長野県野尻湖にて開催された「NBCチャプター長野・野尻湖第4戦』にて、コバジンがウィニングルアーになりました!!O.S.P,Inc.

野尻湖でコバジンがウィニングルアーに!!

去る8月7日(日)、長野県野尻湖にて開催された「NBCチャプター長野・野尻湖第4戦』にて、コバジンがウィニングルアーになりました!!
同大会第1戦もハイカットSPで優勝し、本戦もハードルアーでの会心の勝利を勝ち取った河合康弘様よりコメントを頂いております。



大会名:2011年NBCチャプター長野・野尻湖第4戦
日時:2011/08/7
場所:長野県野尻湖
天気:晴れ
水温:27度

使用タックル
ルアー:コバジン (カラーは自作で河合虫と名付けています。)
ロッド:6.8ft. ML
ライン:PE0.8号+フロロ6lb.



長野県の河合康弘と申します。
さて、先日NBC野尻湖チャプター第4戦にて優勝致しましたので、ご報告をさせて頂きます。

8月のサマーパターン+減水ということもあり、シャロー・ディープ共に非常に厳しい状況が伝えられていました。
今回も、仕事の関係で当日の試合に出ることだけで精一杯で前日プラをする事が出来なかったのですが、今までの経験の中でどんなに厳しい状況下でも、私が得意とする虫パターン系トップウォーターパターンであれば3本3kgを目指す事も可能だと判断しました。

当日、船にはあえて魚探を持ち込まず、トップ用のタックル1本・ロッドが折れた時の為に予備ロッド1本のみで行くことで、自分を追い込み迷いを無くし、シャローをやり切る強い決意・覚悟・・・正に不退転の決意で試合に挑みました。

始めは南風の為、最初に向かったのはジャンプ台と水道局の間にあるム広場から始めるも、4回のバイト全てショートバイト。
さらにその後琵琶ヶ崎では全くのノーバイト。

本当に厳しい状況だという事をひしひしと肌で感じたこともあり、プランを変更。
ラージも視野に入れ、トップに出るであろうエリアをスモールに限定しないことで、どちらも狙いながら効率よくチャンスを増やしハイウエイトを出そうと考えました。

一般的に野尻湖では、スモールとラージは混ざらないと言われていますが、実はシャローに関しては別で、この時私が選んだのはラージとスモールが共存しているエリア。
その時点での風向きを踏まえ、それに当てはまるエリアをランガンしようと思い、若干北東の風に変わったタイミングで移動しました。

そしてトップをやりながらゆっくり流していると・・・偶然2匹のラージが上を意識しながら泳いでいるのを発見！
これを逃すわけには行かないと思い、サイトしながらコバジンを慎重にアプローチ。

バスの反応を見ながら神経を集中し気合でバイトさせ、慎重にランディング!
この日初フィッシュであるキロUPのラージをゲット!!

この時、時間は10時近かった事から、バイト数の多いスモールパターンにプランを更に修正。
トップに出る確率の高い所を全て回ろうと速いテンポでランガンするも、やはりショートバイトの連発・・・。

特にスモールは警戒しながらバイトしている個体が非常に多く、このまま風裏をやっていては、いくらトップに出る頻度が高くても同じことの繰り返しになると思い、多少トップに出える確率が下がっても警戒心が薄れている個体を狙う事でキャッチ率を高めるべく、若干波立つ程度のエリアで勝負しようと考え、砂間ヶ崎へ。

これが見事に当たり、ローテーションで使った虫系改造ルアーにスモールがバイト!
落ち着いてランディングし、待ちに待った2本目約900gのスモールをゲット!!

これを機に、共通するシェード＋バンクの傾斜を意識しながら丁寧に撃ち続けすぐに2バイト!!
フッキングを逃すもバイトの仕方を見ただけで、これならあと1本であれば絶対に取れると確信し、風の影響を受けながらもコバジンを更に丁寧に撃ち続け12時半前に3本目約950gのスモールをゲットしリミットメイク。

目標の3kgには届きませんでしたが、3本2,864gで優勝する事が出来ました!!
実は・・・コバジンには、巻く以外にもバイトさせる性能(ここがキモ)が兼ね備えられているので、それに気が付くとラージ・スモール共に良い思いが出来るかと思います。

2011年NBCチャプター野尻湖で、今シーズン2勝目となりましたが前回はハイカット、今回はコバジンとO.S.Pルアーのポテンシャルの高さから自信を持って使える事もあり、メンタル面でかなり有利に戦う事が出来ました。

残り野尻湖チャプター１試合と中部信越ブロックブロック チャンピオンシップと野尻湖の試合があと2試合ありますので、ここまで来たら前人未踏となる野尻湖の試合で年間3勝を目指して頑張りたいと思います!!

・・・どんなに難しくても目標は高く持つ事が大切ですからね(汗)