11/20(木)晩秋の岡山県リザーバー旭川ダムにて、ドライブシュリンプ3インチ(エコモデル)で55cmのビッグバスがキャッチされました!!O.S.P,Inc.
11/20(木)晩秋の岡山県リザーバー旭川ダムにて、ドライブシュリンプ3インチ(エコモデル)で55cmのビッグバスがキャッチされました!!
ビッグバスをキャッチされました、NBCチャプター兵庫に参戦中の清板晃平様よりレポートを頂きました!
■使用タックル
ルアー:エコドライブシュリンプ3インチ(W009モエビ)
ロッド:ファンタジスタSTUDIOUS FSS-67LS(K.Seitaオリジナルガイドセッティング)
リール:チームダイワX-2004C
ライン:FCスナイパーBMS3.5lb.
フック:ノガレスデスロック#1
※レンタルボート店はドライブイン旭湖様利用
私が通っている旭川ダムは、例年10月以降に減水し2月頃まで最低水位を維持するのが特徴です。
普段、中流のレンタルローボート+エレキで釣りをしている私にとって、湖の面積が狭くなるこの時期は毎年楽しみでもあります。
今年は季節の進行が例年と異なるのか、バスの季節的なフェーズやプライマリーパターンが特定しにくく、実績のある場所で釣れず、攻略に手を焼いていました。
釣行時は数日前に約1mの減水があり(満水時より-10m以下)、水温は11℃〜12℃台と1週間の間に実に2℃程の低下が起きていました。
旭川ダムは川の中流部に位置するので、普段はある程度の流れが発生しています。
しかしここ1ヶ月程はダムの放水ゲートの点検工事のため、放水は夜間に行い日中は作業のため、止めるという状態が多々ありました。
今回もその日にあたり、流れが発生しておらず、フォール・ターンオーバー特有の濁りに加え、快晴無風というコンディションでした。
スタート後、まずはこのところ好調だったインサイドの岩混じりのエリアのミドルレンジでのクランキングを、ブリッツEXDR及びブリッツマックスDRを用いて行いました。
しかし流れが全くないためかベイトフィッシュも活発化しておらず、バスのバイトは得られませんでした。
次いで晩秋~初冬の水温低下時に大型の実績があるガレ場に点在するスタンプにて、リアクションストライクを狙いパイピッチャーなどスローに引けるスピナーベイトを入れていくも無反応。
さらにベイトフィッシュがかろうじてまとまって魚探に映る段々畑状のフラットをブリッツマックスDRのドラッギングで攻めるも無反応が続きまし。
これらの結果、魚はニュートラルな状態に近く、ハードベイトの横の動きには興味がないと判断し、比較的ディープに点在するウッド系カバーをヘビー・キャロライナリグで探っていきました。
するとリグを止めた時にバイトは得られるようになったものの、食い込みが悪くなかなかフッキングには至りませんでした。
ここまで船を流していた中で、日当たりのいい比較的急深エリアの岸際で良型のバスを1尾目撃していたのです。
そのためインサイド系のミドルレンジは見切り、岩盤系カバーをジグで狙うことにしました。
少し流していくと、岸よりだけ非常に水がクリアな場所がありました。
日当たりもよく岩やスタンプなどのカバーにベイトフィッシュも散見できました。
当日の条件下ではここが一等地であったのだと思います。
そこで大きな岩陰などを用心して撃っていくと巨大な黒い魚影がありました。
最初に入れたジグには無反応だったので、ストレートワームのネコリグやノーシンカーを投入したが、これにも無反応で魚は泳いでいきました。
そこで一度場所を休めた後、もう一度魚がいた場所を見に行くと、戻っていました。
今度は、よりナチュラルな食わせを意識し、ドライブシュリンプ3インチのノーシンカーを投入したところ、あっさりバイト。
しかしすっぽ抜けてしまいました。ただ、これでドライブシュリンプへの反応に確信を持ったので、再度十分休ませた後に戻ると。
幸運にも魚はまた戻ってきており、出来る限りのロングキャストをし一発で食わせることに成功しキャッチできました。
痩せた個体ではあったものの、長さでは自己最大の55cm。
最初の発見から約1時間をかけての勝負でした。
ジグやストレートワームで反応が得られなかった時点で、これらの動きが魚の好みではないと考え、ドライブシュリンプを選択したのがキャッチへとつながったと考えています。
普段はドロップショットやネコリグで使うことが多いドライブシュリンプですが、最初にボトムのジグへの反応がなかったことと、魚が岸を向いていたことを考慮すると、この個体の関心が魚体正面か上にあるような気がしたので、あえてノーシンカーワッキー掛けでアプローチしました。
また岩盤系カバーの場合、移動距離の大きいルアーで沖側に追わせてミスをした場合、魚に潜られ見失うリスクも高いです。
その点ドライブシュリンプは複雑な手足の構造によって、ノーシンカーワッキーの状態で移動距離を極力押さえ、かつ自然なアクションで誘うことが可能です。
加えて素材の絶妙な比重により、アングラー側の操作やフックサイズの調整で水面に浮かせることも、漂わせることも、沈ませることも自在に行え、まさに無限の組み合わせができるルアーだと感じております。
このようなルアーの特性が、私のサイトフィッシングにおいて大きな武器となっており、透明度が増しビッグフィッシュがシャローに見えることが多くなる低水温期にこそ、このルアーの威力が発揮されると期待しています。
今後、さらなる使い方を見出して、普段参戦しているチャプター兵庫・東条湖でのトーナメントにも生かしていきたいですね。