千葉県高滝湖でタックルアイランド様主催のトーナメントが開催され、ゲスト参加の並木敏成が2位入賞を果たしました。O.S.P,Inc.

千葉県高滝湖でタックルアイランド様主催のトーナメントが開催され、ゲスト参加の並木敏成が2位入賞を果たしました。O.S.P,Inc.

ディープクランキングとカバー攻略で2位入賞

11/11(日)千葉県高滝湖でタックルアイランド様主催のトーナメントが開催され、ゲスト参加の並木敏成が3本3,480gをウェイインし2位入賞を果たしました。
並木敏成氏へインタビューを行い当日の状況をレポート!

(写真提供:タックルアイランド様)



使用タックルその1
ルアー:ドライブクローラー4.5″(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)の2.6gダウンショット
ロッド:スカイボルト65L
リール:イグジスト2506
ライン:FCスナイパー4lb.

使用タックルその2
ルアー:ドライブクローラー4.5″(スカッパノン)の1.8gネコリグ※ウィードレスネコリグ
ロッド:ブラックレーベル610ML
リール:アルファスフィネスカスタムKTF
ライン:FCスナイパー10lb.(※同リグの推奨タックルは、ロッド:ハリアーFスペック、リール:T3AIR、ライン:FCスナイパー12lb.)

使用タックルその3
ルアー:ブリッツMAXDR(銀鱗)
ロッド:ブラックレーベル7102MHRB
リール:リョウガ100H
ライン:FCスナイパー10lb.

(写真上から、その1、その2、その3 ※その2のタックルは推奨タックルの掲載となります。)



冬の気配さえ感じる11月中旬の高滝湖が今回のフィールド。
大会当日の天候は、曇りで無風、夕方から雨がパラパラと降る気圧が下がり傾向。
本大会には地元のローカルアングラーを含む113名がエントリー。

メジャーフィールドが故、休日のプレッシャーも重なり湖は大変賑わっている状況の中、プラクティス一切無しで挑んだ並木が選択した戦略は、、、

・本湖浮き魚礁がらみに存在するオダ周り
・晩秋の王道パターン「クリーク」攻略
の2パターン。

結果論からすると、優勝者は高滝湖のメインバックウォーターとなる養老川であったが、並木は上流に残ったビッグバスはいるかもしれないが、シーズナルパターンで考えると期待出来ないと判断し大会当日の戦略からは外した。

限られた時間の中、状況を見ながら判断することを念頭におき、大会当日のファーストエリアは本湖の浮き魚礁周りからスタート。
浮き魚礁周りのディープのオダをチェックするも魚の気配がないので、早々に見切りエリアを古敷谷クリークへ変更。

9時、クリークマウス部の桟橋がらみの道路跡をドライブクローラー4.5″(ダークシナモン・ブルー&ペッパー)をFINA262#2/0でセットした2.6gダウンショットをずる引きするとバイトがあり、慎重にランディングしたバスが900gのナイスサイズ。
その後、クリークの奥へと船を進めて行き、この時期の鉄板といえる水深4m前後を狙おうとするも、既に船団が形成されている状況。

そこで並木は天候も考慮して、ディープからではなく岸際にあるレイダウンから攻めることに。
手に取ったタックルは、アルファスフィネスカスタムKTFが組まれたブラックレーベル610ML。

ルアーはドライブクローラー4.5″(スカッパノン)の1.8gウィードレスネコリグ、ラインはフロロ10lb.。
並木としては本来であればフロロ12lb.で攻めたい所だが、限られたタックの中で最善のものをセレクトし、後はアプローチとファイトをより緻密に丁寧にすることでラインへの負荷を減らすことで対応。

そして、竹越しにキャストしたルアーにバイト。
バイト後、無理なファイトは避け、耐えているとバスが浮いて上手く竹をかわして寄ってきたグッドサイズが1,500g。

その直後にも同じカバーでバイトがあるものの、細いラインであることが気にかかりフッキング力が足りなかったのか、フッキングが決まらず・・・フックオフ。
5分後に再度バイトがあり、300gをキャッチしリミットメイク!

僅か、たたみ2畳分のカバーからのこの釣果は、この天候でバスが浮いてきていることが考えられ、逆にライトリグメインのディープ組のロッドが弧を描くことは少なく厳しいコンディションとなった。
そうこうしている内に、沖に形成されていた船団が釣れていないのかバラけスペースが空いた。

ようやく当初より考えていた沖の釣りにシフトする為並木はカバーから小移動をする。
そして目当てのスポットで天候も考慮し手にしたのがブリッツMAXDRがリグられたディープクランキングタックル。

このタックルシステムでは、普通にキャストしてリーリングして4m、ニーリングで5m以上をたたく。
特にニーリングするようなことはせず、普通にリトリーブしキャストし続けているとブリッツMAXDRに、1,100g、600gがバイト。

カバーで釣った300gと入れ替えに成功し、3本3,500g程というウェイトで2位入賞という結果となった。
本大会で3位入賞を果たした選手も同クリーク内の中流域でのディープクランキング。

ルアーは並木と同様のブリッツMAXDR(銀鱗)を使用し、4本キーパーをキャッチし3本3キロ弱のウェイト。
多数の選手が同エリアで浮いていたが、クランキンをやりつづけたのは彼ぐらいだと並木は語る。

ライトリグでは0かもしくは釣れてもサイズの伸びない釣りとなった本大会の高滝本湖。
ライトリグに分がある場合もあるが、状況に応じてそれ以外の釣りがハマることもあるのがバスフィッシングの醍醐味でもある。