徳島県旧吉野川で開催された、ショップ様合同の大会「香川スーパーバスクラシック2011」にて、O.S.Pプロスタッフ坂本洋司がハイカットFとドライブクローラーで準優勝しました。O.S.P,Inc.

徳島県旧吉野川で開催された、ショップ様合同の大会「香川スーパーバスクラシック2011」にて、O.S.Pプロスタッフ坂本洋司がハイカットFとドライブクローラーで準優勝しました。O.S.P,Inc.

初冬の厳しい状況下「ハイカットF」が活躍し準優勝に貢献!!

去る12/4(日)徳島県旧吉野川にて、「香川スーパーバスクラシック2011」が開催され、O.S.Pプロスタッフ坂本洋司ペアがハイカットFとドライブクローラー4.5″を用いて5本3,830gをウェイインし準優勝しました。
坂本氏よりコメントが届きました。

(写真上段左がパートナーの三谷様、右がO.S.Pプロスタッフ坂本氏。)



大会名:香川スーパーバスクラッシック2011in旧吉野川
大会日時:12月4日(日)

フィールドコンディション
天候:晴れ
風:強風
水温:12~13度
水位:+5cm~+35cmの増水傾向

使用タックル
ルアー:ハイカットF(ジェードシャッド)
ロッド:ライトパワーのスピニングロッド
ライン:FCスナイパー4lb.

(写真:メインとなったハイカットFのジェードシャッドと、リミットメイク後入れ替えをさせてくれたドライブクローラー4.5″ブルーギル。)



今回で13回目になる毎年恒例でもある「香川スーパー・バス・クラッシック2011in旧吉野川」に参加してきました。

この大会は香川県内にある香西釣り具店さん・フィッシングマリンさん・タイガー釣り具店さんの各ショップ様が行ってる各シリーズ戦において、それぞれ年間成績上位15位までが出場できる大会です。

私はこの「香川スーパー・バス・クラッシック」と言うタイトルを一度は手にしたく、ここ数年ショップ様の大会にも積極的に可能な限り参加させて頂いております。
そして今年は、フィッシングマリンさんのシリーズ戦で年間3位となり権利を獲得できました。
ちなみにこの大会は、エンジン使用不可のエレキ戦となっております。

香川県内ではエンジン使用不可なので、この大会もそのルールの延長ということで、旧吉野川でのエレキ戦となります。
エレキのみの移動なので、エリア選択が最も重要になり、遠くに行って外せばかなりきつい展開を強いられます。
そんな中、JBIIのパートナーでもある三谷君と参加しました。

実は私たちは、前週にも行われたアルティメイトワールドさんの大会にも参加してまして、結果・・・巻きに巻いて運にも見放され散々1本のみ・・・、と悔しい思いをしていました。
ですので、今回こそは!と朝から駐車場周りに落ちてたゴミを拾い、旧吉のシンボルでもある紅白の煙突に向かってお祈りしました。(笑)

これ効き目あるんですよ!(笑)
そして総数37挺54名での戦いがスタートしました。

前釣行でバスが濃いと思われた今切川下流域に直行・・・。
エンジンなら5分もかからないエリアを、エレキで30分以上かけての移動・・・。
目的地は今切川下流域、通称「フジグラン前」の1~1.5mくらいのウィードブレイクです。

スタート時は水位が低かった為、ウィードブレイクがうっすらと目視でき、そのショルダーからブレイクにかけてクランクやスピナーベイト、ブレードジグを引き倒しましたがやはり先週と同様異常無し。

先週の反省からしてルアーアクションが強すぎるのでは??
と思い、次はアクションの強すぎず弱すぎない「ハイカットSP」にチェンジ。

するとハイカットのただ巻にてウィードに引っ掛けて外しショルダーを抜けた瞬間ヒット!!
しかし、ウィードフラットのショルダーが1m程なのでサスペンドタイプではウィードを上手くかわしにくく効率が悪くなるので、次は「ハイカットF」にチェンジ。

フローティングタイプに変える事により、意図的に引っ掛け浮力を活かしながら軽くほぐすように外すと言う方法がしやすくなり、効率良く本数を稼ぐ事が出来き600~800g台ではありますが5本リミットメイク。
あとはフォローとしてドライブクローラーの1/20oz.ネコリグ、ブルーギルカラーを使用し入れ替えにも成功。

ウィードフラットでも岬状の沖に張り出したブレイクが更に反応が、良かったです。
中盤からは約40分くらいのバイトをものにして行きミス無しでタイムアップ。

この日は強風で釣りづらく全体的に皆さん苦戦していたようです。
700~800gと言う粒揃いでしたが5本3,800g台でウェイン。
結果、一歩及ばずでしたが2位に入賞する事が出来ました。
「香川クラッシックチャンプ」の挑戦はまた来年に持ち越しです。

この日有効だった釣り方をまとめると・・・
ウィードブレイクでも沖に張り出した箇所に、水位上昇と共にバスがさしてきており、その箇所にハイカットのFタイプを使うことがキモで、アクション的には何も加えずスピニングタックルでの基本ただ巻き普通リトリーブでした。

そして上記でも述べた様にクランクベイトを扱うようにウィードに引っ掛けて外すと言う方法でした。

このハイカットFと言うルアーは、重心移動タイプでなく固定重心で更にウェイト低重心。
そのためルアーの動きはひねりが加わったタイトアクションなので今回のような「強すぎるアクション」では反応しにくいバスに有効です。

最後に、シャッドと言うと低水温時期のサスペンドタイプを連想しがちですが、このハイカットにはフローティングタイプもあります。
フローティングは使い方によっては一年中使えるルアーなので、タフコンディション下でライトリグに行く前にまず投げてみてはどうでしょうか??