琵琶湖にて、O.S.Pジグゼロワンストロング&ドライブクロー4″で60cmがキャッチされました。O.S.P,Inc.
ジグゼロワン「ストロング」でロクマルをキャッチ!!
季節は初春、3/18(金)の琵琶湖にてO.S.Pジグゼロワンストロング&ドライブクロー4″で60cmのグッドコンディションのバスがキャッチされました。
今年の初バスが、なんとロクマルというアングラ-の岡崎様よりコメントを頂きました。
(写真:グッドコンディションのロクマルをジグゼロワンストロングでキャッチの岡崎様)
概要
日時:3月18日(金)
場所:琵琶湖
天候:曇り
使用タックル
ルアー:O.S.Pジグゼロワンストロング11g(BBシュリンプ)
トレーラー:ドライブクロー4″(グリパン/チャート)
ロッド:ブラックスケールBKC-701H
リール:メタニウムMg7LH
ライン:目探グリーン16lb.
3月17日から5日間の予定で琵琶湖湖畔へ行きました。
釣り三昧なら素敵ですが、私を待っているのは仕事です・・・・。
とはいえ早起きすれば、なんとか釣りができないものかと思い、数セットのタックルと多少のルアーを車に積み込み、いざ東京を出発。
普段は、霞ヶ浦や相模湖といった関東のフィールドで腕を磨いており、琵琶湖で釣りをするのは2,3回目。
仕事モードの頭の片隅に、チョイ釣り&ロクマルの願望を抱えながら運転していくと、四日市を過ぎたあたりで吹雪に見舞われました。
まだ3月、山中はこんなこともあるよなぁと考えていたら、なんと琵琶湖周辺も降雪!!
こんな状況だとヘナチョコアングラーには釣れないな・・・・、とガッカリ気分で仕事をしていると、滋賀県の知人から「明日出ませんか??」とのお誘いが。
琵琶湖に滞在することを伝えてあったので、気を利かせてくれたのです。
翌日には止むという予報でしたし、案内があればなんとかなるかも!?という淡い期待を胸に、知人の招待をふたつ返事でOKしました。
あけて翌日、ボートカバーに積もった雪下ろしを済ませ8時ごろにバスボートで出船しました。
私のねらいは2011年の初バス。
翌月の琵琶湖オープントーナメントに出場する知人は、プラクティスがおもな目的。
生粋のシャローフィッシャーマンである彼は、私が見たことも聞いたこともないエリアをラン&ガンで回っていきます。
しかし、そのほとんどが、琵琶湖歴が長い彼でさえ行ったことがない場所。
バスが住めるかわからない川へ、座礁しそうなドシャローへ、まるで秘境を探すトレジャーハンターのように進んでいきます。・・・・が、お昼過ぎまでふたりともノーバイト。
釣れないながらも楽しい冒険でしたが、東京から来た私を不憫に思ったのか、「プラはやめて魚を触りにいきますか!」と知人が提案。流入河川に入りました。
彼は1/2ozテキサスリグ、私はO.S.Pジグ・ゼロワン14g(トレーラーはドライブクロー4″)で、ベジテーション周りをひたすらフリップ&ピッチ。
アシやブッシュを撃ちまくる、まるで霞ヶ浦や印旛沼といったシャローレイクの釣りです。
すると知人にバイト!
現われたのは黄金色ボディーの55cm!
エサをたっぷり食べているのか、腹がボウンと膨らんでいます。
水温8度台、雪景色の中でもやる気のある個体はいるもので、直後にデップリ体型の48cmを追加。
琵琶湖クオリティを目の当たりにできて大満足だったのですが、申し訳なさそうにする知人は、躍起になって私に釣らせようとしてくれます。
期待に応えようと、私も一生懸命アプローチしたのですが、ついに夕暮れ。
知人がラストに選んだのは、両岸が整備された水路のような川でした。
さきほどの川と違い、バンクは垂直護岸になっており、これといったカバーやストラクチャーは見当たりません。
ねらうのは岸から垂れ下がった細枝や草が織り成すショボいカバー。
見かけはプアですが、ベイトフィッシュが多く、一発に期待できるそう。
こうなったら大物をねらうしかないと思い立ち、ノーマルのゼロワンからストロングにジグを変更。
ロングディスタンスのピッチングで、場所によっては2m以深のバンク際をどんどん撃っていきます。
そして水面へ垂れ下がった枝に引っ掛かった、枯れ草やゴミのカバーにアプローチしたときのこと。
ボトムまでフリーフォールさせて、ジグを動かそうとラインを張ってみると、濡れたジーズンに根掛かりしたような”ヌゥーッ”という感触が。
ラインテンションを掛けても反応はなく、アタリではないと思ったのですが、疑わしきはアワセろの精神で、渾身の力を込めてフッキング。
するとベリーからズドンと入り、枝の横の水面からドボドボン!と現れました。
「やった!初バスだ!」と興奮しながら、リールのハンドルを精一杯のスピードで巻きます。
魚を見る余裕はなく、サイズはわかりませんでしたが、なかなか巻き上げられないと焦っていたら、知人が「ヤバい!かなりデカイっすよ!」とランディングネットを手に身構えています。
大事をとってくれるのだなと思いつつ、ボート際まで寄せたところで抜き上げようとすると、「イヤイヤイヤイヤッ!!」と知人が制します。
そこで、はたと気づきました、バスがいかにデカイのかを・・・・。
掛けてからネットに収まるまで、およそ10秒。
今年の初バスは60cm・推定4,500gオーバーのビッグワンでした。
自己記録更新のうえ、まさかまさかの、夢の10Lb.フィッシュ。
でっかいバスを釣ると膝ガクガクになると噂を聞きますが、自分が釣った魚だという実感がなさすぎて、知人が計測する姿をぽかーんと見ていました。
写真を撮ってもらっているときでさえ、ロクマルを釣り上げた現実感がなく、「実はコレ『どっきり』だろ??」などと考えていたため、ムスッとした表情で写っています。
ゼロワンストロングだから食ったのか、バスに聞いてみないとわかりませんが、少なくとも4/0サイズのフックのおかげで、強引なやり取りでも、ハリを伸ばされることなくランディングできたのだと思います。
スカートのボリューム感だけでなく、フックやヘッド形状、ガードの堅さにいたるまで、そのすべてが対ビッグバス仕様なのだと痛感。
だからピッチングができる人なら、そしてラインにゼロワンストロングを結んでさえいれば、誰にでも釣れたバスでしょう。
オフショアばかりに目を向けられる琵琶湖ですが、シャローカバーの釣りもかなりアツいですよ!!