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バスやベイトフィッシュを探す参考になる、琵琶湖生息の鳥をご紹介!!

2021.02.10
今回はOSPルアーのレポートではなく、ベイトフィッシュやバスの状況を把握する上でとても重要視し、指標としている琵琶湖の“鳥”についてレポートします。


1、カイツブリ

晩秋から早春にボディーウォーター付近で主に浮いた氷魚を捕食しています。ウィードアウトサイド、チャンネル内の一定のスポットで何度も潜っていると氷魚の有無に関して役立ちます。
春や夏はアシや水辺の植物周りで捕食・繁殖していますが、水温が低下しシャローの餌が減る冬は沖で捕食しています。
今の時期氷魚を探すには絶対的な指標です。
因みに霞水系のカイツブリは大きく、琵琶湖は小さいです。



2、鵜

基本的に北湖を中心に生息・繁殖・捕食しています。11月~5月上旬に寒気で北湖が荒れ水温低下するとベイトフィッシュが深く落ちます。そうすると、前日まで全く居なかった南湖に大量の群で到来してきてしまいます。水深が深い北湖では魚類のレンジは水温低下などで一気に下がってしまいますが、平均水深4mの南湖では魚類が深場に行きたくても行けない。だから、南湖を餌場とします。
鵜が多く確認出来る一定期間はベイトフィッシュもバスも深い、もしくはボトム付近に居る事が多く動きもスローです。
45cm位までのバスも丸飲みし捕食してしまうので、当然鵜が多いエリアは良くないですし、良くない指標の鳥です。
20年程前より鵜の数は減っています。琵琶湖水系の魚類を食い荒らす害鳥として滋賀県も駆除していますが隣の岐阜県では長良川の鵜飼いに代表されるように観光・経済的に有益な鳥なので滋賀県としても大規模に駆除しにくい状態となっています。



3、ユリカモメ

淡水の琵琶湖にも、多くはないですがユリカモメはいます。南湖では大津港、自衛隊ワンド奥のマリーナ、木浜漁港、堅田漁港など港付近で確認できます。
春は西岸の穏やかなワンド内で浮いた鮎・氷魚を、夏場は木浜などで浮いたワカサギを上空から狙っているので指標になります。夏のワカサギパターンでボイルが起こるスポットでは旋回しワカサギの浮く様子を伺っており低空飛行してきたら高確率でワカサギ浮く・バスがボイルし活性があがるタイミングです。



4、オオバン(バン)

湾内、水路、内湖など風の当たらない穏やかなシャロー・ミドルレンジに11月~5月に飛来する渡り鳥です。
雑食で冬場はカナダ藻、センニン藻、ヒシモなどを潜って食べていますが、3月下旬頃からシャローに入ってきた鮎や動き出した小型のギル・バス、甲殻類も捕食します。春のシャローでベイトが動き出した、増えてきた指標になります。
江戸時代に”三鳥二魚”という珍味を表す言葉があり三鳥(ツル、ヒバリ、バン)、二魚(アンコウ、鯛)を指すようです。ツルやバンを食べてたなんて昔の人は!!



5、鴨

代表的な渡り鳥ですが、10月中旬前後に一夜にして大量に飛来してくるのでそれまで好調だったトップウォーターやサブサーフェイスの釣りが釣れなくなります。
南湖ではカナダ藻の切れ藻などを食べて魚は食べませんが大量に水面に浮くのでベイト、バスともに怯え?浮きにくくなります。水温低下やターンオーバーのタイミングでもあるので鴨だけが要因と言いがたいが、ルアーのレンジを変える指標になります。 



6、ミサゴ

OSPREYです。
琵琶湖南湖の西岸ワンド付近で数は少ないですが確認できます。10月中旬~11月、3月~5月に穏やかな水面時に上空から水面近くに浮くギルやバス、その他のベイトフィッシュを上空の一点で止まりホバリングし水面まで最短距離・猛スピードで突入して捕獲します。
秋は前出の鴨が飛来してくるタイミングとかぶるのですが、浮きにくくなったバス、ギルをミサゴが狩りをしているそのタイミングでは、そのスポットでは浮いていると判断出来る指標となります。 



琵琶湖バスフィッシングガイド 森田哲広BLOG

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森田哲広
関西
(琵琶湖)

琵琶湖アークロイヤルボートクラブで、フルタイムガイドを営むプロガイド。年間釣行日数は200日を超え、通称「ルドラで日本一釣る男」だが、11年にはブレードジグブレイクのムーブメントを巻き起こす。的確な状況判断にも定評があり、刻々と変化するコンディションに柔軟に対応する真の実力派。