茂手木祥吾 | レポート&プロフィール

マスターズ7位入賞!

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7月23日、24日の2日間、茨城県の霞ヶ浦を舞台に行われたマスターズ戦で悔しくもお立ち台は逃しましたが、7位に入賞しました。その内容は全てタイニーブリッツDRのみの結果でした。ノンキーパーなども含めてウェインしたバスよりもトーナメント中に今回は沢山のバスを釣りました、ゲキタフと言われた今回の大会で人より沢山のバイトを取れた理由とは?数あるブリッツシリーズの中で僕がタイニーブリッツDRをアジャストした理由を書いてみました。

JBマスターズ戦(TOP50のすぐ下にあるカテゴリーで、年間4戦あり、湖は毎回違う場所で行う。ここで年間成績の良かった上位数名が最高峰のTOP50に上がれる)

タイニーブリッツがとても好きですwっという理由もあるのですが、今回絶対にこれしか無いと思ってこの大会に挑みました。もちろんトーナメントですから、その時にベストな事をする事が勝ちへの定義です。

まずは前日のプラクティスの感触が全てなのですが、これがまた釣れない、これの原因として考えられるのが、急激な水温の低下と、トーナメンターによるプレッシャーでした。水温は前の週から比べると3度の変化でした。たかが3度ですが魚にとっては深刻です。そして100人を越える釣り人とボートのプレッシャー、スタート会場近くのエリアではかなりのプレッシャーです。

ドライブクローテキサスのカバー撃ちで簡単に釣れていたエリアはすでに朝から何人もの釣り人がルアーを通してます。きっとバス達は1日でいくつものルアーを見ている事と思われます。

そんなハイプレッシャーですから通常ならよりフィネスへと持って行ってしまいたいところですが、僕はあえてのタイニーブリッツDRを選んだのです。

選んだ理由としては大きくは2つ。1つ目はバスの居るポジション。2つ目はリアクションバイトで食わす、です。

まずは1つ目のバスの居るポジションですが、先に述べた様に本来カバーの中にバスは居ました。しかし多くの釣り人からのアプローチの為、バスはそのプレッシャーに耐え切れず避難してました。沖に。沖と言っても遥か沖の何もないところでは無く、身が隠せてエサもちゃんとある所です。

それが岸からブレイクまでに点在するシャローフラットの隠れストラクチャーです。

場所にもよるのですが、だいたいはシャローカバーを撃つボートの真下からやや沖側に点在します。水深は1メートルから2メートル程です。これを攻略するためにはタイニーブリッツDRのレンジが間違いなくぴったりです!MRでも行けるかもしれませんが、すぐにボトムをトレースするにはDRの持つ急潜航能力が必要だったのです。

2つ目のリアクションについては、やはり避難しているぐらいですから、プレッシャーがかかっているという事と水温の低下によりやはり食いが渋いと言う事もあります。1つ目のポジションについてもこの水温低下は関係あり、少しでも水温変化の少ない深い水深へ移動していたバスもいたはずです。そんな中でライトリグで食わすと言う技もありますが、個人的にはフィネスを超えた食わせはリアクションバイトであると思っています。ボトムを叩きながら左右にダートするクランクのあのアクションこそバスの食わせのスイッチでなないかと。

特にタイニーブリッツはあの小型のシルエットにより、より素早く動いている様に錯覚させれます。そして一口サイズというのもリアクションとは言え食いが渋くなってしまっているバスには好都合で結果フッキング率も上がるはずです。

もちろん、もう一回りボディの大きいブリッツMRやブリッツEXDRなどの方がアピール力が大きいので、もっと広い範囲でエリアが絞れていない時、深い場合や濁っている場合には選択していたでしょう、しかし今回はエリアも絞れていたのと、濁り的にはタイニーブリッツがベストな状態でした。クリアーウォーターではこの役目をハイカットやハイカットDRに託す事もあります。

z1釣ったエリアとしてはバスの居るアシなどのシャローにカバーのある所で、やや沖にまでせり出したフラットがあり、更に急なブレイクに続いていればベストですね。

更に僕はプラクティスでその区間にある落物(岩やアシの腐り根)を魚探でチェックしてGPSに記録してあったのでまさにそれを狙った釣り方でしたが、霞ヶ浦自体とてもストラクチャーが多いフィールドですから、僕も結局のところ、チェックしてあった場所以外でのバイトも半数近くありましたしねw

あとは、ベイトが見えていたりしたらなおベストと言えます、やはりエサの多いエリアにはバスも多かったりしますので、水面などに小魚の波紋や、群れがいるのを見たらそこは要チェックですね!

z3カラーについてですが、今回は2色のローテーションをしました。メインに使ったのはスポーンレッドクロウとセクシーシャッドVer2です。個人的に霞ヶ浦はザリガニカラーが強いイメージがあって、この色を使う事が多いのもありますが、余り目立たないナチュラルカラーとして認識していますもう一方のセクシーシャッドの方は最後の最後のにロストしてしまったのですが白系のカラーという事もありますがアピール系のカラーとしています。

この正反対に近いカラーローテーションでここぞと言った所にはカラーを変えて2度通していました。それでバイトしてくる事ももちろん多く、どちらのカラーと言うよりも変えた事によって食って来た!といった感じです。

リーリングはリアクションだから早く!とう事では無く、むしろスローでした。

しかし、ボトムの一つ一つのストラクチャーを確実に捉えて、くりんっと弾く、バスのついているであろうストラクチャーにコンタクトさせ、目の前で確実にヒラを打つイメージです。

また、それだけストラクチャーの多い所を通すので早巻きをするとすぐに根掛かってしまうという事もあります。とは言うものの、このDRは根掛かり回避率は非常に高く、長いリップのおかげもあると思いますが、水中での姿勢やバランスがとても良いのです、なんせあんなにカバーを狙っているのに2日間でロストしたのはたった1つです。もちろん、ルアー回収機を使って出来る限りの回収をしましたけど、それにしても綺麗にかわしてくれます。

タックルですがロッドは飛距離と食い込みを重視してスティーズのライトニングを使いました、リールもタイニーブリッツを遠くまで飛ばせるT3AIRです。ラインはスティーズラインの8lb(フロロ)のセッティングです。

z2タイニーブリッツDRと言う選択が僕を入賞まで導いてくれました。

単純にサイズ展開したわけではない。

広がるブリッツシリーズですが、それぞれに意味があり、使い方があります、ベストな使い分けで全く別物になるシリーズですので是非各シリーズの必要性を実感して貰えればと思います!そして、人よりたくさん釣っちゃいましょう!

JBトップ50シリーズ第3戦 奈良県七色ダムレポート!

さぁさぁ真夏まっしぐらになって来ましたね!

今年はやっと台風1号がやって来たってくらいなんか変な年ですが、まぁやはり暑い事には変わらないですね!

これからもっと暑くなるわけですが、釣りに集中するあまり熱中症なんてことも少なくないと思います。

まぁそんな事言っている僕だって何度もなりかけているので注意しているって言うだけではやはり足りていないと言うのが事実でしょうね。水分の補給をしっかりして帽子をかぶる!って言うだけじゃ足りないのがこの頃の季節です、帽子で日射病は防げても、暑さから来る熱中症は防げません、これは熱を発散できない時に起きやすく、暑い日の厚着などから起こる事も少なくありません。

いやいや、いつもTシャツですから!なんて方!そのTシャツの素材は何ですか?普通の綿などの分厚い素材ではありませんか?

何が言いたいかって?

着ているだけで涼しい速乾性のTシャツを着たことありますか?ですw

いやー、これ本当に違いますから!

OSP Tシャツ モデル16(速乾性)ここの所毎年OSPから夏に発売されている物ですので、そんなの知ってるよ〜なんて方も多いかと思われますけど、でもまだの方!必見ですよ

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また、日焼けも夏の大敵!僕は何日も釣り場にいることが多いので日に焼けた日の疲れが半端ないのは身にしみてます。

そこで、ガッツリ晴れた日に一日中釣りをするなら腕までしっかりガードしてくれるフーデッドロングスリーブスTシャツモデル5がお勧めです。

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そんな備えが必要なこの夏シーズンの釣りですが、釣果は絶対ついてくるはずです!

もちろん僕もシーズン真っ盛りですか本当に外に出っぱなしで、先月は1ヶ月半以上の期間毎日釣りしているか、運転しているかでしたしねw

そして、今回トーナメントで訪れた奈良県の七色ダムですが、いやー暑かったし、雨凄かったですw

流石日本一雨の多いところですね、天候の変化が半端無かったです。

しかし、その為なのか、そこに在る自然の深さは凄かったです。山や森も凄かったですが、水中だって負けてません!バスもベイトも豊富で関東の方が見たら間違い無く惚れ込むでしょうw

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写真は七色ダムって言ったらこれでしょー!旧発電所!中々雰囲気ある内部はデカバスがいそうな気はするがちょっと怖いw

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釣れるのか!?って言われたら、ズバリ!釣れます。ドライブクローラー4.5のジグヘッドワッキー、定番では有りますが、これが本当に良く釣れました。完全にフリーフォールだと、水中に沈む立木などに根掛かりしてしまうので若干カーブフォール気味に落として行くのがオススメです!

実際のトーナメント時はドライブカーリーの方が反応が良かったのは、このカーブフォール時のアピール力の差なのかもしれません。プレッシャーがかかったトーナメント当日はより深いレンジを狙っていた為、より大きいアピールが必要とされていた様です。

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ドライブスティックのノーシンカー、逆付けでは無く、正方向にセットしてオーバーハングにスキッピングでねじ込み、フォール後トゥイッチさせながら引いてくるパターンでゲット!

そんなこんなで釣れるは釣れる。が、しかし、トーナメントでキッカーとなるバスを取るには一筋縄には行かない、特に大型の個体はフッキングした途端凄いパワーでブッシュの中に潜ろうとする。これをどう勝負するか!そこが凄くテーマだったりしたわけですよ。

結果、ドライブカーリーのジグヘッドワッキーを使って、ブッシュの上を這わすようにカーブフォールさせて、バイトがあり次第少し強引に引き出すと言う原始的な対応になりましたが、タックルバランスやドラグ強度など色々加味次第の結論でした。

結果、初日はばっちりそれが決まり1500gクラスを入れた3キロオーバーのウエインで14位スタート、まぁまぁのスタートです!

ジグヘッドワッキー、ノーシンカー、ダウンショット、ハイピッチャーこのローテーションでしたが、このまま2日目も行ければ!と、のぞみましたが、2日目は大雨によりサイトで魚が見つけ辛くオフサイトオンリーでやりきった結果、ウェイトを落としてしまったものの18位で予選突破。

ちょっとヒヤヒヤしたけどねw

そして迎えた決勝戦、今年からのルールで決勝はトータルのウェイト制になる為スタート順位は23位となり、トップまでの差は5キロ。

これはなんとかしなければと、初日のバスを探してサイト。しかし、居るけどバイトする気配はなし…、流石に3日目スレ方が半端ありません。

ここで、とりあえずリミットを揃えに下流に走り、ダムサイトが見える位置でノンキーパーの中から探し出す感じでリミット達成。

その後、サイト場まで移動して狙い通りの50アップを発見し、粘るもタイムアップ!

結果は少しランクアップして20位でフィニッシュ。

いやーここ数年でトーナメント中にこんなにバス釣ったの久しぶりだ!ってくらい数は釣れた!そしてでかい奴もたくさん見た!プラではほんと色々な釣り方で釣れてたんですよね、それこそオリカネムシが絶好調だったり、ベントミノーが良かったりと。

しかし、クリアーレイクなのもあると思うけどプレッシャーのかかり方が半端ない、これは分かっている事だけどほんと毎回痺れさせられるw

でも、あの手この手とルアーやリグを変える事で必ず対応出来るこのバスフィッシングってのがやっぱり楽しい!

皆さんも釣れない時に陥ったときには是非諦めるより先にボックスのルアーを片っ端から投げるべきだ。きっとOSPルアーバリエーションの中に正解があると思いますよ!

では、また!

今回のトーナメントで使ったタックルの紹介です。

僕がメインで狙ったサイトのバスは回復バス(多くはスクール)

それを見つけたら、ドライブスティック3.5のノーシンカーかドライブカーリーのノーシンカー水面漂わせパターン。もしくはドライブカーリーのジグヘッドパターン。

特に多用したカラー

ドライブスティック3.5(ウォーターメロン)

ドライブカーリー(ゴーストシュリンプ)

ロッド:スティーズ キングボルトFスペック

リール:イグジスト2505F

ライン:フィネスブレイブ3.5lb

フック:
ドライブスティック FINA TNS2/0
ドライブカーリー(ノーシンカー ならFINA フィネスワッキーガード#4ジグヘッドワッキーは1、3gジグヘッド)

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初日のキッカー

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2日目は20mmの大雨!

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3日目は流石にバスが擦れており大変だったけど、最低限のテーマ、リミットメイクは達成。

アングリングバス「知識ゼロから始めるバスフィッシング」の取材です!

さあ皆さん! 夏にまっしぐらですね!!

僕は夏が大好きです! 暑くても!寒がりなんでw

そんな夏を間近に初夏に突入した今日この頃ですが、正直釣れる時間が長いのは真夏より今! 日が昇った日中でも早朝や夕方でもがんがん釣れる時季なんです!

なのでこの時季に丸々一日釣りに行けないのはもったいない!是非是非フィールドに足をお運び下さいね。

さて僕はシーズン突入で、遠征が続いています!

まずはTOP50 第1戦 早明浦ダム!結構好きなダムだったんですが・・完全にはずしてしまいました・・

プリスポーンの難しくとも釣れればでかいバスを狙っていたのですが、完全にバスの動きを読めずにバスの居るエリアにたどり着いたのはトーナメント終了間近・・

プラクティスが良かった為にそれにこだわりすぎた結果です。プラクティスではドライブクローラーやドライブシャッドのフォールでかなり良かったんです。

絶えず変わる状況にいち早く対応する!まだまだです!もっと練習と勉強有るのみです!

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この1匹で気づけたのですが時遅し。さてトーナメント終了後は反省フィッシングを早明浦でしたのち、同じ高知県にあるダムに四国のOSPファン様のご案内で行って来ました!

とにかくトーナメントでは失敗したが、このパターンを突き詰めよう!そう思い、釣りしまくりました。

春のシャローにさしてくるタイミングのデカバスを捕る!ぷりっと太ったやつを!

主にシャローフラット手前のブレイクや縦ストラクチャーと一件教科書道理の事ですが、これを何に当てはめていくか、どのエリアがこのタイミングか、雨や水温の外的影響は?など、色々当てはめていくことが重要なのです。

今回のトーナメントではこれを完全に読み間違えての大失態です、これはもう勉強するしか有りません!感覚に染み込ませ、次回や来年同じミスをしないように!

そして、どーんと!!ドライブシャッド4.5インチで!

縦ストラクチャーとして見立てた、ワンドの入り口の大岩にカーブフォールでゴツン!美しいバスでした!

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っと、言う事で高知に居残り練習をしたのち、そのまま徳島に今度は雑誌「アングリングバス」さんの取材に向かいました。

「知識ゼロから始めるバスフィッシング」と言う僕が連載やらせていただいている記事なのですが、ベイトタックル編の為の取材、ベイトタックルで使えるルアーでバスをキャッチして下さい!と言った内容。

初の徳島おかっぱりロケ!個人的にも大興奮でしたが、居残り練習を思い出し、そして勉強もかねて挑みました!

かなり気合いを入れての釣行になったわけですが、これまたバリエーションに富んだ野池や河川と言う事でほんと楽しめました。

そして、ため池タイプの変化の少ない池では、高い場所から偏光グラスを通して、ブレイクラインにある岩を見つけて、ハイピッチャー3/8oz DWをこするように通すと、ヒット!堂々の50アップでした!

これは縦ストラクチャーをブレイクラインに落ちている岩に見立てての狙いでした!

そして、お次は河川タイプと言う事で、橋の脚の部分、橋脚を攻めました!

橋脚の多くは他より川の流れにより掘れていて水深がある所があったり、カレントが発生しやすいと言う事もあり、魚が溜まる事が多いのです。そして、橋脚そのものが縦ストラクチャーと言うのは言うまでもなくの事実!

そこに、ベイトフィネスタックルを使い、ドライブクローラー4.5インチのネコリグを投入!ウェイトは1/16oz。これを橋脚に当たるカレントの上流部にキャストし、流れに乗せるようにナチュラルドリフトで橋脚に運びました。

ドライブクローラーのフォール時に起こるバイブレーションはカレントの中では常に起こっており、そのアピール力は偉大です!

そして、こいつがヒット!50アップとはなりませんが40後半の見事なコンディションのバスでした!そして最後にぐるっと一周護岸されたいけタイプ! ここでは縦ストラクチャーなどない!

そんなシチュエーションの中、僕が見立てたのは、水上に浮いて繋がれたブイ状の物!

このシェードがここの縦ストラクチャーだ!そう判断しヴァルナのジャーキングでアプローチ!

こういった単品へのアプローチは一投目がとても大事!ミスキャストしないようにと心がけてしっかり狙い慎重にキャスト!

そして、まさに1通し目にヒット!

上がって来たのは、ピカピカの50アップ!こういう狙い通りで釣れるのこそバスフィッシングの醍醐味ですよね!しびれましたーw

にしても、ヴァルナのサイズ感はこういった小さな野池でも投げるのに躊躇させないベストサイズですよね!そして、タックルだって選ばないウェイトで有りながら、キャストするとどこまでもぶっ飛ぶすぐれもの。僕のおかっぱりタックルボックスには必ずヴァルナが忍ばされていますよ。もちろんトーナメントで使っているボート用ボックスにも詰まっています!

とりあえずのジャーキングベイトの1本目に絶対お奨めです!と、言う事で更に詳しくは「アングリングバス」の茂手木のページをご覧下さい!

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そして、現在は野尻湖にてセミナーなど行い、このままTOP50第2戦野村ダムへの向かいます!

ちなみに野尻湖ではベントミノーが炸裂中!すでにセミが鳴いていると言う事と、ワカサギが流れ着いているなどで水面にバスの意識が向き始めています!風下やゴミが溜まっている場所を意識して攻めていましょう。

アクションは浮かせて放置のパターンと連続トゥイッチの2パターンです。個人的には前者の方がサイズがでかい気がしますが、後者のアクションだと数は比較的狙えちゃいます。

因みにベントミノーのサイズは写真のは76Fですが、この後ボイルフィッシュが増えてくれば、86Fが飛距離が出たり、アピールが大きいという事でお奨めです!

さぁ、皆さん!フィールドでお会いしましょう!

そして、いつも応援ありがとうございます!次回こそ頑張ります!

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JB TOP50初戦、早明浦ダムのプラクティス・レポート!!

春です!そろそろ皆さんも初バスを手にしているのではないでしょうか?

僕はいよいよ開幕となるTOP50の初戦のプラクティスの為、高知県の早明浦ダムに行ってました。

なんせ高知県ですから、僕が住んでいる関東より暖かく、きっと春の大釣りが出来るであろう!

そう期待を膨らませてやって来ました。

が、、しかし、Tシャツ姿で到着した僕を迎えたのは東京よりヒンヤリとした山の風でした。

慌てて防寒着を引っ張り出す始末w

高知の春はどこぞに。

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そんな完全防寒で開始したプラクティス。まずはエリアのチェックと魚探かけからスタート。

写真の通り、ニット帽まで装着です。水温は10℃前後とますます春には届かない感じ。

この時季の魚探かけでは春のスポーニングでシャローに刺してくるポジションを探します。

例えばシャローに上がるブレイク上にある何かや、ワンドの入り口付近の立木などです。

これをGPSに入れて行く感じです。

この地道なデータが本番の武器になる(はず)のです。なので手は抜けません。

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朝の模様です。。冬だっけ?って突っ込みたくなるくらい真っ白な霜で覆われたデッキ。

防寒着の下にダウンを着込みましたw

さて、じゃーバスは釣れないの?いえいえ、釣れますよ!

この時季のルドラやヴァルナのジャーキングは有名なパターンだし、僕も好きなパターンです!

が・・・ここまで寒いと簡単ではないのです。

しかし、リザーバー(ダム湖)は縦に長いところが多い為、少しですが水温の高いエリアが存在しますのでそこを探し当てると、案外バスが溜まっていたりします。

地形の変化を読み、岬や岩盤の変化を狙って行きます。また、ブッシュや立木の要チェックですね。

そこにぶつけるようにタイトにハイカットDRを通します。DRなのはレンジもありますが、根掛かり回避がすこぶる強いからです。(長いリップがガードしてくれるのと、そのプラグ姿勢が回避能力の秘密でもあります。是非体感してみてくださいね!)

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どーんと、こんなにコンディションのいいバスが釣れるんですよ。

写真のハイカットDRは3月の新色ゴーストナチュラルシャッド。僕はこのカラーがとても気に入っていて、今どこに行ってもこのカラーから投げてしまうほどです。

リザーバーだけでなく霞ヶ浦などのマッディウォーターでもこれですw

背中の暗みやサイドの白ベースのパールなど水中でとてもリアルに見えるのがお気に入りのポイントです。

アクションはケースバイケースなのですが、早巻きだったり、ロングステイのジャーキングだったりしますが、水温が低かったりするとバスもスローです。そんな時はロングステイのジャーキングが良かったりもするのですが、その逆にリアクションを狙った早巻きも実は有りなんです。

関東では高滝巻きなんて呼ばれたしますが、バランスの取れていないプラグだとすぐにクルクル回ってしまう!これが出来るのも、O.S.Pの品質の良さが出たりするのです。

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ハイカットはほんとに良く釣れるけど、それはバスにだけじゃないのでご注意を!

僕はO.S.Pルアーを使っていつか世界中の魚を釣るって言う野望があるのだけど、バスやっている時はバスだけを釣りたいんだけどなw

この日はニゴイ、イダ(ウグイ)、アマゴがヒット・・うん、まぁ釣れるルアーって事には間違いないっす。

(因みにロングステイするとニゴイ。早巻きはアマゴ。イダはどっちでも食ってくる・・w)

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もちろんちゃんとバスも釣れてますので安心してくださいw

この時季、フロントフックに食ってくることが多いのは、どんなに寒くても水中は春なんだなって感じられる合図でもあると個人的には思っています。

下から食い上げる感じは、アタリも豪快!でも、活性が低い時って後ろのテールをちょっんってかじるだけで、これだとすっぽ抜けも多いのです。実際、トーナメント中はプレッシャーによって、活性が下がったりしてこの現象が起きてほんと悩ましい1日になる事も少なくありません。

因みに、本当に活性が低くなってハイカットが効かなくなったこのプラ中、フォローベイトになってくれたのがドライブカーリーのネコリグのフォールでした。

1/16ozのシンカーを入れたネコリグをハイカットで通していたところをフォール。着底する前に食ってくる感じなので、カーリーのテールやボディーから出るバイブレーションが本当に強力なのです。

プラグなみのアピール力とソフトベイトならではの食わせの力を持ったドライブカーリー。ハイカットとの組み合わせで気温の不安定な春バスをばんばん釣っちゃってください!

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では、皆さん!僕もシーズンインしてフィールドに居る時間が長くなってきました!見かけたら是非声を掛けてください!

皆さん、O.S.Pルアーでどんどん魚釣りましょう!!

JB TOP50 茂手木プロ、オーストラリアにてヴァルナでGTを捕獲!!

皆さん!明けましておめでとうございます。

今年もTOP50のトーナメントに参加する為、全国をトレイルするので、見かけたら声を掛けて下さいね!

そして今年の抱負としては、とにかく勝ちに拘ったトーナメントをする!

ご存じの方も多いかと思われますが、僕は釣具屋さんにも勤めていて・・と言っても、トーナメントシーズンはほとんどお店に居られない(1ヶ月のうち3日しか居ないとか)ので、勤めていると言ってもサラリーマンとは言えませんがね・・w

しかし、そんな中でも仕事はしているつもりですよ一生懸命にwで、最初はずーっと店頭での販売がメインだったのですが、その後は本社にてお店などのイベントを仕切ったり、MCをしたりと言った仕事、そして昨年の春までの2年間はダイワ(グローブライド)の開発部門への出向とこんなトーナメント中心の生活をしているのにも関わらず、色んな事に関われる事が出来たのもとてもラッキーだし、人生釣りで生きる!と覚悟を決めてここまで来たおかげもあるでしょう。

そして何より、その僕の生き方に賛同してくれ、こんな素晴らしい環境を用意してくれていく人達や、それを応援してくれる皆さん、O.S.Pを含めスポンサー様のお陰でもあります。

釣り好きならほとんどの人がいいね!って行ってくれる環境ですが、それでもやはり、欲は尽きない物!ど真ん中はトーナメントで勝ちたい!それも最高峰のTOP50で!

前回の優勝から4年、そろそろでしょ!本気で狙いますよ!

そして、環境面でも昨年の春からまたお店の販売に!初心に返った訳です!また釣り具に囲まれた環境です!ほんとずーっと釣りのこと考えてられますw

さて、やったるぞ!

って、ことで、昨年末からおかっぱりを含め冬の釣り(バス)に行ける限り行ってますが、それは次回で紹介させていただくとして、今回は、バス以外の釣りの紹介!そして、O.S.Pルアーだけ有れば、何でも釣れるってお話です!

まずはシーバス!

これは撮影の仕事の待ち時間に友達の船でささっと行って釣ってきました!

ルアーはオーバーライド3/8oz.

縦ストラクチャーに着くシーバスをオーバーライドでリフト&フォールすると、フォール中にバイト!同じ時期のバスと比べてもバイトは明確でフォール中のバイトにもかかわらずすぐに手元にアタリが伝わります。

使い方はそんなにバスと変わらずで、基本ボトムまで沈めてリフト。しかし、このリフトの幅がバスよりも大きく持ち上げるのも大事なポイントです。

例えばバスの時なら、リフトは30センチくらいのイメージで、なるべくボトムの砂や泥を巻き上げないように、そっとリフトし、ラインテンションを緩めすぎないようにフォールと言った感じで扱います。

しかしシーバスは1メートル、時にはそれ以上の幅でリフト、しかも、そーっとよりやや早めにぴゅっと上げる。そしてここからはバスと同じで、ややテンションを張りながらのフォール。

すると、ぐぐぐぐぐっと走るバイトが!

ひれピンの元気なシーバス(スズキ)が釣れてしまうわけです。

タックルはバス用の物で全然OKですが、ラインはPEにすることによりだんぜん扱いやすくなります。

0.8~1.5号くらいまでがお奨めです。リーダーは必ず付ける派で今回は25lbのフロロを使いました。

ちなみにこの頃バスでもPEをよく使います。オーバーライドの1/4ozなどは0.8号のPEでベイトタックルなどですが、フロロよりライン抵抗が少ない為、早いフォールや細かいアクション、そして微妙なバイトもしっかり取れるのでお気に入りです!

このPEって慣れるとほんと便利なんですよね、僕の得意なベイトフィネスと同時によく使うパワーフィネスもPEラインがメインなんですが、これが絶対PEラインじゃないと成り立たない理由もあるんで、またの機会に書きますね!

さて、本題にもどってw

今年の初釣りとなったシーバスでもこの通り!オーバーライドをがっつり!ほぼ入れ食い状態に!

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サイズはまちまちでしたが、どんなサイズもいちころでしたね!

うん、間違いなくシーバスにもオーバーライドは抜群に効果的ですね!皆さんシーバス行く時はオーバーライドを忘れずに!

さてさて、もう一件!

実は年末にオーストラリアに釣りに行って来ました!もー激安弾丸パックだったので釣りしか記憶にありませんが・・・・

行って来たのはオーストラリアのケアンズ!グレートバリアリーフで有名なところですねー!そう、あのニモも住んでるあそこ! きっとそのはず!・・・釣りしかしてないので未確認ですが・・・

そんなこんなで幸運な事にも現地に友達が居るので、もーとんとん拍子にことも運び、激安なのでスーパー早朝に着くがそんなの釣り人的にはナイスフライト!

相変わらずの不安定な英語でも無事に入国ゲートを抜けて、ついにオーストラリア!

更にそんな檄早朝にもかかわらず迎えに来てもらい、荷物をピックアップし早速地元のガイドさんの待つ場所へ!

実はオーストラリアは生涯2度目!

前回は10年以上前に学校の卒業旅行で釣り仲間と企てて来ました、ホテルじゃなくて、安い部屋を1週間を借りて自炊しながら、色々見ながら釣り行ってって感じでした。

で、何を釣る?ってなった時に、オーストラリアって釣り天国だから、色々あるんですよ、海とか川とか、あのGT(ジャイアントトレバリー)だって居るしね!

そんな中、オーストラリアっていったらさ、バラマンディーだよ!って事になり最後の2日間はバラマンディーを狙ったんです。

バラマンディーって、聞いたこと無い人もいるかもしれませんが、もちろん日本には居ません。(熱帯魚屋にはいると思うけど)一番近いのは日本のアカメって魚ですね。うん、凄く近い。

形的にはシーバスとバスの間、ちょっと形はバスよりで、色なシーバスって感じ、もちろんフィッシュイーターなんで、ルアーで狙えます!

大きさはメータークラスまで居ます!

主に汽水域を中心に海にも川にも、ダムにも居ます。まさにオーストラリアを代表するゲームフィッシュです。

それを当時持ち込んでたバスタックルとルアーで狙ったんだけど、そん時はまったくスカ!釣れたのは日本で言うキビレ!黒鯛の仲間が沢山釣れて終わりでした。

そしていつかリベンジしてやる!って思いつづけてました。

やっと!

いやー思い続けることは大事ですね!ひょんな事からチャンスが巡ってきました!

よーしやったるぞ!と、釣り道具を担いでここまで来たのですが・・・

ちょっとここん所不調という前振りが・・

いや、打破しますよ~と気合い十分にスタート!ボートは和船チックなボートでエレキとか無くて、エンジンで流す感じです、東京湾のボートシーバスのような感じ。しかし、狙うのはマングローブの根元や、沈んだ木と言ったバスチックなもの。

それをベイトタックルで狙って行くのです。もーどんだけ奥に入れるんだ!?って位に攻めていきます!

ルアーはヴァルナのサスペンドモデル!

それをストラクチャーにタイトにキャストし、ジャークとトゥイッチの繰り返し!

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早速出船!流石外国、広いなー!って程ではないけど、実はここ海の入り江!つまり魚も海とこの入り江を行き来し放題!長く川のようだがしっかりとした入り江!日本にはないロケーションです。

気候はすごしやすい感じですが、油断して半袖で居るとサンドフライという砂粒の様に小さいアブのような虫に噛まれまくります・・これが後で凄く痒くなるのです。

ちなみにこのサンドフライは目に見えないくらい小さいのと、肌についても目立たないのでなんか腕がちくちくするなーっと思ったらもう刺されてます。

僕は手首から先、拳などを少しやられましたが、半袖で通した同行者は後日病院へ・・・

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メインはこうしたマングローブ林を打って行く! 日本にはない雰囲気!もー打ってるだけでわくわくして、疲れを忘れてひたすらキャストをしていました。

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ジリオンのXXH(9.1のハイスピードギア)で1日中ジャーク!いったい何100回キャストしたのか、ひたすらキャストでした。でも、飽きない!これもルアーフィッシングの魅力ですね。

ヴァルナのセンターフックはヘビーカバーにもキャストするので、ウィードレス性を高める為に途中ではずしました。

でも、多くのバラマンディは下から出る(ストラクチャーの下から飛び出てきてアタックする)ことが多いの、出来れば付けときたかったので、2タイプ用意してこまめに付け替えて使い分けました。

その結果!じゃーんと釣れたのは、GT(ジャイアントトレバリー)の子供サイズ・・・

バラマンディーは何度かチェイスしてくれたのですが、バイトに至らず!!

そして、ストラクチャーより、ブレイクを中心にキャストして行くと凄いスピードでGTがバイトしてきます!それはそれでチェイスが見えたりもするので興奮しますがw

こうして、数匹の40アップのGTをゲットして僕の弾丸オーストラリアツアーが終了しました・・

バラマンディーとは今回も縁がなく・・・

また来るぞオーストラリア!覚えてろバラマンディー!

って事で、リベンジは失敗してしまいました。

しかし得る物は多く、ジリオンのXXHの有効性とヴァルナの新しいアプローチやオールマイティーな存在がしっかりと僕の心に刺さりました。

もちろん、僕の本職はバスプロですから、しっかりフィールドバックさせて貰い、トーナメントにも役に立つことになるでしょう。それを証明する為に弾丸帰国後、その足で成田からカスミに寄ってアクション、使い方の確認する為に出船しましたw

高速ジャークはタックルバランスも大事ですが、それに耐え得るルアーの性能が何より求められます。ヴァルナは全く問題なくそれをこなしてくれます。

これも今年のトーナメントの糧とし、全力で突っ走ります!

皆さん、今年も応援よろしくお願いします!

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霞ヶ浦水系で開催されました2015TOP50最終戦のトーナメントレポートです!!クランキングのパターンで押し通して・・・・

皆さんすっかり秋ですね!!って、言いたいところですが、これを書いている10月中旬の今の時点では、びみょーに上着を着るとまだ暑い・・昼間ならTシャツ行けちゃう気候が続いています・・

しかしまぁ、水中はちゃんと季節が進行しているようでもう夏の付き場からバスはすっかりと居なくなっていますね!

なので、夏に良い釣りを出来たポイントやパターンを信じてやりきっちゃうととんでもない結果に・・・

そう、あんなに釣れた場所なのに全くバスが居ない・・思わずどこ行っちゃったんだ〜!なんて叫びたくなっちゃうほどです。

あ、叫びました!って方居ますか?居たら今度こっそり自己申告してくださいw

まぁ、そんなこんなな秋の日程で、半月ほど前になってしまうのですが、TOP50の最終戦がありました。

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場所は霞ヶ浦水系、しかも大雨の影響で大増水&泥濁りという事実・・

正直、このトーナメントのプラクティスではシャローのパターンで良いエリアをいくつか押さえていました。

そのパターンはエビパターンでした。エリアによって護岸にびっしりとエビが生えているかのようにくっついていたのです。

その数ほんとに半端なく、テトラや護岸をロッドティップで突っつくとぶわっとエビが逃げだすのですが、壁が1枚皮を脱皮したのでは無いかと言うほど違う色の下地が出てくるのです・・もう、その多さをわかりやすく表現するとなると・・・気持ち悪い・・っとしか言いようがないですねw

もー、あれです落ちてる雨にたかる蟻のごとく・・でもそれが素早くぴっぴっって動くもんですから・・Gですよここまでくると・・

って、話がそれましたが、その位沢山のエビが護岸やテトラなど岸辺に溢れてました。

が、しかし・・記録的な大雨の為の増水と水門の放水などで、見事にトーナメントの直前に行える公式プラクティスではその姿を100分に1すら確認出来ませんでした・・

水温もどかっと下がっています・・これはまさか急なシーズンの進みで、ワカサギ系ベイトが一気に接岸しバスはシャローから沖へ行くパターンかも!?

これになるとプラクティスで掴んだエリアやパターンはほぼ全滅です・・、プリプラクティスからトーナメント間のオフリミット(トーナメントルールで、会場になる湖やエリアで釣り及び水上に出るとこの一切を禁止としている)2週間の間に季節は進むだろうなとは思ってましたが、まさかここまでとは・・恐るべし自然の力です。

まぁ、もちろん起こってしまったことは仕方ないし、バックアップパターンもちゃんと用意していましたが、強烈なパターンだったので残念です・・まぁ、またいつかはまるチャンスは来るでしょうってことで、その日まで取っておきますよ!

で、悩みに悩んだ公式プラクティスの二日間明けのトーナメント本番!もちろん考えを固め挑んだ初日!天候が悪かったのと、増水を良い方に考え少しでもエビが残っていたシャローエリアを絞り込み、ハイピッチャーとタイニーブリッツMRでまずは早い展開のスタートです。

狙いは、増水して狙いやすくなったシャローエリア。しかも杭やゴロタ石が点在する複雑なフラットを狙いました。

増水とローライトコンディションで絶対にシャローに刺してきているだろうという狙いです。しかも、複雑なストラクチャーが多くて、エビが残っているだろうと考えられるエリアを選択しました。

水深は岸際の護岸で60センチほど、杭や岩の入っているところでも1,5メートルから80センチと行った感じです。

そして、すぐに結果は出ました!数投で1匹目がハイピッチャーにヒット!

3/8ozのダブルウィロー、カラーはワイルドギルでした。このカラーこの頃お気に入りなんですが、少し濁りの入ってる曇りの日に凄く効くんですよね、ギルカラーって概念をはずして、こういった光が少ないコンディションに強いんですよね。

この調子で、3匹目まで順調にヒット!その後、バイトが遠のき少しスレたかな・・っと思ったタイミングでタイニーブリッツに持ち替えて、キャスト。ハイピッチャーで通したコースをよりスローで引き直す感じでした。

カラーはチャートブラックバック。これで2匹追加して、リミットメイク!サイズは揃ってはいるもののキッカーが入ってませんでした。

そこで、今度は更に水深のない護岸にドライブスティックの3インチをノーシンカーでアプローチ。

護岸ギリギリに着水させフォールさせていくと、フォール中にバイトが出ました。

このパターンで更に3匹釣り、入れ替えも成功!

そして、風が強くなってきたタイミングで、ドライブカーリーの1/64ozネコリグで護岸とアシの絡むピンスポットにキャスト!すると着底してステイしているところにバイト!1キロサイズのキッカーフィッシュが入り入れ替え!

1初日、3620gで14位で終了しました。

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二日目!

この日は天候がすこし変わったためか、初日のエリアが全然反応なく、大きくエリアを変えました。

水門やドックの外壁の様なマンメイドを打って行くパターンで流して行くも反応なく、それではと初日の様なシャローを探し、杭やぱらアシを打って行きました。

すると、ブリッツMRにヒット!(カラーはセクシーシャッドVol2)サイズはイマイチですが、このパターンか?

ひたすらブリッツMRを引き倒して行く中、ピンポイントではドライブシャッド3.5のネコリグを入れていきます。

この2本に絞り流して行くと釣れ始めました、そして、ノンキーも混じる中、4本までライブウェルに入って後一本!っと願う気持ちで、タイニーブリッツMRをチョコレート護岸の切れ端にキャストし、ボトムを2回ほど叩いた直後、「ゴン」と、今日一番の大きなバイト!

ヒットしてゆっくりと泳ぐのはナイスサイズの証!

これで一気にジャンプアップだ!と、慎重にファイトしバスが水面に上がって来た直後にいきなりのジャンプ!これをいなすも、その時バスに口に掛かっているタイニーブリッツのフックが・・

なんとリアフック1本が「ちょん」っと掛かっているだけ・・

あれだけ明確なバイトです。丸呑みじゃないかと思っていたほどです。しかし、事実は辛うじてかかっている感じ・・ファイト中にはずれかけたのかもしれません。

まずい!っと思った矢先、ボートの下方向に突っ込みます、これをテンションを掛けないようにドラグを少し緩め対応、なんとかやり過ごし、ネットを準備し怖々寄せてネットを出した瞬間・・・バスは最後の抵抗で軽く頭を振った程度でしたが、最後は皮膚一枚になっていたフッキングはあっけなくはずれてしまいました・・

目前で逃したバスはゆっくりと潜っていきました・・

もー立ち直れない・・と、思って時計を見るとタイムアップ、ここで戻らないと帰着に間に合わない時間になってました。この時間の焦りも知らず知らずの間にファイトに出ていたのかもしれません。

とにかく2日目は後味の悪いまま終了です。しかし、総合23位で予選突破!

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3日目、この日は天気的には朝から高気圧でタフそうな感じでした。今年から三日目の決勝はウェイト制になった為、ここでの大逆転も可能である!

気合いを入れてスタート!決勝はトーナメント時間も短いため釣り方を絞り、昨日良かったタイニーブリッツとドライブシャッド3.5ネコリグのローテンションで流していく。

すると、岸から離れた杭でヒット!ルアーはタイニーブリッツMR。

これか?と思いながらも、気になるショアラインのストラクチャーも打ったり流したりしますが、こっちで食ってくるのはノンキーパーばかり。

これは間違いないと、杭のタイニーブリッツMRパターンを押し通す。

流石に高気圧に晴れ間も掛かってくるとショートバイトでのらないバイトも多かったが、1本の杭に対して3,4回角度を変えてキャストしていくと、ヒットするパターン。

昨日の反省も生かし、クランクでのやりとりを慎重にこなし、しっかりランディング・・

まぁ、正直に言ってしまえば、朝一カバーの中でヒットしたバスをジャンプ一発でバラしているのだが・・とにかくそれで前日の悪夢を思い出し、慎重にやりとり出来たのもあるが・・・

決勝は終日ほぼクランクをやり倒し1954gのウェイン!

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4本である・・・ほんとに、今回はバラしちゃ行けないって事を再確認した。

しかし、決勝の日はやはり全体的にタフだったらしく総合で14位までジャンプアップできた。

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とりあえずはぎりぎりで入賞も出来た!まぁ、ますます悔しくもあるのだがこれは絶対的な課題として、来期までに練習しまくろうと誓いました。

こうして2015年のTOP50戦は幕を閉じました。

最終年間成績は37位。皆さん、今回も応援ありがとうございました!

ベイトが接岸しているときに有効な釣りとテクニック。

みなさん、この夏はどう過ごされましたか? 今年は暑かったですね~!

ホント、このまま日本は南国になっちゃうんじゃないかと思うくらいでしたね!

ボートに持ち込んだ飲み物はみるみるうちにお湯になるし、ボートのデッキは熱くて裸足じゃ歩けませんでした。

釣りをしていても熱中症に気をつけながらやっていましたが、ちょっとでも気を抜くと危ない暑さでしたね。

みなさんは大丈夫だったでしょうか?

ボクは万全の体制を絶えず取っていたので元気いっぱいに乗り切れました。

ちなにみボクの対策は簡単にTOP3を上げると、「睡眠、水分、露出しない」です。

睡眠はすごく大事! 睡眠不足はホントに気をつけなと速攻でやられます。ボクは眠い時は無理して起きないで10分でもしっかり寝ます。

まぁ、どこでも寝られる体質になってしまってますが… ボートを木陰に停めてとかね。それだけでもだいぶ違います。

次に水分ですが、これは当たり前でもあります。そして飲むものにも注意が必要です。

緑茶などの利尿作用のあるものより、スポーツドリンク系がおすすめですが、カロリーが気になる方は同じお茶でも麦茶を推奨します。

で、最後に「露出しない」っていうのはつまり、帽子とネックゲーター! がやっぱ大事ですね。

帽子は今さら言う必要はないと思いますが、首筋を守るネックゲーターはものすごく大事だったりします。ちょっと暑くてもしとくべきです!

さらに長袖、長ズボンというのもボクの中では重要で、日焼けからくる体力の消耗はけっこう大きいです。

特にボクは長期滞在、連日釣りっという場合が多いので、翌日に疲れを残したくありません。

まぁ、ざっくりこんな所ですが、これら対策をしっかり秋までやっていて損はないと思います。



おっと、だいぶ釣りの話からそれましたね、すいません。しかし大事なことですからね!

さーここから本番! いよいよ秋です! 釣れますよー!

ってことで、今回はTOP50最終戦のプラクティス時のお話しをしたいと思います。

場所は霞ヶ浦水系、ちょうどこの時は台風の影響などで水位が少し高くなっているのと、水温がガクンッと落ちたタイミングでした。

30℃近い水温から23℃へ、まさに秋パターン開始! そんなタイミングでした。



通常、この展開だとワカサギが接岸してきて“ワカサギパターン”となるのですが、今年はショアラインにエビがすこぶる多い!

多いというか、もう、護岸から生えているかのごとくびっちりいるわけですよ!

そりゃ、バスだってこれだけエサが目の前にいれば、わざわざ沖めに出て行ってワカサギを追うより食べやすいこのエビたちに留まるはずです。

つまり、通常のパターンとはズレが生じるわけで、昨年のデーターは信用しきれなくなりました。

本来なら沖の杭を中心に狙っていくのですが、シャローもしっかりチェックしていかないといけません。

ベイトの存在はそれだけ重要なのです。

というわけで、沖を意識しつつも、テトラやアシをチェックすることに時間を使いました。



結果、やはり狙いどおりに釣れたわけですが、メインになったパターンは04シンクロのエコモデル2.7gにHPシャッドテール3.1インチをトレーラーにして、

消波ブロックのインサイドやアシの隙間を打っていくパターンでした。

食ってくる多くのバスはフォール中にバイトしてくる感じで、まさにエビが壁やアシから落ちるタイミングを待っているかのようでした。

なのでアプローチも「なるべくタイトにフリーフォール」を心掛けて丁寧に攻めていきました。

キャストして着水後、クラッチを切ったままでラインを送り込み、ロッドも倒したままにしてラインテンションをかけないようにします。

しかしその間、水面のラインから目を離さないことも大事です。

なんせフォール中にバイトしてくるので、微妙なライン変化でフッキングしないと、消波ブロックに潜られたり、アシに巻かれたり、といった事態になりますので…

タックルはベイトフィネス用で、ロッドはブラックレーベルプラス681LML、ラインは操作性を考えて8ポンドをチョイス。

狙うところを考えれば10ポンドでもいいのですが、微妙なラインコントロールを考えて8ポンドにおささえました。

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04シンクロでそこそこ釣れたあと、今度は消波ブロックを中心にドライブシャッド3.5インチのノーシンカーを使って攻めてみました。

このリグは旧吉野川で活躍して以来、ボクのお気に入りになっています。

これも基本的にはノーシンカーなので、使い方はフォールになります。

そしてやはりバイトはフォール中に集中しますので、ラインで変化を感じてバイトを取ることが重要です。

ボクはこの時、フロロの4ポンドラインを使いますので、特にバイト後の早急なやりとりが求められるわけです。

もちろんラインを太くすることもできますが、ドライブシャッドのテールアクションがあまりラインが太いと消えてしまうのでおすすはできません。

ボクのフィーリングでは3.5インチではマックス4.5ポンドまでですね。

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これをテトラの穴にテンポよく入れていきます。

ここで、「消波ブロックの中で掛けてもラインブレイクしない?」とよく聞かれますが、実はあまりした経験がないのです。

まぁ、ボートからの釣りが前提になってしまうのですが、テクニックとしては消波ブロックの手前や浅い側で掛けたのでしたら、

とにかくすぐラインを巻きとり、やや強引でも消波ブロックの外に出してしまう。

逆に、消波ブロックの内側や深いところで食ったり、バイトに気付かず潜られてしまった場合、もしくは潜って動かないという時は、

ボートをなるべく寄せて、無理に引っ張りっこせずに、一定のテンションをかけたまま待つのです。

すると、潜り込んで動かなくなっていたバスが辛抱たまらず動き出す! そうしたらこっちもの!!

ラインをテトラからなるべく離すように一気に巻きます。

するとわりとあっけなく、スルスル上がってきます。

もちろんランディング後は、ラインチェックを忘れずにしてくださいね!

簡単そうに聞こえますが、これはある程度、経験が必要かもしれませんのでとにかく試してみてください。

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と、まぁ、エビが大量発生してショアラインが熱かった時のお話でしたが、これがなくなってもワカサギの接岸やシラウオの接岸など、

ベイトの接岸のタイミングというのはそのエリアをホットにしてくれます。

そんな時の合図としてボクが目印にしている物をお教えしちゃうと、それは鳥です!

カスミ水系はサギ系の鳥が多く、それらの多くはショアラインに寄ってくるベイトを狙っています。

ホントに岸ギリギリまでベイトが寄らないと彼らは捕食できないため、鳥がいる場所というのはそれだけギリギリまでベイトが寄っているということです。

それがすべてではありませんが、基準のひとつとしてボクはベイト探しに役立てています。

とは言っても、必ずしもベイトがいるとは限らないので、あくまでも参考の範囲でお役立てくださいね。



それにしても、とにかくこの時のプラクティスは6日間やって5日間大雨! といった天候でした。

そのおかげでプレッシャーが少なく、バスの答えもとにかく素直でしたね。

水温も真夏の30℃近い所から25℃以下になり、水中も過ごしやすくなったせいもあったかと思いますが、でも、それが秋ですよね! とにかく釣りやすい! 快適な環境でバスも素直です!

でも、それだけにバスもとにかく散っています。1ヵ所でバタバタ釣れるのではなく、広くいろいろな場所にいます。

ですので、スピナーベイトのように広く早く探れるルアーが有効になってきます!

だから、秋はとにかくハイピッチャー!! このウエイト、このサイズ感、とにかく完成度が高い!

ボクはこの時、風のないあまり時は3/8オンス、エレキでボートポジションをキープするのも難しいぐらいの強風の時は1/2オンスを使っています。

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カラーはこの頃のお気に入りは「ワイルドギル」です。ササ濁りから、泥濁りまで、うまい具合に存在感を出してくれる濁った時のアピール系のカラーです。

使い方は、アシの岬や消波ブロックの外側を引きますが、それ以外にテキサスリグのようにピッチングでアシを撃ったりもします。

濁っている時はとても効果的な攻め方ですね!

みなさんもこの秋、ガンガンO.S.Pルアーで釣りまくっちゃってください!



ではでは、いつも応援ありがとうございます! またお会いしましょう!

オリカネ虫がTOP50戦で活躍!!基本的な使い方から、難しいと思われがち!?なフッキングのコツまでレポート!!

さて、本格的な夏ですね!もーれつに暑い日が続いたり、急な天候の変化など夏ならではの天候がやってきます!

ほんと困りますよね〜!でも!正直、そんな夏の天気が大好きです!(笑)

寒がりってのもありますが、夏の雰囲気が大好きなんです!って、事で夏の釣りの話をしますかね!

夏って言えばムシ!ですよね。虫って言えば、Orikanemushi!オリカネムシ!です、オリガネ虫じゃありません!

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因みに作者のオリキンこと折金くんもオリカネと読みます。

昔、某大手メーカーがトーナメントシャツを彼のために作り、フィッシングショーの当日に彼に渡しましたが、その背中にはまんまと、ORIGANE・・・って入ってた事がありました。

もちろんすぐに修正されたようでしたが、そのショー中は彼はORIKANEでは無く、ORIGANEオリガネさんでしたw

って、話がそれましたが、この虫パターン、関東ではスモールマウスバスのイメージがとても強いのですが、そんなことは無い!(知ってる方沢山ですよねw)

どこでも通じるのです!ちょっと前になりますが、TOP50の旧吉野川プラクティス時に、テトラの中でこの虫が凄く釣れたのです!

そしてトーナメント本番でもしっかりとバスをキャッチ!

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使い方は、テトラの岸寄り、もしくは岸に乗せるくらいギリギリにキャストし「ぽとりっ」って着水させる。

そして、そこでシェイク&ステイ、それで出なければ、そのままテトラの中をスキップさせ、隙間隙間で同じように釣ってくる感じです。

釣り方は最初と一緒のステイ&シェイク!

するとテトラの中からふわーって出てきてパクリと食べていきます。

難しいことは何も無いこの釣り方ですが、唯一技術と言うか、経験が要るシーンがあります!

それはフッキングです!一番大事なところですが、実にここが気を遣うのです。

早すぎても遅すぎてもダメ!うーん、聞いているだけでも難しいですなw

でも、虫ルアーを使ったことのある方ならここのところわかって貰えると思っていますw

簡単に説明すると、ぷかぷか浮いているオリカネムシに突進してきたバスは丸ごと飲み込もうと寄ってから「ジョボッ」っと行くわけですが、オリカネムシだけではなく虫ルアーの大半は軽い!ので、しっかり口の奥まで行かず、その浮力で口の外に零れ出てしまうこともあります。

そしてもちろん早合わせも禁物です!なんせ、徐々にルアーに近づいてくるバスのバイトの瞬間もまる見えですから、心ではわかっていても体が動いてしまう・・・。

そこで、目安としてはバイトの瞬間はぐっと我慢してやり過ごし、完全にルアーが水中に消し込んで、バスの尻尾が見えてから落ち着いてラインスラッグを巻き取り、そこからフッキング!

ここで、もっとたっぷりラインを送ってしまえばいーじゃん!って思った方!そんなに甘くないのですw

ルアーが口の中にあるからって必ずフッキングする訳ではなく、案外刺さっていないことの方が多いくらい!

違和感を感じたバスが「ぺっ」と吐き出して、ルアーだけぷかーって浮いてくることになるわけです。

うーん、深いぞ虫!!でもね、タイミングさえわかってしまえば簡単です!なんせバイトの瞬間は見れる訳ですから、ワームなんかよりも全然簡単!な、はず(笑)

なんか大変そうに書いちゃいましたが、すいません。

この釣り方はトップウォーターと同じで非常にスリリングで充実感のある釣り方です!とても興奮します!もちろんおかっぱりからも出来ますので是非とも試して見てください。

そして、僕の大好きなスモールマウスバスでも効果は絶大で、文章始めにある写真は野尻湖ですが、その通りばっちり釣れちゃいます!

狙い目はシャローの大きな木の下や各岬に連なるバンクに出来たオーバーハングの下です。

ちなみに野尻湖の虫パターンはわりと秋まで続きます、逆にスタートは5月のゴールデンウィーク明けくらいからですが、それ以前は同じ水面系でも、アイウェーバーが大活躍だったりします!

これまたスモールマウスバスに大人気です!

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TOP50第3戦旧吉野川戦では、初日虫パターンとドライブシャッド3.5のノーシンカーパターンで11位でスタートするものの、二日目まさかの失速・・決勝には出場出来ましたが25位でフィニッシュ!

天候と水位の変化にアジャストしきれませんでした。くやしー!

今期の2戦目からボートのラッピングも変わり心機一転で攻めるぜ!って勢いでしたが今回は空振り、なかなか甘くないですね・・・全身全霊で残りのトーナメントを駆け抜けますので応援よろしくです!

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ヴァルナのジャーキングパターンで挑んだTOP50第2戦北浦

皆さんいよいよシーズンイン!ですねー!

ゴールデンウィークには遠征した方もいるのではないでしょうか?

この時季は「ほんとに日本って長いな」って感じます。

だって、片やまだ産卵前のバスが多いレイクがあるかと思えば、もうアフター回復でばんばんルアー追ってくるヤツばっかのレイクがあったりと、凄いですよね~!

そして、6月と言えば梅雨入りもあったりで、目まぐるしく季節が変わっていく中でも、一番季節感を身に感じる月ではないでしょうか?

僕はこの4月末から5月、6月とトーナメントがピークになり、1ヶ月間くらいは余裕で東京に帰りませんw

そんな中5月に開催されたTOP50第2戦北浦では、大荒れの中、初日はヴァルナを使ったパターンで18位のスタートとなりました。

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まぁ、二日目にボートのトラブルで30位代まで失速してしまいますが・・・

今回は、「トーナメントを少し理解して貰えるとうれしいな」と言った内容で書きました。

まずプラクティスから振り返りますと、霞ヶ浦はこの時期、スポーニングからアフタースポーン、そして回復と、足早に1大イベントを駆け抜けていく感じで、着き場も釣り方もコロコロとパターンを変えていきます。

プラクティスではそれを見越して、変化のど真ん中となる "アフターのバス" を探して走り回りました。

機動力のあるバスボートを使い、まんべんなくと言った感じです。

釣り方は、ステイの効くヘビーダウンショットを中心に。

定番のテトラの穴打ちをしていくと、プラクティス時はポロポロと釣れていきました。

バイトのタイミングは様々でしたが、フォール時とステイ時で分けると、フォール時の方が7割、ステイ時が3割と、少しバスが浮いているように思いました。

しかし、凄く数が釣れているわけでないので、確信がイマイチ・・・

そこで、フォール時の落下スピードを落とす狙いで、今まで使っていたベイトタックルからスピニングタックルに変更し、より軽いシンカーで再チャレンジしてみました。

タックルの変更はこんな感じで。

<ベイトタックル>
ロッド:ブラックレーベルプラス 681LMLXB
リール:T3エア
ライン:フロロ8lbシンカー:5g

<スピニングタックル>
ロッド:スティーズ 641LFS-SV キングボルト Fスペック
リール:イグニス 2506
ライン:4lb
シンカー:1.8g

ワームは共通で、ドライブシュリンプ3インチです。

すると、よりバイトが増えました。

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これで、"テトラには浮いているバスが多い" と言うパターンにたどり着きました。

そして更に、フォール中に食ってくるバスに対して俗に「シンカーを嫌う」と言われるパターンも検証するために、ドライブクローラー4.5インチのネコリグも試してみました。

今度は、テトラだけでなく、マンメイドストラクチャーやブレイクに対してもです。

するとこれでも答えが出る。

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正直、「シンカーを嫌う」と言われるパターンは全てを信じているわけではないのですが、全くないとも言えないと思いました。

なぜなら、ダウンショットでも同じブレイクを打っていたのですが、釣れなかったからです。

まぁ、この検証はもっとデータを集めてから判断していこうと思っています。

ところで、こんだけ浮いていれば・・・と言う狙いもやりたくなります・・・

風下になっている、護岸やドックの外壁に対して、少し離れた所にヴァルナを通す!

波に負けない力強いジャークで誘います。

すると今日1番のサイズが出た・・・このやり方で「バスは浮いている」と言うパターンに確信を持ちました!

メインパターンはヴァルナのジャーキングで獲り、フォローをネコリグのフォールで!

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その作戦でトーナメント本番を迎えました。

トーナメント初日、思惑どおり風が吹く。

ザブザブになって来たタイミングでヴァルナに来た!

しかし、トーナメントのプレッシャーのためか食いが浅い!

一瞬フッキングするのだが「のらない」のだ!さてどうする!?

フッキングをさせるためにもっと食い込ませなくては!

だからといって、ロッドを乗り重視で柔らくしてはこの風の中、キャストコントロールもルアーコントロールも落ちてしまう・・・

そこで急遽、ジャーク時の "間" を追加することにした。

"間" とは、簡単に言うと、ジャークした後のロッドの送り込みです。

素早くロッドを叩き込み、その反動でロッドを戻す時の戻しの幅を、約20センチにしていたところを30センチくらいにしました。

単純ですが、これが効果あったのか、この直後のバイトはしっかりとフッキング!

ファーストバスをライブウェルへ入れることが出来ました。

その後も100%とは行きませんが、バイトをフッキングへ持ち込めて、この日のマックスサイズのキロオーバーもキャッチすることが出来ました。

そして最後はドライブシュリンプ3インチのダウンショットでもキャッチし、この日は3匹でウェイン。

プリプラクティスの状態では皆釣れていなかっただけに、少し期待してのウェインでしたが、流石TOP50メンバー、なんやかんやでみんな釣ってきており、18位でのスタート。

2日目は風が真逆になるものの、またしても強い風が吹く予報。

エリアは変える必要がありますが、同じパターンで行けるなと・・・

ちなみに風のせいで今日釣っていたエリアが変わることは、別に大したことではありません。

そのためのプラクティスであり、対応するためにいくつもの似たエリアや、条件に合ったエリアを自分の引き出しとして用意してありますからね。

そんな二日目、一応昨日釣れた東側エリアに走ってみるものの反応がない。

やはり、夜中から吹いているこの風によって変わったようです。

頭を切り換え今日の風に合ったエリアに入る。

もちろんルアーはヴァルナ。

しかし反応が無い・・・それどころか予想以上に風によるうねり、波が大きい!

エレキは踏みっぱなしで、時折大きいうねりがボートを持ち上げて落下させる。

何回に1回はバウ(ボートの先端)を越えて水がフロントデッキに入ってくる。

でも、ここは絶対ベイトも入っているし、バスが居る!

そう信じて粘ること2時間、やっとフッキング(実はバイトは2回有ったが2回とも乗せられなかった)! 

波にもまれながらのファイト、2回のジャンプで確認した魚体は細いながら40アップはありそうだ! 

しかし、かかってるハリはリアフック1本のみ!危険だと感じ大事に大事にファイトする。

そして、ネットを出せば入る距離に寄せた時でした、一瞬波で強くテンションをかけてしまった瞬間、ヴァルナが飛び上がる・・・

どうやら掛かりが薄皮1枚だったようで、口切れを起こしてしまったようです。

大事にファイトしていたのですが・・・くやしい! 

くやしくてそのままデッキに転がりこみたい所ですが、そこは風下のうねりの中・・はっと気づくと護岸激突寸前の所まで流されていました!

エレキのパワーをマックスにしギリギリで回避!

こういう時にモーターガイドのエレキのダイレクトパワーは助かります、クイックでハイパワーを生み出してくれます。

しかし、流され過ぎたボートは、シャローの波の高いエリアに捕まったままでした。

霞ヶ浦の怖いところは、沖からの波の他に、護岸された岸に当たって跳ね返ってくる波が加わり、まさに4方から波とうねりが来ることです。

そんな中をハイパワーでエスケープ中、波の揺れにバランスを崩し、エレキのフットペダルを踏み込んでしまいました。

完全に操船ミスです。

その瞬間エレキのワイヤーに負荷が掛かり、「バチン」という音と共にワイヤーが切れてしまいました。

しかし、だいぶ沖まで来ていたので、とっさにエンジン走行に切り替え問題なく脱出出来ました。

本来ならあのくらいじゃ切れないワイヤーですが、ここ数日の酷使が祟ったのでしょう・・・

ここで会場まで戻ってエレキの修理をするか悩んだのですが、修理時間とエリアの遠さからそのままやるしかないと言う決断をし、その後一気にパターンを変えて、水深のある護岸に絡むストラクチャーをピンポイントで打っていきました。

エレキは使えないのでパワーポールを刺して、ボートをロックしての釣り。

動けないボートからストラクチャーをうまくかわさないと行けないので、ルアーはウィードレス性の高いスモールラバージグ。

シンクロの3.5gに、トレーラーはドライブシュリンプ3インチ!これをベイトフィネスタックルで打っていく。

<タックル>
ロッド:ブラックレーベルプラス 681LMLXB
リール:T3エア
ライン:フロロ8lb

するとすぐにヒット!だが、ノンキーパーだ!

その後、エリアを少しずつ移動するものの、立て続けにヒットするのはノンキーパーのみ。

しかし今はこれしかない!そう思い、ひたすら打ち続けやっとの思いでキーパーをキャッチ!

が、時間はギリギリとなっており、あえなくウェイン。

結果は先に報告した通りとなってしまいました。

悔しいですが、ボートのことも完璧にしてこそトーナメント。

1戦目に続き、ボートトラブルで不完全燃焼となってしまった結果は放置出来たものではありません。

自分のトーナメンターとしての質を問う問題だと思い、この後すぐにいつでも積み直せるように予備のエレキをボートに積めるように考えたり、その他のボートのメンテナンスもしました。

次回こそは!全力で!

皆様、こんな僕ですが引き続き応援していただければ嬉しいです!がんばります!

<追伸>
後日、琵琶湖でヴァルナパターンを検証。

もちろんこの通り50アップ近いバスもいちころでした!

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ゴールデンウィークを迎えるこのシーズン、ヴァルナで好釣果が出ています!!

さてついにゴールデンウィークを迎えるこのシーズン!

春のバスと初夏のバスが入り交じる、とても釣りやすいシーズンとなってきました!

寒い時期から引き倒していたヴァルナも、ここに来て連日結果を出しまくっています!

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僕の見解では、ルドラ&アシュラとは少しアクションは違うものの、深度で使い分けられますし、今までルドラだと潜りすぎ!アシュラだと飛距離も足りない!なんて事が多々あったのですが、ヴァルナの登場で、システムクランクならぬシステムミノーが完成した気がします。

これらを使い分けすることにより、今までより幅広い状況でミノーを使い込めるようになりました!

何を隠そう僕の初プラグフィッシュはミノーでした。

その頃はほんとミノーばかり投げてましたし、自作もしてましたw

そのくらいミノーに関しては心が入っているというか、「これで釣りたい!」って思えるルアーの一つなんです!

なので、このヴァルナの登場はほんと嬉しくてたまらなかったですよ!

さて、そんなヴァルナを連れて、今回は鹿児島に行って来ました!他の仕事の撮影だったのですが、その前にちらっと!

訪れたリザーバーは、水温が低下傾向のちょっとタフった状態でした。

地元の方はライトリグでの攻略を試みてましたが、僕の見解ではプリスポーンの状態にあるのでは?と思い、まずはベイトフィッシュが寄りそうな、風の当たる岬状の地形から攻めていきました。

もちろんルアーはヴァルナ!

まぁまぁ透明度のある水色です。

警戒心もそこそこ強そうなので、ヴァルナの飛距離が非常に心強かったです。

そして、岬に立木が絡む場所の際でトゥイッチを入れた瞬間!ぐぐぐっと、ロッドに重みがかかりました!

待望のファーストヒット!

スポーニングを控え、シャローにベイトフィッシュを追ってきた40アップのオスバスをゲット!

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これを皮切りに、岬、岬でヒットが続きました。

ルアーアクションは主にトゥイッチとステイの連続でした。

そのスピードはわりと早めでテンポ良くと言った感じでした。

もう少し幅広くロッドを動かす ゛ジャーキング ゛も行いましたが、こちらは乗りきらない感じのバイトが多く、この日は幅の狭い(20から30センチほど)のトゥイッチのアクションが良かったようです!

そして、より大物を目指して、ワンドの中の縦ストラクチャー(立木など)に付くメスバスを狙い、立木を1本ずつヴァルナで打っていきました。

立木を通過する時に水深50センチ以上潜っているように、立木の奥側にヴァルナをキャストし、この日当たっているトゥイッチとステイで攻めます。

すると、ステイからのワンアクションで! この日最大の重みが!

真ん中のフックをかすめるように食ってきたのは、狙い通りのナイスコンディションのメスバスでした!

慎重にランディングした瞬間ハリが外れるほどギリギリでしたが、無事にランディング!

50アップにはちょっと届きませんでしたが、堂々のこの日最大のバスでした!

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鹿児島の釣り場を案内してくれた地元の方々と漁業組合の方!ありがとうございました!

この後の自治体のおかっぱりイベントと大会の為のプレゼントもさせて貰いました!

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そして、今度はおかっぱりも!ここは数ヶ月後には並木さんがイベントで訪れることになっている大隅湖!この日はおかっぱりでチャレンジ!

シャローの見えバスをドライブシャッド3.5インチで仕留めました!

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この日は小雨交じりの曇り空で、やや活性が高めかなと言う感じでした!

足元の護岸際ぎりぎりをノーシンカーで、波紋を出しながら引きました。

スピードは沈まない限りのスローで!

すると、激しくバイト!

この日は時間がなくここでストップでしたが、このパターンでしばらく釣れそうでしたね!

さて、この記事はTOP50第2戦の直前に書いています。この記事がアップされる頃には結果が出てると思われますが!

全力で頑張ってきますので、応援よろしくお願いします!

春のタイニーブリッツを是非試して見てください。「信じて投げる」ことがキーになる釣りです!

こんにちは、茂手木です。

寒さもマックスの2月後半を過ぎ小春日和を感じる日が多くなってきた今日この頃、皆さんそろそろシーズンインではないでしょうか??

僕は1月からもちろん行動中ですが、まぁ、確かに毎日が暖かいわけではない、まだこのレポートを書いている3月中旬でも、寒い日は寒い!

ガイドが凍るのはもちろん、乗ってるボートやタックルボックスも釣りをしている間に霜で真っ白です・・

ばっちりと防寒対策はしていますが・・やはり寒い日は寒いですねw

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2

しかし、4月に入ったらそんなこと言ってられません!!

このレポートを書いている3月の中旬ですらいつ春爆がおきるか分かりません・・・つーか、すでおきちゃっているかも!?

ですから、天気予報などアンテナはマックスに広げておいてくださいね!

ちなみに僕は3月前半はTOP50初戦のプラクティスのため九州の遠賀川に遠征してましたが、後半は雪が降っていました・・・。

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まぁトーナメンターとしては、プラクティスで春爆してもちょっと悲しいこともあるのですが・・・w

本番の試合も3月下旬と言うこともあり、ビックバスの期待も大いにありますね!!

もともと春の釣りは大好きなので、気合も入りまくりでもあります!!特にこのシャローに上がるか上がらないかの状態って大好きなんですよねw

過去、河口湖のトーナメントに出まくっているときは優勝も含め、初夏までにお立ち台成績が集中しているほどですw(上がってないとテンでダメですが・・・)

つーわけで!!今年は全力でがんばりますよ〜!!応援よろしくお願いします!!

さてさて、じゃーこの時季のお勧めは??って事になると思いますが、僕はコレ!!春といったらミノー!!110mmサイズのヴァルナです!!

FullSizeRenderアシュラより一回り大きいボディのアピール力はより広範囲にアピールし、何より16gある自重はロッドセレクトさえ決まればどこまでもカッ飛びます!!
(※ちなみに僕はスティーズマシンガンキャストタイプⅡを使用します)

そして、ナイーブな春バスをしっかりと射止めてくれるはずです!!この登場をホント待ちわびていました!!

O.S.Pから送られて来たときはうれしくて、1日でも早く釣り場に行きたくてしょうがありませんでした!!

しかし、丁度フィッシングショーのタイミングで行けず・・思わず、行きの電車中で眺めるようにポケットに詰め込んだくらいですw

とは言え、寒い所周りをしているような寒冷前線男の僕にはまだ劇的ビッグバスのヒットはありませんが、絶えずボートのデッキにはヴァルナがリグられています。

釣れた際にはこのレポートだけではなくO.S.Pのフェイスブックにて新しく始まる「生情報のページ」でご報告出来ると思いますので、そちらのほうもお楽しみに!!

そして、まだ、ミノーに出るほどの元気は・・・って状況では、タイニーブリッツの出番です!!

SR(ショートリップモデル)とMRを使い分けて、テトラや護岸をスローに通していきます。

ちょっとしたハードボトムやゴロタ石の入っているポイントなどでエビを演出するイメージで、時にはリアクションを誘う大きめのアクションを織り交ぜながらも、基本的にはスローに丁寧に釣る感じです。

もちろんハイカットでも良いのですが、スローに引いた時のウォブリングのアピール力の強さを考えて、僕はあえてタイニーブリッツを使っています。

SRとMRの使い分けですが「ボトムにたまにタッチする」これを基準にリップタイプを選びます。

そして、遠賀川のプラクティスでもこの通り!!

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まぁ、ビッグバス!と言うわけにはいきませんでしたが、コンスタントにシャローに上がりだしたバスを拾うことに成功しました。

この記事がアップされる頃にはすでに遠賀川戦が終わっているかもしれませんが、厳しいイメージの強い、遠賀川のトーナメントエリアでの1匹1匹はかなり重要です。

トーナメント本番もタイニーブリッツが僕を助けてくれることでしょう!!頑張ります!!

皆さんも春のタイニーブリッツを是非試して見てくださいね!!

「信じて投げる」ことがキーになる釣りですが、普段ワームの釣りが得意な方は、ワームをズル引いているつもりで丁寧に引いてくるのも大ありだと思います。

ワーム派の方もタイニーブリッツなら自信をもって引けるのでは?

ともかくこの春!!タイニーブリッツで1匹を!!

JBTOP50プロ茂手木祥吾のレポートを掲載。JBTOP50の最終戦「秋の旧吉野川」で見えたこと・・・

さてさて、すっかりどっぷり秋になりましたね〜

冬もちらりと感じさせる寒い朝も出てきた今日この頃ですが、皆さん釣りには行けてますか??

僕は10月までトーナメントシーズンですので、ついこないだまで連続的に走り回ってましたよw

まずは今年最後かもしれない、スモールマウスバスを釣りに東北は桧原湖へ!!

桧原湖の秋は夏と違って数こそは抑え気味なのですが、サイズが出ます!

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釣り方はちょっと難しいのですが、出来ちゃえば簡単なはずですので、是非トライを!

<釣り方>
まず、魚探にベイトフィッシュの反応がある8〜12メートルのディープウォーターにドライブクローラーのネコリグをボトムまで落とし、アクションは、ボトムから少し浮かせるイメージでシェイクをしばらく続け、途中でまたボトムまでワームを沈める為にストップ。ボトムに付いたらまたちょっと浮かせる感じでシェイク・・・の繰り返しです。

バイトは「ぐーっ」と絞り込まれるような感じが多いのですが、ネコリグですから早合わせは禁物!そのままラインテンションを張り、ロッドでスイープに「ぐいっ」と合わせます!早合わせは禁物と言いつつも、なんせ10メートルクラスのディープウォーターですから、しっかり合わせないとハリが刺さりきりません!ロッドが柔らかいとなおさらですので、そこは自分が使うロッドとの調整が必要ですね!

ちなみに僕はダイワスティーズの"スーパースカイフラッシュ"(6ft4inのライト)というロッドに、ラインはフロロカーボンライン2.5ポンドとの組み合わせでやっていて、フッキング時のロッド移動幅は60度くらい付けています。ロッドも柔らかいですし、ラインも伸びるので、フッキングしながらも更に巻きます。

ちょっと細かい話になりましたが、その後霞ヶ浦に行きロケがあり、野尻湖でマスターズ戦を消化し、そのままTOP50最終戦が行われる四国徳島県へ向かいました。

色々な湖を点々と・・も〜気温差とかぐちゃぐちゃですよ(笑)

そんな中、役に立ったのがO.S.Pのパーカー!!凄く寒い時はレインの下へ、気温の高い徳島でも朝夕の冷え込み対策にTシャツの上にパーカーを着てました。

僕はこのパーカーがお気に入りでデザインも釣り釣りしてないので、そのままどこでも着て歩いていますw

って脱線してしまいましたが、話を釣りに戻すとそうです四国です。

旧吉野川で行われるTOP50最終戦に参戦のため徳島に入りました。

そして直前プラクティスでは、新しくO.S.Pプロスタッフに加わった谷口プロにも手伝っていただき、タフな旧吉野川を攻略していきました。

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旧吉野川と言えば、チャターベイトタイプのルアーがウィニングパターンになることも多いフィールドで、僕もプリプラクティスからブレードジグを引き倒していました。

JIG

そしてブレードジグのパターンもそこそこ掴んでいたのですが、この直前でちょっと反応が悪くなってしまっていました。

流石、TOP50の選手が本気でプラクティスをしているせいでしょうか??半端ないプレッシャーの影響だと思われます。

ちなみにプレッシャーさえ無ければ効くと思うので、釣れていたパターンをここに書きますと、、、、、

<秋のブレードジグ>
旧吉野川での僕のヒットカラーは、ブラック系のカラーでウェイトは3/8oz.、アクショントレーラーを付けるのがお奨めです。

狙うのはストラクチャー絡みでは、テトラの外側や橋脚。地形では大きくカーブをしている地形のインサイド!!

特にこのインサイドは僕の最大の狙いでもありました。一見何もないインサイドですが、ブレイクやハードボトムなど何でもよいのですが、ちょっとした物が絡んでいるとベストでした。

もちろん、晴天べた凪よりはローライトコンディションや風というファクターは欲しいところですが。

そんな中、ブレードジグをやや早めのストレートリトリーブで引いてきます。

特にアクションはいらないのですが、浮き上がりすぎないように、と言うところだけ気をつけます。

それをランガンして何度も入り直し狙うというパターンが、自分の中でもストロングだったんですがね・・・そこはしかたありません。

切り替えて、タフな時用の釣り方を行います。

結局、谷口さんと煮詰めたパターンは一気にフィネス化し、ダウンショットでのパターンでした。

特にHPシャッドテール2.5インチとドライブシュリンプ3インチのダウンショットの反応が良くこのパターンをメインに、「1匹釣るのも大変」と言われたこのトーナメントをしっかり釣って行こうと作戦を決めました。

HP

ちなみに「フィネス=小さい魚」ってイメージを持っている方もいるかもしれませんが、それは間違い!!

しっかりと狙うところを狙えば2インチのワームで60アップだって釣れてくるのですから!

まぁ、今回は60アップとはいきませんでしたが、トーナメント初日しっかりと釣ってきたバスはこの日(トーナメント初日)のビッグフィッシュとなりました。

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ドライブシュリンプ3インチのダウンショットを、ブレードジグで釣れていたカーブのインサイドにフォローの感じで落としていってのヒットでした!

トーナメント初日は、この1本も含めての2本のウェインで20位からのスタート!十分にまくれる順位です!

そして3日目の決勝への出場権と、大きくジャンプアップを目指しての2日目スタート!

この日も同じようにダウンショットで丁寧に攻めて2本のウェイイン。

全体的に厳しい中でしたが、初日のビッグフィッシュは優勝した加藤プロに更新をされてしまったものの今大会2番目のグッドサイズ、そして順位も19位と予選突破です!

しかし、ここでまさかの3日目の決勝が中止に!!

そうです、非常に大型の台風が四国に向けて接近中で危険とみなされ、翌日のトーナメントの開催を中止と運営側が決めたのです。

せっかくの予選突破でしたが、仕方ありません。安全は何よりも大事です。

これにより最終成績はそのまま19位となり、TOP50の最終戦が終わってしまいました。

正直、地道ではありますがジャンプアップの期待もあったし、なによりビッグフィッシュ賞を取り返したかったのでとても残念でした・・・。

年間成績も完全不完全燃焼!!もーこれは来年の課題です!

今年は最終戦になって見えたことが色々ありました。

それを生かして、この冬からトーナメントに対する姿勢や練習の方法を1から考え直し、来年はやったります!

皆さん応援よろしくお願いします!

荒食いの秋を制するムービングベイト。

ここに来て、台風も連チャンし本格的に夏の終わりを感じますね。

ボクは夏が好きなので少しさびしい気もしますが、バスは本格的に秋の大食いモードに入りつつあります!



まだまだ日差しは強いですが、水温は確実に下がってきています。

するとベイトの動きも変わってきて、いままで水温の安定する、ディープやボディーウォーターの当たるところ、インレットなどの狭い範囲に固まっていたベイトが広く動き出します。



となると、もちろんバスもそれにつられて動き出します。ベイトがいるところにダイレクトにバスが入ってくる。そんな感じでいろいろなところで釣れ出します。



例えばちょっとしたアシの窪みや、小さなワンド、ブレイク沿いの杭など、ベイトが留まりやすい条件のある場所にルアーを通すと… 「バシャッ!」となるわけですよ!



もちろんルアーはなんでもいいというわけではないですが、真夏ほどセレクティブってことではないのである程度、条件が合ったルアーを通せれば食ってきます。

まだ使ったことのないルアーや好きなルアーを試すというのも チャンスかもしれませんね!



消波ブロック帯や岩場、水門などであればテナガエビをイメージしてマッチザベイトの「ドライブシュリンプ」でも釣れますが、あえてそこを「アイウェーバー74SSS」を使って、スローに引いて行きます。

使うコツはいつもよりキャスト後しっかりとカウントダウンをとって、そこからゆっくりリトリーブを開始。ストップ入れて、ポーズの時間も取ります。

そう、まるでエビが壁から離れてふわふわと泳ぎ出したかのようにです! これにより、浮いているバスを広範囲に狙うこともできます。



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写真のサイズはそうでもないですが、ラージ、スモール問わずこういった、人と違う攻め方をすることによって、ほかの人には釣れないビックサイズやコンディションの違う魚が釣れることがあります。



これはちょっと前になりますが、JB霞ヶ浦の最終戦でのこと。

この大会はリミットの3匹をすべてタイニーブリッツで揃えることができました。

これも時期が徐々に秋に向かっている証拠ですね。



タイニーブリッツは前々から自分でMRのリップを改造してシャローレンジ用にして使っていましたが、なんせ手作業なので個体差が出てしまうのが欠点でした。

しかし、新発売となったタイニーブリッツのおかげで安心して使えるようになりましたね。

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で、使い方ですが、ひたすら巻く! ただ巻き! が僕の使い方です。

リトリーブスピードはアレンジしますが、わりと早めでいろいろな角度でストラクチャーを通します。

この時は霞ヶ浦の護岸や水門にタイトにキャストしてやや早めのリトリーブで手返しよくをテーマに巻き倒しました。

しかし、アシが絡んだりする場所はタイニーブリッツMRにチェンジしてリップによる根掛かり回避率を上げて使い分けました。

この日は天候も不安定と言うこともありシャローレンジを広く探れたタイニーブリッツのみのヒットになりましたね!

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リップの長さでここまで釣果が変わってくるものですから、みなさんも新しいタイニーブリッツをぜひ試してみてください!

お待たせしました!アイウェーバーコラムです!

さて、皆さん、バスシーズン真っ盛りになって来ましたが、気温も緩んできた今日この頃、だいぶ夜も寒くない!って感じてきましたね!

アイウェーバーでソルトゲーム
そんな中、僕はバスの息抜きに海に行ったりもします!この時季はシーバスの他にメバルが面白くって、友達の船で出船しています。

写真はアイウェーバーで仕留めたメバルたち!メバルって、ジグヘッドなどで沈めて釣るイメージが強いですが、実は水面系にも出てくるアグレッシブルな一面も持っていたりします!

だからこの通り!アイウェーバーにバシャンバシャン出てくれるのです。

特に難しい使い方もなく、普段バスを狙っている時と同じアクションで十分釣れます!

アイウェーバーの持つI字形のただ引きアクションがとても効果的で下手にアクションしてしまうルアーよりバイト数は段違いに多いです。

シーバスの時もバチ抜けパターンで効果的でしたし、このアイウェーバー、実は海にもかなり適しているのかもしれませんね!


最後に友人の高橋船長がグッドサイズのメバルをゲット!彼はマリーナでガイドも始めました!

興味のある方は彼はフェイスブックをやっているので「高橋知也」で検索してみて下さい!

6~7月の野尻湖の攻略法を伝授します!!

いやー、夏か! って気候になってきましたね!! 季節的には好きなんですが、じめじめした湿気は苦手なんですよね… そんなわけでカラッと乾いた涼しい風が吹く野尻湖へ! あ、遊びに来ているわけじゃありませんよ!!

シャローの虫系か、それとも岬絡みのディープか。
このコラムを書いているのは北浦戦の前の週なんですが、その次が野尻湖戦なわけでして、いいタイミングでダイワのイベントが入っているため、早めのプラクティスも兼ねて来ています。
去年はそういった用が重なってプラクティスの時間がほんと取れなかったので、今年はとにかく釣りしています!! ですから、あくまで練習です。気持ちいい毎日ですがね。

さて、野尻湖と言えば僕の大好きなスモールマウスバス! こいつらの引きは昔からラージのプラス10cmと言われるくらい強力で、ジャンプも多いしホント、ゲームフィッシュとして最高ですね!

そんなスモールマウスバスですが釣り方もラージとは一味も二味も違い、それもなかなか楽しみのひとつです。

この時季、5月から6月というのは野尻湖では産卵時期(スポーニングシーズン)に当たり、でっかいスモールマウスもシャローを意識していますので、いろいろなルアーが使えるチャンスでもあります!
今回はちょうど産卵が終わり、回復しつつあるアフタースポーンのバスを狙ってみました。
簡単にいうと、産卵の終わったバスは体力を回復するために、産卵をしたシャローの近くでエサを食べて徐々に回復し回遊し出します。

僕の釣り方に絡めたパターン別バスの見解はこうです。

そのままシャローを回遊し虫を食べる“虫パターンバス”と、徐々にディープに落ちていく感じで岬などで釣れ出す“ディープバス”に分かれる感じです。
まぁ、あくまで僕都合のイメージですが…… でも、釣れるんで大きく間違ってはいないでしょう。

そんな感じで、アフターのバスが増えてきたこのタイミングで、湖畔をぐるっとベントミノーのみを投げて回ると、おもしろいようにバスが湧いてきます!
春先はアイ・ウェーバーで釣っていたところを、ベントミノーに変えてキャスト!

アクションはあまり大きくせずに、細かくトゥイッチ、そしてたまにステイ。追ってきたところでちょっと速巻き。
これでバイト! そしてフッキング!! これが見ながらできちゃうんですよね~。もう、ベントミノー最高です!!!

エリアとしてはそよそよと風が当たっているところがベスト。水深は岸からすぐ10mのところでも出てきますので、ある意味どこでも! ちなみにザブザブになるほどの強風ならアシュラのジャークがおすすめです!

で、これの正反対のパターンがディープ回遊バス。
とは言っても、まだ10mとかのスーパーディープではなく、6m前後の岬絡みのパターンです。
湖流の当たる大きな岬を中心にハンツやダウンショットで攻めていきます。

ダウンヒルで少しずつ落としていく感じで、ステイは必要ですが長さはその日のパターンでもあるので調整が必要です。
まずは3秒くらいのステイで試していきましょう。バイトが遠いようでしたら、ちょっとずつ長くしていく感じです。

ワームはフォールが大事なので、このシーズンに大活躍のドライブシュリンプをチョイス。フックはオフセットがおすすめです。
野尻湖は木の枝など、かなり多くの物が岬やブレイクに引っ掛かるように落ちています。
まぁこれが大事でもあり、バスのエサ場になっているのですが、そこをうまくかわすためのオフセットフックです。

あと、ダウンショットなのですが、僕はリーダーを50cmほど取ったロングリーダーにしています。
こうすることによってステイした時に、ブレイク(地面)からルアーが離れてステイしやすくなるため、アピール力が上がるのです。

シンカーはこの時は1/16ozでしたが、風の強さに合わせて重くするのもありですね。
でも、重くしすぎると根掛かりが増えるので注意です! ドライブシュリンプのカラーはこの日はモエビが大活躍でした。
ベントミノーは自分の目で見つけやすい、白系や派手めのカラーがおすすめですよ!

さらに、この日はミスバイトに終わりましたがオリカネ虫もおもしろい時季です。
シャローのオーバーハングの下や、ゴミの溜まっているエリアにキャストしてみましょう。下からワラワラ湧いてくるはずですよ!

では、6月、7月の野尻湖で、このパターンで楽しんじゃってください!

2014JBTOP50の第1戦七色ダム

いよいよトーナメントシーズンが始まりました。実はすでにJBカスミ、マスターズ戦と2戦をこなしているのですが、なんせウェイン率の低いトーナメント。情けなくも僕もそのままノーフィッシュ・・・。

2014JBTOP50の第1戦七色ダム
「釣れない大会こそ釣ってくる」それが自分の目標でもあるのですが、この2戦はとことんやってしまいました!

でも、この2戦でだいぶトーナメント感は戻って来た感じがしましたね!

「トーナメント感ってなに?」って聞かれそうですね・・これは人それぞれだと思いますが、僕の場合は、他の選手がウェインする姿や表彰式を見て、悔しくて自分のその日一日の行動を悔やむことで「次はああしよう」「あれがダメだった」などと反省をする気持ちになる事ですかね・・・。

そんなこんなで、もう2戦もしているのにウェインすら出来ていない状況で挑んだTOP50七色ダム戦。

プラクティスでは春の温度差の変動に悩まされることになりました・・・。

プラクティス
丁度、僕がプラクティスに入ったのがマスターズ河口湖戦の終わった翌日で、それまでいた寒い河口湖からの移動だった為か、とても暖かく感じました。

ところが、その前が冷え込んでいたらしく、ダムの状態はとても春っぽさ満開とは言えませんでした。水温はやっと10~11度といったところでした。

上流は9度とちょっとで、バスがうろうろするにはもう一息かなと・・・。

しかし、真冬パターンでも無いようで魚影が濃く1年中実績の高いインレットなどでは多くのバスも見れました。

でも他のエリアではバイトすらない・・・、うーん、これはなかなか悩ませてくれます・・・。

(写真:ダムならではの風景。七色ダムでは発電所跡の建物がそのまま水中に見れます。)

簡単に考え、単日でのプライベートフィッシングや取材でしたら、ここで悩まずとりあえずはそのエリアへ直行でしょうw

しかし、トーナメントでは誰しもがそのエリアへ行けるとは限りません。

僕の出ているこのTOP50は約60名の選手がいます、そういった簡単に見つけられる場所は、もちろん間違いなく全員がチェックしていますし、そういう簡単な場所にはみんないかないという事もありません。

「スタートのフライト順が良ければ真っ先に行っとこう」・・・少しのチャンスも無駄にはしないのです。

しかし、正直そのエリアでちゃんと釣れるのは、たぶん良くて3人。つまり3台ボートが入ってしまえばそのエリアは無いようなもの。

残りの56人は当たり前ですが、他の場所に行かなければなりません。ですから、そのエリアだけに固執するのではなく1つでも多くのエリアを持っていなくてはなりません。

まー、その為のプラクティスを何日も行い、その中でスペシャルなものを見つけていくのです。ちなみに前回やった七色ダム戦ではもう少しシーズン的には後で、完全に春の魚を追う結果となりました。

しかし、今回は試合までオフリミットを入れた2週間~3週間後を考えても、そこまではシーズンが進まないと考えましたが、それにしても釣れない・・・。

流石に3戦連続敗退は嫌です・・・。ので、ここではシーズナルパターンに執着せず、年間通して魚が釣れるパターンを頭に入れ挑みました。

初日は4匹16位スタート。

トーナメント初日、徐々に暖かくなり春に近くなっている感は有りましたが、予想どーり、水温は今イチ上がっていません。そして天気予報によると、初日以外は寒波の影響で寒くなると。

フライが遅いため、スタートエリアのある上流から、岩盤エリアを中心にドライブシュリンプのジグヘッドリグを撃っていきます。

しかし、上流域ではノーバイト。中流域に達した時にやっと1匹目が食ってきました。しかしサイズはとても春の魚ではないですが・・・。

しかしこれも作戦通り!そのまま下流域まで流し、もう1本追加。

そして、小さなワンドにさしかかった時に、ワンドの奥にバスの姿が見えました。

そこからサイトに切り替え、なんとか小さいの2本追加。もっと大きいのも見えていたんですけどね・・・。

と言うか、あのサイズが見えているのは危険だな・・・予想上に釣れているのかも?とここで気付きました。

4本のウェインとなりましたが、案の定初日はヘビーウェイト続出、やっぱ釣れてる。

しかし、明日の天気も考えどうするか?サイトをメインに置くか・・・サイトで使ったのはドライブシュリンプのダウンショットでした。

手堅く必ず釣る、がこのトーナメントの自分に課した目標でした。手作りサンドイッチ。アメリカでの経験が生きた改心のアイテムw

話は飛ぶんですが、七色ダムでの宿泊はキャンプ場のコテージを他のプロと二人でルームシェアして使いました。

流しと冷蔵庫が完備していたので、電子レンジと電子ケトルを自分たちで持ち込み快適な基地になりました。

まわりに食べるところも少なく、コンビニも遠いためプラクティスの時から朝と昼兼用でサンドイッチを自分で作ってましたw

これは2月に行っていたアメリカ(来月のコラムで書こうと思っています)で学んだテクニックで、パンと簡単な中身を買っておき、作ったらジップパックに一つづつ入れて持参する方法です。

安く済みますし、何より朝にわざわざ40分掛けてコンビニまで買い出しに行かないで済むと言うのはトーナメントメンタル的にも大きくプラスでした。

ちなみに味はチーズ&コンビーフ、マスタードソースw

予選二日目
さて、話は戻って二日目!この日は天気予報通りの冷え込み!

これはサイトの魚は沈んだなと予想し、きっぱりそのパターンを頭から消し、岩盤と崩れ場のジグヘッドのフォールとダウンショットの2つに絞り込みエリアを流しました。

すると渋いながらもバイトがとれて、丁寧に釣っていくことでリミットメイク!

入れ替えまでは行きませんでしたが、「この冷え込みの中5本揃えたのはでかいぞ」と手応えを感じながらのウェイン。

すると予想以上のジャンプアップで6位で予選通過となりました。

この日、予想通りサイト組は不発だったようです。

決勝
迎えた決勝の朝!この日も冷え込みはきつく、防寒着を着ての出船。

この日はオブザーバー(プレス)が乗り込み、アルミボートでは大幅な減速となり最下流のエリアはちょっとリスクが大きく、中流域から上流域で勝負!釣り方は昨日と一緒です。

わりと順調に1匹目を掛けましたが、ここでまさかのラインブレイク!バスが突っ込んだ時に水中の立木にラインが擦れてしまったようです・・・。

その辺は細心の注意を払っていたのですが、ここ七色ダムの立木の数の多さは僕の知っている限り日本有数でしょう。

気持ちと場所を切り替え、エリアをローテーションしながら小さなバイトをしっかり拾っていると気付けば4本までは順調にキャッチ。

しかし5本目は風のタイミングか、バイトが遠退きました。そこで、最初にラインブレイクした場所へ戻るといい感じに風が当たっています!

「これは!」と思ってキャスト!しかし思いのほか反応はなく、やっぱりバラした場所はバスが天才になちゃうんだな~っと、ラストキャスト!すると、かすかなバイト・・・。

しっかりフッキングすると、来ました!リミットメイクバス!粒揃いのキープフィッシュの中では1番のサイズ!少なく見ても予選2日間よりウェイトはあるなと。

この後、帰りの時間を気にしながらビッグウェイトを求めて遡上して行くも入れ替えは成らずでしたが、堂々のリミットメイク!

ウェイトも2キロを越えて3日間で1番のヘビーウェイト!ビッグバスを入れられなかったのが課題だけど、取りあえず5位入賞となり嬉しいスタートダッシュとなりました!

いつも応援して頂いている皆さん、ありがとうございました!

■ドライブシュリンプ3インチのタックル
ロッド:スティーズミストラル
リール:イグニス2506
ライン:フィネスブレイブ3lb
フック:FINA DAS2番
シンカー:ダイワTGスリムシンカー1/16oz

■ドライブシュリンプ3インチのタックルその2
ロッド:スティーズアムラーム
リール:イグジスト2505タイプR
ライン:ダイワブレイブ3lb
フック:ジグヘッドリグ1/32oz#4フック

大変魅力的な季節、春

春ですねー、いよいよシーズンインが見えてきましたね~!とっ言っても、まだ寒い日も・・・。暖かくなってもすぐにまた寒くなる、水温も後一歩上がってくれないことには、そう簡単には釣れる日は来ないでしょう。もどかしい日々が続くわけですが、、、、。

春の始まりは岩盤から
しかし、それでも釣り場に行き、毎回これならどうだ!ここならどうだ?と、悪戦苦闘するのもやっぱ楽しいです。

そして、そんなフィールドに真冬の時季から昔より人が増えたと感じ、うれしい今日この頃です。

もちろん釣果は少ないとは思いますが、この釣れない冬だからこそ通用するテクニックやヤリ倒せるメソッドというのが存在すると思います。

まぁ、かなり厳しいですけどねwでも、そのまま春まで魚を追いかけることで、魚の動き、その通っているフィールドでの魚の付き場から変化なども見えてくるはずです。

で、今はその真冬からずーっと見てきたフィールドに動きが出てきて、ベイトが見え、たまに見えバスがいてなんて発見のある時季ですよね!

そしてその中で春らしい魚を釣るとコンディションもよくサイズが大きかったりする、春にしか出会えないバスに出会えるわけで、大変魅力的な季節なのです!

まぁ、ざっくり春って言っても、いつからいつまでと言い切るには、なかなか難しく縦に長日本ですから、正確に何月というのは難しい所ですが、だいたい3月から5月と僕は見ています。

もちろん大きく見てですがw

ちなみに僕はこの一歩早い初バスを求めるために、真冬から亀山ダムや相模湖に行ってます、冬の釣り方はメタルやライトリグを使ったディープ攻略もキーですが、春の始まりは岩盤から!と、思い毎回本流の流れが当たるところ・・専門用語で言うところ、ボディーウォーターの当たるところと言いましょうか、そんな岩盤にハンツ+ドライブシュリンプの組み合わせで挑んでいます!

そうそう、ハンツと言えば、新色と共にエコモデルも出て、トーナメントでも使える用になりましたね!

各アイテムの新色もぞくぞくです!しばらくお店に行ってない人はチェックだ!

アクションとしては、岩盤ギリギリにキャストして、フォールさせるだけ!・・・ではありますが、わりとこれがテクニカルw

岩盤と言っても、色々な形がありますが、多くは水中に伸びていく途中に、凹凸がある物、そういった凹凸が作る、凸がテーブル、いや、階段かな??って感じでルアーをフォール中に引っかけられるスペースが存在したりします。

そう言った場所に、丁寧に乗せながらのダウンヒルでゆっくりフォールさせていきます。

丁寧に丁寧に行うほどにバイトチャンスが増えます!ちょっと難しそうになっちゃいましたが、やってみれば実感出来ると思います!この春は是非お試しを!

別の話になりますが、最後に!
寒い時季心を熱くするのがフィッシングショー!!代表的なのが大阪フィッシングショーに名古屋キープキャスト、そして横浜の国際フィッシングショーとその他にも九州や四国、東北に沖縄と冬は本当に熱いイベントが毎週の様に開催されています。

そんな中、僕はショップのイベントもそうなんですが我らが川村光大郎君と一緒にトークショーをやらせていただけることが多く、この冬だけで大小入れれば10本以上のトークを一緒にやらせていただいています!

僕と光大郎君のトークの内容は聞いた方はご存じだと思いますが、まぁ対照的なお題で話しています!

基本、光大郎君のキャストセミナーのMC的なトークもありますが、釣り方の話になると、おかっぱりの光大郎君とボートでの僕と言った感じですので、釣り方やアプローチは変わってきます。ましてや、僕のフィールドの多くはトーナメントエリアになるくらいのメジャーフィールド!

スレっからしの超タフコンディションのバスをどう釣るかになります。

例えば、ミドストなどの中層のバスの釣り方や、何故中層なのかなどになり、ルアーもタックルもそれ専用の物を使った内容になりますしね。

汎用性のあるタックル重視のおかっぱりとはちょっと変わってきますが、何故それが必要かという点においては、タックル選びの参考になると思いますよw

そんなフィッシングショーも終わりいよいよトーナメントシーズンのスタートです!

既に1月から釣りをやっているとは言え、このシーズン開幕は初釣り前のような高揚感もありほんと楽しいです。毎晩タックルの整理なんかしちゃってる始末ですw

冬のシャロー釣り

冬らしくなってきましたね、と言うかやっとw シャローは2種類!

しかし、こんな冬の始まりが一番きつく、急激に落ちる水温がバスのバイトを減らします。

その他ターンオーバーなども加わり、通い慣れたフィールドさえも沈黙する日が続いたりするのもこの時季です。

この時は本当にバイトが遠くなるのでかなり痺れちゃうのですが、そんな期間がそんなに長く続くわけではありません。

一度水温が安定さえすれば、水温は低いものの、またバスのバイトは増えてきます。つまり冬の釣りに突入ってことですね。

「冬の釣りってどんなですか?」って、よく聞かれるんですけど、まぁ、よく「スーパーディープな釣りですか?」とか聞かれますが、実はそうでもありません。

シャローもよくやりますし、釣れます。

特にここ数年冬のトレーニングで通っていた亀山ダムでは魚探を一切付けず、シャローのカバー打ちと、シャローフラットに上がってくるバスを狙った釣りをしていました。

と言う事で!今回は冬のシャローの話を少ししようと思います。

どんな釣りかと言いますと、大きく分けて2種類!

カバーの釣り

まずはリザーバーを意識した『カバーでの釣り』です。

オーバーハングやカバーでの釣りでは、テキサスリグを多用しています。

ルアーはドライブクロー3インチに、5グラム前後のシンカーの組み合わせです。

シンカーウェイトを選ぶ基準は"カバーの濃さ"ですね。

夏と違い、台風や大雨によって出来るゴミ溜まりなどは期待出来ないこの季節ですから、必然と枯れた木などに対してより奥へ奥へと入れていかなければなりません。

そこでカバーをギリギリ抜け、下へ落ちてくれるウェイトを選ぶ、と言った感じです。

ちなみに「ギリギリ」と言ったところもキモで、なるべく軽いウェイトを使う事で根掛かり回避も出来ますし、何より低水温で活性の落ちているバスは、エサを吸い込む力(バスはエサのベイトと周りの水を吸い込むように捕食します)も夏ほど勢いがありません。

よってなるべく小さい力で吸い込める軽いウェイトというわけです。ショートバイト対策ですね!

さらに細かく言えば、根掛かりやリグが枝に絡みにくい様に浮き止めゴムは付けた方が良いのですが、これも吸い込みやすい様に3~5センチほどフックから離れたところに止めています。(カバーの濃さで調整します。短いほどトラブりにくいですよ。)それでひたすら打っていきます。

ドライブクローでは通りにくい込み入ったカバーでは、ドライブスティックと使い分けています。

個人的には中層シェイクも多用するのでドライブクローをムリクリでも通したりもしますが、通らなくては意味がないのでダメな時はさらっと諦め、ドライブスティックに変えます。

また、バスが中層に浮いている時はドライブクローラーのネコリグを投入していきます。

テキサスリグと比べ貫通力は落ちますが、シェイクしやすいですからね。

冬になると冷たい水は比重が重く下に溜まるので、水底の方が水温が低い場合が多いので、バスは必然的に浮いていることが多くなります。

特にインレット(流れ込み)が関わるところでは、上流から流れてくる水が冷たかったりするのでこの可能性は非常に高くなります。

シャローの釣り次に野池やフラットレイクを意識した『シャローの釣り』です。

カバー意外にシャローなんかでも条件が合えば真冬でも釣れちゃうのです!

例えば水深50センチから2メートル弱の場所でも、天気のいい日などはフィーディングでバスが入ってきたり、もともと居続けている居付きのバスが釣れたりします。

特に居付き要素が高いゴロタ石やテトラなどのストラクチャーが複雑なところでは、その可能性は高まります。

こういったシチュエーションでは、うって変わってプラグの出番となります。

なんせフラットはカバーとは違い、点の釣りと言うより線の釣りです。手返しの良い釣り方がお勧めとなります!

ここで僕が使うのはブリッツファミリーが多いですね。

使い分けは"ストラクチャーが濃けば濃いほどリップを長く"が信条!それはストラクチャー回避能力と言うところです。

写真はシャローで目に見える鉄杭やその下に沈むハードストラクチャー周りを、ゴチゴチリップで弾きながらブリッツEX-DRでゲットした1匹!

水温低下時に多いのですが、リアフック1本ギリギリ掛かる感じで上がってくることが多いのも冬の特徴!

ファイトは超が付くほど慎重にやっても決してバチは当たりません!この時もまさにギリギリw

バスフィッシングにシーズンオフはありませんから!クリティカルな1匹を釣っちゃって下さい!

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バサーオールスタークラシック

さて冬の釣りと言えば先日、毎年恒例のバサーオールスタークラッシックがありましたね!O.S.Pからは並木さんはもちろん、草深さんも出場して会場を沸かしてくれました!

僕もいつかは参加したいと心に思いながらも今回はギャラリーとして朝から応援に行きました。

早朝のまだ真っ暗、霜が降りるほどの寒さの中で黙々と準備をする選手のボート。

ここは日本か?と思うほどの雰囲気は独特でした。

そんな中、テレビカメラを乗せた並木さんや草深さんの集中力は見ているこちらまで伝わってくるようでした。

そしてスタートは毎年恒例のカーニバルラン!

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堰堤に1列の並ぶファンの滑走路を選手達が歓声に応えながらも、徐々にトーナメンターとしてのスイッチを入れていきます。

本当にあそこに行こう!そう心に強く思った瞬間でした。

強いだけじゃ行けない。人気だけじゃ行けない高台です。

大きな二人の先輩に続けるように、一生懸命に進みたいと思います。

がんばります。応援よろしくお願いします!

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台風の後をどう釣るか・・・

今年は台風が連続し、その度にフィールドは違う様子でしたね 。 台風は晩秋に迄・・・

今年の台風は雨が沢山降りましたので、濁りと増水がなかなかおさまらなくて困りますね。

特に河川やリザーバーの上流では、「こんなに水が増えて流れが強くなって、バスたちは一体どこにいるんだろうか?」って思ったことないでしょうか。

普通に考えれば、泳ぐ力の弱いバスは川の流れの強さに負けて、はるか下流まで流されてしまっているとも考えられますよね。

ところが流れがおさまった直後ぐらいに、すぐにいつもの場所でもバスが釣れてしまうことってありませんか?

あの流れの中、いったいバスはどうしているのか?もしかして実はすごく泳ぐ力が強く、必死に耐えて泳いでいるのでは?まぁ、もしかしたらそんなバスもいるかもしれませんが・・・大半のバスは避難しています。

バスは避難する

では避難と言っても、人のように公民館や学校があるわけではないバスはどこにいった??となりますよね・・・。

でも、考え方は一緒です。

普段住んでいるフィールド内で安全な場所で、もしかしたら、それを意識して移動いるのかもしれませんし、急な流れの中泳いでいた結果たまたま行き着いたのかは、魚に聞かないと解りませんがw

例えば川の脇から入る小川や小さなワンドなど、流れが一瞬でも止まるような場所でじっと耐えてます。

リザーバーでもワンドはもちろん、崩落した大きな岩の陰や立木などに隠れていることもあります。

もちろんその場所にいることが難しく、多少下流まで流される事も多くあると思いますが、そういった場所を見つけて避難している可能性が高いのです。

そして少しでも水流がおさまればまた上流に上がってきて、自分のポジションに戻っているのです。

つまり台風などで増水した場合、(もちろん安全に注意して危険じゃない程度までおさまったときに)そういったバスの避難場所を発見すれば、魚影が濃いハニースポットが見つかるかもしれないのです!

もちろん台風後などは、道や周りのものが崩れやすくなっていたり、崩れて危険な状態になっていることも多々ありますので、釣行の際はくれぐれも十分な注意と情報を得てから行って下さいね!

ちなみに、そんな場所でお勧めのルアーは、退避場所といっても濁っている場合が多いので、僕はバジンクランクやバズベイトを使って水面系からアプローチすることが多いです。

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ビートのクラック音が間違い無く効くのです。

そして、わりとリアクション系のアクションが効くのでHPFクランクもお勧めですね。

台風通過後のテトラの盲点

また、このような「穴場」と期待したスポットがダメだった経験談もあるので、お話ししますね。それは「テトラ」です!

テトラというと、河川や湖沼でも1級に挙がるほどのスポットですよね、しかし、河川の大水時はそれがダメになる事もあるという1例をお話しましょう。

そもそも、テトラとはそこに水が良く当たるから、地盤が削れないように守るため置く「盾」のような存在であり、実はエリア内でも1番デンジャーな場所に設置されているわけですよ!

なんせテトラは本来「消波ブロック」と呼ばれるものですからね・・・。

そんなテトラですから、増水で流れが強くなるとモロに水が当たり、と言うか流れそのものが当たり凄いことに!

しかも、流芯のボディーウォーターが当たる訳ですから、下の方の冷たい水が叩きつけられ、それにより明らかに他より条件が悪くなったりするのです。

さらに長きにわたってそういった条件下にあることにより、少しずつ奥の方にまで土砂が蓄積されていきます。

ですから、一見良さそうなテトラがあっても、実は奥の方まで砂やヘドロが詰まっていて、テトラの中は水深が全くない、なんてことになっていたりします。

条件の良い時にテトラを狙う場合は、ロッドを刺すなどしてそのテトラ内の水深を確認してからの方がいいですね。

そんなわけでテトラは要注意なんです、ってお話でしたが、これも全てではないので、頭の隅に入れておいて頂ければと思います。

減水時の攻略法

さて、すっかりシチュエーションの話になっちゃいましたが、もののついでに大水の逆のパターンの話です。

雨が降らず、まったく水が無くなったパターン!!

いつもはごうごうと流れる水が、ちょろちょろと水たまりの様になってしまっている!なんて事に遭遇したことがある人も多いと思います。

しかし、その水たまりでさえもバスをはじめ、魚たちは悠々と生活していたりしますね。

はっきりと見える魚体、隠れられる場所は数カ所!これはチャンス!とばかりにトライするが・・・なかなか食ってきません。

それどころかこちらから丸見えな分、あちらからも丸見え・・・な訳ですからね・・・そりゃーそうなりますよね。

僕は今年、おかっぱりのシーンでこういった場面にたびたび出会いました。

結果的には釣れているのですが、最初は悩みましたねw

結果から言えば1番有効だったのはオリカネムシ!もー天才ですよね、あのルアーは!

浮かしておくだけで十分にバスを吸い上げ、ちょっとスレている時には、ラインを木などに引っかけて、ルアーだけを水面に垂らしておくシーンをつくってあげれば、面白いようにバイトしてくれました。

しかし夏も終わり秋口になると、そんな明確なパターンはみんな思いつくわけで、しかも品薄だった(笑)

オリカネムシも、皆さんの手元に行き渡ってしまった事もあり・・・。

バスがすっかり水面に浮いている物にスレてしまいました・・・。

うーん、これはどうしたものか・・・そんな悩みがありながらも、そこは一応TOP50プロですからライトリグを駆使し何とか切り抜けていましたw

しかし、光大郎君とロケへ行った時に知った彼のテクニックに脱帽!

それはスピナーベイトを使ったリアクションの釣り!この時はダイワのスピナーベイトで見せてくれたのですが、実際はブレードのサイズ感などケースバイケースがあり、ハイピッチャーと使い分け、ベストなものを選んでいるようです!

この模様が知りたい方はルアーマガジンの10月号あたりを読み返してみて下さいね。

とまぁ、色々語ったのですが、光大郎君と一緒に釣りに行くといつも新鮮で、お互い違うスタイルでやりこむため毎度色々な釣り方が見れてほんと勉強になります!(そんな四国ロケではどどーんとこんなナイスサイズをダブルヒット!)<
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秋の気配です

いつまでも続くと思った猛暑も、気付けば秋の気配を感じるようになって来ましたね。

とは言うものの、まだまだ日中は暑い日が続いていますが、水中では徐々に秋へと魚が動いてきているようです。

バスの探し方

夏の暑い時は、朝一でも水温が低く、酸素量の多い場所を絶えず考えてエリアを探してました。

そして、日中はとにかくその条件にシェードを加えてのエリア探しとなり、かなりエリアセレクトの幅を狭められていました。

ボートならディープへ逃げることが出来ますが、おかっぱりとなるとこれまたかなり大変・・・僕の住む関東では特におかっぱりでディープとなると・・・想像出来るフィールドが皆無ですね・・・。

そこで対応策として、とにかくディープに行かなくても済むような水温の低いインレットを探します。

いやいや、そんな都合良くありませんよそんなインレット・・・って言われそうですね・・。

ごもっともです!!しかし、探さないと、釣れないわけですよ・・・。

変わりの物・・水温が低い、もしくは安定しているインレットみたいな存在・・みなさん想像出来ますか?

ん!解っちゃいました?そうです、湧き水なんかもこれに当たりますね!

湧き水も色々なタイプがあります。代表的な物は山に染み込んだ水が地下をたどって水辺や水底に染み出してくる物ですが、大抵は真夏のフィールドの水温よりかは低温が期待されます。

インレットと違い発見し辛いですが、逆を言えば人からも解りづらく自分だけのシークレットポイントになる可能性もあるわけです!

見つけ方は水辺なら、晴天の日で周りが乾いているのにいつもそこだけ濡れていたり、植物の生え方がそこだけワサワサ!

水底はなかなか透明度がないと解りづらいのですが、逆に濁った時そこだけ濁りがおさまるのが早いとかですね。

後は冬の努力が必要ですが真冬の寒い日の朝に、フィールドへ行くと逆に水温の高い湧き水の部分のみ水面に湯気が立っていたりします。

もちろん水温計があれば1年中計測は可能ですが・・・。

また新しい水と言う事ならば、湧き水だけでなく、伏流水と言って簡易的な湧き水もあります。

簡易的という言葉が合っているかはわかりませんが、例えば、そのフィールドのすぐ横が川だったりすると、川の染みこんだ周りの水が高低差によって、しみ出てくる現象です。

池のすぐ脇に川があったり、池のある場所より少し上の土地に他の池や田んぼがあるなどと言ったロケーションだと起こりやすい現象です。

この伏流水は冷たい地下から湧き出た水とは違い、温度差はさほどありませんが、若干水温が低いのと、何より透明度があるので大雨で濁った時など伏流水のあるところは湧き水のある場所同様回復が早くなかなか見逃せない場所となります。

おかっぱりはほんと今年は久々(もともと元はおかっぱりからスタートなんですがね・・・)に真剣にやってみたんですが、ほんと奥が深い!

もちろんボートも奥が深いのですが、またまたそれはそれ!って感じで色々違うんですよね~。

そんな中、雑誌のお仕事で光大郎くん釣りをする機会があり(ルアーマガジンのダイワワークスのページです)これまた勉強になりました!

アプローチの仕方や技までね。前にボートでは一緒に釣ったことはあったんだけど、その時は、僕がエレキを踏んでリードさせて貰ってたんだけど、今回はまるっきり逆(笑)

色々案内して教わっちゃいました!いーでしょ!まーその辺は次回のコラムでご紹介出来ればと思います。

そして、その前には同じくO.S.Pプロスタッフでもあり、ダイワプロスタッフでもあるオリキンこと折金くんと高滝にロケに行って来ました!

当日は減水でおかっぱりとボートの中間くらいの感じで楽しめましたよ。

奇天烈なルアーの開発などのでも有名なオリキンとダイワルアー縛りで行ったのですが、ここでオリカネ虫が!とか、ハイピッチャーがあればー!とか、改めてO.S.Pルアーラインナップに感謝した1日でしたねw

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今時期に選ぶべきルアー・・・

で!めちゃくちゃ話は飛んじゃったんですが、この季節はホントどんどん釣りやすくなるわけですよ!

釣り場が絞られてしまっていた夏に比べてかなりオープンに攻められます!

しかし、もちろん何でもどこでもって訳には行きませんが、ちょっとしたプラスの条件で釣れてしまうことが出てきます!

例えば風が吹いてきたので、当たっているところにかなりの確率でフィーディングのバスが入ってくる!

なんて絵に描いた条件が現実化することも多く、そんな条件の為に僕はこの季節必ずタックルの中にベントミノーを結んだものを用意しています。

サイズはフィールドに合わせてと言う事になりますが、飛距離的にも86を多く使います。

風が吹き出したアシ際にベントミノーを投入!2アクション目で、写真のコンディションバスが飛び出した!

(写真:霞ヶ浦のアシ際を攻めた結果、ナイスコンディションのバスがベントにバイトしてくれました!)
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とにかくベントミノーのアクションは予測不可能なリアルが動き以外も、水をかき、水面を割ると行った、スプラッシュと水押しのダブル集魚力で、マッディだろうが、水面が荒れていようが、関係なくバスを呼び出します。

もちろん、ベタ凪のような静かな湖面にはスローなアクションで合わせてあげればそれなりに、そして、最強のデッドスティッキングの放置アクションなんてのもあり、まさにオールラウンダーの水面系プラグです。

また、クリアーレイクのスモールマウス狙いでも、これからの時季、ワカサギの回遊を狙って湖のど真ん中でボイルが起きたりします。

そこでも間違いなしにベントミノーは大活躍です。

水深10メートル以上のフラットでも目立つアクションとプラグならではの飛距離とトリプルフックだからこそのフッキング力でスモールを仕留めてくれます!

このルアーを1本持ってるだけでかなりチャンスが増えると思いますよ!

と言う訳で、今更だけど、とにかくこのベントミノーかなり凄い!

持ってる人は改めて見直してみて下さい。そして、持ってない人は是非使って見たくださいね!

さぁ!ベストシーズン開始ですよ!

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