タイミングと釣り方

皆さんこんにちは!

季節も進み、最近はめっきり寒くなってきましたね。

これからは色々と考えて釣りをしないとなかなかお魚さん達に出会えなくなりますね。

難しい季節になりつつありますね。

しかし難しくなってくる反面、大きなお魚さんに出会える時期であるという魅力もあります。

そうは言っても一日やって出会えるかどうか・・・ですけど!(笑)

タイミングとは???

前回のコラムでご紹介した通り9月・10月は、ベイトフィッシュの関係で色々な所にお魚さん達がおります。

ですので、様々なタイプのルアーで釣りを楽しめますが、これからの時期は釣れる方法も限られてきます。

水温も下がり捕食する回数も減ってくると思われますので、タイミングを合わせて釣りをするように心掛けています。

まぁ、この『タイミング』と言葉で言うのは簡単なんですが、実際釣りをすると難しいので、日々精進しなければなりません。

相手は生き物で、それに色々な条件が加わってくるので『絶対』がないのはしょうがないこと。

ただ確率を上げる為の考え方や努力は必要だと思っていますので、フィールドに出た時に得た情報を大事にして家に帰った後には、風呂に入って妄想を膨らます・・・(笑)この繰り返しです。

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釣り方

さて、釣り方ですが、まず場所としては、水温が下がってきてお魚さん達も思う様に動けなくなっているでしょうから、いかに楽に捕食出来るかという条件を最優先にバスは着き場を選んでいると考えられます。

僕のやり方は目に見えるストラクチャーの中でベイトを追い込みやすそうな地形を備えた大場所を何回かタイミングを変えて入り直します。

具体的な場所で言うと、ハードボトムでブレイクが隣接している地形にある乱杭や水中堤防を中心に狙い、横の釣り、縦の釣り、ズル引きとタイプの異なるアプローチを試すことでバスの反応を探ります。

横の釣りはハイピッチャーとHPFクランクをメインに、バスが居るであろう位置を頭で妄想?しながら撃っていきます。

「このあたりで追い込むのかな」と想像を膨らませながら・・・。

結構この妄想が大事で、ただ漠然とキャストを繰り返すのではなく、捕食シーンをこちらから演出することでさらに多くのバイトを獲っていけるはずです。

僕のイメージする捕食パターンですが、水中堤防や乱杭先端のブレイク下でバスがベイトフィッシュを待ち構えていて、その上を通りかかったところをブレイクの壁に追い詰めて捕食するといったものです。

引き方はハイピッチャーもHPFクランクもルアー自体のナチュラルアクションを活かして、ボトムノックさせずに無防備に中層を漂わせる事が大事です!

横の釣りで反応がないとなれば、縦の釣りで03ジグハンツ+ドライブクローのリフト&フォールを試します。

水中堤防や乱杭の浅い側に入れて、ブレイクラインを転がす様に深い側へと落として来ます。

リフトさせる時は比較的早めに、フォールさせる時にはゆっくりとを心がけてみてください。

バイトはフォール中、もしくは着底状態に集中します。ちょっとした変化を感じたら合わせてみる事が大事です。

そして最後はズル引きを試してみてください。

リグはドライブクローのテキサスリグやヘビーダウンショットを使用しています。

ブレイクラインの深い方のハードボトムをなめる様に、ゆっくりと漂わせるイメージで狙っていきます。

寒くなってきてあまり動けなくなったエビをイメージしながら・・・(笑)

この3種類の釣り方をタイミングを変えて、フィールドの状況を見ながら試して行きます。

この事を繰り返して頑張っているとちゃんと答えが返ってきます。

但し、風の向きや強さだったり、川の流れも強さや濁り具合だったりと同じ状況は二度と無いぐらいの感じですから、答え合わせは果てしなく続いてしまうのです。

でも新しい答えを発見できた時の喜びはこの上なく、バスフィッシングを続けている原動力になっている事は間違いありません。

これからの時期寒くなってなかなかフィールドに足が向かなくなりそうですが、新しい答え合わせをしたいので、時間がある限りフィールドに行こうと思っています。

それでは皆様また次回!

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