今年の並木カップは01ジグで3位入賞!!
みなさん、こんにちは。
集中豪雨の影響が色濃く残っておりますが、みなさまの地域は大丈夫でしたでしょうか。
被害に遭われた方々に、心からのお見舞いを申し上げます。
私は被害の大きかった常総市近くの地域に住んでおりますので、
微力ではありますが、ボランティアとして床上浸水に遭われた方々の、泥かき作業のお手伝いをさせていただきました。
水害の状況は思っている以上に厳しいものでした。
地域全体の早期の回復を心からお祈り申し上げます。
さて今回のレポートでは毎年、利根川で開催されている恒例の「2015 O.S.P-T.NAMIKI CUP」に参戦してきましたので、その模様をお届けします。
このトーナメントはボートオーナーのみならず、普段はおかっぱりをメインに楽しんでいるボートを持っていないアングラーにもボートからのトーナメントを楽しんでもらおうという、誰でも参加出来るトーナメントとなっており、毎年、はじめてお会いする方とペアを組んで挑むので、私自身もとても楽しみにしている大会です。
今年は直前の大雨で開催が危ぶまれましたが、北総マリンの新海社長のご尽力により、スロープ周辺に積もった20cm以上の泥をきれいに掻いていただき、無事に大会を行うことができました。本当に感謝致します。
直前に入ったプラクティスでは、台風の影響を色濃く感じることになりました。
水の濁りは強く、さらには水位の変動も大きく、川の流れも強いため、かなりタフな状況。
GPSに入れておいた一級のストラクチャーは、ものの見事に流されてなくなっていました。
ですので、今までのデータを捨ててイチからお魚さんを探す作業に徹しました。
その結果、比較的台風の影響を受けていない流入河川でバスの姿を確認できたことと、本流でも流れの影響の少ないインサイドベンドにあるストラクチャーでもバスを見つけることができたので、本番はこの2つの組み合わせで試合に臨もうと考えました。
今回のパートナーは同世代アラフォーの野口さん。
バスフィッシングにどっぷり浸かっている同世代でしたので会話も弾み、釣り方や霞ヶ浦・利根川水系のおかっぱりの話などをいろいろと教えてもらいました。
この歳になってくると、いろいろとお互いこだわりがあり(笑)、タックルひとつを取っても違いがあるのでとてもおもしろかったです。
迎えた当日は朝から雨模様… 当初のプラン通り、流入河川の根木名川からスタートフィッシング!
まずはハイピッチャーとHPFクランクで、広範囲を流すことからはじめました。
しかしながらお魚さんの反応はありません……
そこで大場所の深い沈みものをHPシャッドテール3.1インチのダウンショットでタイトに狙う作戦にスイッチ。
すると明確なバイトが伝わってきました。しっかりアワセてみたものの、上がってきたのは28cmのノンキーパー(涙)。
「あれ? この場所でこの魚かぁ…」と思いながらもう少し続けてみると、またしても同サイズ……
「これは違うことをやらなきゃダメだな」と思い、水位があったので普段ならやらない浅いところのブッシュやアシをO.S.Pジグ01 7g+ドライブクロー3インチに切り替えると、パートナーの野口さんにバイト!
しかしながらこのお魚さんもノンキーパー……(涙)。
でもでも、この一匹が大きなヒントになりました。
「こんな浅いところにいるのかぁ」と思ったのです。
するとすぐに僕にもバイト! しっかりフッキングして上がってきたのは700gのナイスキーパー! 「こりゃいけるかも!」と思い、この釣りを続けていくとラインが「ス~ッ」と走るバイト!
しっかり送ってアワセると、1100gのいいお魚さん!
野口さんにランディングしてもらい、がっちり握手をかわしました(笑)。
さあ、残るはあと一匹! と思い、同じようなシチュエーションをやり続けたかったのですが、この頃から強烈なカレントが発生して水位が一気に下がり難しい状況に…
やはり利根川水系、そう簡単には釣らせてくれません。
そこでプランを本流に切り替え、流れの影響の少ないインサイドベンドにあるストラクチャーをランガンしていきました。
流れの影響でできる反転流に絡んだストラクチャーをO.S.Pジグ01でタイトに狙っていく、我慢の時間が続きました。
必ずお魚がいると信じて、二人で黙々とO.S.Pジグ01をカバーに打ち込んでいきました。
丁寧に黙々と打ち、会話もなくなった頃…(笑)、打ち込んだO.S.Pジグ01が沈んでいかない……
「もしかしてバイトしちゃってる?」
思いっきりアワセると、久しぶりの生命感!
慎重に手繰り寄せ、野口さんにランディングしてもらい無事ネットイン。
またまた笑顔で握手。
沈黙を破った一匹は、1100gのまたまたいいお魚さんでした。
ペアトーナメントで釣った魚は、1匹でも嬉しさは2倍になるので本当に楽しいです。
その時、野口さんから「あとは僕が1500gを釣りますよ!」と力強い言葉をいただき、俄然、二人とも気合が入りました(笑)。
その後は同じようなシチュエーションのストラクチャーをO.S.P ジグ01で打ち続けましたが、残念ながら利根川の神様は微笑んではくれませんでした。
しかしながら充実した、楽しい時間を過ごすことができました。
タフな状況だったのが逆に功を奏したようで、結果は3位。やると決めたことをやりきったので悔いはありません。野口さんと二人で、すがすがしい気分になりました。
「2015 O.S.P-T.NAMIKI CUP」はペアで力を合わせ楽しめる数少ないトーナメントです。
ペアなので楽しさも喜びも、釣れないツラさも2倍で味わえます(笑)。
来年も利根川で開催されると思いますので、初心者の方でも遠慮せずに参加してみてください。楽しい時間が待っているはずですよ!
それではまた次回!
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