福岡県・遠賀川で開催されましたルアーショップ「ロッドマン」様主催のボート大会(RB2)にて、ブリッツEX-DRとブリッツMAX-DRがウィニングルアーとなりました。O.S.P,Inc.

福岡県・遠賀川で開催されましたルアーショップ「ロッドマン」様主催のボート大会(RB2)にて、ブリッツEX-DRとブリッツMAX-DRがウィニングルアーとなりました。O.S.P,Inc.

「ロッドマン」様主催のボート大会にて、ブリッツMAX-DR、ブリッツEX-DRが優勝に貢献

今回、福岡県・遠賀川にてルアーショップ「ロッドマン」様主催のボート大会(RB2)開幕戦が4/15(日)に開催され、34名のアングラーが参戦(※2名一組/艇。1名/艇での参加も可。今回は18艇)。ブリッツEX-DRとブリッツMAX-DRを駆使した中森・沖田様ペアが1本1,800gのキッカーを含む、5本トータル5,040gをキャッチして優勝を飾りました。
優勝ペアを代表して中森様よりコメントをいただいています。

(写真提供:ロッドマン)
(画面向かって左側:中森様 画面向かって右側:沖田様)



使用タックル
中森様
ルアー:ブリッツMAX-DR、ブリッツEX-DR
カラー:ホットタイガー
ロッド:スーパーノヴァMG 7.0フィート(グラスロッド)
リール:メタニウムMg
ライン:フロロ14lb.

沖田様
ルアー:ブリッツMAX-DR
カラー:ホットタイガー
ロッド:6.6フィートMH(カーボンロッド)
リール:メタニウムMg
ライン:マシンガンキャスト14lb.

(写真上:ブリッツMAX-DR)
(写真下:ブリッツEX-DR)



大会前日の土曜日に、プラクティスへ入りまして、曇りで強風というコンディションの中、水深1~3mをクランクでチェック。しかし、なぜかバラシが多く、結果1匹もキャッチすることができませんでした。

食いが浅くバラシが多発したため、大会当日の戦略を変更するか否かについて迷いました。大会前の一週間は暖かい雨が降ったり、晴れの日が続いたりと水温が安定する傾向にあったので、テキサスメインの戦略の方が有効と思えたからです。

そして大会当日を迎え、天候は晴れ。前日から一転、時折無風状態となる比較的穏やかな気候でした。戦略としては、結局バイトが浅いだけで反応は得ていたので、クランクからスタートすることにしました。

攻略エリアは赤工場前から3号線までの間、およそ400mほどのストレッチをひたすら往復しました(※エリア図についてはロッドマン様ブログ参照)。
このストレッチの護岸から約100mほどの沖に、水深1mから3mへ急激に落ちるブレイクがあり、このブレイクのエッジにはゴロタ石が点在しています。

ボートポジションは、そのブレイクのエッジ周辺をキープするように操船し、護岸側の1mシャローエリアを沖田さんがブリッツMAX-DRで、水深3mへ落ちるブレイク側を私がブリッツEX-DRで攻めることにしました。
すると、開始早々の30分にパートナーの沖田さんがブリッツMAX-DRの「超早巻き」で40cmクラス(800~1,000g)をキャッチ。少しエリアを変えたわずか数分後にも、同じ「超早巻き」で、今回のキッカーフィッシュとなる50㎝1,800gのバスが沖田さんの手中に収まりました。

パートナーの沖田さんについてご紹介しますと、会社の上司で、今回急遽同船が決定。ボートへ持ち込んだタックルがベイト2本とスピニング1本という軽装だったので、いかに急遽だったか想像がつくでしょう(笑)。
しかも、6.6フィートMHのカーボンロッドにギヤ比6.2のハイギヤリールをセットするという、クランクには不向きなセッティング。さらに当日のキモが「超早巻き」にもあったんですけど、限られたタックルの中で、偶然見つかったパターンなんです(笑)。

パターンの決め手は、私がグラスロッドにギヤ比5.8のローギヤベイトリールをセットしていた時はバイトすらなく、リールだけをギヤ比6.2のハイギヤへ変更した所、バスをキャッチ。
「今日はクランク超早巻きに間違いない!」と確信して、ここからは2人でひたすら巻きました。

キッカーフィッシュをキャッチした後は40cmクラス2匹と、30㎝クラス2匹を追加してリミットを達成。
釣れるサイズはルアーをトレースする水深によって明確な差がありました。まず50㎝(1,800g)と40cm(800~1,000g)クラス3匹の比較的大きいサイズが水深1mのシャロー側から、30㎝クラスの小さいサイズ2匹が水深3mのブレイク側から釣れました。

ウェイイン(規定上5匹)した魚のヒットルアーは、4匹がブリッツMAX-DR(ホットタイガー)。残りの1匹(500g)がブリッツEX-DR(ホットタイガー)での釣果でした。
ビッグフィッシュパターンとしては、水深1mのシャローをブリッツMAX-DRを使って、わざとボトムへゴリゴリとコンタクトさせて、超早巻きをします。水面にルアーが飛び出るぐらいのリーリング速度をイメージして下さい。

そして、ブレイクのエッジにあるゴロタ石へ当てて、ルアーを跳ねさせるとバイトがありました。おそらく水中では千鳥のようなアクションが発生して、リアクションで食わせることが正解だったと思います。
もう1つのポイントとしては、距離にして400mほど続くブレイクのエッジでも底質が粘土の所と、ゴロタ石が点在している所がありまして、ゴロタ石を狙うことに分がありました。

さらに言うと、個人的に目星のゴロタ地点がありまして、そこは風がある時、他のボートが浮いていて入れなかったんですが、風が止まるとそのボートが去っていたんです。
きっと、無風だと釣れないと思っているから、そういう判断になったと思うのですが、当日はたとえ無風であっても、超早巻きでゴロタに当てるとバイトが発生しました。

ただ、ブリッツMAX-DRのような固定重心でありながら飛距離が出て、早巻きでもバランスを崩さず、障害物へ接触した後のレスポンスの良いルアーの存在も大きかったです。
おそらく、ブリッツMAX-DRのような性能がなければ、今回の優勝パターンは成立しなかったと思います。

今回は、ここ遠賀川でスポーニング期になると言われる通称:カベパターンに入る前のコンタクトポイントで釣れました。(※カベパターンとは、バスが産卵をするために上がってくる護岸のエグレを攻略すること)。
次戦はまた違う戦略になるとは思いますが、次回の大会もチームTBファミリーは優勝を狙い、年間獲得目指してがんばります。