O.S.P,Inc.

Reportsプロスタッフレポート

トップページスタッフレポート >バスの状況を把握する為に・・・

バスの状況を把握する為に・・・

2012.09.28
こんにちは。琵琶湖フィッシングガイドの森田です。

今回は何を考えエリアを選び、どんな事からバスの状況を把握しているか??を少し触れてみたいと思います。

オオカナダが少ない2012年琵琶湖南湖

今年の琵琶湖南湖の特徴は、ボトム付近の水温が低かったので夏の湖底の多くを占めるオオカナダモの繁殖エリア・高さともにここ十年を振り返っても記録的に悪いところです。

例年なら7月末から長ければ11月まで楽しめるカナダモドームへの1oz.前後のシンカーによる、夏の風物詩「ヘビーテキサスの釣り」がほとんど出来ない状況ですが、逆に言えばカナダモ内に入るバスがほとんど居ない為、ハードプラグや03ハンツなどのラバージグの釣りが有効となっています。

カナダモドームに入ったバスはドーム外のルアーに中々気付かないですし、気付いてもドーム外に出てまでルアーやベイトを追いません。

積極的にフィーディングする時間帯は別ですが。 ルドラ130SPなどジャークベイトは低水温・春・秋のルアーと思われがちですが、カバーに入っているバスが少ないですし、喰い上げる状況であれば真夏でも普通に釣れます。

ルドラ130SPのトゥイッチ+ステイの釣りは、リアクション(トゥイッチ)と喰わせ(ステイ)の両方の要素を持っていますので、バスが喰い上げる状況においてはあらゆる状態のバス、サイズ狙いも、数釣りも出来ます。

また、ジャークベイトは一般的にクリアー~ステインのルアーと思われがちです。

しかし8月のある日、どのエリアより濁っている水質でビッグバスが連発しジャークベイトの中でも濁りに強いと思っていたルドラでしたが私の経験・想像をはるかに超える濁りの中でも有効だったのは驚き、勉強になりました。

ルドラ130PS&Fのラトル音(ウエイト)、フラットサイドボディーの強い水押し、130mmのボディーによる存在感のなせる業です。

8月のある日は50UPが5連続ヒットしました。

最初の55クラスはジャンプバレしてしまいましたが、50~59cmまでをゲストさんと私で4連続キャッチしました。

場面は、西岸3~3.5mの河口のサンドバーに絡む200m位の幅のあるエリアで、この時は他のエリアに比べこのエリアだけ水質がましでした。

803_1
河口のサンドバーなので湧水が関係しているのでしょう??この要素が狙いでした。

また8月のある日には南湖中で最も濁り、切れウィードが多いエリアで、切れウィードが水面のみならず水中の0~3mにも大量に漂っていました。

この事は水が掻き混ぜられ、ボトム表層の水温差が無い事を意味します。

このエリアに到着するまでクリアーウォーターで3か所ルドラ130SPを試しましたが、ヒットするのはコバスばかりで、デカバスはボトムを好み、喰い上げない状況を把握し、ボトムと表層の水温差が無いエリアを探しました。

当然このような水質はターンオーバーしているので、真っ白に濁っていますが、バスはボトムから離れ浮いている状態です。

このようなエリアは急激な状況変化が無い限り時間帯は関係なく一日中釣れる可能性が高いエリアです。

浮いていたので、キャスト後アクションを付け始めルドラが最深部に達するまでのキャスト距離の前半のステイ中に横方向に強烈にひったくられるバイトが多かったです。

逆に喰い上げるがあまり浮いていない状態では最深部に達しボート際までの間にバイトが集中します。

ステイ中のバイトなら強烈に下方向にひったくられ、藻化けを心配しないといけないですし、ミスバイトが増える状況です。

バスは浮上しバイトした瞬間にボトム付近にUターンするからです。

バイトが着水点からボートまでのどの位置であるか??ステイ中のバイトならステイした瞬間なのか、ステイの終盤なのか?バイト後どの様に走るのか?

何匹かルドラでキャッチするとその日の傾向が分かり、ルドラで反応が無くなった後のルアーセレクトがスムーズになります。

例えば朝、下方向にひったくられるバイトで、バイトの位置がボート際で、バスの体色が濃いならばバスは浮かずにウィードに入っているが活性の高い朝なので浮上してバイトして来るのですが、陽が高く なれば更に濃いウィードや、ボトム付近を好み、ルアーチェンジするならテキサスやラバージグにすればいいです。

白濁りのエリアでの朝、キャスト後直ぐにバイトが多発すれば浮いています。

時間が経つにつれバイトが遠のいたら、バスの活性がさらに上がりルドラを見切っていたりしている事があります。

この時期の白濁りのエリアは水温低下やウインディーサイドで起こるターンオーバーなので時間が経つにつれ水温は上がり易いエリアでもあります。

803_2
バスは代謝が上がり、朝は体が動きにくい状態でしたのでルドラのステイは確実にバイトさせる為に有効でしたが、活性が上がり見切ったりする事があります。

こんな時は止めないルアーで見切られない事が重要。

ブレードジグなどのルアーにチェンジしてみます。

ルドラ130SPは本当に釣れるルアーですが、使い込んでいくと本物のパーロットルアーになります。

琵琶湖バスフィッシングガイド 森田哲広BLOG

profile

森田哲広
関西
(琵琶湖)

琵琶湖アークロイヤルボートクラブで、フルタイムガイドを営むプロガイド。年間釣行日数は200日を超え、通称「ルドラで日本一釣る男」だが、11年にはブレードジグブレイクのムーブメントを巻き起こす。的確な状況判断にも定評があり、刻々と変化するコンディションに柔軟に対応する真の実力派。