルドラ。
個人的に楽しみなのは、ただ今O.S.Pで開発を進めているI字系ミノー。
昨日プロトモデルをGETしたので早く試したいところです。
ワーム系でも、マイラーミノー、ドライブスティックのようなミノーシェイプのものがメインですが、マイラーミノーは4月頭に2.5インチも追加になる予定ですので、見えるワカサギが小さい状況においても、より本物に迫れるようになりました。
そして、お待たせしていました、「オカッパリヒップバッグ」が新色を交えてリリースです。
性能的にちょっと進化もしていまして、サイドポケットはラフな使用でも擦れに負けないよう補強。
さらに、メインポケットは即座に物が取り出せるべく、チャックが開けっ放しでもベルクロでワンタッチで開け閉めが出来るように改良しました。(これは便利!でもベルクロ一点止めで一応空いてはいますので、物を落とさないように注意は必要です)
(写真:オカッパリヒップバッグの新色で、上がデザートカモ、下がネイビーオレンジです。いずれも4月上旬発売予定でして、製品の詳細はもうしばらくお待ちください。O.S.Pホームページ上で3月下旬頃アップ予定です。
)
最後にちょっと警告
フィールドでの車上荒しが霞水系でも、高滝湖でも起こっているとの報告が入っております。
車内に貴重品を残さないよう、そして可能な限りの自己防衛を意識して下さいませ。
せっかくの楽しい釣りなのに、こんな余計な心配をしなければならないのは非常に腹立だしいし、悲しいです・・・。
あ、もうひとつありました。これを忘れちゃあいけません!
「横浜フィッシングショー」には3/24~3/25もダイワブースにいる予定です。
また、その前の週、3/17~18には新潟県での「にいがたフィッシングショー」にて、こちらもダイワブースにいる予定です。
質問等ありましたらこの機会に何でも聞いて下さい。
たまに「話しかけられなかった」なんていう人もいるようですが、遠慮なく気軽に声をかけて下さいね~!!
(写真:2/26シャローフリップで釣れた、春を告げる嬉しい一匹!!)
バリバリと氷を砕きながらの釣行
こんにちは川村です。
前回のレポートからも引き続き、毎週欠かさず釣りに行っております。
時間が少しずつ長くなってきていることを実感しますが、今年の冬は朝の冷え込みがとにかく強烈で、ボートであれば、水面に張った氷をバリバリと割りながらの出船が毎度お馴染みになりました。
そんな状況でもシャッドは相変わらず好調を維持していて、正直、他のルアーを投げる気がしないほど。
よって使っているロッドも1本のみ。前回のレポートでも紹介したシャッド専用ロッド、スティーズ"サージェント"で1/15以降、全てのバスを釣っています。
1/15・・・8バイト7キャッチ
1/22・・・5バイト5キャッチ
1/28・・・2バイト2キャッチ
2/5・・・6バイト4キャッチ
(写真:水温も3度~4度台・・・そんな中でもシャッドでバスをキャッチしていきます。同行してくれましたO.S.P社員の草深さんもグッドコンディションのバスを連発!)
ランディング率85%以上と、この時期のシャッドの釣りとしてはこれまでになく高いランディング率がダイレクトに釣果に結びついています。
フックが前後とも掛かっていたり、バックリ口に入っている確率も明らかに高く、バスがルアーをしっかり吸い込んでくれていることが分かります。
今後、霞のみならず、春の高滝、西湖と、シャッド、ミノーがメインになるフィールドでもこのロッドがあるとキャッチ数が違うと思います。
ベントミノーとの相性も抜群ですしね!
で、2/5の釣行では、地元の釣友がハイカットで50アップ(口閉じで僅かに51cmを切りました)の2キロオーバーを仕留めました!
僕がダンクSPで48.5cm1,850gを仕留めて喜んでいたところに携帯がなり、「デカイの釣れたんで写真撮ってくださ~い」と。
彼が掛けたのは、朝、氷が張っていたところでしたが、溶けた直後に釣ったって感じでした。お見事!
その日は「OPA!」のリョウニンおしょうさんもお昼頃から来ていて、その頃にはけっこうなハイプレッシャー状態であったにも関わらず、ハイカットでしっかり3本釣っておりました、南無。
曰く、「来た時には想像以上に人が多かったから、ハイカットかな~と」と、ありがたいお話をいただきました。
ちなみに僕の釣果もすべてハイカットとダンクで、オカッパリでは極力フローティング派なのが、今の「止めたときに食ってくる」釣れ方ではサスペンドモデルにメリットを感じています。
ちょっとした工夫では、フックをバーブレスにして使っていること。
貫通力に優れますので。冬のバスは暖かい時期と違ってあまり飛んだり跳ねたりしないの
で、バーブなしでもそれによるバラシは全くといってよいほど感じないです。
釣れているときほど比べてみようと、細軸のトラウト用トレブルフックと釣り比べてもみましたが、だからといって掛かるとかは今の釣り方に関してはとりあえず差は無く、(バラしたのがトラウト用に交換したものでしたし・・・)それよりもトラウト用は簡単に伸びてしまうので、むしろそれが恐い。
特に#10(ダンクやハイカットに付いているフックサイズ)、#8(ベントミノー86に付いているフックサイズ)あたりは細めの軸ながら、細すぎない。
針先も非常にシャープですし、何気にいいフックです。
バーブを潰すことで貫通力をさらに増しつつも、強度に不安を持たない・・・
これが今、この釣りでのいいバランスかな、と感じています。
でもこれが春の高滝巻き(高速リトリーブ)なんかになるとまた変わってくるのかもしれませんが。(でも僕は基本純正フックです)フックを外したり、根掛かりを外す度に変形して、それを直して使うものな~、と。
その辺はその都度、トータルで良かれと思うフックを使っていくようにしていきたいと思います。
何にしても、タックルバランスは非常に重要であることは間違いありません!
是非、自分に合った「いいタックルバランス」を見つけていただきたいものです。
僕にとってはそれが、サージェント+ナイロンライン(センサーエディションⅡ)5~6lb.+純正バーブレスフックという訳ですね!
(写真:信頼出来るタックルはこの釣りには欠かせません。そして、ルアーも。)
さて、それ以外の釣りでは、ロッド&リール誌の取材で高滝湖に行ってきました。
こちらも極寒も極寒、朝の気温はマイナス6度ですよ。
さすがに寒々しいメインレイクは「絶対に釣れない!」と言い切れるくらいの雰囲気でした。
しかし、この釣行では自分自身、今後もかなり武器になるであろう「食わせ方」を発見することができました。
ちょっとしたヒントから試したところ、これがいきなり3連発!紙面でも紹介されるかもしれませんので、是非チェックしていただければと思います。
それ以外にも発見があり、レベルアップすることができた取材釣行でした。
この時期としては沢山釣ることが出来ましたしね。
ちょっとした発見から釣果が劇的に伸びることもあるから、釣りは本当に面白い!現場(フィールド)でしか得られないことは本当に多いです。
また、昨年末に取材を行っていたのですが、フリーペーパー「ローバイト」にも出させていただきました。
ご存知の方も多いかと思いますが、フィッシングアパレルの先駆け、「SUSPEND」の小松さんが発行しているフリーペーパーなんですよ!
テーマは題して「I LOVE KASUMI」実釣だけでなく、国土交通省河川事務所の方に小松さんがお話を伺い、水質環境のお話も分かりやすく紹介されています。
こちらも見かけましたら是非見て下さい!
今回はこんなところで。
(写真上:「OPA!」のリョウニンおしょうさんもハイカットで3本!ひとしきり攻められた後でも確実に釣ってくるのはサスガ。)
(写真中:2月は春の始まりです。そろそろバスもウズき出してくるはずです!ダンクSPで48.5cmのバスをキャッチ。バックリとバイトです!)
(写真下:締めは友人がハイカットでキャッチした2キロ秤振り切りモンスターです!)