今冬の琵琶湖南湖の状況

今シーズンの冬は寒い日と暖かい日の寒暖差が大きいと思う今日この頃です。

さらに言うと、今冬はチャンネルライン等のディープにウィードがほとんどなく、水深3mを中心としたミドルレンジにたくさんのウィードが残る状況になっています。

今冬の琵琶湖南湖

というワケで、上記の2つを融合すると、ミドルレンジにたくさんのサカナが残り、釣れるタイミングにメリハリがあるってことになります。

そうです、今冬の琵琶湖南湖はまさにそんな状況なのです。

(写真:水深3mを中心としたミドルレンジにたくさんのウィードが・・・)
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昨冬の状況を覚えておられる方は「ヒウオ」がキーになっていたことをご存じだと思います。

しかし、今年は上記したようにミドルレンジが"熱い"状況ですので4m以深のディープがメインとなる「ヒウオ」を追うパターンは成立していません。

っていうか、今年は「ヒウオ」の姿が昨冬の30分の1くらいです。

ということは、ミドルレンジでのメインベイトは何か?実は今冬のメインベイトは「ブルーギル」になっています。

ブルーギルならばクランキング

冬の季節に「ブルーギル」がメインベイトってことは、そうです、クランクベイトがとっても効果的になります。

昨年のヒウオフィーバー以外の年は、クランクベイトがメインルアーになっていたのを覚えておられますか??

4m以深にまでウィードがあった年は、その残りウィードでブルーギルが越冬をするので、そのレンジまで到達するクランクベイトが有効でしたよね。

そんなワケで、今冬はミドルレンジが射程のクランクベイトの出番が多くなりつつあるのです。

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で、ぼくが使っているのが「ブリッツEX-DR」と「ブリッツMAX-DR」、水深3m~4mまでを意識したチョイスです。

もちろんこの2つのクランクベイトは他の季節にも多用するのですが、特にこの時期に使うことによっての利点があります。

それは「ウィード探知能力」です。冬はウィードに元気がなく、ルアーがスタックするとそのままズルっと抜けてしまうことが多々あります。

そうすると、知らぬ間にウィードを拾ってしまっていることがあり、ルアーの動きが損なわれます。

ですが、「ブリッツEX-DR」と「ブリッツMAX-DR」は、元気のないウィードでもタッチすれば、その高速ピッチ振動のおかげですぐに分かり回避行動を取ることができるのです。

この回避行動を「取れるか取れないか」が冬のクランキングのキーになりますよ。

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琵琶湖バスフィッシングガイド奥村哲史オフィシャルサイト

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