台風後の利根川・・・

皆さんこんにちは!やっと暑い夏も終わりに近づき秋のシーズン突入ですね?

釣果も期待できますし、フィールドに足を運んでみようではありませんか?(笑)

台風の豪雨・・・

本来なら、毎週の様に僕のメインフィールドである利根川に通って行きたい所ではありますが、先日、関東地方を直撃した台風とその後、利根川上流で降った豪雨によって釣りが出来ない状態が続いていました。

あまり水位も下がらず、濁流&ドチャ濁りの状態が続いていますので釣行は残念ながら控えなくてはなりません。(涙)

何時も台風の時に思うのですが、「あれだけの濁流の中、お魚達は何処に避難しているの?」と考えてしまいます。

バスだけではなく、他のお魚達もね・・・比較的流れの緩やかな深場やテトラの中でじっとしている事は考えられますが、テトラや深場の比較的少ない上流のお魚達がどうやってその状態から逃れているのかが、少し分からない事が多くありました。

クリークも考えられますが、利根川に流れ込んでいるクリークには比較的水門があり、増水すると早い時点で閉められてしまうのです。

いったい何処へ・・・と思っていると、何と一つの答えに過ぎませんが、生活廃水を流している下水管の中へ避難していると知人から聞く事が出来ました。

勿論、利根川に隣接している町にはなるのですが、台風の為マンホールを空けて水の量をチェックしているとそこには・・・大量の魚達が入り込んでいたそうです。

確かに下水管は利根川に注いでいますが、街中までとは・・・僕も正直ビックリしました。お魚達も必死に凌いでいるのですね。感心しました。

(写真:増水時のスロープですが・・・。無理は禁物ですね。)
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秋の利根川攻略法

さてさて、話は変りますが、これから秋の僕なりの利根川攻略のお話をさせていただきたいと思います。

これからの時期僕はクランクベイトを中心に組立をする事が多くなります。メインルアーはブリッツシリーズです。

ブリッツはブリッツMAXを中心に釣りを展開していきます。

この時期、利根川のベイトは比較的大きいハスやボラが中心となりベイトのサイズに合うようなルアーとなるとブリッツMAXがベストだと考えています。

今までのメインベイトのエビやハゼ類から、この時期一気に変る事が多いと思っていますのでね。釣り方としては2通りの攻め方を多用します。

■1つは狙う場所やストラクチャーによってですが、ブッシュやオーバーハングなどはショートディスタンスで確実に通したいコースに入れられる様にして、着水してから1~2mで勝負する様に心掛けています。動き出しの良いこのルアーの特徴を生かし、横の動きを重視しする事でジグやテキサスリグには無い動きを出したいと考えています。そんなにクランクベイトはブッシュなどに打ちこむ事は出来ませんから、しっかりと狙いを定め確実に入れる事を考えるとアプローチがしやすく、アピールしてくれるブリッツMAX中心の攻めとなります。

■2つめの攻め方は、利根川に数多くある水中堤防や乱杭の先端付近の中層を狙う事です。これもベイトの大きさに合わせたブリッツMAXを中心に攻める事が多くなります。川の中へ大きく張り出しているこのストラクチャーは僕の中では一つの岬と考えています。岬はベイトのコンタクトポイントになりますのでそこにはバス達も待ち構えている事が多いように感じます。ですので、ロングディスタンスで長い距離を通せる様に心掛けています。

(写真:メインとなるベイトに併せて、この時期BLITZ MAXがベスト!)
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僕の中では、オープンウォーターでは比較的ロングディスタンスで釣り人の気配を消す事を重視し、ブッシュなどを狙う場合は釣り人の気配よりも確実にルアーを入れる事を重視しますのでショートディスタンスとなるのです。

まぁ、確実にルアーを入れられる技術があればロングディスタンスに越した事は無いのですがね(涙)練習あるのみです。

ちなみに、ショートディスタンスの時は6.6ftクラスのカーボンロッドで操作性を重視し、ロングディスタンスの時は7ftのグラスロッドで距離と、掛かりを重視し使っています。

簡単ではありますが、僕なりの秋の釣りをご紹介させていただきました。とにかく、一匹でも多くのお魚さん達に出会える様にフィールドに足を運びましょう!それではまた次回!

(写真:アプローチはロングディスタンスに越した事は無いのですが・・日々練習です。)
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