丸山高志 | レポート&プロフィール

TBC CLASSIC 2010の参戦レポート

みなさん、こんにちは!あっと言う間にもう12月になってしまいました、1年間は本当に早いですね。

年を取るたびに年々早くなってくる様な気がします。(笑)

11月は試合に引っ越しと、色々重なってバタバタの1ヶ月でした。

しかしながらこの引っ越しで、念願だった釣り具用のウォークインクローゼットを使う事が出来る様になり・・・これからの時期の道具いじりが快適に出来そうです。(笑)

TBC CLASSIC 2010の参戦レポート

今回は今年最後の試合で、11月に行われた「TBC CLASSIC」について書いていこうと思います。

CLASSIC参加権は年間上位10名までにしか与えられないのですが、私の年間順位は年間12位・・・しかし上位の方々が不参加になった為、繰り上げで何とか参加する事が出来ました。

今年は1試合欠場したためCLASSIC出場は無理かなと思っていただけに本当にラッキーでした。

しかしながら、せっかく参加できるのですからチャンスを生かせる様にと思い、プラクティスを重ね試合に臨みました。

例年、水温が低くなるこのくらいの時期からお魚さん達に出会える確率が低くなって来ますので、お魚さん達の居場所をしっかりと掴んでおかなければなりません。

しかしながら試合前の大雨でいつも通りとはいかず、水温低下も重なりかなり厳しい状況となりました。

それでも何とか練習で釣ったお魚さん達からヒントをもらい、試合には2つのパターンで挑む事にしました。

■回遊してくる魚をピンポイントで迎え撃つ作戦

■単発の縦ストラクチャーをランガンで狙っていく作戦

この2つの作戦で数少ないチャンスをものにしようと思いました。

ピンポイントではドライブクロー4インチのヘビキャロと、3インチのヘビダン(ヘビーダウンショット)をメイン。

ランガン作戦の方はブリッツ、HPFクランク、ハイピッチャーの3本立てをローテションさせてテンポよく探って行きました。

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かなり丁寧に色々な場所で探って行きましたが、なかなかお魚さん達からの反応はなく、淡々と時間だけ過ぎて行ってしまいました。

とにかく丁寧にアプローチする事を心がけ、リトリーブの速さ、通すレンジ、コースを変えて何度もあきらめずに投げ続けました。

すると、ハイピッチャーが杭を超えた時に待望のバイト!!・・・1200gはある待望のファーストフィッシュとなりました。

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たかが1匹されど1匹です。

厳しい状況なだけに本当に嬉しい1匹となりました。

その後、より丁寧にトライしましたがチャンスは訪れず・・・帰着時間となりました。

結果は11位、まだまだ修行が足りませんね。

来年また頑張らなければならないと気合が入りました。

今年の反省を踏まえて来年は挑みたいと思います。

これから一段と寒くなりますが練習には通いたいと思います!!それではまた次回!!

(写真:プラでは厳しい中でもブリッツでキャッチ。)
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悶々としていますが・・・

みなさんこんにちは!暑かった日々も一段落と思ったら秋の長雨を思わせるかの様な雨模様の日々・・・。

今年の利根川は増水&濁流の回数が多く、釣りに行けなく悶々とした日々を過ごしております。(笑)

猛暑の後の、秋の雨模様

今年は本当に利根川での釣りは苦労してます、自然が相手なのでしょうがないですがね。

でもこれも実はいい勉強になるとも思っております。

増水&濁流の後のお魚さん達のポジションは一体どこなんだろうか・・・これを探すのが以外と面白かったりします。

増水した場合に避難場所(クリークやテトラ等)に避難したお魚さん達はその状況が落ち着いてくるとその周辺で捕食行動に移ります。

これを見つけさえすれば連続バイトにつながる事が多い!

避難場所となるような場所は限られるのでバス達も一ヶ所にかたまっている印象が強く、ホントにちょっとした小さいワンスポット(ハードボトム等)で何度か良い釣りをさせていただいた事がありますよ!

でも、その様なハニースポットを見付けるまでの道のりは長いですのであしからず・・・・(笑)

さてさて、秋になると利根川のベイトフィッシュ達は大きくなり食べ頃サイズになって来ます。

そうなるとバス達もエビなどの甲殻類から一気にベイトフィッシュ達へと捕食のターゲットが変わって来ます。(本当に一気に変わる感じです)

そうなった時に活躍してくれるのがルドラFやブリッツ&ブリッツMAX達となります。

ルドラFはベイトフィッシュとなるハスやボラ達の大きさにベストマッチで、タダ巻きやストップ&ゴーと本当に基本的な使い方でお魚さん達を魅了してくれます。

比較的琵琶湖でのイメージが強いルドラですが、利根川攻略にも無くてはならない存在ですね!

特に秋から春にかけてはグットサイズのお魚さん達をプレゼントしてくれるアイテムですので皆さんも是非使ってみてください。

ちなみに先日はバスではありませんが、写真の様な大きなシーバスをプレゼントしてくれ、これまで利根川で釣った最大のサイズになりました。(笑)

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それからブリッツ&ブリッツMAXです。

秋の定番スポットである出っ張りものの先端(水中堤防や乱杭等)の中層をしっかりと泳がせてみて下さい。

基本は一定速度でのリトリーブですが、ストラクチャーの前で軽~くトゥッイッチするのも効きますね。

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また、これから季節が進みさらに水温が下ってきたら、少しナチュラルな動きをもつHPFクランクが良くなって来ますから状況に合わせて使い分けて下さいね。

僕もこれから毎年恒例の「O.S.P並木CUP」やTBCクラシック出場をかけた「フィッシュオフ」と試合が続きますのでO.S.Pルアー達を駆使し良い成績が残せる様に頑張りたいと思います。

それでは皆さんまた次回!

今年は猛暑日が本当に多いですね

皆さんこんにちは!本当に暑い日が続いていますね~。釣りをしていると強い日差しをジリジリ感じますね・・・。

本当に焦げてしまいそうです!すでにかなり焦げていますけど・・・(笑)

猛暑日の釣りは体のケアーは重要ですよ

「でも・・焦げても釣りしたいです!」これが本音。(笑)

でもまあ、もういい歳ですので若かった時の様な無理が出来ません。

体をちゃんとケアーしながら釣りをしないと週末明けの月曜日がツライ事に・・・(歳には勝てません!)

特に強い日差しは体力の消耗が激しい様に感じますので水分補給と日焼けには気を付けましょう。

多すぎるかなと思うぐらいの飲料と日焼け対策(帽子・日焼け止め・長袖)を準備しましょうね。

特に首の日焼けには十分に注意して下さいね。

タオルを巻いたり日焼けから首を守るタイプのウエアの使用をお勧めします。

(O.S.Pから吸汗、速乾素材のフーデッドロンTが出ましたね!これから重宝しそうです)

準備をしっかりして行けば後はお魚さん達との楽しい一時が過ごせますよ。

この時期の利根川は十分その期待に答えてくれます。

(写真:日焼け対策は万全に!日焼け止めも忘れずに~。)
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■TBC第4戦のレポート

先日は前回のコラムでも書かせて頂いた02BEATとドライブスティックでTBC第4戦を戦ってきましたが、本当に頼もしいルアー達です。

今回はそのときの状況を報告させて頂きますね。

試合前のフィールドの状況は梅雨の影響でとにかく水位が安定しない状況が続きました。(一日の増減が70~80cm程)

更に濁りも加わり、お魚さん達もその変化に対応する事がかなり難しかったのではないかと思います。

カレントや水位の増減の影響を受けにくいいわゆる避難場所的な所でしかお魚さん達に出会う事は出来ず、しかもその様な状況でしたのでそれほど活発にルアーを追うわけでもありませんでした。

但しタイミングさえ合えば1kgを超えるサイズに出会えましたので、試合当日はタイミングを合わせる事だけを考えて試合に臨みました。

試合の前日までは、スタートの時間が水位が高くそれから段々に落ちて夕方が一番低い状態になりそれからまた水位が上がってくるの繰り返しでしたが試合当日はスタートする時が水位の低い状態から始まりました。

「もしかしたら自分の考えている事がハマるかも??」と淡い期待を持ってスタートしました。

目指すポイントが良い水である事を祈りながら・・・(笑)

願いは通じて(笑)水の濁りはなくいい感じの色で浅い所にはベイトも跳ねている状況。

思わずニヤリ・・・そして02BEATが炸裂!開始1時間でリミット達成出来ました。

しかも02BEATのみでしたので試合を忘れて楽しんじゃいました。(笑)

それから順調に入れ替えをする事が出来たのですが、ウエイトは伸び悩みました。

少しシチュエーションを替えてみようと移動し02BEATで流し始めるとチェイスはあるが乗らないので、フォローでノーシンカーのドライブスティックを入れると一発でバイト!

このお魚さんがキッカーとなる1500g・・・・しびれました。

久しぶりの良い流れで試合が進んで行き、その後、また同じ様なチェイスがあり、またしてもフォローでドライブスティックを入れるとバイト!

このお魚さんも1kgを超えるナイスフィッシュでウエイトは4kgを超えました。

その後も何匹かお魚さん達には出会えたのですが入替えは出来ずに試合終了となりました。

(写真:夏の利根川で活躍してくれたO.S.Pルアーズです。)
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結果は4位となりましたが上には上がいますね。

優勝のウエイトは約7kgですから・・・まだまだ修行が足りません。

しかしながらコメントを聞いていると上位の方々とは同じ様なシチュエーションの場所を釣っていた様です。

後は・・・腕の違いですかね。(笑)

まあとにかく今回の試合は勉強になりましたし、O.S.Pルアーの威力をまたしても感じさせて頂きました。

いやぁ~本当に良いルアーです。

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これからもO.S.Pのルアー達に助けてもらいながら残り1試合頑張って行きたいと思いますので宜しくお願い致します。

それではまた次回!



アフタースポーニングの利根川

皆さんこんにちは!梅雨の時期になりましたね。

お魚さん達も大切なスポーニングのお仕事を終えてアフタースポーニングの時期に入り、ルアーにアタックしてくれる事も多くなりそうです!皆さんフィールドへいざ出陣!

アフタースポーニングの利根川攻略

アフタースポーニングの時期は昨年も書かせて頂きましたが、ホント大好きな時期で楽しませてくれます。

スポーニングを終え、体力を回復してきたお魚さん達はボトムから段々表層、目線より上の方へと意識が変わって来るので、その層でアピール出来るルアーが確実に他のルアーより釣果が伸びてきます。

僕の中でこの時期の一番バッターは間違いなく「02BEAT」です。

広範囲に探れ手返し抜群、そして何より他のルアーにはない抜群の集魚能力があるからです。このルアーには本当にお世話になっております。(笑)

しかしながら、今年の利根川はちょっと手強く、「02BEAT」だけだと少々苦労する状況になっております。

言っておきますが決して「02BEAT」が悪いのではありません(笑)

その理由として考えられるのが、今年は雨がまとまって降っては止み降っては止みしているので利根川の水位が安定せず、水位は高いまま濁りも抜けない状況が続いることにあります。

水位が高い事や濁りが抜けないので、お魚さん達は普段は入れないブッシュの中でじっとしている事が多くなっている様な気がしてなりません。

そうなると困った事に「02BEAT」を通す事が出来ないのです・・・。

こうなると、ブッシュの奥まで確実にプレゼンテーション出来、なおかつ表層、目線より上の方へと意識が変わって来るお魚さん達にその層でアピール出来るルアーが必要となります。

この釣りにバッチリ合っているルアーが「ドライブスティック」です。

(写真:カバー際にフォールさせれば、バックりとバイトしてくれます!)
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これは本当に釣れると実感させてもらいました。

先ず、フォールのアクションが今まで使ってきたルアーとは別物で、テールの左右のスイングが本当に艶かしい・・・・。

ロッドワークを使わずにこのアクションは素直にすごいなぁと思わせてくれました。

また、高比重ワームですのでMHクラスのロッドが使えるのがメリットです。

強めのロッドだからこそスキッピングもしやすいし、カバーで掛けてからも余裕を持ってやり取り出来ます。

(写真:カバーフィッシングで、良い仕事をしてくれますよ。)
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スキッピングでルアーをブッシュの奥に送り込み、フォールでドカンとバイト、そして一気に引き出してキャッチ・・・・本当に楽しいです。(笑)

皆さんにも是非この釣りを体験していただきたいと思っておりますので「ドライブスティック」を持ってフィールドへ足を運んでみて下さい。

アフタースポーニングの時期はこの「ドライブスティック」と「02BEAT」この2つを中心に、ベントミノー&フロッグもいい釣りができますのでお忘れなく。

梅雨が明けるまでの短い期間ですが試してみて下さいね!

それではまた次回!

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2010年TBC第1戦

皆さんこんにちは!あっという間に桜も散り、暖かい気持ちいい季節になってきました。

いよいよシーズン開幕です!思いっきりバスフィッシング楽しみましょう!

2010年TBC第1戦のレポート

今回は利根川で開催されているTBCトーナメントの第1戦の報告をしたいと思います。

今年は利根川にこだわって行こうと決め、トーナメントはこのTBCだけに絞っての参加にしました。

僕にとってはこの時期に開催される利根川でのトーナメントはいい思い出がなく「難しい」の一言に尽きます。

昨年の試合では残念ながらノーフィッシュでしたし・・・。

この時期は本当に日替わりでお魚さん達の状況が変わってしまいますので、一つの事にこだわらず、考えられる事は色々と試して行くことを心がけて練習しました。

試合当日は、ある程度絞って勝負したいなぁと思っていたので、練習で試した結果ダメだった事は消去して試合に臨む事にしました。

と言っても練習でお魚が釣れて確認できたわけではないので、水温や水の色、カレントや今までの経験を考慮して当日のプランを決めました。

そのプランとは、試合の前までは冷たい雨や寒い日が続いていたので朝は冬の釣りをして我慢しようと考えていました。

しかし練習の状況から同じように冬の釣りを考えている方々が多いことが予想されました。

特にテトラ帯は選手が集中すると思い、まずは水深3m~4mにあるハードボトムを丁寧に探る作戦にしました。

人の少ない場所を選び、ある程度のストレッチを自分のリズムで流していきたいと考えたからです。

ここではドライブクロー3インチのヘビーダウンショットでゆっくり丁寧に探って行きました。

この作戦が成功し、スタートから30分で1バイト、そしてその数分後には明確なバイトから待望のファーストフィッシュ、700gを手にする事が出来ました。

サイズはそれほど大きくはありませんでしたが、この1本でとても気持ちを落ち着ける事が出来ました。

本当に嬉しかったですね。

それからは冬のポイントを何箇所か回り、カレントや水温の上昇を考えながらタイミングを合せて上流へと向かいました。

深場からのファーストコンタクトの場所になるテトラの張り出しや石積みの先端を中心に、この時期に実績のあるHPFクランクSPEC2(マットタイガー)を何回も角度やスピードを変えて丁寧にアプローチしていきました。

この時期はストラクチャーから少し離れた所からでもバイトがあるので、ストラクチャーを抜けてからも気を抜かずに巻く事を心がけました。

その甲斐あってか、ストラクチャーを抜けたその後にこの時期特有の重くなるだけのバイトがあり、スイープにフッキングをすると生命感が伝わってきました。

初めはそれほど大きくはないかなぁ・・と思いながら引き寄せて来たのですが、反転した魚を見てびっくり!

「マジデカイ・・・」

それからは丁寧に時間をかけネットで無事ランディング。

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言葉になりませんでした。

利根川では数年に一度会えるかどうかのビックフィッシュ・・・痺れました。

近くで餌釣りをしていたオジサン達からも拍手をもらい「兄ちゃんやるなぁ」の声に思わずガッツポーズしちゃいました。(笑)

それからも同じ条件のそろった場所をHPFクランクスペック2で探って行きましたが、この時期の利根川はそれほど甘くはありません・・・その後は生命感を得られず試合終了となりました。

結果は2本ながら3位入賞!

今回は優勝は出来ませんでしたが、自分が考えたプラン通りにお魚さんが釣れたのでとても満足しています。

久しぶりに思い通りの展開で試合をする事が出来たことが本当に気持ち良かった。

これだからバスフィッシングはやめられませんね!

これからもO.S.Pルアー達と共により多くのビックフィッシュを釣りたいと思います。

それではまた次回!

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新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

始まりましたね2010年!

年末からバタバタと忙しい日々が続き、あまり余裕のない状態で年を越してしまいました。(涙)

皆さんお正月はいかがでしたか?

ゆっくり過ごす事が出来ましたか?

そうであればうらやましい限りです。(笑)

さてさて、毎年お正月を過ぎた頃から昨年1年間使ってきたロッドやリールに感謝の気持ちを込めてメンテナンスを夜な夜な始めて行っています。

この時期しかなかなか時間がとれませんからね、今年は丁寧にやってみようかと思っています。

また昨年の反省を踏まえて今年は目標を決め、それに向かって事を進めて行こうと考えています。

実は昨年も練習から試合まで、今までとは少し違う方法でチャレンジしてきました。

その中でいくつかは成功したものもありますのでそれを踏まえたうえで、今年はさらにスパイスを加えていきたいと思います。

それは釣り方とかルアーをどうしようということではなく、釣りやトーナメントに対する根本的な考え方です。

今までは大きな枠の中で色々な事を考えてしまっていたので、「あれもこれも」と迷ってしまう事が大きくて、結局結果として何も残せない事が多くありました。

しかし、昨年の「NamikiCUP」で優勝した事がすごく大きなきっかけを与えてくれました。

勝つためにはどう考え、何をするべきか・・・。

今年は「考え方」におもきを置き、こだわりを持って一年間頑張って行こうと思っています。

そしてホームグランドである利根川でのTBCトーナメントにこだわり「1勝」を目標に努力したいと思います。

TBCではここ何年も優勝していませんので、本当に今年は「優勝」にこだわっていきます。

O.S.Pルアーとともに頑張るぞー!!

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利根川での通称「我慢大会」に参戦

それから昨年末、12/30には毎年恒例になっている通称「我慢大会」に参加してきましたよ~!

年の最後にお魚さんの顔が見たくてね。(笑)

ここでも「考え方」にこだわって実践してみました。

厳しい寒さの中得られたのはワンバイトのみでしたが、何とかフッキングに持ち込みお魚さんの顔を見る事が出来ました!

本当に冬の一匹は嬉しいですね。

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価値のある、そして次につながる一匹となりました。

まだまだ寒い日が続きますが、可能な限りフィールドに出ることで釣りの感覚を磨きトーナメントシーズンに備えたいと思っています。

今年も最高のO.S.Pルアーと共に頑張って行きますので皆さん暖かく見守って下さいね。

宜しくお願い致します!

タイミングと釣り方

皆さんこんにちは!

季節も進み、最近はめっきり寒くなってきましたね。

これからは色々と考えて釣りをしないとなかなかお魚さん達に出会えなくなりますね。

難しい季節になりつつありますね。

しかし難しくなってくる反面、大きなお魚さんに出会える時期であるという魅力もあります。

そうは言っても一日やって出会えるかどうか・・・ですけど!(笑)

タイミングとは???

前回のコラムでご紹介した通り9月・10月は、ベイトフィッシュの関係で色々な所にお魚さん達がおります。

ですので、様々なタイプのルアーで釣りを楽しめますが、これからの時期は釣れる方法も限られてきます。

水温も下がり捕食する回数も減ってくると思われますので、タイミングを合わせて釣りをするように心掛けています。

まぁ、この『タイミング』と言葉で言うのは簡単なんですが、実際釣りをすると難しいので、日々精進しなければなりません。

相手は生き物で、それに色々な条件が加わってくるので『絶対』がないのはしょうがないこと。

ただ確率を上げる為の考え方や努力は必要だと思っていますので、フィールドに出た時に得た情報を大事にして家に帰った後には、風呂に入って妄想を膨らます・・・(笑)この繰り返しです。

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釣り方

さて、釣り方ですが、まず場所としては、水温が下がってきてお魚さん達も思う様に動けなくなっているでしょうから、いかに楽に捕食出来るかという条件を最優先にバスは着き場を選んでいると考えられます。

僕のやり方は目に見えるストラクチャーの中でベイトを追い込みやすそうな地形を備えた大場所を何回かタイミングを変えて入り直します。

具体的な場所で言うと、ハードボトムでブレイクが隣接している地形にある乱杭や水中堤防を中心に狙い、横の釣り、縦の釣り、ズル引きとタイプの異なるアプローチを試すことでバスの反応を探ります。

横の釣りはハイピッチャーとHPFクランクをメインに、バスが居るであろう位置を頭で妄想?しながら撃っていきます。

「このあたりで追い込むのかな」と想像を膨らませながら・・・。

結構この妄想が大事で、ただ漠然とキャストを繰り返すのではなく、捕食シーンをこちらから演出することでさらに多くのバイトを獲っていけるはずです。

僕のイメージする捕食パターンですが、水中堤防や乱杭先端のブレイク下でバスがベイトフィッシュを待ち構えていて、その上を通りかかったところをブレイクの壁に追い詰めて捕食するといったものです。

引き方はハイピッチャーもHPFクランクもルアー自体のナチュラルアクションを活かして、ボトムノックさせずに無防備に中層を漂わせる事が大事です!

横の釣りで反応がないとなれば、縦の釣りで03ジグハンツ+ドライブクローのリフト&フォールを試します。

水中堤防や乱杭の浅い側に入れて、ブレイクラインを転がす様に深い側へと落として来ます。

リフトさせる時は比較的早めに、フォールさせる時にはゆっくりとを心がけてみてください。

バイトはフォール中、もしくは着底状態に集中します。ちょっとした変化を感じたら合わせてみる事が大事です。

そして最後はズル引きを試してみてください。

リグはドライブクローのテキサスリグやヘビーダウンショットを使用しています。

ブレイクラインの深い方のハードボトムをなめる様に、ゆっくりと漂わせるイメージで狙っていきます。

寒くなってきてあまり動けなくなったエビをイメージしながら・・・(笑)

この3種類の釣り方をタイミングを変えて、フィールドの状況を見ながら試して行きます。

この事を繰り返して頑張っているとちゃんと答えが返ってきます。

但し、風の向きや強さだったり、川の流れも強さや濁り具合だったりと同じ状況は二度と無いぐらいの感じですから、答え合わせは果てしなく続いてしまうのです。

でも新しい答えを発見できた時の喜びはこの上なく、バスフィッシングを続けている原動力になっている事は間違いありません。

これからの時期寒くなってなかなかフィールドに足が向かなくなりそうですが、新しい答え合わせをしたいので、時間がある限りフィールドに行こうと思っています。

それでは皆様また次回!

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楽しい季節到来!

皆さんこんにちは!暑さも和らぎ、過ごしやすい日々となって来ました。

これから色々な釣り方で楽しめる時期ですので、バスフィッシングを思いっきり楽しみましょう!!

これからの時期は色々なルアーで色々な釣りを試す事の出来る楽しい季節となりますね。

僕のホームグランドの利根川も例外ではなく、色々な釣りで楽しむ事が出来ます。

但し、日替わりで状況が変わってしまいますので、昨日釣れた釣りで今日も釣れるかと言ったらそうでもないので苦労する事が多いのもの事実です。(笑)

原因は、水温の変化、カレント、水位の変化と色々と考えられますが、この時期の最大の原因はバスのベイトフィッシュの種類が変わる時期だという事です。(この事については以前のコラムでも触れさせて頂きました。)

ですので狙う場所や使うルアーが色々と増えてきてしまうのです。

(写真:この時期は、日替わりで状況が変わってしまいます。とにかく探りながら、いろんなルアーで対応していきましょう。)
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それも日替わりで・・・・。

まあ難しくもあり、それが楽しくもあるといったところでしょうか。

そこで僕なりの釣り方は2通りのパターンを軸に進めていきます。

この時期ボラやハスの幼魚も大きくなり、バスにとって丁度食べごろサイズとなりますので、これに付いたバス達を狙っていきます。

ルアーはブリッツMAXとブリッツMAX-DRを狙う水深に分けて使っていきます。

ベイトがこの時期大きいのでルアーもそれに合わせて使っていきます。

サイズの大きなルアーには少し抵抗のある方もいるかもしれませんが、この時期は心配御無用!

ベイトのサイズにぴったりのブリッツMAXシリーズの独壇場です。

基本的にはブリッツMAXもMAX-DRもボトムノックで利用しますが、反応がない場合は竿の角度を変えてボトムノックしない様にしてタダ巻きしてみるのも有効だと思っていますので是非試してみて下さい。

特に新発売のブリッツMAX-DRは僕も色々と試していますが利根川での利用頻度は確実に増えそうです。

MAX-DRの有効なレンジと利根川に多くみられるテトラや石積みのレンジがぴったり合っているのでとても使い易いのです。

(写真:先日も僕に大きなお魚さんをプレゼントしてくれました。)
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是非是非、活用してみて下さい。

それからエビなどの甲殻類のパターンも有効ですのでドライブクローや03ジグハンツも出番が多くなります。

この時期はハスやボラと同様に甲殻類も大きくなりますのでアピール力の大きなドライブクロー4インチをメインに利用します。

03ジグハンツは少しアピール力を抑えたい時に利用します。

どちらも杭やブッシュなどのストラクチャーにタイトにアプローチします。

そして肝心なのはアプローチする時にディスタンス(距離)をとってアプローチする様に心掛けて下さい。

この距離が非常に重要で釣果を分ける事になると思っています。

確かにピッチングではないキャスティングでのアプローチは練習が必要となりますが、他の場面でも利用できるアプローチの仕方だと思いますので是非とも練習をしてみて下さい。

きっと釣果に繋がります!

それでは、みなさんこれからの秋の時期楽しんで下さいね!

それでは、また次回!

(写真:ブリッツMAXでグッドサイズをキャッチ!カラーはまさにハスですね。)
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夏本番の7月に突入です

みなさんこんにちは!いよいよ夏本番7月になりましたね。

夏の日差しが強く!・・・と言いたい所ではありますが、なかなか太陽が顔を出してくれないですね。僕は日焼けしなくていいと思っていますが。(笑)

曇りや雨の状況の中で大活躍してくれるのは・・

釣りをする上でも曇ったり、雨が降っている方が良い釣果をもたらせてくれますよね。

釣りに行く度に「雨降れ!」と願っているのは僕だけではないと思います。(笑)

確かに釣りはしづらいですが、お魚さん達に出会えるとなればねぇ~大した事ありません。(笑)

曇りや雨の状況の中で大活躍してくれるのは・・そう「バズベイト!02BEATしかありません!!」本当に一日中投げてしまうほど大好きなルアーです。

(写真:圧倒的な存在感で広範囲から活性の高いバスを引きつけ喰わせる02ビート。 )
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昔から色々な種類のバズベイトを使って来た中での「02BEAT」の特徴は、何と言ってもブラスクラッカーの効果でサウンドの大きさが群を抜いていると思います。

それから「浮き上がりの良さ」とクラッカーがある事による「直進性」が僕が思う「02BEAT」の大きな特徴だと思います。

それから3/8ozクラスのバズベイトの中では、かなり投げやすいルアーですしカラーも豊富なので刻々と変わる利根川などのフィールドで起こる色々な状況にも対応してくれます。

色の選び方

基本的に僕なりの色の選び方は朝夕はチャートバックアユやインパクトライムチャート、日中はディファインブラック、曇りや雨の日はビビットパールホワイトをよく利用しています。

自分の中ではお魚さん達がしっかりと認識出来る色なのでは?と思っています。

僕の中でバズベイトというルアーを使う上で、最近最も重要視している事は「タイミング」です。

使う時期や天気などは当然考えた上での事ですが、この「タイミング」は本当に重要だなぁ~と最近しみじみと感じています。

「タイミング」と言うと難しく感じてしまうかも知れませんが、難しく考えないで下さいね。

僕の言っている「タイミング」はとっても簡単な事で、利根川などで例えるなら、風が吹き出したとか、流れが少し出て来たとか・・・。

天気なら日が差していたのに曇って来たとか雨が降って来たとか・・・。本当にちょっとした変化です。

このちょっとした変化を見逃さず投げてみて下さい。いつもよりも確実にお魚さん達に出会える確率が上がります。

但し、キャスティングは正確に!基本的にはワンキャストで決めるぐらいの気持ちで狙ってキャストしてみて下さい。

僕はルアーを通すコースもしっかり考えてキャストする様に心掛けています。僕の経験上、ワンキャスト目のバイトが本当に多いです。

バスベイトと言うルアーは強い・弱いで言ったら確かに強いルアーになります。強いルアーに抵抗がある方は多いかも知れません。

しかしながらバズベイトには本当に不思議な他のルアーには無い力があると思っています。それと個人的には実は見切られずらいルアーなのかとも思っています。

まだまだ研究が必要だと思っていますので今後も「02BEAT」を投げ続けていきたいと思っています。皆さんも「02BEAT」を使ってより効果的な使い方を探してみて下さい。

必ずビックフィッシュをもたらしてくれますよ!それではまた次回!

(写真:02ビートでキャッチしたバスです。良いサイズがバイトしてきますね!)
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この時期を楽しんでいますか?

皆さんこんにちは!色々な釣り方で楽しめるこの時期楽しんでますか?

僕も時間さえあればフィールドに足を運び楽しんでいまーす。(笑)

高滝湖の爆釣の妄想

普段は利根川や印旛沼で楽しんでいる私ですが、今回千葉県の最南端館山へ所用で行く事があり、時間もあったので寄り道することに・・・高滝湖か亀山湖か悩みましたが、過去一回しか行った事の無い高滝湖へ向かいました。

千葉県民なのに恥ずかしながら房総のリザーバーはあまり行った事がなく、ほぼ無知な状態でしたが思いっきり楽しもうと思い、雑誌を読んだり高滝湖の地図を眺めたりと・・・爆釣の妄想だけは出発前に膨らみました。(笑)

さすがメジャーレイク高滝湖!土曜日ということもあり朝から多くのアングラーで賑わっていました。

準備を済ませいざ出発・・・第一印象は「水が悪いな~」でした。02BEATを引いていると引き泡が残ってしまう程の水の悪さで、あまりに反応がないので作戦変更!

この時期アフターのお魚さん達が多くいるであろう、クリークのマウス部分にある岬状になった部分と、メインレイク下流のディープ隣接のシャローフラット付近を魚探とにらめっこしながら探って行きました。

最初はドライブクロー4”のテキサスリグで丁寧に探っていきましたが反応なし!そこでドライブクロー3”のヘビーダウンショットに変更。

少し深い(3~5m)にあるストラクチャー(オダ等)を中心に狙っていくとすぐに反応がありました。

それからは高滝湖のポテンシャルを証明するかの様な連チャン劇場!

ストラクチャーにしっかりとシンカーを引っかけて、その上をドライブクローはユラユラと漂う・・・そんなイメージで釣りをしました。

多分お魚さん達はストラクチャー周りに少し浮いた状態だったのではと思っています。

シンカーをいつもより重くしてストラクチャーから離れない様にする事を心がけました。いやぁ~本当に楽しませ頂きました。(笑)

(写真:ドライブクローのヘビーダウンショットで丁寧に探ると・・・)
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(写真:こちらは高滝湖の超メジャースポット。これもまた、ドライブクローのヘビーダウンショットで、グッドサイズをキャッチ!)
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続いて、印旛沼での話も少し・・・。

先日NAB21の第1戦が行われました。前日の雨模様から一転、試合当日は晴天になってしまいました。

天気が良いのは良いのですが気圧の変化は頂けません。(涙)予想通り厳しい展開になりました。

ノンキーパーは何匹か釣れましたがキーパーサイズが釣れないまま残り1時間となり、気持ち的にも途切れそうになりかけた時、ピックアップ寸前に魚がものすごい勢いでルアーにアタックして来ました。

この事がヒントになり、ドライブクローの利点を生かしたリフト&フォールでアピールしてステイで見せて食わせる事が出来ました。

やはりフォールに長けているドライブクローでお魚さん達に気付いてもらい、その後ステイでバイトする間を作ってあげる事が重要だったと思います。

今回利用した4”は3”を大きくしただけではありません。大きくするにあたり素材の固さから、各パーツのバランスまでこだわり抜いたルアーです。是非、使って実感して下さい。

必ずあなたにビックフィッシュをプレゼントしてくれます。それではまた次回!

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梅雨時期の印旛沼

皆さんこんにちは!毎日過ごし易い気候になりましたが、皆さんいかがお過ごしですか!

GWも終わり、これから梅雨となり色々な釣り方で楽しめる時期になって来ましたね。

梅雨時期の印旛沼

これからの時期が僕は本当に好きで、毎回釣りに行く度にワクワクしています。(笑)

今回は印旛沼のこの時期の僕なりの楽しみ方についてお話させていただきますね。

この頃になると葦もしっかり生え始め、お魚さん達も大切なスポーニングを終えて体力を回復させて来ます。

そうするとお魚さん達はボトムよりも水面とか上層を意識するようになります。

そんなわけでこの時期はノーシンカーの釣りとかヘビーダウンショットの釣りが印旛沼の定番となっています。

これらの釣り方は本当に有効で僕も良い思いを何度もさせて頂きました。ドライブクロー3インチのへビーダウンショットの釣りにはとても有効ですよ。

但し、この釣り方はスローに止めて置く事が大切だと思っていますので、ある程度場所を絞り込んでからの釣り方だと思います。

そうしないと時間ばかりかかってしまって、お魚さんに出会えるチャンスが減っていしまいますからね。(笑)

チャンスを増やす事を考えると効率良く釣りの出来るルアーが必要になって来まよね。

ここで欠かせないのが「02BEAT」と「ダイビングフロッグ」です。

手返しの良さは抜群ですし、葦などはフックむき出しのルアーだと引っ掛ったり、水面に風で流されたゴミ等を拾ってしまい本当に手返しが悪くなってしまいます。

それに、最近はフィッシングプレッシャーもあり、少しディスタンスを取ってアプローチしないとなかなかバイトしてくれないのが現状です。

そんな状況でも手返し良く、ディスタンスを取れるこの二つのルアー達はパイロットルアーとしても本当に優秀です。

(写真:お気に入りの02BEATです。とにかく印旛沼では必須。そんなに信頼できるのも、やはり実績があるから。)
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「02BEAT」は昨年もお話ししましたが、僕の中では外せないルアーの一つです。

印旛沼のようなベジテーションの多いフィールドではサウンドが重要で、バスにルアーの存在を気付かせる事を重視する事で釣果を伸ばせる事が出来ます。

皆さん比較的バズベイトは朝と夕方限定の釣りと思いがちですが、実は大きなお魚さん程真昼間のバズが有効なこともあります。

僕は一日中「02BEAT」を投げ続ける事も多々ありますよ。一度試してみて下さい。きっといい事ありますよ~!(笑)

それから、「ダイビングフロッグ」ですがこのルアーも本当に優秀です!

葦の中を遠慮なく通せるクランクにもなりますし、葦のポケットではポッパーやダーターに早変わりしてくれます。

ポッパーはこの時期どうしても必要なルアーの一つだったのですが何せ、手返しが悪くなりキャストが下手な事もあり、フックにゴミが掛かったりしてせっかくのお魚さん達と出会うチャンスを減らしていました。

しかし、このダイビングフロックであればそういったトラブルも無く本当に使いやすいだけではなく、色々なルアーとして使えるのでワンキャストで何種類かのアプローチが出来、効率が上がるパイロットルアーとして本当に活躍してくれます。

普段フロッグを使わないという方も是非このルアーも使ってみて下さい!ベジテーションの釣りが楽しくなる事間違いなしです!

(写真:葦でもインサイドや込み入ったベジテーションではダイビングフロッグが独壇場♪)
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印旛沼へ「02BEAT」と「ダイビングフロッグ」を持ってレッツGO!それではまた次回!

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2009年の初バスに挑戦中!

皆さんこんにちは。毎日寒い日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか・・・・

新しい年になり早1ヶ月が過ぎようとしていますね。

皆さんはフィールドに足を運んでいますか?僕も2009年の初バスを釣ろうと時間を見つけてはオカッパリで頑張っていますが・・・なかなか難しく簡単にはお魚さんの顔を見る事が出来ません。(涙)

でも、竿を振っていると気分も良いし、「短時間での勝負」をしているので集中力も高まり、ちょっとした竿先の変化にドキドキしちゃったりして・・・釣れなくてもそれなりに楽しんでおります。(笑)

でもお魚釣りが目的ですからね~釣らなくては始まりません。

(写真:真冬でもフィールドへ足を運び日々練習です。)
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さてさて、これからの時期で多用するルアー達ですが、定番と言えば定番となってしまうと思いますが、ミノーです。

このルアーでほぼ通してフォローでジグを利用するといった釣りで1日やりきります。(笑)

僕のメインフィールドである利根川水系ではそれほど数は期待出来ませんが、この時期釣れる魚のコンデションは抜群ですよ。

たとえ一匹しか釣れなかったとしても、きっと満足出来ると思います。

利根川本流は2月頃からかなり状況は厳しくなりますので、利根川に注ぐクリークなどを中心に狙っていく事が多くなります。

水温が低いとはいえこの時期から比較的水温は安定してきますので、急に冷え込んで水温が下がった時の状況よりはチャンスが多いと僕は感じています。

クリークですと風の影響を受ける事も少ないですし、比較的浅いので水温も温まりやすいからお魚さん達に出会える確率は高くなると信じています。

(写真:この時期僕が多用するのがサスペンドタイプのミノー系ルアーです。)
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そこで僕は初めに「ルドラ」を多用します。

前にもお話したと思いますが、少し大きいかな?と思うこのサイズが実は有効的な気がしています。

まずはお魚に気付いてもらう事が第一と考えていますのでね。後は、この時期は当然寒いですから、お魚さん達も捕食する場合楽して確実に捕る事を考えると思うのですよ。

ですからどうせ狙うなら大きい獲物の方が良い・・・これは僕の考えですがね。ですので大きい「ルドラ」から使っていきます。

もちろん大きさだけで使っている訳ではありませんよ。タダ巻きの動きも良し、止めても良し、ジャークさせても良し、三拍子そろったルアーである事は間違いありません。

そして、肝心な使い方ですが僕はストップ&ゴーで、石積や水中堤防などのハードボトム周辺とフラット上に落ちているストラクチャーを中心に狙います。

この時期のやる気のあるお魚さんは中層にサスペンドしているのでは?と考えていますので、底ベッタリを狙うのではなく、中層をひたすら狙います。

狙う場所の水深を考えて竿を立てたりねかせたりしながら釣りをしていきます。基本的にはサスペンドタイプで同じ水深で「ピタッ」と止めたいのでね。

ある程度水深がある場合は止めて浮かす事も必要になるのでその時はフローティングタイプも効果的になると思うのですがね。

続いて、利用頻度が高いのが定番の「阿修羅」です。ルドラとの使い分けとしては狙う場所等は同じですが、少しアクションを変えます。

僕の場合はストップ&ゴーでストップした後にソフトジャークを加え、さらに止める時間を作ります。ジャークで気付いてもらい食べるタイミングを作ってあげる事を基本的には心掛けています。

止めたあと巻き初めに「なんか重いな?」と感じたら竿でスイープに合わせてみてください。きっと嬉しい反応が返ってくるはずです。

それではとにかく寒い時期ですが、大切なのは一定のリズムを保もちルアーを操る事に尽きると思いますので、まずは防寒対策をしっかりしてフィールドに出かけましょう!

利根川水系での冬のクランキング

みなさんこんにちは!一気に寒くなってきましたね。体調はいかがですか?私は風邪が治らず困っています。(涙)

冬のクランキング・・・

さてさて、これからの時期フィールへ足が向かないアングラーも多くなるとは思いますが、フィールドは空いていますので、逆にチャンスと思い足を運んでみてください。(笑)

それと、この時期あまり長い時間の釣りは体力的にも精神的にも厳しくなりますから僕はいつも時間を決め、そして簡単なテーマを持って釣りをする事を心がける様にしています。

その方が集中して釣りが出来るし、ひとつを使い続ける事によってキャストも正確になります。

やはりチャンスが少ないこの時期はキャストの正確さが直接釣果につながる事が多く1投1投がとても重要になると僕は考えています。

ただでさえ決まらないキャストを上達させるには、持って来いの時期だと個人的には思っています。(笑)

この時期練習しておくと、体は覚えているもので「ここぞ」という時のキャストが決まりますよ。練習は裏切りません・・・・。

(写真:ハードベイトも繊細に扱う事で寒い冬でも喰ってきますよ。これはBLITZでキャッチ!)
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そこで、この時期から僕が多用するルアー達を紹介させていただきます。

晩秋から12月・1月ぐらいまではHPFクランクとブリッツを中心に使っています。

HPFクランクの方はまずゆっくり引ける事がとても重要で、シャローの単発杭などに、ゆっくり引いて来て、しっかり絡ませ止める・・・この釣り方結構有効ですよ。

外れてヨタヨタしている時にバイトが多く「なんかおかしいな?」と思ったら竿でスイープに合わせてください。きっとドキドキする生命感が伝わってくるはずです。(笑)

それと、良いと思った杭はしつこいぐらいにコースを変えてルアーを通してみてください5回目に釣れたなんてこともあるのでね。(笑)

(写真:冬は良いエリアを絞りやすいので、的を絞ったら丁寧にしつこくルアーをアプローチ。)
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それからブリッツは昨年もお話した通りリトリーブスピードはハイシーズンの時と変わらずに一定の速度を保つ事を心がけます。

もちろんゆっくり引いてもしっかり泳いではくれますが、あえて速度を緩めずに引いてみてください。

何かに触れた時に(ゴロタ石や沈みオダ)一瞬間を与えて、それからまた一定の速度で引く・・・この繰り返しです。

きっとビックバスに出会えますよ。ただしこの釣りをする時は竿は必ずグラスロッドを使い長さも7フィートと長いものを僕は多用します。

ルアーに少しでもバスが触れくればラッキーなこの時期・・・バイトは確実にフッキングに持ち込みたいですものね!

それから最後に、この時期重要なのは・・・「釣れると信じて投げ続ける事」これに尽きますね。投げなきゃ釣れません。寒くても頑張って投げ続けましょう!

(写真:ルアーの特徴をしっかり理解して、信じて投げ続ける。これに尽きますよ!)
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越冬の準備で、晩秋はバスも活発にエサを追っていますよ!

みなさんこんにちは!本格的に秋も深まって参りましたね。

冬になる前の残り僅かな良い時期ですのでどんどんフィールドに足を運びましょう!

晩秋の利根川

これからの時期の、僕なりの利根川攻略をお話ししていこうと思います。

この時期の利根川は特徴的な事がいくつか有り、その中でも夏から今までエビ等の甲殻類をメインに捕食していたお魚さん達が、一気にハス等のベイトフィッシュに移行します。

これは、本当にある時期を境に変わるのでビックリします。こうなるとベイトフィッシュの動きが凄く重要になってきますね。

勿論、ベイトフィッシュの動きはバスフィッシングを行う上で、どの季節においても考えなければならない事ではありますが、秋の利根川は、特にその事を頭に入れながら釣りをしていかないと釣果に著しく差が出てしまうと思います。

この時期は「ベイトを見つけたらとにかくルアーを投げるべし!」です。簡単に言ってしまえば・・・(笑)

(写真:支流でキャッチしましたよ!お腹がパンパンのグッドバスですね。)
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利根川本流に注ぐ多くの支流に、この時期はベイトフィッシュが群をなして入ってきます。

それを追って多くのバスも支流に入って来ますので、こういったエリアでお魚さん達に出会えるチャンスが多くなります。

利根川に注ぐ支流は、足元が整備されている所が多いのでおかっぱりでも十分に狙えますので是非足を運んでみてください。

この時期は、必ずしもカバーにべったり付いているわけではないので、一見何も無い支流に見えてもルアーを投げてみる価値は十分あります。

テンポ良く探れる「ブリッツ」と「HPFクランク」をバスの活性や狙う場所との相性など状況によって使い分けながら投げまくってみてください。

ベイトをいっぱい食べたナイスプロポーションのお魚さんに出会えますよ!それと意外に思うかも知れませんが、この時期はバズベイトも隠れた秘密アイテムとして活躍してくれます。

「ゼロツービート」も試してみてくださいね!

それと利根川本流での釣りですが、ベイトの事を考えながら釣りをして行くとベイトが回遊している時に、止まる場所・居心地の良いバスが隠れる場所があると最高に良いポイントになると僕は思っています。

そうなると利根川本流で当てはまる場所となりそうなのが、水中堤防・テトラ・利根川名物乱杭などになると思います。

僕の経験上、ディープ隣接に位置するものが最も効果的で、回遊してきたベイトがシャローに上がる目印的な存在のストラクチャーになるので必ずその周辺を通ったり・留まったりする事が考えられます。

このことから、そこに待ち伏せするバス達を狙う事でよりお魚さん達に出会えるチャンスが増えてきます。

コンディションの良いやる気のあるお魚さん達を狙っていく事がこの時期は重要になると思っています。

難しい状態のお魚さん達をテクニックで仕留めていく事もあるとは思いますが、やる気のあるお魚さん達をその時の状況に合わせながら釣っていく事がとっても楽しいですし、この秋の時期はそれがハマる場合も多いですので是非チャレンジしてみてください。

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これ以上日焼けをしたら・・・。

みなさんこんにちは!暑い日が続いていますがいかがお過ごしですか~?真っ黒に日焼けして釣りしていますか?

これ以上日焼けしたら如何しようとなぁと思っている今日この頃です。

やっぱり集中力は大切ですね。

猛暑の中での釣りは人間側の気持ちが続かなくなってきますよね~。特に釣れない時間が続くと拍車がかかります。(笑)

冬の寒さ対策以上に夏の暑さ対策は大切かもしれませんね。長い時間の集中力を保つ為にもタックルのセレクト並みにきっちりと準備をしましょう!

僕は体質上すぐに日焼けをしてしまいますので、先ずは日焼け止めを塗りたくります。(笑)

UVカット率の高いものを使うのはあたり前ですが、何度も塗りやすいスプレータイプのものを愛用しています。

スプレータイプですとベタつきも少なく感じますしね。僕の様に人の2倍の速さで黒さを吸収してしまう様な人には特にお勧めです。

それと冬にお勧めしたのと同様に、僕は首を重要視します。首に直射日光を長時間浴びていると頭が痛くなったり、めまいがしたりと結構悩まされる事が多くありました。

タオルを首に巻いたり、氷で首を冷やしたりして首を直射日光から守る事は本当に大切な事なんだと実感しました。

他にも色々と首を守る方法はあると思いますので皆さんも試してみて下さいね。

(写真:集中力を持続させるためにも、日焼け対策は万全に~。BLITZ MRにバックリとバイト!)
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さてさて、最近は発売間近のドライブクローのテストと、発売されたダイビングフロックのテストを色々とやっている最中でございます。

ドライブクローの初めの印象は、少し小さい感じがしましたが、実際使ってみるとそのサイズからは想像出来ない位「艶かしい・・・(笑)」動きをしておりました。

色々とクロー系のワームは使ってきたつもりでしたが、特にフォールでの動きは目を見張るものがありました。

初めは自宅の風呂で試したのですが早くフィールドで試したい気持にさせてくれるものでした。(夜中にお風呂で試していたので奥さんからは冷たい目で見られた事は内緒です。奥さん曰く・・・かなりニヤついて楽しそうに見えたらしい・・・。)

フィールドで試してみると答えはすぐに出ました。とにかくフォールで釣れますこのルアーは。

自信を持ってお勧めできます!これからまた色々な使い方を研究し皆さんに報告したいと思います!

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梅雨はバスがアグレッシブ!

皆さんこんにちは!遂に6月ですね~!梅雨に入り私の大好きな季節になってきました(笑)

『○○○○○』の答えはバズベイト!

何故この時期が好きかと聞かれれば・・・。答えは一つ!大好きなルアー、「バズベイト」で大きなお魚さん達が釣れるからです。

「なんだそんな事か・・・」と声が聞えてきそうですが、そう言わずに読んで下さい。今回はバズベイトについてお話させて頂きますね。

(写真:バズベイト、本当におもしろいです。02ビートでキャッチ!)
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皆さんが思うバズベイトが有効な時期は何時でしょうか?

僕の中では、スポーニングを終えて回復しだすこの時期、5月後半から梅雨明けの7月前半までが最も有効な時期だと感じています。

個人的には秋の終わり(10月位)までは必ず竿に結ぶといってもおかしくないほどのルアーですが・・・(笑)

この時期お魚さん達は特に上を通るものに非常に敏感になります。そこにあのうるさいルアーが近寄ってきたら・・・思わず口を使ってしまいますよね。(笑)

僕がお魚だったら飛び付いていますよ~!バズベイトは僕の中では間違いなく一番不思議な力(爆発力)のあるルアーです。

食性を促すタイプのルアーでは無く・・・お魚さん達の本能に直接訴えるルアーと言った方が良いでしょうか。

食性だと、なんかお魚さんの機嫌によって食べたり食べなかったりと左右させられそうですが、本能に訴えるものだと思わず!ってな事が多いような気がしています!

僕の中で爆釣と思える経験はこのバズベイトが一番多く、ワンキャストワンフィッシュみたいな経験はこのルアーでしかないかもしれません。

数年前の6月後半の八郎潟で、僕は人生最初で最後の大爆釣をこのバズベイトで経験させて頂きました。

その時は1時間ぐらい、「キャストすれば釣れる」状況が続いたと思います。そんな思い出もあって、本当に頼りになるルアーなのです。

千葉県亀山湖でバズ炸裂

先日、千葉県の亀山湖に久しぶりに行ってきました。勿論、『ZERO TWO BEAT』を握りしめて!(笑)

当日は数日前の大雨の影響で満水&濁りがきつく厳しい状況でしたがなんのその!良型のバスをキャッチする事が出来ました。

ブラスクラッカーの効果は絶大で、これほど大きなサウンドが出るバズベイトは多分他には無いでしょう。音量&音質共にGood!です。

そして何より投げ易い!3/8ozクラスでは抜群の飛距離が出るルアーだと思います。

僕の中でお気に入りのカラーは「ディファインブラック」と「ビビットパールホワイト」です。是非試してみてください。

バズベイトを使う上で私が気を付けている事は距離感とコースです。これだけアピールの強いルアーですから、一発で最も良いコースを通せる様に慎重に狙ってキャストする事を心掛けて見てください。

今年の梅雨入りは早いですね!!雨が降った時こそ『ZERO TWO BEAT』を持ってフィールドに足を運んでみましょう!きっとお魚さん達に出会えますよ。

それではまた次回!

(写真:千葉県亀山湖でキャッチしたグッドフィッシュ!02ビートのディファインブラックで。02ビートは、いろんなバズの中でも群を抜いた大音量サウンド。)
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トーナメントシーズンイン!

皆さんこんにちは!日に日に暖かくなっていますね。道具いじりもほどほどに・・・フィールドへ出掛けましょう!

僕もいよいよトーナメントが始まりました。気合十分で臨んだはずが・・・・

利根川の4月の釣りを、TBCトーナメント第1戦の様子とあわせてレポートします。

4月の第1週から今年の試合が始まりました。とにかく、この時期の利根川は状況の変化が激しく、水温の変化や水位に気を使いながら練習をしてきました。

基本的にこの時期狙う場所はスポーニングエリアと考えられる場所の、ファーストブレイク周辺にあるストラクチャーを中心に僕は狙っていきます。

利根川本流に続くクリークやテトラ&石積み、それに川のインサイド(シャローフラット周辺)が大まかなエリアです。

そのエリアの沖側にあるブレイク周辺のタテのストラクチャーをしつこく(笑)狙っていきます。

まだ水温が安定しないのでスポーニングエリア(浅い方)にはちょっと時期が早いかなと思っていました。

その手前でウロウロしているお魚さん達を狙っていく訳です。

タテのストラクチャーと言うと目に見える杭なんかもそうですが、水中にある比較的高低差のあるテトラや石積、そして利根川特有の切り立った岩盤なんかも僕の中ではタテのストラクチャーと考えて、同じ様に釣りをしていきます。

始めはルドラや阿修羅を中心に、ロングディスタンスを心がけブレイクよりも浅い方に投げて一定のリズムでストップ&ゴーをひたすら続けます。

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それでダメならリズムを替えたりストップさせる時間を長く取ったり、軽くトゥイッチさせたりと色々と試してみます。

利根川では、ほぼルドラで通す事が多いです。ちょっと大きさ的にためらう所はあるかもしれませんが、僕の場合、先ずお魚さん達に気付いてもらう事が最優先ですので大きさのあるルドラをメインで利用します。

そしてゆっくり引いてもキッチリと動いてくれる所も魅力だと思います。使えば慣れてしまう大きさですので是非試してみてください。

それともう一つはジグです。これはタテのストラクチャーに絡めて底べったりではなく少し浮かせるイメージで止めておいたり、シェイクしたりして誘います。

とにかく、しつこくやってみてください(笑)そろそろピックアップしようかと思っている時に、バイドが出る事が多いです。

そして肝心の試合の結果ですが・・・・痛恨のノーフィッシュ!(涙)まだまだ修行が足りませんでした。

ダメな結果でしたが勉強になる事はいっぱいありました。表彰台に上った方々の話を聞いて、自分なりに考えてみたのです。(あくまでも仮想&思い込み)ですがね。

試合前の数日、本当に暖かく、水温も上がり前日の夜の冷え込みも無く朝から水温が高かった状況で試合の日お迎えました。

ましてや当日は大潮の初日でしたので浅いスポーニングエリアも気になっていた事は事実でした。

ブレイク周辺のタテのストラクチャーをやっても反応が無かったので、気になっていたシャローも釣ってしまった事が先ずダメな所だったのではと思っています。

お魚さん達は、またまたスポーニングエリアの手前でうろうろしていたのです。

では、何故釣れなかったのか?多分それは、ルアーを通していたレンジが合っていなかったのです。それにはヒントがありました。

ジグで杭を狙ってピックアップ直前にバイトがありました。

僕は深いレンジから追っかけて来たのだと思い込んでいました。でも今考えるとそれは間違いだったのでは?と思っています。

前日の冷え込みがなかった分、表層付近の水は温かくなったままですが、まだまだ中~深いレンジの水は冷たいので暖かい水の方が快適に過せるはずです。

かといって、シャローではあまり釣れていなかった様ですのでお魚さん達はうろつくエリアは変えずに、レンジだけを変えていたのでは?と思っています。

レンジが浅くなる事によってバスの意識はより表層に近い所になる・・・・(バスは経験上、上を意識している事が多い)なので表層を意識して釣りをしていかなければいけなかったのでは?と思いました。

春は色々と状況が目まぐるしく変るので同じ様な状況があるかどうかは分かりませんが、是非今後試してみたいと思っています。

当日、私の友人が同じ様なエリアでスイムベイトを使い表層を半ばやけくそで引いていたらバスが3匹も追いかけて来たそうです。

この事もヒントになりました。もう少し状況を考えながら釣りをしていれば・・・・反省&勉強になった試合でした。

それではまた次回・・・・

真冬のハードベイト

皆さん遅くなりましたが明けましておめでとうございます。本年もお時間ある時で構いませんのでちょこっと覗いてみてくださいませ!

TBC恒例のガマン大会

関東でも初雪が降りいよいよ冬本番となりましたね。昨年末まではあまり寒さを感じませんでしたが、ここに来て一気に冬将軍到来!と言う感じでしょうか?

中々フィールドに足を運ぶのが遠退いて来てしまいがちな季節ですが、防寒対策をしっかりしてフィールドに出掛けましょう!

年末に毎年恒例の利根川での釣り収めの大会・・・・僕らの中では通称「ガマン大会」に参加してきました。

お魚さんを釣るより寒さに耐える事が中心となるのでこのような大会名になりました。(笑)

毎年北風ビュービューの中の大会となるので、覚悟して参加したのですが今年は朝から無風でむしろ暖かいぐらいでした。

これは「快適な釣りになるかなぁ」と思っていたのですが・・・・そんなに甘くは無く、快適なのは朝の数時間だけでした。(涙)

その後風は強くなるし、雨まで降ってくるし、しまいには釣れないし・・・・散々な結果でしたが、久しぶりの釣りでしたので楽しむ事が出来ました。

改めて「釣りが好きなんだ」と実感出来ました。(笑)

タラればですが、朝のまだ静かな時間帯の時にブリッツで良さそうなお魚さんがバイトしてきたのですが、ボード際で無念のお別れ・・・をしてしまいました。

数年前に同じブリッツで奇跡の1700gを釣り、優勝した事が頭を過ぎりました。まあそんなに上手くは行かないものです。

上手く行かないから、また釣りに行きたくなるのですね。僕はそう自分に都合の良い解釈で言い聞かせています。(笑)

(写真:2004年の年末トーナメントでBLITZでキャッチした1700gのグッドバス。これで優勝しました~。)
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さてさて、この時期の私がメインで使うルアーですが、ブリッツとダンクシリーズです。

ブリッツはこの時期でも比較的水温の安定していると思われるシャローフラット(インサイド側)でベイトを捕食する気のある魚を狙うのに良く使います。

僕の経験上、時間的には水温の温まり始める昼前後の時間帯が最も有効な気がしています。

冬だからゆっくり引きたくなる所ではありますが、僕はあえて早巻きまでは行きませんがハイシーズンのリトリーブスピードを心掛けて巻く様にしています。

その方が良い結果が生まれる事が多いのです。と言うか、その釣り方でしか釣った事が無いような気さえしています。

多少ハイシーズンと比べると何かに当った時は少し止めるようにはしていますが・・・ブリッツは僕の中では一定のスピードで普通に巻く事を心掛ける事が最も重要だと思っていますし、その良さを最も発揮してくれると思っています。

ただでさえチャンスは少ない訳ですから、そのルアーのもっとも釣れる要素を最大限に引き出した方がお魚さんに会えるチャンスが増えるはずです。

そう信じて巻き続けています・・・(笑)

それからダンクシリーズですが、僕のメインフィールドの利根川ではパワーダンクを使う事が多いです。

時期がもう少し進み2月になると中層を一定に引ける阿修羅やルドラのミノー系が良いと思いますが、1月は底べったりを引けるダンクを利用する事が多いです。

ブリッツとは違い、このルアーを利用する時はスローな釣りを心掛けています。ダンクはフローティングとサスペンドタイプがありますので、その二つを状況に合わせて使っています。

使い分けると言っても一方がダメなら替える程度です。(笑)ただ、その替える事で釣果に差が出るのも事実です。(笑)

(写真:利根川並びにその支流等はカバーが豊富です。本戦以外にもプラを効率的行う為にも絶対O.S.Pルアーは欠かせません。)
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使い方ですが、僕は一気に底まで潜らせてからゆっくりとロッドワークでズル引きする事が多いです。

テキサスリグをズル引きするイメージで僕は引いています。ゆっくり引いてもこのルアーの特徴は十分生かせると思っていますのでね。

キッチリとアクションしてくれます。ロッドワークでズル引きしては止め・・・の繰り返しをひたすら続けます。

それも一定のリズムを心掛けながらひたすら・・・止めている時にバイトが集中するような気がしていますが、実際とめている時にバイトがあっても気付かない事が多くロッドを動かせた時に「ちょっと重いな」と思う事でバイトと感じている事が殆どです。

少しでも重いと思ったり違和感を感じたらロッドを十分に使ったスイープフッキングで合わせてみてください。

寒さを忘れさせてくれる生命感が伝わってくるはずです。僕も何度か寒さをこの釣り方で忘れさせてくれる思いをしました。(笑)

この対極の釣り方が僕の冬攻略です。冬だからこそ、冬にしかない釣り方が他にもあるはずです。

寒さを忘れさせてくれる思いをする為にフィールドに行ってみましょう!それでは・・・・

寒くなった時のバスフィッシング

皆さんこんにちは!前回のコラムはまだまだ暑い日が続いており、台風なんかの話題でしたが・・・・最近はめっきり冷え込んでフィールドではなかなかお魚さん達に会える確率が少なくなって来ましたね。

そうなると数釣りは望めませんので「一発大物狙い!」と行きたい所ですが・・・そう甘くは無く、実際は我慢と辛抱が続く事になります。(涙)

完全な防寒対策こそが釣果アップの秘訣

寒くなっても長い時間釣りをしたい僕は、とにかく釣りに集中出来る様に防寒対策をしっかりする事を、この時期から心掛けます。

「寒いから帰ろう」とならない様にね。ただでさえお魚さん達からの反応は少なくなる上に、バイトも「何かに引っ掛ったかな??」みたいな微妙な感じになりますから、少ないチャンスをものにするには体が動く事が第一前提です。(笑)

そうなる為には僕の経験上、大切な部分は首と手首になります。

ネックウォーマーやマフラーなど首を暖めるアイテムは必需品で、これだけは必ず持って行きます。

O.S.Pのニューアイテム「ターバンワッチ」(http://www.o-s-p.net/jp/topics.php?uid=154)は今年の冬、欠かせないアイテムとなりそうです。

これは、夏にも言える事で、暑い日に帽子は当然利用しますが、その次には首にタオルを巻いたりして直射日光から守る様にしています。

これをしていると熱中症対策にもなります。以前は1日釣りをしていると頭痛に悩まされる事がありましたが、これをする様になってからは全くなくなりました。

騙すつもりはありませんが、騙されたと思って1度試してみてください。(笑)

それから手首ですが、これは手がかじかんでしまう事を極力避ける為に手首を暖めて血の巡りを良くする事が目的です。

手袋などは当然利用しますが長い時間釣りをしていると如何してもかじかんでしまいます。これも2年ぐらい前から利用しているのですが大変役に立っています。

僕が利用しているのはTHERMA BANDというものでただ単に、使い捨てカイロを入れて手首に巻くだけのものです。

これでなくてもリストバンドなんかを利用し、使い捨てカイロを挟み込んでおけば同じ効果が得られると思いますので是非試してみてください。

(写真:防寒対策のキモは血を冷やさない事ですね。)
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肝心の釣りの話ですが、この時期から僕の中でメインにとなるルアー達はシャッドとジャークベイトになります。

秋のこの時期、僕のメインフィールドの利根川ではベイトフィシュを中心に釣りを考えて行く事が多いので早く探れる巻物系をメインに考えていきます。

この時期はベイトのレンジや場所が日によって変り易いので、ベイトを探しながらの釣りにはなりますが、レンジを変える際に必ず通るコースがあると思っています。

例えば一気にシャローからディープへ行くのではなく、徐々に上がっていったり下がっていったりしていると考えていますので必ずその間にある何か(ストラクチャー)を経由し、それに沿って上がって行くと考えています。

そうするとその様なコンタクトポイントを探して効率良くルアーを通す事が、お魚さん達に出会うチャンスが広がると考えています。

ちょっとした地形の変化を見落とさずに探す事が重要です。

(写真:11月上旬に利根川で開催されたTBC並木カップに参戦。結果は2匹キャッチでした。これをバネに頑張ります!)
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それと皆さんご存知だとは思いますが、シャローフラットも見逃せません。(笑)

本当にちょっとしたフラットにお魚さん達がふらふらとしている事が多いのもこの時期かもしれません。

ただこのお魚さん達は移動するのが早いので1日の中でも何回も入り直してみる事が大切です。しつこい位にね。(笑)

シャローは阿修羅で、ミドルからディープはダンクを中心に組み立て見て下さい。

僕はフローティングとサスペンドを使い分けフローティングはゆっくり引いて止めて浮かせる事を心掛け、サスペンドはジャークを中心にキビキビした動きを演出するように心掛けています。

その日によって反応が違いますから上手く使い分けてください。

それではまた次回!(写真:ダンクシリーズはディープレンジ攻略に、阿修羅シリーズはシャロー攻略に。)
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台風後の利根川・・・

皆さんこんにちは!やっと暑い夏も終わりに近づき秋のシーズン突入ですね?

釣果も期待できますし、フィールドに足を運んでみようではありませんか?(笑)

台風の豪雨・・・

本来なら、毎週の様に僕のメインフィールドである利根川に通って行きたい所ではありますが、先日、関東地方を直撃した台風とその後、利根川上流で降った豪雨によって釣りが出来ない状態が続いていました。

あまり水位も下がらず、濁流&ドチャ濁りの状態が続いていますので釣行は残念ながら控えなくてはなりません。(涙)

何時も台風の時に思うのですが、「あれだけの濁流の中、お魚達は何処に避難しているの?」と考えてしまいます。

バスだけではなく、他のお魚達もね・・・比較的流れの緩やかな深場やテトラの中でじっとしている事は考えられますが、テトラや深場の比較的少ない上流のお魚達がどうやってその状態から逃れているのかが、少し分からない事が多くありました。

クリークも考えられますが、利根川に流れ込んでいるクリークには比較的水門があり、増水すると早い時点で閉められてしまうのです。

いったい何処へ・・・と思っていると、何と一つの答えに過ぎませんが、生活廃水を流している下水管の中へ避難していると知人から聞く事が出来ました。

勿論、利根川に隣接している町にはなるのですが、台風の為マンホールを空けて水の量をチェックしているとそこには・・・大量の魚達が入り込んでいたそうです。

確かに下水管は利根川に注いでいますが、街中までとは・・・僕も正直ビックリしました。お魚達も必死に凌いでいるのですね。感心しました。

(写真:増水時のスロープですが・・・。無理は禁物ですね。)
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秋の利根川攻略法

さてさて、話は変りますが、これから秋の僕なりの利根川攻略のお話をさせていただきたいと思います。

これからの時期僕はクランクベイトを中心に組立をする事が多くなります。メインルアーはブリッツシリーズです。

ブリッツはブリッツMAXを中心に釣りを展開していきます。

この時期、利根川のベイトは比較的大きいハスやボラが中心となりベイトのサイズに合うようなルアーとなるとブリッツMAXがベストだと考えています。

今までのメインベイトのエビやハゼ類から、この時期一気に変る事が多いと思っていますのでね。釣り方としては2通りの攻め方を多用します。

■1つは狙う場所やストラクチャーによってですが、ブッシュやオーバーハングなどはショートディスタンスで確実に通したいコースに入れられる様にして、着水してから1~2mで勝負する様に心掛けています。動き出しの良いこのルアーの特徴を生かし、横の動きを重視しする事でジグやテキサスリグには無い動きを出したいと考えています。そんなにクランクベイトはブッシュなどに打ちこむ事は出来ませんから、しっかりと狙いを定め確実に入れる事を考えるとアプローチがしやすく、アピールしてくれるブリッツMAX中心の攻めとなります。

■2つめの攻め方は、利根川に数多くある水中堤防や乱杭の先端付近の中層を狙う事です。これもベイトの大きさに合わせたブリッツMAXを中心に攻める事が多くなります。川の中へ大きく張り出しているこのストラクチャーは僕の中では一つの岬と考えています。岬はベイトのコンタクトポイントになりますのでそこにはバス達も待ち構えている事が多いように感じます。ですので、ロングディスタンスで長い距離を通せる様に心掛けています。

(写真:メインとなるベイトに併せて、この時期BLITZ MAXがベスト!)
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僕の中では、オープンウォーターでは比較的ロングディスタンスで釣り人の気配を消す事を重視し、ブッシュなどを狙う場合は釣り人の気配よりも確実にルアーを入れる事を重視しますのでショートディスタンスとなるのです。

まぁ、確実にルアーを入れられる技術があればロングディスタンスに越した事は無いのですがね(涙)練習あるのみです。

ちなみに、ショートディスタンスの時は6.6ftクラスのカーボンロッドで操作性を重視し、ロングディスタンスの時は7ftのグラスロッドで距離と、掛かりを重視し使っています。

簡単ではありますが、僕なりの秋の釣りをご紹介させていただきました。とにかく、一匹でも多くのお魚さん達に出会える様にフィールドに足を運びましょう!それではまた次回!

(写真:アプローチはロングディスタンスに越した事は無いのですが・・日々練習です。)
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