リアクション、プラスアルファのテキサスリグ
チョッと前になるんですが、北の楽園での、テキサスリグの話題をご紹介します。
ライトでリアクション
みなさんこんにちは。毎日暑い日が続いてますね~!数年前まで日本最高気温の記録を持っていた山形は暑くてトロけそう・・・。
今回ご紹介するのは、先日北の楽園へ久々にマイボートを持って大会に参加してきた時のお話です。
マイボートを浮かべて北の楽園の大会へ参加するのは、秋田チャプターが活動を停止して以来ですから実に約10年ぶり。
個人的にかなり楽しみにして行ったのですが、まぁ色々と事件があったとは言え、大会の結果からご報告すると、ドライブクロー4"のテキサスウェッピングでキロオーバーを持ち込んだもののリミットメイク出来ずに大ホゲ・・・。

時期的にはまだアフター・ネストが入り混じっている状態でしたので、私の狙いは葦(アシ)。
それも奥側を10g以上と重めのシンカーでのテキサスリグでウェッピングする展開だったのですが、その大会で優勝した大塚拓選手のパターンは葦の外。
そして重めではなく軽めのライトテキサスでした。
大会上位5名のパターンは葦奥が3人。
葦の外が2人(葦の外でも葦に絡んでいるポイント)でしたが、注目はその釣り方。
この季節、葦に絡むポイントでノーシンカーリグやテキサス・ラバージグをストンと落としてリアクションで食わせるか、ステイで食わせる釣り方は定番なのですが、大塚選手は葦の外に倒れている葦などにリグを一度預けて(軽く引っ掛けて)、そこから再度落としてリアクションで食わせていたんですね~。
前日当日湖上で葦際を見ていても、実はかなりのキロオーバーが居たんですよ。
でも葦の中に入ったり、外に出て来たりニュートラルで食わない・・・。
マリーナの人にも「シャローにかなりデカイのがサイト出来るけど食わないんだよね~、あれ食わせられたら優勝間違いなし」とは言われていたのですが、その通りの結果になりました。
当日終了間際、大塚選手に葦島であった時には、「リミット揃ってません・・・」と言っていたのですが、本当に帰着間際にリミットメイクしたらしく、きっちりリミット3本でウェイイン。
他の上位選手はそれなりに本数を釣っていたようですが、推測するに差が出たのは、意識していたベイトの差。
他の選手はボトムメインでクロー(ザリガニ)を意識したワームを使っていたのに対して、大塚選手は5インチのステックベイト。
シャローでウロウロしていたニュートラル状態のデカバスは、アフターの中でもより回復組み。
きっちり3本でも、他のバスよりウェイトがあったんでしょうね。
実際シャローにはベイトフィッシュがたくさん見られましたが、それを食べているニュートラルなバスに捕食のスイッチを入れさせる事が出来た「ライトテキサスリアクション」の勝利でした。
早速私も表彰式後に反省フィッシング。ものの5分でしたね・・・倒れた葦からライトテキサスを落としてスイミングさせた瞬間・・・アレほどニュートラルで口を使ってくれなかったバスがすっ飛んで来て一発でバイト!!

軽くキロ秤振りきりのデカバスでした。このリアクションライトテキサスにベストマッチなワームは、勿論ドライブスティック!!
ドライブスティックを使うことによって、ワームを何かに掛けて再度落とす時の微妙なロールのリアクションと、スイミングさせた時のテールスイングがプラスアルファされドライブスティックの自発動作コンボがヤル気のないニュートラルなバスに捕食スイッチを入れてくれます。
シンカーのウェイトはストンと落ちすぎず、ドライブステックのアクションをバスにじっくり見せられる5g以下。
お勧めカラーはよりベイトフッシュライクで、リアクションさせたときのロールのフラッシングが活きるツートンカラーが一押しです。
このライトテキサスでのリアクションは、夏場カバーのシェードでボケッと浮いているニュートラルなバスにもお勧めです。
鉄壁ドライブクローの「落ちパクリアクション」と、ドライブステックの「スイミングリアクション」、うまく使い分けて夏の暑さに負けずに釣りに行きましょう!
最後に体験談です
色々事件があったと言うのは、マイボートで参加をかなり楽しみにしていったのですが、前日プラでマイボートのエンジンがスタートして10分も立たないうちに沈黙・・・。
それなりにマリーナから離れた所まで来てましたので、炎天下にほぼ無風の中、実に約7時間湖上で漂流・・・。
大会は友人に同船させてもらって無事出れたのですが(佐藤さんサンクス)、炎天下で漂流する辛さがしみじみ解りましたね~。
一緒に来ていた友人に助けてもらえばよかったのですが、みんな真剣にプラしてましたので邪魔しちゃ悪いと思い、早い時間だったので自力で戻れると余裕だったのですが、灼熱地獄でした(砂漠でさまよった人が、一番最初に水って言う気持ちが理解出来ました)。
みなさんも(ボートアングラーも、勿論おかっぱりアングラーも)この夏場の時期は必要十二分な水分補給できる飲料は持参して釣りに行きましょう。
命あっての楽しいバスフッシングですからね、もしもの備えは忘れずにです。
関連商品