【必要から生まれたドライブホッグSW】
対ハイプレッシャーフィールドのバス用ワームとしてデザインされたのがドライブホッグ2.5”。小さなシルエットに動きを追求したパーツで圧倒的なライブリーアクションと力強い水押しの両立を備えている。その釣獲性能は対象魚のバスだけにとどまることがなかった。東京湾シーバスガイド・アイランドクルーズの船長遠藤正明が、チニングゲームでのスタンダードワームとしてフリーリグで多用。さらなる釣果を追求し、ソルトでの使用に特化したカラーラインナップで誕生。
【HOW TO by O.S.P TEAM OCEAN遠藤正明】
私がチニングゲームのメインで使うのが、フリーリグのドライブホッグ2.5”とドライブクロー2”&3”です。この3つには明確な使い分けがあるので解説いたします。ドライブホッグ2.5”は、フィールドコンディションを選ばず幅広い状況に対応し、活性の高い低いに関わらず安定した釣果を出してくれる信頼のおけるパイロットルアーです。リフト&フォールを繰り返したり、ボトム付近をスイミングさせたりと、アングラーが意図するアクションをマルチにそして多彩に演出してくれます。小粒ながらもボリューム感の演出と存在をファジーにさせるフラスカート、しっかりと水を掴んでくれるパドル、スローな誘いでも繊細に反応してくれるカーリーテールと各パーツがしっかりと機能してくれます。その日のフィールドコンディションを見極めるためにもドライブホッグ2.5”は欠かせません。
ドライブクロー3”は、数あるワームの中でも強アピールという位置づけになると感じており、強アピールに対して魚の反応が良い時に使います。結果として比較的大型がバイトしてくれたり、渋い状況下の一発狙いなどで実績を上げてくれています。ドライブホッグ2.5”でも反応が悪い時は、よりシルエットの小さいドライブクロー2”にローテーションし、ステイを長くしてみたり、スローで巻き続けたり攻め方を試します。
雑食でなんでも食ってしまうと思われがちなチニングゲームですが、実はかなりセレクティブで選り好みしていることは経験上断言できます。ワーム形状やサイズ感、当然カラーも然りです。メインの対象魚となるキビレは、2022年現在、ここ数年東京湾で増えていると実感しています。ガイドをしながら更に習性を知り、釣り方の開拓はまだまだ可能性を感じずにいられません。時期によりルアーへの反応は大きく変わりはしますが、通年釣れ、旬で言えば夏になります。こんな場所にいるの??この深さで??浅いところからルアーに向かってすっ飛んできた!!など再発見だらけで、これも釣りの醍醐味だと思っています。これからも、まだまだいろんなものを探していき情報を発信して行きますので是非SNSなどで旬の情報をチェックしてみてください。
■ドライブホッグSWのフリーリグセッティング
https://youtube.com/shorts/vJmNYam8f6E?feature=share