コレを待ってました!

ニュールアーをキャストする時ってワクワクしますよね~。

どんな動きをするのかとか、どんな使い方がマッチするのかとか、そしてなにより釣れるのか。期待に胸を膨らませて桧原湖へ出撃です!

仕上がり良好です

ある日自宅に帰ってパソコンのメールをチェックしていると「高梨さん、ハイカットのカラーは何色が良いですか?一つは聞くまでも無いでしょうけど(笑)」と言うO.S.Pスタッフ川村さんからのメールを発見!さすが川村さん解っていらっしゃる。

そう、悩む事なくピンクレディ!!そしてもう一色は桧原湖のスモールには定番の、ナチュラルなワカサギカラーをリクエストして数日後・・・届きました待ちにまったハイカット!

さっそく桧原湖に出撃です。

キャストしてみての感想は、まず飛ぶ。サイレントのハイカットですが、サイレントタイプのルアーには構造上どうしても飛距離に不満が残る時が良くあります。

しかしこのハイカットはダンクに負けず劣らず、同タイプ・サイズのルアーの中ではピカイチの飛距離を出してくれます。

この事はラージマウスバスはモチロン、スモールマウスバスを狙う上ではかなり有利になるポイントです。

もう一つは特に難しいテクニックを使わなくてもハイカットのネーミングのとおりしっかり水をつかんで切り裂き、ちゃんと素直にダートしてくれる事。

これはいかにしっかりバランスの取れたルアーであるかの証明であり、シャッドビギナーから上級者まで誰にでもハイカットの能力を引き出す事が出来ると言う事です(もちろん使い込んでキモをつかめば、より高次元でハイカットの能力を引き出す事も可能です)。

現在ハイカットは最終段階のツメに入っていて、今回届いたハイカットはまだ完成品とは言い切れないものの、かなり良い仕上がりです。

242_1シャッドのドラッキング

そして私がハイカットを開発中から一番気になっていた事があります。

それはドラッキングでの使用です。実はだいぶ前から「ダンクサイズでダンクより浅いレンジを引けて、ただ巻きでもしっかり動いてくれて、尚且つサイレント使用のシャッドが欲しい!」と、O.S.Pスタッフの方に大会で合うたびに話していました。

理由はホームレイク桧原湖でスモールを相手にしていると、時としてダンクでは引き切れないレンジが存在したからです。

それはドラッキングした際のミドルレンジ。ダンクはドラッキングすると、その急潜行能力を活かして今までシャッドを送りこめなかったディープレンジをも攻略出来る、最高のルアーです。

しかしダンクをミドルレンジでドラッキングしてしまうと、すぐボトムを叩いてしまいます。

これがラージマウスであれば問題ないのでしょうが、スモールはボトムを叩く物より水中に浮いている物(サスペンド)と、自分の居るレンジより上のレンジにある物に好んでバイトしてくる時期があります。

そして近年そのレンジにいてベイトを捕食しているスモールがまたグッドサイズな事が多いのです。

そのグッドなスモールを釣るためにハイカットのようなシャッドを待ち望んで居ました。

さっそく期待を込めてハイカットをキャスト。エリアはスポーニングを控えたバスが居るであろう3~4mを広く探って行きます。

ハイカットをエレキで少し潜らせてドラッキングを開始して数分後、ジャークした後のポーズ中にゴン!と出ました。ハイカットのドラッキング大成功です。

今後はダンクとハイカットの組み合わせて、ディープレンジからミドルレンジまでしっかりカバー出来ます。

桧原湖ではこれから夏・秋にかけて、スポーニングを終えて体力を回復させたスモール達がディープのワカサギにつくようになりますから、このシャッドのドラッキングが非常に有効になって来ます。

ハイカットの発売までもう少し、みなさんお楽しみに!

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