桧原湖春の神器

桧原湖も長い冬を抜けてやっとシーズンイン。春の桧原湖に絶対外せないのがこれ!

動かさずに動かす・・・
みなさんこんにちわ。冬眠から覚めた東北の熊、久々の登場です。東北もやっと釣りが出来る季節になりました!今年の冬は長かった・・・。

私のホームグラウンド桧原湖もGW直前にはシーズンイン。桧原湖の場合、シーズンイン直後は一種の修行ですね。

まず寒い。冗談抜きで寒い。日が照って風がないと春を感じるのですが、ひとたび日が陰り風が吹くとメッチャ寒い。

釣果も厳しい・・・しかし気まぐれスモールのタイミングにさえ上手く合えば、一年の内で一番ビックスモールに出会えるのも春の楽しみ。

(写真のスモールは、先日のJB桧原湖第一戦中にアイウェーバーリアルプリントカラーSSSで釣った900gのスモール)

先日のJB桧原湖第一戦でも、なんとお立ち台5人の内4人までが3キロ越え・・・。上位二つは3,500g越え・・・恐ろしい・・・。

今の桧原湖は、プロシリーズスタート当時の桧原湖では考えられないほどのポテンシャルを秘めた湖に生まれ変わっています。

その春の桧原湖では外せない春の神器がこの2つ、アイウェーバーとハイカット!

スポーニングを前に、上を(シャローを)意識している気まぐれなスモールを魅了してくれるこの2つのルアー。

ハイカット
ハイカットは、ミドルレンジからシャローに上がってウロウロしているスモールを狙えると共に、チョッとしたプレッシャー(天候や人為的なもの)で一段下のセカンドステージまで落ちてしまったスモールを、ドラッキング等で少し潜らせて狙うのにも最適ですね。

サイレントボディと、バランスを崩しすぎない安定したスイム姿勢が特徴。桧原湖では確実に使用アングラーが増えてきている、誰でも安心して使えるシャッドです。

お薦めカラーは、桧原湖の場合ワカサギ系のナチュラルなカラーと、高梨的一押しはやはりピンクレディ。

ピンクと言うと目立つ感がありますが、水中では非常にナチュラルに水に溶け込むカラーです。これにフラッシングのプレートが入ったDMカラーは外せないですね。

そしてアイウェーバー
シャローに上がってきたスモールは勿論、ミドルレンジやディープレンジの中層に浮いている、普段は非常に釣りづらい(狙いづらい)バスを浮かせる力はハンパないです。

キモは動かさずに動かす・・・。なんかなぞなぞみたいですが、他のルアーにはないアイウェーバー最大の特徴がやはり水中で漂う事(SSSタイプ)。

アイウェーバーで思ったように釣れないとお思いの方は、多分引きすぎてるんでしょうね。

ハイシーズンでバスも食い気バリバリの時はバイトしてくるでしょうが、アイウェーバーの魅力はナチュラルに中層で漂う時にでる、自発的な自然な動き。

この人為的に加えたアクションではなく、アイウェーバー事態が発する自発的なナチュラルな動き(まさにボケッとした無防備なベイトフィッシュ)にナーバスなスモールもバイトしてくるんでしょうね~。

イメージはラインスラックを巻き取る程度。他のアングラーから見るとキャロでも投げているような感じに見えるくらいスローで大丈夫です。

桧原湖では6月に入ると、このアイウェーバーでかなり楽しめます。

(写真は昨年6月に、アイウェーバーSSSホタルで釣った40cmアップのキロオーバー)

狙いどころはシャローは勿論、馬の首等のバンクもお薦めです。

お薦めはやはりリアルプリントカラー。それに高梨的シークレットはホタルですね(水中からのシルエットがハッキリ出るのがミソ)。

キャストの際の飛距離がアドバンテージになりますので、PEラインシステムがお薦めですが、風が強い時などはラインスラックの処理が非常に大変・・・そんな時はフロロカーボンラインがお薦めです。状況に応じて使い分けて見て下さい。

ちなみに暖かくなるにつれて、フローティングタイプのほっとけもありです。ボイルが起こったら迷わずキャストしましょう!

アイウェーバーは信じて投げきる!これがビックフィッシュへの近道です。

※みなさんにお願い。
山上湖の桧原湖では、下界のバスがアフターに入る6月からがスポーニング真っ盛りです。
この時期はいくら直接ベッドを狙ってないとは言っても、水深3m以下でバイトしてくるバスはまず99%がスポーニングに絡んだバスです。
いつまでも桧原湖で楽しくバスフィッシングが出来るように、釣り上げたら早めにやさしくリリースのほど宜しくお願い致します。

(写真:桧原湖攻略にはハイカットとアイウェーバーは欠かせませんよ!)

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