11月25日(日)に茨城県霞水系で開催された第22回K’sカップにて、ハイカットシリーズを駆使し優勝!!O.S.P,Inc.

11月25日(日)に茨城県霞水系で開催された第22回K’sカップにて、ハイカットシリーズを駆使し優勝!!O.S.P,Inc.

11月25日(日)に茨城県霞水系で開催された第22回K’sカップにて、松尾勝哉様がハイカットシリーズを駆使し3本4095gという唯一の4kg台で見事優勝しました!!
K’sカップ大会結果
優勝された松尾勝哉様からコメントを頂いております。



晩秋の霞ケ浦水系の風物詩と言えば『k’sカップ』
K’sカップは佐原にある老舗プロショップのK’sさんが主催する、霞水系で一番のビックトーナメントです。

毎年、シーズンオフを間近に控えたこの時期に開催され、今年で22回目を迎える歴史あるこの大会。
晩秋の霞ケ浦を舞台に、プロ、アマの枠を超えた総勢200名近い凄腕の霞ロコアングラー達が今シーズンを最高の結果で締めくくるべく、熾烈な戦いを繰り広げます。

大会当日の朝は北東の風が吹き、霞ヶ浦本湖は少し荒れ模様。まずは毎年この時期に最も実績があり、クオリティフィッシュを狙う事ができるパターンからスタート。浚渫のファーストブレイクに絡んだハードボトムに集まるベイトを捕食するバスを、シャッドで攻略します。 私がコンフィデンスを持っているこの攻略パターンに欠かせないのが『ハイカットF&ハイカットDR-F』です。
この時期、最も多用するマイフェイバリットです。 ハイカットシリーズは一年を通して出番があり、常にボートから降ろす事の無い必須アイテムの一つですが、特に晩秋から初冬に移行するこの時期、水温が13~15℃位に落ちるとハイカットシリーズの独断場になります。
魚が釣れる実績はもちろんですが、逆風でもお構い無しの飛距離と、根掛りが少なくストレスフリーで使えるところがフェイバリットルアーである理由です。

狙うのはフラットからブレイク、そしてボート際までの水深1~3mくらいまでの間。
カラーは霞水系の定番、黒金とチャート系をローテーション。

ハイカットFがボトムにコンタクトし、舐めるように泳ぐのを感じながら、一定のスピードでスローリトリーブします。
すると…。
岩にスタックしたハイカットをゆっくりと乗越えさせた瞬間、ロッドに重みが!!(この時期のシャッドゲームは明確なアタリが無く、ゴミでも引っ掛かった様な重みを感じるだけの場合が多いです。)
スイープにフックアップすると魚がグングンと頭を振り、バスであることを確信。
狙い的中で仕留めたファーストフィッシュは、ベイトをしっかり食べているお腹パンパンでナイスプロポーションのキロフィッシュ!!(まさかこのバスを入れ替える事になるとは…)

その後同じようなシチュエーションのポイントを回り、ハイカットFで1000gと1500gクラスを追加しリミットメイク!!
今日はこのパターンが正解だと確信すると同時に、ライブウェルに収めた3匹3500gでは優勝は難しいと感じましたが、最後までこのパターンをやり切ろうと決心し、さらにランガン!

気が付くと時刻は12時、いつの間にか強く吹いていた風も弱まり、周りに浮いていた他の選手のボートも居なくなっていました。

巻き続けていたハイカットDR-Fからラインを通して送られるボトムノックの感覚が消え、中層をボート際まで泳がせてくると、またもやロッドに重みが!明らかに今日イチの大物とわかるトルクフルな引きに、何回かロッドティップが水中に引き込まれながらも無事にネットイン!!
これで4kgを越えた事を確信し、朝イチのキロフィッシュを入れ替えて帰着に向かいました。

検量の結果は4095g!

過去のK’sカップでは4kg越えでも準優勝だった選手もおり、ハイレベルな大会であることは承知していたので、5位から順に結果が発表される間はドキドキ…。

2位までは3kg台のウエイトで、最後に自分の名前がコールされて優勝確定!!
霞水系のビックトーナメントを制する事ができました。



また一つ、感動の思い出を作ってくれたO.S.Pルアーに感謝!
これからも素晴らしい製品が発売されるのを楽しみにしています。

タックル
ロッド:ダイワ エアエッジ661LB
リール:KTFアルファスフィネス
ライン:サンライン FCスナイパー6lb
ルアー:ハイカットF&ハイカットDR-F(黒金オレンジベリーとチャート系をローテーション)