2010年TBC第1戦
皆さんこんにちは!あっという間に桜も散り、暖かい気持ちいい季節になってきました。
いよいよシーズン開幕です!思いっきりバスフィッシング楽しみましょう!
2010年TBC第1戦のレポート
今回は利根川で開催されているTBCトーナメントの第1戦の報告をしたいと思います。
今年は利根川にこだわって行こうと決め、トーナメントはこのTBCだけに絞っての参加にしました。
僕にとってはこの時期に開催される利根川でのトーナメントはいい思い出がなく「難しい」の一言に尽きます。
昨年の試合では残念ながらノーフィッシュでしたし・・・。
この時期は本当に日替わりでお魚さん達の状況が変わってしまいますので、一つの事にこだわらず、考えられる事は色々と試して行くことを心がけて練習しました。
試合当日は、ある程度絞って勝負したいなぁと思っていたので、練習で試した結果ダメだった事は消去して試合に臨む事にしました。
と言っても練習でお魚が釣れて確認できたわけではないので、水温や水の色、カレントや今までの経験を考慮して当日のプランを決めました。
そのプランとは、試合の前までは冷たい雨や寒い日が続いていたので朝は冬の釣りをして我慢しようと考えていました。
しかし練習の状況から同じように冬の釣りを考えている方々が多いことが予想されました。
特にテトラ帯は選手が集中すると思い、まずは水深3m~4mにあるハードボトムを丁寧に探る作戦にしました。
人の少ない場所を選び、ある程度のストレッチを自分のリズムで流していきたいと考えたからです。
ここではドライブクロー3インチのヘビーダウンショットでゆっくり丁寧に探って行きました。
この作戦が成功し、スタートから30分で1バイト、そしてその数分後には明確なバイトから待望のファーストフィッシュ、700gを手にする事が出来ました。
サイズはそれほど大きくはありませんでしたが、この1本でとても気持ちを落ち着ける事が出来ました。
本当に嬉しかったですね。
それからは冬のポイントを何箇所か回り、カレントや水温の上昇を考えながらタイミングを合せて上流へと向かいました。
深場からのファーストコンタクトの場所になるテトラの張り出しや石積みの先端を中心に、この時期に実績のあるHPFクランクSPEC2(マットタイガー)を何回も角度やスピードを変えて丁寧にアプローチしていきました。
この時期はストラクチャーから少し離れた所からでもバイトがあるので、ストラクチャーを抜けてからも気を抜かずに巻く事を心がけました。
その甲斐あってか、ストラクチャーを抜けたその後にこの時期特有の重くなるだけのバイトがあり、スイープにフッキングをすると生命感が伝わってきました。
初めはそれほど大きくはないかなぁ・・と思いながら引き寄せて来たのですが、反転した魚を見てびっくり!
「マジデカイ・・・」
それからは丁寧に時間をかけネットで無事ランディング。
言葉になりませんでした。
利根川では数年に一度会えるかどうかのビックフィッシュ・・・痺れました。
近くで餌釣りをしていたオジサン達からも拍手をもらい「兄ちゃんやるなぁ」の声に思わずガッツポーズしちゃいました。(笑)
それからも同じ条件のそろった場所をHPFクランクスペック2で探って行きましたが、この時期の利根川はそれほど甘くはありません・・・その後は生命感を得られず試合終了となりました。
結果は2本ながら3位入賞!
今回は優勝は出来ませんでしたが、自分が考えたプラン通りにお魚さんが釣れたのでとても満足しています。
久しぶりに思い通りの展開で試合をする事が出来たことが本当に気持ち良かった。
これだからバスフィッシングはやめられませんね!
これからもO.S.Pルアー達と共により多くのビックフィッシュを釣りたいと思います。
それではまた次回!
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