桧原湖ではとにかく・・・、誘います!

ショートバイトが多発するアフターのバス。じっくり誘って食わせます。

じっくり、ゆっくりと

皆さんこんにちは。下界はムシ暑い日々が続いてますね~。

こんな時期は涼しい避暑地桧原湖で、の~んびりバスフィッシング!最高ですね。

さて現在の桧原湖の状況ですが、下界より季節の進みが遅い桧原湖でも、春のビッグイベント、スポーニングが終了。

回復してきている個体もいますが、全体的にアフタースポーンの状態です。

今は水も多く(今後の放水でかなり減水するとはおもわれますが)シャローのグラスやカバー周りには大型のラージも多数見かけられます。

まぁこれから梅雨明けとともにと言うか、暑さとともに…サマーパターンへ移行してくるでしょう。

さて本題のアフタースポーンの時期ですが、キーとなるのは、やはり「ウィード」。

そして悩まされるのがショートバイト。まぁバスもスポーニングの疲れで、活発にベイトを追いかけまわせない状態なので仕方ないのですが・・・。

こんな状況の時には、バスにしっかりルアーを見せて口を使わせる必要があります。

このしっかりバスにルアーを見せて、じっくりゆっくり誘って口を使わせる為に有効なのが、ドライブクローラー3.5インチのネコリグ。

949_1
釣り方はシェイクしながらステイ、そしてフォール。引きすぎないのがミソです。

一般的に桧原湖で代表的なリグと言えばライトキャロですが、このライトキャロ、ウィード周りを引いててウィードの絡みがストレスと感じた事は有りませんか?

キャロの場合、このウィードに引っかかって外れた時に起きるルアーのイレギュラーアクションで、バスにリアクションバイトさせる事が出来るのが1つのメリットなのですが、やはりピックアップした時に絡まったウィードをいちいち外すのは面倒くさい・・・。

キャロの場合横方向の釣りなので仕方ないのですが、その点ネコリグだと引く力点となるフックセット部とシンカー部分が近いので、細かくシェイクしながら引いてくると、横に引いててもウィードやグラスを少し登ってくれるんですよね。

そしてウィードやグラスから外れた時に、ドライブクローラー特有のプルプルアクションでフォール。

そう!まさにスポーニングで疲れたアフターバスのメインベイトである、エビやハゼ系の動きなんですよね。

また、ドライブクローラーをネコリグにリグるもう一つのメリットは、スリムなシェイプを活かして、スルスルとウィードやグラスの根元までリグを送り込ませる事が出来る点です。

キャロの場合シンカーだけがウィードに潜り込んで藻ダルマになったり、肝心のルアー部分がウィードの上に浮いてしまい、バスが潜んでいるスポットまでルアーを送り込めない等の問題が出て来ます(まあコレもバスがウィードの上に浮いて来てベイトを追い回すようになったら有効ですが、その場合はブリッツ等のクランクで、ウィードの上を引きまくる方がある意味効率的)。

つまりキャロのデメリットを解消出来るのがネコリグなんですね。

ドライブクローラーをセットする最大のメリットは、やはりルアーが持つ自発的アクション。スローな釣りになればなるほど、このメリットが活きてきます。

私なりのセッティングはウルトラライトのロッドにラインは2ポンド~3ポンド。

インサートシンカーは軽めで1/96~1/64oz.を狙うウィードやグラスの濃さで使い分けてます。

そしてフックセットはワームに対して縦刺しで、フックポイントは出しません。

一見フッキングが悪そうですが、活性が悪いとは言え腹ペコのバス達、しっかり見せてバイトに持ち込んだら放しませんので、問題なくフックアップします(私はプラス、キャスト時のワーム切れ防止の為に伸縮チューブを極細にカットして使っています。ちなみにドライブクローラー3.5インチであれば、4mmサイズの伸縮チューブですと伸縮させずともフィールドでカットしてそのままセット出来て便利です)。

私の一押しカラーは、今年ニューリリースのブルーバックシナモンとゴーストシュリンプ。

これらのカラーはツートン仕様になってますので、シェイクした際によりアピール度を高める事が出来ます。

小さめのラメもいい感じですね~。他にお勧めのカラーはスカッパノンと、これも今年のニューカラー、スモークプロブルー。

この2つは一見地味なソリッドカラーですが、どんな水色にも違和感無くなじみ、尚且つ存在感のあるカラーです。

上記の2パターンプラス、ドチャ濁りの時のブラックレッドフレークがあればまず安心です。

949_2
ニューカラーと言えば

さ~て久々のレポート更新ですので、みなさんに伝えたい事が沢山あります。カラーと言えば、今年のシンクロの新色ダッピシュリンプとゴーストシュリンプ、そしてブラックブルーパープル。

この3色、みなさんはもう使って見ましたか??かなりヤバイですね~高梨的にど真ん中ストライクです。

まず「ダッピシュリンプ」、O.S.P的には黒っぽいテナガエビをイメージしたグリパンベースのジグなんですけど、問題は胴部分にある青白い所です。

この部分が、バスの大好きな柔らかくて食べやすいエビの脱皮した直後の状態をイメージしているのがネーミングの由来ですが、桧原湖に通っているアングラーなら即、ピン!とくると思います。

そう、桧原湖に生息する、特にビッグスモールが大好きなベイト、ウチダザリガニの色そのものです(ウチダザリガニは爪の真ん中が青白っぽくなっていて、ウチダ君釣りの時はコレを目印にサイトします)。

カラーネームを「桧原湖スペシャル内田君」に変えてほしいくらい(笑)。

スモールに限らず、このジグは青白い膨張色が胴部分に入っていることで、他のグリパン系シンクロとは一味違うアピールがバスに出来ます。

ラメも入ってませんので、バスがスモラバのラメを嫌う状況の時なんかにもピッタリですね。個人的には、是非ハンツとゼロワンジグにも追加して欲しいカラーです。

トレーラーはドラクロのグリパンもお勧めですが、ソルトウォーターカラーのカモが一押し。

次に「ゴーストシュリンプ」、ゴーストシュリンプと言えば聞き覚えがあるカラーですよね。そう2011年にドラクロに新規採用されたカラーです。

実はこのシンクロのゴーストシュリンプは、O.S.Pプロスタッフや社員の中であまりの釣れっぷりに大流行!コレはシンクロで出すしかない!ってなわけで採用となった、ある意味O.S.Pエリートカラー。

桧原湖ではグリパン信者だった私も、今では釣行時に欠かさず持っていく釣れ釣れカラーです。

薄いシナモンベースに、少なめにちりばめられた小さなブラックとブルーのラメが、透明感のあるシュリンプをイメージしたローアピールながらも食わせの切り札カラーに仕上がってます。

トレーラーには同じゴーストシュリンプのドラクロに、ドラクラのワッキーも良い感じですね。

ちなみにシンクロトレーラーとしてのドラクロセット方法なのですが、ノーマルにセットして爪の存在感を活かすのが一般的ですが、プラスバージョンのセット方法として、ドラクロの特徴である爪の部分をカットしてセットするのも、状況に応じて是非試してもらいたいですね。

比べて見てもらうと一目瞭然なのですが、爪有り、爪無し、そしてカラーの違いでシンクロのイメージがかなり変わります。

ルアーを変える前に、ちょいと爪取りチューニングをしてワンモアキャスト。この違いでバイトしてくるバスが居ますので試してみて下さい。

「ブラックブルーパープル」このカラーは、昔からレギュラーサイズのジグで定番中の定番として知られている、根強い人気カラーですよね。

私も過去に八郎潟へ毎週末車中泊しながら通っていた頃、このカラーのジグのあまりの使用頻度の高さに財布が追いつかず・・・自分でジグを巻き始めるきっかけを作ってくれた安定して釣れる実力カラーで、もっともシルエットがハッキリ出るブラックをベースに、これも水中で水色を問わず「見える力」を持つブルー、パープルをミックスしたジグのパイロットカラーで、特に食い渋りの時や急な濁りの時には切り札的なカラーです。

コレからの季節、急なゲリラ豪雨などでフィールドに濁りが入ってタフッた時などや、桧原湖で言えばボートの往来の引き波で濁りが入ってしまう、ビッグスモールの実績が高い馬の首エリア等で是非キャストして欲しいカラーですね。

お勧めトレーラーは、ドラクロにドラシュリのブラックブルーフレーク。ドラクロのインパクトブルーもハイアピールな組み合わせです。

O.S.Pが自信を持って世に送り出したニューカラー2つに、往年の釣れ釣れ定番カラーを1つ加えた新色シンクロ。

まだキャストした事がないアングラーは是非フィールドでその実力を体験して見て下さい。

最後に、くれぐれもドラクラネコは引き過ぎないように。じっくりゆっくりバスを誘うのがキモです。

では、涼しい桧原湖でみなさんのお越しをお待ちしておりま~す。

949_3

関連商品