2日間の予想優勝ウエイトは16kg!?

琵琶湖の猛者が集うトーナメント「BATNET」。春のこの時期はハイウエイト戦が展開され、優勝するには2日間で16kgのスコアが必要。それを実現するために組んだパターンとは…?

不安の残るプラから一転、本戦で巻き返し…
5月17日(土)・18日(日)の2日間に渡って、琵琶湖で開催された「BATNET スペシャル 2Days 春」に、マイバディ“カネゴン”こと金光忠実プロとタッグを組み「チームパワーストーン」として出場しました。
BATNETとは、琵琶湖の強者たちがこぞって参戦するトーナメント(笑)

出場するにあたって、ちょうど1週間前の5月11日(日)に、南湖中心のプラクティスを行いました。

例年なら沖の浚渫エリアなどで好釣果が得られる時期なのですが、水温が例年に比べ若干低いこと、雨不足や田んぼの代掻きによる水質悪化…
それに加えてカレントもなく、手応えはイマイチでした。

しかしなんとか沖の3mのハードボトムにエビモがパラパラ生えているエリアで、ドライブシュリンプ4.8in(グリパン/チャート TW107)のテキサスリグ(3/16oz)をエビ藻に絡めながらスイミングさせるいわゆる「マキマキ」でキロアップを数匹、バックシートの相棒が釣っていました(笑)

私はというと、唯一ブレードジグ3/8oz(グリーンパンプキン BJ-38×ドライブシャッド4.5in)で釣れた1匹だけ……
本戦に向けて不安だけが残る練習となりました。

(写真:エビモがパラパラと生えているハードボトム。プラで見つけたこの可能性に賭けることに)

BATNET スペシャル 2Days 春 初日。優勝ウエイトは16kgと予想し、1日8kgを目標に挑みました。

プラの手応えからすると5kg、よく釣っても5kg半(汗)。
プラから一週間で状況が劇的に変わっていることに期待し、3mのハードボトム・エビモパラパラエリアに直行しました。

プラ通りエビモに絡めながらドライブシュリンプをマキマキして、1時間にキロフィッシュを1~2匹ペースでキャッチしましたが、残念ながらキッカーフィッシュに恵まれず、初日5320g・5匹で10位と沈黙。
完全に出遅れましたorz

初日のリーダーはJB TOP50の前山智孝プロチームで、記録は10kgオーバーと聞かされて愕然……
これでほぼ優勝の目はなくなったチーム・パワーストーン。
2日目、8kg釣らなきゃ入賞もありえなくなりました。

(写真:コンスタントにバスをキャッチできたものの、キッカーに恵まれず10位でスタート)

BATNET スペシャル 2Days 春 2日目。目標を8kgに設定し、エリア、アプローチなどすべてを変えて勝負に出ました。
沖からシャローへ、ドライブシュリンプのマキマキからドライブスティック3.5inのドロップショット(1/4oz)。
水深1.5mまでのウィードに絞り、地形とウィードのちょっとした変化を淡々と撃ち続けました。

ドライブスティックのカラーがキモで、代掻きの影響によるササ濁りの中でもシルエットがハッキリしアピールできるブラック(5月の琵琶湖、何気に効きます)をチョイス!

目標の8kgには届かなかったけれど、1600gクラス3匹を含む単日2位のウエイトとなる7030g・5匹をウエイインし、少しだけ初日の出遅れを挽回することができました。

4位まであと630gと僅差でしたが、結局初日のローウエイトが響き、トータル12350gで7位。残念ながら入賞はできませんでした。

しかしこの先沖が回復してくれば、ハードボトム×エビモパッチ、フラット×カナダモ新芽エリアを、ドライブシュリンプのマキマキやヘビキャロで攻略してみてください。
きっといい釣果を手にできるでしょう。
それと、ササ濁りが入る5月の琵琶湖は、ブラックやジュンバグが効きますよ(笑)

最後に、パートナーの金光忠実プロ、応援してくださったみなさま、BATNET運営スタッフ様、ありがとうございました!
そして「豆ピーと愉快な仲間たち」優勝おめでとうございます!

タックルデータ【ドライブスティック3.5in(ブラック W016)】
リグ:ドロップショット 1/4oz
ロッド:PF 6101MLFB
リール:ALPHAS FINESSE K.T.F.CUSTOM
ライン:Monster BRAVE 10lb

タックルデータ【ドライブシュリンプ4.8in(グリパン/チャート TW107)】
リグ:テキサスリグ 3/16oz
ロッド:641MMHFB-SV 【TOMCAT(トムキャット)】
リール:STEEZ 100SH
ライン:Monster BRAVE 10lb

(写真:2日目2位のウエイトを持ち込むことに成功したものの、入賞まで630g差の7位でフィニッシュ…)

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