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秋を感じる天候

2011.09.29
こんにちは。琵琶湖ガイドの森田です。

お盆を過ぎてからの琵琶湖は、3年連続になるのですが、お盆の真夏の暑さから一気に秋を感じる気候になりました。

昼こそは真夏の暑さになるのですが、朝夕は涼しくなり水温も低下し強烈では無いですが、ターンオーバーが起こります。

秋を感じたバスを02ビートで狙う

10,11月の本格的な秋に向かって琵琶湖は小規模なターンオーバー&水温低下を繰り返していきます。

多くのバスは夏の動きをしているのですが、朝夕は秋を感じたバスが1.5~2mのシャローエリアで活発にブルーギルなどを捕食します。

これらのバスは夏を感じ、水温の低いディープエリアで夏バテ??気味のバスよりもアグレッシブで、エリアを見つけたら8月にもハードベイト、巻き物の釣りで楽しむ事が出来、中でもトップゲームが楽しいです。

狙いはエビモの塊が沢山あるエリアで、周りに背の高いカナダモやササバモが少ないエリア。

理由は、他のウィードが高いとそちらにも散ってしまうからです。

エビモは水面から出ている背の高い物が良く、成長や減水により水深以上に成長し、水面にたなびいて水面を覆っているエビモがあれば最高です。

それとベイトとなるブルーギルが、カレントが弱い時には流れが当たる側に、強い時には下流の”ヨレ”に溜まっていればなおさらGOOD。

朝のプレッシャーが低いローライトな時間帯は、エビモ周りで積極的にベイトを捕食している確率が高いのでYAMATO Jr.で移動距離を少なく、スプラッシュを発生させて2,3秒のステイを繰り返します。

浚渫エリアのエビモは堀残しのハードボトムに生えている事が多いので、近くには浚渫のブレイクがあります。

エビモの塊の中にいるバス、ブレイクに少しだけ落ちているバスを誘い出す様にじっくりと時間をかけます。

例えるならリザーバーの立木を探るように。

ローライトコンディションでバス、ベイト共にエビモから離れて散っている時は、エビモを中心に周りもスピーディーに探ります。

(写真:YAMATO Jr.でバイトさせたグッドコンディションのロクマル。)
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YAMATO Jr.・YAMATOのウォーキング・ザ・ドッグで、更に広範囲にスピーディーに探る時にはハイピッチャー1/2、5/8oz.最近では”ダイバジンヘビーヒッター”が活躍しています。

そして最近その性能に気付き、溺愛しているのが”02ビート”。バズベイトですね!!

日中、太陽が高くあがりエビモの塊にバスが入っている時に有効です。

普通ならテキサスリグでエビモの中を撃ったり、フロッグで塊の上をじっくり誘ったりするのですが、私は他のバズベイトでは通す事の出来ないような水面を覆ったエビモの上を02ビートで攻めています。

02ビートの特徴と言えば何といってもビートクラッカーによるサウンドです。

その存在感のあるサウンドは、オープンウォーターでは離れた場所から、ヘビーなエビモの塊の奥深くに潜むバスを確実に刺激し誘いだしてくれます。

何年も忘れていた感覚「バズベイトでしか釣れないバスが居る!!、バズベイトが一番ストロングな場面がある!!」を思い出させてくれました。

食性でも、リアクションでもない要素。バズベイトだけに強く反応する事があります。

8月のある日、エビモエリアで午前中の1時間位の間にゲストさんにスピナーベイトの表層引きに7匹、私の02ビートに1匹。

そして午後の1時間でゲストさんのスピナーベイトにノーバイト、私の02ビートに4匹(4バイト)と、バズでしか釣れない場面がある事を再認しました。

この日を挟んで3日間、私は02ビートで10匹のバスをキャッチしました。

10バイトで10フィッシュの全てが40cm以上でした。

ミスバイトが多いと思われがち(私も思っていました。)なバズベイトですが、02ビートは違いましたね!!

(写真:ともに54cmのグッドサイズを02ビートでキャッチ。)
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02ビートの特殊なプロップサウンドはバスを狂わせるだけではなく、興奮したバスがルアーを見失う事がとても少ないバズと感じています。

大き過ぎないフックもGOODです。

ウィードレイクの琵琶湖では大き過ぎるフックを備えたバズベイトは×。ウィードを拾い過ぎてしまうからです。

扁平な”サーフィンヘッド”もしっかり機能しています。本当にサーフボードのようにウィードの上を滑ってくれ、ヘッド&フックが横にならず上を向いているのでウィードを拾いにくいですし、バズベイトに対する狂ったようなバイトに対してもヘッド&フックが安定しているのでフッキング率が良いと思っています。

トレーラーフックも使用しているのですが、ほとんどのバイトは本体のフックにかかります。

そしてこのレポートで一番伝えたかった02ビートの優れた点は、サウンドを発生させるためのビートクラッカーが、プロップのウィード絡みを激減させていること。

琵琶湖などウィードの多いフィードではプロップとアッパーワイヤー(プロップに貫通した軸)の部分にウィードが挟まって泳がなくなります。

多くはアンダーアームからアッパーアームに伸びる縦のワイヤーがウィードを拾ってプロップの前方に絡まったり、プロップの水面に沈んだ部分が水といっしょにウィードを巻き上げプロップ後方に絡みます。

ビートクラッカーは縦に伸びるワイヤーに装着され、プロップに当たる事により”ある程度のふり幅”をもって一方方向(前方から見て左)に振れます。

このビートクラッカーの動き・強めの振動が縦のワイヤーが拾ったウィードを横に振りほどいてくれる事によりプロップへの絡みを軽減しています。

この性能スゴイ!!ですから普通はバズベイトを通す事が出来ないヘビーなエビモの上をガンガン攻める事が出来るので釣れてしまいます。

エビモの2,3m先にキャストしスピードを変えることなくリトーリーブしエビモの塊を通過した直後に”ドバンッ”と出てくれます。

効率良くエビモを攻めるコツは??

“順目”ジュンメと読むよりナライメと読んだ方が正しいようですが、順目方向でリトリーブして下さい。

順目とは、例えばゴルフのグリーンの芝。スピードが上がり易く、方向が読みやすいのが順目。

抵抗がかかり、スピード・距離感(強弱)がつかみにくいのが逆目。

眉間(みけん)からこめかみ方向に眉毛をなでると整いますが(順目)、逆からなでると抵抗があり眉毛は乱れます(逆目)。

カレント・風により水面に一定方向を向いてなびいているエビモの下流側からキャストして、ルアーは上流から下流にリトリーブする。

つまりエビモの幹や葉とルアーをケンカさせない事によりウィード絡みが少ない02ビートを更に効率良く引く事が出来ます。

しかし風など状況により順目リトリーブが無理ならエビモに対して横からでも○。しかし逆目は×です。

この事はバズベイト・表層に関係なくウィードが多い琵琶湖では重要。

ウィードをかわしたい時(テキサススイミング・ブレードジグなどのスローリトリーブ時に泳層を確かめる為だけのウィードコンタクト)には順目、ウィードに引っ掛けたい時(ディープクランク・テキサス・ジグヘッドのハングオフ)には逆目の方が理にかなっています。

今後はハイピッチャー、タイフーン、02ビートのワイヤーベイト、シャローレンジのブレードジグ、ルドラ、ベントミノーなどが活躍してくれて、10月からはルドラ130SP、ハイカット、ディープレンジのブレードジグ、ブリッツMAX-DR、発売後間もないですがブリッツEX-DRも活躍してくれるでしょう。

琵琶湖バスフィッシングガイド 森田哲広BLOG

(写真左:ダイバジンヘビーヒッターで45UPを、そして02ビートでも45cmをキャッチ!)
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profile

森田哲広
関西
(琵琶湖)

琵琶湖アークロイヤルボートクラブで、フルタイムガイドを営むプロガイド。年間釣行日数は200日を超え、通称「ルドラで日本一釣る男」だが、11年にはブレードジグブレイクのムーブメントを巻き起こす。的確な状況判断にも定評があり、刻々と変化するコンディションに柔軟に対応する真の実力派。