スモールはシャッド好き!?
季節的にスタッフレポートでもSPシャッドの話題が多いようですが、今回はシャッド大好き!?な桧原湖スモールマウスのお話をお伝えします。
スモールにはハードベイト!
今年もあと残りわずかとなってきましたね~、今年一年スタッフレポートを楽しみにご覧になっていただいた皆様、本当に有り難うございました。来年もぜひ宜しくお願いします。
さて今年最後のお題は、来シーズンに役立つ?桧原湖にスモールマウスねたです。
桧原湖でスモールマウスバスを釣る場合、良く使われるリグがスプリットショットリグやノーシンカーリグ等のライトリグです。
確かに手ごろで良く釣れる釣り方で、まずスモールの顔を拝みたい!と言う方にはお勧めの釣り方です。
しかし桧原湖のスモールマウスバスはホントに気まぐれ。
あっという間に現れて、あっという間に居なくなる・・・そんな魚です。
そんなスモールを攻略するにはやはり手返しの良いハードベイト!
そしてハードベイトにアタックしてくるスモールはみなコンディションの良いバスばかりです。
桧原湖の場合大まかに年間を通して考えると、春はやはりシャッド。
そしてネスト・アフタースポーニングの時期を過ぎると、シャローのミノーやクランキングパターンがやってきます。
それに極めつけは夏以降秋が深まるにつれて、ディープでベイトのワカサギに付くスモールを狙ったシャッドパターンの出番となります。
確かにスポーニングの後は一時的にハードベイトへの反応が悪くなる時がありますが、そこは回復の早いスモールマウス、ネストがまだまだ見られる時期にでも、スポーニング第一陣のビックなスモール達はもう回復していることが多いため、やはりハードベイトが一年を通して有効になってきます。
桧原湖でのシャッドの爆発力!
そしてその中でも、春のプリスポーンのスモールを狙ったシャッドパターンと、夏から秋に掛けてディープのワカサギに付くスモールを狙ったシャッドパターンには強烈なものがあります。
下手をするとシャッドとライトリグでは、10対1から10対0ぐらい釣果に差が出ます。
この差は、スポーニングの為に一瞬にしてシャローにさしてきて、また一瞬にしていなくなる春のスモールマウスと、ベイトのワカサギについて常に異動を繰り返している秋のスモールマウスを捕らえることが出来る、ハードベイトの手返しの速さとスモールマウスのシャッド好きの表れだと思います。
さて肝心の釣り方ですが、使うシャッドは勿論OSPダンク!
実はこのダンク、過去に誰もが知っているであろう某有名ディープシャッド(その時はプロトタイプで、そのレンジを初めて攻略出来るシャッドとしてかなり話題になった。)にトーナメントの舞台で釣り勝ったと言う実績を持っています。
使い方は、春にメインになるのはスモールがシャローにさして来るであろうコンタクトポイントにキャストしてリトリーブ。
水深で言うと2M前後になります。ここでキモと言うか、気をつけて欲しいのが、必ず底を取らずにリトリーブすること。
この時期、底を取ってリトリーブしてしまうと、スモールは極端に食いが悪くなります。
お勧めはリーリングでのリトリーブではなく、ロッドを横に寝かせて、ロッドワークでリトリーブする方法です。
この方法だとロッドティップの高さを調節する事により底を取らずに一定のレンジを引いてくる事が出来ます。
また、シャローにさしてくる一歩手前のスモールにはダンクのドラッキングが有効になります。水深は大体5m前後。
そして春のスモールを、ダンクのキャストやドラッキングで攻略するのに重要になってくるのが地形と風です。
スモールは本当に一瞬でシャローにさしてきて、一瞬で居なくなりますので、コンタクトポイントをしっかり見極め、風の様子を常に気にしながら釣りをすることが重要になります。
次に、夏以降のディープに落ちたワカサギについているスモールを攻略する際にメインになるのが、ダンクのドラッキングにダンクのキャロライナリグが加わってきます。
(写真:桧原湖のディープ攻略法の1つ、DUNKのキャロライナリグ)
キャロライナリグは、ベイトタックル・スピニングタックルどちらでもよいのですが、秋が深まるにつれてディープに落ちっぱなしで目の良くなったスモールには、スピニングタックルでのキャロライナリグがお勧めになります。
動かし方は、ジャークをメインに、時としてデッドスローでのリトリーブ(これもロッドワークで)にステイ。
そして、このディープに落ちたスモールをダンクで攻略するのに重要になってくるのが、やはりベイトであるワカサギの存在です。
魚探に移る映像を見て、今ワカサギの群れがどんな状態か?スモールはベイトに対してどんな行動をとっているか?これを見極める必要がありますので、魚探とよ~くニラメッコして見て下さい。
最後にダンクのカラーですが、ブリッツやHPFなどチャート大好きの桧原湖スモールマウスですが、このダンクSPを使う時に限ってはアイスシャッドやモロコ、TNサイトスペシャルのようなよりベイトフィッシュライクでシルバー系のカラーがお勧めです。
また桧原湖南部のロックハンプエリアや北部の赤土エリアでは、ワザアリ等のクロー系も良く使います。
桧原湖ではクローも立派なメインベイトで、クロー系を捕食しているスモールはグッドサイズが多いです。
そして桧原湖でメインとなるクロー系のカラーはアメザリなどの赤系ではなく、ワザアリなどの茶系やソフトシェルクローなどの青白系。
なぜって?桧原湖でメインとなるクローはアメリカザリガニではなく、ウチダザリガニだからです。
このウチダザリガニの体色はアメリカザリガニのような赤系ではなく茶系で、爪の付け根が白く、腹部が青っぽく、まさにワザアリやソフトシェルクローがベストマッチです。
このダンクSPを使った桧原湖でのシャッドパターン。はまった時の爆発力は並ではなく、一度体験したらライトリグを投げる気がしなくなりますよ~お勧めです。
年が明ければ、OSPでもサスペンドモデルの出荷時期?だと思いますので、シーズン前にしっかり揃えてシーズンインと同時に爆釣しましょう!!それでは良いお年を!
(写真:季節やエリアによって有効カラーが変化。臨機応変にカラーまで気を配り使い分けてワンモア!)
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