ハード・ハード・ハード!
06年10月24日みなさんどうしても一匹釣りたい時は、ついソフトルアー(ワーム)に手が伸びてしまう事はありませんか?そんな時こそハードルアーで行きましょう!
ぐりぐり・ビシッバシッ・ゴンッ!ドッガーン!!
先日友人のボートに便乗させてもらい、トーナメントで傷ついた心?を癒すために釣りに行ってまいりました。
トーナメントでは食わせのライトリグに手が伸びる機会が多いですから、今回の釣行はストレス発散もかねてハードルアーオンリー勝負です。
友人に「高梨君マジでワーム使わないの?!」とビックリされましたが、「マジですよ~」と笑顔で答え、ルドラに阿修羅にブリッツにハイピッチャーなど等、ハードルアーを宣言通りビシッバシッ・ぐりぐりと投げ続け、一日が終わってみればワームも使っていた友人と釣果は同じ。
最大48センチ1600グラムを含む、トーナメントのリミット5匹の総重量で考えると二人で(友人もビックフィッシュはハードルアー)7050グラムも釣っちゃいました。
今回のMVPは、48センチ1600グラムのバスを連れて来てくれたルドラ!
使い方は、朝一や風が吹き始めたらフィーディングに上がって来るバスを狙って、ルドラFをリップラップの一番上のシャローにキャストしてぐりぐりと潜らせ、ビシッバシッとジャーク。
そして一瞬だけ水面に小魚(ルドラはデカイですけど、イメージは小魚)のだす波紋が出るくらい浮き上がらせて、またぐりぐり・ビシッバシッの繰り返し。
または、リップラップの一段落ちたブレイクの下に居るビックバスにはルドラSPを使い、ブレイクのショルダーにキャストしてぐりぐりっとブレイク下に潜らせビシッバシッ!と見せて、目の前でステイ。
ぐりぐり・ビシッバシッ・ゴンッ!ドッガーン!!とバスがルドラをひったくっていくのは、かなりエキサイティング!
今回の釣行では、ハードルアーの力を改めて実感させられました。
(写真:ビッグフィッシュキラーのルドラでグッドサイズをキャッチ!!)
![72_1](http://www.o-s-p.net/wp/wp-content/uploads/72_1.jpg)
また、ゼロワンジグ・ニューウェイト5・7・9グラムのテストもかねて使ってみたのですが、バスが良く釣れる上に本当に根がからない。
ジグ打ちってリズムがありますから、根がかりしちゃうジグだとピッチングやフリッピングのリズムが崩れて打ち続けられなくなっちゃうんですよね。
その点ゼロワンジグはカバーに入れてもスルスル出てくる出てくる。今回の釣行でもロストはゼロです。
なおかつ、ただガードを固くして根がからないけどフッキングが悪いジグと違って、フッキング能力もピカイチ!本当に良い仕事をしてくれます。
皆さんもぜひ、釣具屋さんでゼロワンジグを見かけたら即バイトしてください!カバー打ちが大好きになりますよ。一押しです!
(写真:この日、更にルドラで連発!!そのポテンシャルは未知数。)
![72_2](http://www.o-s-p.net/wp/wp-content/uploads/72_2.jpg)
キャスト・キャスト・キャスト!!
一匹は釣りたい、デコるのだけは絶対いや、じゃあ小さいワームにダウンショットでネチネチシェイク、はたまたノーシンカーのワームでスローにスロ~に。
こんな気持ちになったことがある方は、世の中沢山居られると思います。かく言う私もトーナメント中は、どうしてもこんな気持ちになってしまいます。
でもソフトルアーだから釣れる、ワームでスローに丁寧に探れば釣れるなんて考え自体が落とし穴。
スローにソフトルアーでネチネチとなんてのは、そこにバスが必ず居る!でも口を使ってくれない・・・
なんてピンスポットが把握出来ていてこそ本当に生きて来る食わせの釣りです。
大体はスローにやりすぎていつの間にか本日終了。もしくはチビバス一本なんとか釣り上げ、自己満足でとりあえずいっか~と寂しく終了となることがほとんどだと思います。
こんな釣れない時こそハードルアーを投げ通してみてください!
ハードルアーの利点は
1)何と言ってもスピーディーに探れる
2)広範囲に探れる分、バスと出会える確立も上がる
3)そしてビックバスほどハードルアーのストロングな釣りが大好き!(と、私は信じてます。)
ハードルアーは巻き続け投げ続けてこそ威力を発揮する物、ハードルアーは釣れなくてさ~、とソフトルアーに手を伸ばす前に、たまにはハードルアーを投げ倒す!
きっと新しい世界が広がって来ると思いますよ。ハードルアーを投げ続けるコツは、ソフトルアーとシングルフックは釣り場にもって行かない(個人的にはラバージグはOK。もちろんゼロワンジグ!フットボールジグはズル引きしたくなるのでアウト)。
そしてシークレットは、タックルボックスにOSPルアーを入れ忘れない事です(これ最大のキモ!)。
もし二日間デコったとしても、三日目にハードルアーで釣り上げたビックバスは皆さんにとって、ネチネチやって釣り上げた泣きのチビバス一本より、何倍も貴重なバスとなる事間違いなしです!!
(写真:投げて巻くだけ。それゆえ、ルアーのポテンシャルが試されるのがハードルアー。数々の実績をもつ、ハイピッチャーでもキャッチ!)
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