釣りビジョン「Osprey’sEYE」#42宮崎!プラクティス~撮影本番まで!!
鹿児島の見上です。
先日放送されました、私も共演させて頂きました釣りビジョン「Osprey’sEYE」#42宮崎編はご覧になられましたでしょうか?

撮影前の状況把握で何日かプラクティス、そして撮影当日とレポートしたいと思います。
野尻湖(宮崎)へ練習に入っていた際は雨での影響で水温・水質・水位の変化がいろいろでしたが、直前で特に釣れていたのがドライブビーバー3"のリーダーレスダウンショット、タイニーブリッツDR等です。
これは雨も落ち着き水質もクリアアップしておりまして、そこまで今年の7月は猛暑でなかったこともあり強い雨のタイミングからの水温の上昇もあまりありませんでした。
バスにとって適水温に近く、落ち着いた良い水質ということで、それなりに頭も回っており目も良く見えているだろうということで、そこそこ小粒でレスポンスの良いルアーが効いた感じです。ただ小さいサイズからキロアップまで何でも釣れたので、サイズを選べる感じではありませんでした。
タイニーブリッツDRは小さいからこそのレスポンス性の高さがありこのタイミングの野尻湖にドンピシャでした。シャローのちょっとしたストラクチャーに付いているバスから、沖の中層だとハスやオイカワ等のハヤ系ベイトフィッシュを追い回しているバスまで釣れます。

梅雨の豪雨で出来たレイダウンやゴミ溜まり等で使用します。貫通性能とカバー内で水平に揺らして誘える等のメリットがあり、リーダーレスダウンショットがより効果的でした。あえてドライブビーバー3"をチョイスしたのは浮きゴミにスルッと入り、小さいパドルがレスポンス良く動いてくれるので見切られにくい為、一つのレイダウンから一匹でも多く釣る為です。バスから良く見える状況下ということもあり、ツインテールが「ビロビローン!」と伸びることでフォール時はサイズ感を視覚的に大きく見せてアピールすることが出来ます。
そんなこんなで、それなりにフィールドのコンディションは悪くないなと感じ、あっという間に撮影当日。
しかし、放水の影響で本流のスロープ近辺から上流は一気にクリアアップと水温低下。
まずは朝一スロープ周辺でトップウォーターの釣果を期待していましたが、状況が変わり生命感なし。
※ラウダーで一本釣れましたが、かなり小さいサイズです。
とりあえず別艇で別れ並木さんは最上流に様子見、私は少し下流へと下ってみました。
結局上流は変化に対応しきれていない感じだったので、合流・同船し下流アウトサイドベントのレイダウン周りでアベレージ前後の魚を追加。

ドライブビーバー3"の5gリーダーレスダウンショットにて。
二人とも数本釣りましたが、意外とパワーが無かったので、最下流のダムサイトゴミフェンス周辺にてまた別艇に分かれて釣りました。

私は幸先よくゴミフェンス前沖でプリっとしたいい魚をタイニーブリッツDRにて。


並木さんは浮きゴミとフェンス際でナイスフィッシュ連発。ドライブSSギルのテキサスとドライブクローラーのジグヘッドワッキーを要所で的確にはめておりました。
シチュエーションを変えゴミ溜まりを乗り越え、昼以降は支流の戸崎川に。

流石の並木さん、手を替え品を替えでドライブSSギル、ブリッツ、ブリッツEX-DR、オリカネムシ、HPバグで適材適所に釣っていきます。

私も今日イチの魚をタイニーブリッツDRで追加。

そろそろ終了の夕方近くなり、本流スロープより上流に。
そこから並木さんはブリッツEX-DR等でのビッグフィッシュ連発モード突入。

朝一は良くない感じでしたが、バスがスロープ周りの水に適応し始めた為、かなり良いタイミングとなっておりました。流石の並木さんです。
二日目は野尻が台風の影響で大減水のためボートを下せないので、小野湖(綾南ダム)へ変更。
※2day目は並木さん一人の撮影。
別艇で釣りを見させて頂きましたが、阿修羅Ⅱ、ドライブSSギル、03ハンツ等を使い分け、岩盤やゴミ沿いでの的確でスピーディーなキャストは、やはり別格の凄みを感じました。


というわけで、二日間の撮影はすべてが採用されない程の釣れ高となり、ほっと胸を撫でおろした次第です。
当初は撮影のお手伝いだけかと思っていましたが、私も出演すると知ったのが撮影の約3週間前。世界のT.Namikiプロと共演させて頂く日が訪れるとは夢にも思っていなかったので貴重な体験となりました。
また並木さんに気付かせて頂いたこともあり、今後もっと広く考えて釣りができそうです。
・撮影前プラクティス時の動画