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春の琵琶湖トーナメントレポート

4月13日に翌週4月20日に琵琶湖で開催されるRIVRECUP第2戦の練習に行ってきました。

リブレCUP第2戦に向けて
4月13日のプラクティス、お昼の時点で気温が13度までしか上がらず、本当に寒い1日でした。
プラクティスとは言え、正直魚の反応はあまり得られず釣果もサムかったです。www

それでも唯一反応があった葦と杭とリップラップの融合したスポーニングエリアでドライブシュリンプ4.8in(スカッパノンW003)のテキサスリグに良形が連発(笑)
少しだけ本命エリアの様子も伺いには行ったけどイマイチだっただけに、このエリアに期待が高まりました。

タックルデータ
ルアー:ドライブシュリンプ4.8in(スカッパノンW003)
リグ:テキサスリグ3/16ozのフックはFPPストレート2/0
ロッド:7011HFB-SVハリアー
リール:T3 1016H
ライン:モンスターBRAVE12lb.

4月20日(日)リブレCUP第2戦
結果は5,745g/5尾ウェイインし、準優勝することができました。
結果だけを聞くと、一歩及ばずとは言えまずまずの成績に思えますが、正直非常に厳しい展開でした。

前週半ば17度あった水温が当日は15度まで低下し、冷たい北風が吹く湖上は本当に過酷でした。
エリアは南湖南部の浚渫エリアメインに組み立て、浚渫の掘り残しの台地水深1.0m~1.5m上にある腐ったウイードと新芽の混ざったピンスポ。

そこをドライブクロー4in(スカッパノンW003)のテキサスリグ(3/16oz)でスローに丁寧に、そしてドラクロの持ち味でもあるパーツのどこかが常にバスを誘い生命感失うことないアクションにバイトすることを信じ探っていく、そんな感じでした。

極端にバイト少ない状況で、開始早々にかけた1,200gクラスをバラシてしまい精神的に滅入りました。
一瞬、プラで見つけていたバックアップパターン(ドライブシュリンプ4.8inテキサスリグのリップラップ切れ目撃ち)にシフトしようかと思いましたが、くればキロフィッシュという本命エリアで数少ないチャンスとドラクロに賭けてみました。

本命エリアか、はたまたバックアップのパターンが正解だったかどうかは判らないけど、当日のコンディションからすればそれ以上でもそれ以下でもない準優勝の日だったってことでしょう。(笑)

余談ですが、炎天下の過酷な環境下で体力の消耗を和らげ釣りを快適にしてくれるアイテムO.S.Pネックゲーターですが、花冷えによる寒さ対策と、花粉や黄砂ブロックとしてもかなり役立ちますよ!!!

タックルデータ
ルアー:ドライブクロー4in(スカッパノンW003)
リグ:テキサスリグ3/16oz
ロッド:641MMHFB-SVトムキャット
リール:STEEZ100SH+SVスプール
ライン:モンスターBRAVE12lb.

ドライブクローラー5.5inのネコリグで53cm!
4月27日、毎年恒例の池原ダムでやる仲間内の釣り大会ですが、今年は琵琶湖で開催しました。
3人1組のチームに別れ、リミットは2尾。
ウェイインした最大魚と最小魚の差の大きさを競うという特殊ルールですw

結果は、友人亮大(あきお)君の大活躍により53cmと15cmをウェイインした我チームが圧勝しました!!!
5尾のウエイト勝負ならボッコボコにやられてましたけどねwww

そんな内輪の釣り大会ですが、同日、多くの釣り大会が開催された琵琶湖。
スポーニング真っ只中ということもあり、上位陣はサイトパターンが優勢だったそうですが、私たちはいち早く回復した大型のアフターバスと、冬の眠りから覚めたばかりの小バスを狙いました(笑)

両チーム共にドライブクロー4inテキサスのズル引き、ドライブシュリンプ4.8inのヘビキャロ、そしてOSPプロスタッフ小田圭太プロ考案?ドライブクローラー5.5inネコリグ、通称ドラ猫のニャンニャン釣法などが効果的で、今回の最大魚はドライブクローラー5.5in、最小魚はブリッツEX-DRで釣れました。大小関係無く釣れるO.S.Pルアーwww

湖上では上級者も初心者も関係無くワイワイ、お昼は、お世話になっているマリーナリブレbassclubさんのBBQエリアでガッツリお肉を食べました(笑)
バス釣り、色々な楽しみ方があり、やめられまへん!w

春の楽しい釣りを堪能させてもらってます!!

こんにちは、川村です。皆さんGWは楽しい釣りされました?僕は先月から、岡山県野池→淀川→霞水系×2→リザーバー×2→新利根川といったメニューを満喫してきました。

発売間近のドライブシャッドで、淀川でも霞水系でも!
岡山の野池はロッド&リールさんの取材でカナモ塾に入門し、バイブレーションの釣りを教わってきました。

スペシャリストの釣りは得ることが多いし内容が濃密!一気にレベルアップさせてもらったその内容は紙面にて詳しく紹介されていますので、ぜひ見てください!

ところ変わって淀川へはO.S.Pホームページでの動画撮影と週刊ルアーニュースさんの取材でした。

淀川は昨年にDVD『陸魂3』のロケで行って以来、別格の「難しさ」と「ポテンシャルの高さ」の両方にシビれてしまったフィールドです。

今回の釣行でも悔しいミスはあったものの、淀川クォリティのデカバスはしっかり応えてくれました。

この釣行の模様は近々O.S.Pのホームページにて動画公開されますが、なかでも注目して欲しいのはドライブシャッドのバイトシーンで、「これぞドライブシャッドならでは」の食わせ方です。

そして、このドライブシャッドは、この手のワームの出番が少なかった霞水系でもしっかりと結果を出してくれました。

ルアーマガジンさん「O.S.P通信」の取材でドライブシャッドのみでの釣りをしてきましたが、やはり、霞水系ではフォールバイトがとれる自発的アクションをするかしないかでバイト数に雲泥の差が出ますし、バジング(水面引き)でのサウンドアピールも効果的です。

もちろん、"ジグトレーラーにしてスイミング "といった、普通の使い方もGoodでしたが。

(写真上:ドライブシャッド特有の、泳ぎながらのフォーリングで喰わせた淀川50cmオーバー。)
(写真下:霞ヶ浦水系のオカッパリでは、ノーシンカーだけでなくジグ03ハンツとのコンビでもバスをキャッチ!)

また、春からはサイトフィッシングをする機会も増えますが、サイトフィッシングで好調なのがドライブスティックSPEC2です。

とくにダウンショットリグとの相性は思惑以上で、バスの反応がすこぶるイイ!すでにサイトフィッシングのフェイバリットです。

食わせに長けるのは、ダウンショットリグと相性の良い低比重マテリアル(水中姿勢がナチュラルな水平になる)なうえで美味しいアクションをすることが何よりですが、副産物として、塩が極少量になったことで素材の透明感が増し、その透けた感じを活かしたカラーが生まれたことも、スレきったバスに対しても違和感なく食わせられる自信につながっています。

サイトはバスの反応が見えるので、ルアーの善し悪しの判断は実感しやすいですね。

ちなみに、バスの反応の良さから自信を深めたカラーは「ネオンワカサギ」と「稚ギル」。

社内では「ウットリラメ」と呼んでいるパープルクリスタルラメの見え方はワカサギ的でもブルーギル的でもあり、バスもウットリパックリって感じかな~?

いよいよトップウォーター
そして、いよいよトップウォーターにも激しく水面を割る季節にも入ってきました!

GW後半に訪れた新利根川釣行では、連日のプレッシャーと農薬散布の影響からかドライブクロー3&4インチのジカリグ&テキサスリグにポツリポツリの状況のなか、バジンクランクに変えたとたんにバイトが連発!

6発出ましたが3発はバスが食い損ねて3本キャッチ。しかしサイズはワームで釣れるアベレージよりも上。

これは、いち早くスポーニングモードから抜けた季節感の先をいくバスが食ってきてるからで、時期早々にトップで釣れるバスの特徴ですね。

ちなみに今回釣ったバジンクランクのカラーは、自らリクエストした「K.O.ダズラーチャート」。

ブラウンバックに淡いライムチャートの組み合わせは、チャート系のなかでも最も状況を選ばず釣れる色の組み合わせだと感じます。

ブラウン→ライムグリーン→淡いチャート→オレンジと色調変化しアピールしつつも、ハデ過ぎないのでスレたバスにも嫌われない。

ダズラー(ラメラメ)は、個人的にビルノーマンのクランクベイトで好きだったカラーで、キラキラしていてキレイだし、実際よく釣った実績から採用です。

もう一色、「K.O.ダズラーシャッド」も僕がリクエストカラーです。

ホワイト系ってクリアからマッディまで対応してくれるバーサタイルカラーであり、ベイトフィッシュカラーとしても機能する実践色であるにも関わらず、いまいちパンチに欠けると感じていました。

そこで、よりリアクション効果をもたせる狙いでチャートのラインと背中のパープルブルーとの組み合わせて色調変化を際立たせ、アングラーからの視認性も高めました。

チャートブルーバックのナチュラル版といったイメージで、こちらもダズラー仕様です。

実際に泳がせてもらえれば、美味しそうな見え方を実感してもらえると思いますよ!

(写真上:淀川の人気ワンドにて。ドライブスティックスペック2の3インチ、0.9gシンカーのダウンショットにて。)
(写真中上:気難しいプリメスもパクリ!の49cm。ドライブスティックスペック2の3.5インチの5gヘビーダウンショットにて。)
(写真中下左:新利根川、ドラクロのジカリグ。ワームにはポツリポツリでしたが・・・)
(写真中下右:ハイカットSPにもグッドサイズ!ポーズ中に食ってきました。)
(写真下:バジンクランクにグッドサイズが連発!トップはやっぱり楽しい!)

最後にイベント情報
4/20にキャスティング鹿島神栖店様にて開催されたイベントに集まっていただいた皆様、ありがとうございました!イベントをやらせていただくのは初めてのお店でしたが、沢山の方が集まってくれたことに大感謝です!

次のイベントは5/11(日)地元キャスティング土浦店様にて、W.B.S.草深さんと共にトークライブをやらせていただきます!

個人的には、霞水系の沖まで知り尽くした草深さんがオカッパリをするとしたら、どこをどう釣るのか?を聞き出したいですね。

イベント限定カラーのラトリンブリッツの販売あり。もちろんプレゼントも持っていきますよ~!

それと、この日は霞ヶ浦の大山にて「ゴミピックアップ」も開催されますので、そちらに参加してからお伺いします。

よろしかったらご一緒しましょう!

(写真:キャスティング鹿島神栖店様でのイベントでは多くの方にお越しいただきました!本当に有り難うございます!)

春のプリスポーンアバスを釣るために

O.S.Pウェブサイトをご覧の皆様こんにちは。大雪や諸々の段取りで出遅れた今シーズンでしたが、早速ドライブクローとドライブシュリンプで51センチと49センチを大会前(涙)にキャッチ。改めてその効果を実感している所です。それでは初フィールドレポートをさせていただきます。

春の利根川
私の通っている利根川でも徐々にスポーニングが進行しています。
利根川では3月初旬辺りから、越冬場所近くのテトラや連杭でプリスポーンの個体が釣れ始めます。

(写真上:こちらがドライブクローでキャッチした51cm。)
(写真下:ドライブシュリンンプでキャッチした49cm。)

初期段階ではプリのメスはファーストブレイク付近に浮いている事が多く、ズル引きなど底を取る釣りやテキサスなどの撃つ釣りでは合わせずらいと感じています。
そこでご紹介したいのがブリッツシリーズ。
毎年の様に良型を連れてきます。

基本的には投げて巻くだけ。

(写真:ブリッツは、なによりも釣れてくれます。投げて巻くだけでOKです。)

ショア、ボート問わずブレイクの先に投げて巻いてみましょう。
河川系のフィールドは日ごとに流れの強さが違うので、あまり粘らずその日のバスの好むポジションを探してください。
大まかに言うと水の当たるベンドのアウトサイドの頂点前後がオススメ。

利根川の様な大規模河川は川幅も広く風の影響を受ける事もしばしば・・・。
釣行の前日夜に長い時間風の当たった面は避けた方が無難だと思います。

浮いた魚を狙う為ボトムノックはたまにする程度で良く、カラーは低水温期の比較的透明度の高い水ならアメザリを好んで使っていますが、雨などで濁りが入った時は先頃発売になったラトリンタイプがオススメです。

強風(というか爆風)に悩まされた今春でしたが、条件さえ整えばアッサリ。
先日はその日の2投目でキャッチ(笑)今年もやっぱり釣れました。

(写真:ラトリンブリッツマックスでも!オリジナルとの使い分けは、水の透明度がキーですね。)

竹内氏Blog Bank Beater

4月中旬も過ぎると・・・・

皆さんこんにちは、印旛沼の山添です。4月に入りすっかり桜の見頃も終わり、水の中も生命感が現れ始め春を感じるようになりました。印旛沼のアシの新芽もエリアによって大分顔を出し始め、毎週緑が増え、徐々に景色が変わって来ています。いよいよ本格的なシーズンの到来ですが4月中旬を過ぎても天候は不安定で寒暖の差が激しく、なかなか防寒着をしまえずにいます。それにしても、今年の冬の間の印旛沼は本当にキツかったです。

印旛沼の冬~春へ
1月中はまだ月末に気温、水温が一時的に上昇して水温が10度を超える日もあり、アングラー側としたらこのまま暖かくなったら・・・(笑)な~んて思っていたら2月早々あの大雪です。

釣りに行けないどころか雪掻きというオマケ付き。
翌週もまた雪が降りまして・・・沼の水温はガタ落ち。
勿論?沼には浮きましたが、雪解け水がたっぷり流れ込んだ沼は全く生命感が無くなってました・・・・。

そんな波乱な2月が終わり3月中旬頃になって、ようやく僅かな魚が動き出したかな?と思う程度でした。

(画像上:1月の雨の濁りの恩恵を受けドシャローのカバーでキャチしたキロアップです。ドラクロ4"にて。)
(画像中:霙混じりの雨の日にシャローのカバー周りをドラクロ3"ヘビダンで1,400g。)
(画像下:ドライブクローのニューカラーのオキチョビクロー。濁り気味の時オススメです。)

4月を迎えようとする頃、スポーニングを意識し始めた魚たちがシャローで行動を開始しました。
この時期の印旛沼はハイピッチャーなど巻く釣りのイメージが強いですが、使用頻度が高かったのがゼロワンジグストロングです。

ノーマルモデルのゼロワンジグといえば、非常に高いスナッグレス性能と上顎にガッチリ掛かる抜群なフッキング性能を持ち合わせており、その他にも細かいウエイト設定、豊富なカラーバリエーション等、印旛沼でも非常に多くの方々に愛用されていますが、ストロングの方は残念ながら使用している方が非常に少ないです。

敬遠してしまう理由の多くは、圧倒的な大きさからくるものかと思いますが、ノーマルモデルのゼロワンジグの性能&釣果にご満足して頂けているという証なんですよね。

ですが、とある状況下ではノーマルモデルを遥かに凌ぐパワーがストロングにはあります!!

(写真:全てストロングでキャッチしたバスです!)

確かに自分のホームレイクの印旛沼を例えると、シーズンに入れば毎週何かしらの大小様々なトーナメントが行われるメジャーレイクですので、当然ながらバスのプレッシャーは高い傾向があります。

その為全体的に見るとタックルの進化と共に、年々より喰わせの釣りが主流になりつつあります。
さらにはベイトフィネスの登場によりタックルの進化がどんどん進み、スモラバやネコリグ等がカバーでストレス無く使用出来る時代です。

それとは逆にオーバーサイズのルアーは年々使用頻度が少なくなって来てますよね。インパクトのあるルアーって興味で1~2度使用した後そのままお蔵入りしてしまいませんか??

勿論ストロングなスタイルを押し通してデカい魚のみを狙いキャッチしている方々もいますが、1匹の価値は非常に高いものの、常に安定した釣果が期待出来る釣りでは決して有りませので多くの方々は敬遠してしまいがちですよね。
ですが、この周囲があまり使用してない状況だからこそその効果は絶大!!

ストロングの特徴はノーマルモデルの性能に加え、他を圧倒するボリュームの極太リビングラバー、フックはカバーの中で大きいバスを掛けてもビクともしないストロングフック、ジグのスカートに負けないボリュームのトレーラーを裂けにくくずれにくいワームキーパー等があります。

アシ、ガマなどのカバーの中でもコシのある極太リビングラバーがフックを覆いガードの役割をしてくれる為に、柔らかい枯れアシの葉やゴミなどがまとわり付きにくく非常に良い塩梅です。

トレーラーは、印旛沼で使用される場合はドライブクロー4インチ、ドライブシュリンプ4.8インチが使いやすいですね。また、流入河川などは、ドライブスティック4.5インチ、6インチ(少しカット)も良いですよ!!

また、この際、組み合わせるトレーラーによってスカートの長さやボリューム調整を行うことをオススメします。
極太リビングラバーは間引いたり、短くカットしても波動や存在感は圧倒的です。

各フィールドのデカバスが捕食しているMAXサイズのベイトサイズに合わせるのも良いですし、デカバスのテリトリーに侵入するイメージで大きいシルエットはそのままに、威嚇バイトを誘発するのもアリですね!

食性、威嚇、リアクションと魚をバイトに持ち込む必要な要素を、ゼロワンジグストロングは持ち備えてますので皆さんの行かれてますフィールドでも威力を発揮してくれると思いますよ。是非ともお試し下さい!!

(画像:4月中にストロングでキャッチしたバスです。MAXは1,800gちょいまででした。)

ライトリグの中でも特に頼れるものが・・・

みなさんこんにちは!最近、僕がもっとも信頼しているライトリグを紹介します。

ライトリグの中でも特に頼れるもの
それは先日発売された、ドライブスティックシリーズの末っ子「3インチ」です。

近年の霞ヶ浦の釣りでは絶対に欠かせないドライブスティックシリーズですが、3インチを初めて見たときには「霞ヶ浦ではちょっと小さすぎるかな」と思っていました。

しかし、試しにノーシンカーで使ってみたら、スピニングタックルでキャストしやすく、ハリ持ちも良く、スキッピングでウッドカバーの中を狙うのにも最適でした。

4月の上旬、霞ヶ浦の強豪が集う弁天マリーナの大会に参加しました。

3日前の大雨と直前の冷え込みで、参加30チーム中バスを釣ってきたのが9チームとかなり厳しい大会でした。

この日僕は、この時期に実績の高い石積やドックの壁をメインに狙いました。

いつもだったらハードベイトをメインに使うシチュエーションですが、状況から魚がスローだと判断し、ライトリグでじっくり攻めることにしました。

使ったルアーは、この時期にバスが多く食べているワカサギやシラウオをイミテートしたセッティング。

04シンクロ2.7gに、トレーラーはドライブスティック3インチの組み合わせ。ベイトフィネスタックルで使用しました。

カラーはベイトフィッシュを意識し白っぽい色(ゴーストシュリンプ)をチョイス。

石積みでは同船者がダウンショットで何度も根掛かりするところ、シンクロのスナッグレス性能の高さでロストもせず、ポイントも荒らさずにきっちり攻めることができた結果、貴重な1本を釣ることができました。

その後同船の村松君も1本釣ってくれ、大事な初戦を5位入賞することができました。

シンクロは独自のヘッド形状と絶妙なアイの位置により、根掛かりやスタックの回避が素晴らしく、しかも、フック形状とアイの位置関係によりバスの口の良いところにしっかりと刺さる設計がされているので、貴重なバイトを逃しません。

それに小魚そっくりな、ドライブスティックのテールを振りながらフォールするアクションとスイミング時はしっかりロールしてフラッシングするので、食い渋ったバスも我慢しきれずバイトしてくるはずです。

また霞水系では至近距離での正確なキャストが求められますが、この組み合わせであれば自重があるので風が吹いてもベイトタックルで正確にキャストが決まります。

オカッパリをされる方にもこのセットはオススメです、ぜひ試してみてください。

皆さんこんにちは!TAK☆三宅です。

今年も4月に突入しようやくどこのフィールドも春らしいコンディションになってきました!

NEWスピナーベイト「ハイピッチャーMAX」のテスト釣行
そんな3月末にO.S.Pプロスタッフの草深プロと、今年発売予定のNEWアイテムである「ハイピッチャーMAX」の最終段階のフィールドテストで琵琶湖に浮いてきました☆

既に草深プロのレポートでもアップされていますが、ハイピッチャーMAXのポテンシャルはかなりのものでした!
当日はまさに春の気難しいコンディション下での実釣となりましたが、それが逆にハイピッチャーMAXの長所をバッチリと発揮できる好機会となりました。

当日は主に1/2、5/8、3/4ozのウエイトをレンジ別に使い分けての実釣でしたが、これがバッチリとハマった展開でした。

特に自分がこのハイピッチャーMAXを使用して良いと感じた点が、

・飛距離が出る
・明確なバイブレーション
・泳ぐ姿勢

の3点です。

琵琶湖においてはウィードのフラット面を釣ることがどうしても年間を通して多くなるのですが、そうなるとやはりいかに遠投できるかという点が重要になります。

遠投できればできるほど広く探れることは当然としまして、琵琶湖で必須のレンジコントロールできる範囲が広くとれます。

またハイピッチャーMAXのようにスローリトリーブでかつダブルウィローであっても、明確に手元にバイブレーションが伝わることでウィードにコンタクトした瞬間やブレードがしっかりと水を掴んで回転しているかが瞬時にわかるために「カラアクション」をしてしまう無駄な時間を大幅に減らすことができます。

これは琵琶湖のようなウィードレイクを釣る上では本当に重要な要素です。
いかにウィードにスタックさせすぎすにキレイにソフトコンタクトを繰り返しながら、一定のリズムで巻き続けられるかという難しいスキルをハイピッチャーMAXの明確なバイブレーションが容易にこなさせてくれます。

そしてその際の泳ぐ姿勢に関しても、多くのスピナーベイトが立ち気味の姿勢になりがちなことに対して、ハイピッチャーMAXは平行姿勢に近い状態でキレイに泳いできてくれます。
これは深いレンジの一定層をしっかりコントロールしながらスローにトレースする際により大きな差となってあらわれます。

琵琶湖においての各ウエイトの使い分けとしましては、ウィードトップが水面下4m~4.5mの状況に関しては3/4oz、3m~4mに関しては5/8oz、2m~3mに関してが1/2oz、それ以浅のシャローレンジは3/8ozといったところがおおまかな使い分けとなります。

ここに風の強さやその時期、その日に最適なリトリーブ速度等の要素が加わってくると、それに対応してウエイトを変化させていくといった感じで調整していきます。

琵琶湖のようなレンジコントロールでウィードへのコンタクト度合いを調整する釣り方が核になってくるようなフィールドにおいては、このハイピッチャーMAXのポテンシャルが容易にその釣り方を実践させてくれますので、今までスピナーベイトの釣りが苦手だったという方にとっては本当に救世主的アイテムになるのではないかと自分自身は確信しています!

皆さん、発売を楽しみにしていてくださいね^^!

(写真:既に草深さんのレポートでもありますが60UPを皮切りに・・・テストとしては最高の釣果じゃ無いでしょうか??)

春真っ最中の釣行レポート

桜も散り始めいよいよ次回の大潮でスポーン開始を感じさせる我が四国。今回は桜八分咲き~満開時での釣行レポートです。

春のカバー攻略で・・・
昨年、春の川バスを狙いに吉野川水系に行きましたが、今回は昨年よりも2週間ほど早い同フィールドにプリメスを狙いに釣行。

三寒四温の「寒」に当たる寒い日でしたが、水温は12~13度といったところ。

状況把握をする為にスポーニングエリアの一歩手前からルドラ、ブレードジクにてチェック。
開始早々ルドラにヒット!魚体はお腹パンパンなプリメス!と思いきやフックアウト…(T_T)
しかしながらメスバスは手前までには指して来ている?感のある参考になるヒットでした。
そしてそのバイト以降バイトは無し…やはりそう簡単には釣らせてもらえませんねf^_^;

日が完全に上がった所でその一歩手前にあるチップゴミやブッシュを濃さに合わせてドライブシュリンプ、ドライブクローをジカリグ10gにてローテーションさせながらチェック。
そしてドライブクロー4inの方に待望のヒット!トルクある引きで明らかにデカイと思わせる突っ込み!
上がって来たバスは1,800g台のプリメスでした。ヒットカラーは水質が白濁りしていたためグリーンパンプキンチャート。

この一本により同様な箇所を探し撃って行き同ルアーで1,400gを追加。
そして濁りのきつい赤茶色水域ではカラーをインパクトブルーにチェンジしこの日最大級の2キロアップをゲット!
この一本にはシビレました(^0^)/

参考までにこの日の釣り方やキモ、ジカリグの有効性の説明として…

まず冒頭でも書いたようにドライブシュリンプとドライブクローのローテーションとは、カバーの密度や濃さシチュエーションによってこれらを使い分けしています。
濃い目なチップゴミなどはすり抜け重視でドライブシュリンプ。
薄いゴミ溜まりやブッシュではフォール重視でドライブクローと言った感じです。

あとフィールド、又は箇所によってシュリンプに効く時、クローが効く時などその日によって様々なのでバスに聞く為にもローテーションさせながらやってます。
私、ジカリグは年中使用しますがこの時期は特に有効です。
この時期からポスト時期にかけてカバー撃ちは時間をかけてやる方がバイト率が上がります。
カバー内のメスバスはカバー内でもサスペンド状態にあり目線もしくはそれより上の物に反応し易いです。

しかしながらこの手のメスバスは高活性なバスも居ますが、どちらかと言うとニュートラル状態な場合が多く、テンポ良く撃って行くと居るにもかかわらず見逃してしまいます。
こんな時にジカリグ+ドライブシュリンプやドライブクローの組み合わせが特にベストマッチです!

シュリンプの水平に保とうとする特性&クローの爪の厚みからなる水平保持特性など、これらを活かしカバー内中層で時間をかけ口を使わせる事ができます。
具体的にアクションは文字で説明しにくいですが「ルアーが水平になる」ようなシェイクと言う感じで、時よりスパイス的にテンションフリーのフォールを加えてやったりしてます。
時間的には私の場合「普段カバー撃ちする時間+10秒」を意識し、ここぞ!と言う箇所では1分以上時間をかける時もあります。

以上参考までに皆さんも春のカバー撃ちをされる際、もうピックアップしようかと思う時間「+10秒」我慢してみてください(^_^)
シュリンプorクロー使用時ならきっと一本増えるはずですよ!

W.B.S.1st北浦戦はドライブクローラー4.5″の独壇場

今年より北浦スタート、土浦スタート共にエリア制限が無くなり、霞水系全域がトーナメントエリアになりました。それにより限られたプラクティス時間の中である程度、目星をつけて絞り込むことが重要になってきます。今回はスタート地点の北浦メインにする事にしました。それと今年よりメンバー以外の方もトーナメントに出場できるようになりました。詳しくはW.B.S.のHPをご覧ください。

大会プラクティス
プラクティスは前の週に1日と直前の金曜日、土曜日におこないました。
1週間前のプラクティスは、季節外れの大雨で40㎝の増水と濁りの影響で、本来釣れ出すのが早い各ワンドに強烈な濁りが入り、その濁りが常陸利根川最下流にある水門の開閉で本湖へ流れ、ほぼ全域に濁りが蔓延している状況でした。

その中でも水位上昇はプラス要素。
所々に存在する濁りが入っていないスポットを探し、少ないながらもプリスポナーをキャッチする事が出来ました。

もちろんミドルレンジのコンタクトポイントも探ってみましたが800gぐらいの季節感の無いバスが釣れただけで終了。

その後、オカッパリで霞水系のルドラパターン検証の動画撮影に行き、プロスタッフの大塚君と二人で数こそ出なかったですが、ワカサギを捕食しているナイスコンデションのバスを釣る事が出来ました。

直前2日間は大潮前の中潮と言うタイミングもあり、バスのポジションを確認する事に費やしました。
結果、捕食を強く意識してシャローに上がっているバスはルドラSPEC2のただ巻き。

根掛かりそうな時だけ止めて、浮かしてかわすアクションが波に揉まれてフラつくワカサギの動きを演出して効果的な食わせアクションでした。
強風時はキャスタビリティ優先でルドラSPを使いました。

もうひとつのパターンは前の週までは全く気配のなかった、ミドルレンジ(2.5mから3.5m)のコンタクトポイントに差して来たバス。

シャローのフィーディングバスよりウエイトは少し落ちるが、タイミングに関係なく釣る事が出来るのでこちらをメインに風や日差しが変化したタイミングでシャローフィーディングバスを狙う事にしました。

大会当日
当日はミドルレンジの杭、オダ、ボトムの変化を片っ端から釣り、8時頃にはリミットメイク。
ルアーは毎度変わらず、ドライブクローラー4.5インチのダウンショットリグ。
ウエイトは5,7gをレンジと根掛かり具合で使い分けました。

アクションは狙うスポットに入ったらラインスラッグを少し出してステイさせる。
以前も紹介しましたリーダー分をノーシンカー状態でフォールさせるのが重要。
他のワームでは無く、ドライブクローラーを使用するのはそのフォール時の自発的なドライブアクションで喰わせる為です。

自分が霞ヶ浦で使うダウンショットリグのワームは90%以上がこのドライブクローラー4.5インチです。

9時頃から風が吹き始めたタイミングでフィーディングバス狙いにシフトし、ルドラSPEC2を投げまくり、風が弱くなったらミドルレンジ狙いに戻す。
ルドラパターンは不発に終わりましたが、ミドルレンジはポロポロ釣れ、入れ替えを数回行い5本6,140gでウエイインし2位でした。

例年の霞水系の春は気難しく、トーナメント当日にはまる事は少ないのですが、今年の冬は異常に寒かった事とワカサギなどのベイトフィッシュが多かったことから、レイクコンデションは上向きな気がします。

次戦は5/17、18土浦新港スタートの2daysです。

色々なバスが混合するタイミングなり、難しさもありますが今回同様にビッグウエイトを出せる時期なので気を引き締めていこうと思います。

タックルデータ
【ドライブクローラー4.5"ダウンショットリグ
 ※カラーはW027ダークシナモンブルー&ペッパー、TW117ゴーストシュリンプ】
ROD:ダイワSTEEZウェアウルフ
REEL:ダイワPX68L
LINE:サンラインシューター10lb.
RIG:ダウンショットリグダイワバサーズスリム5,7g

最後に少し先の話ですが5/11(日)にキャスティング土浦店で川村光大郎と『霞徹底攻略』トークライブを行わせて頂きます。
スタートは13:00からです。
トークライブならではの内容を考えておりますので、是非来て下さいね。

大変魅力的な季節、春

春ですねー、いよいよシーズンインが見えてきましたね~!とっ言っても、まだ寒い日も・・・。暖かくなってもすぐにまた寒くなる、水温も後一歩上がってくれないことには、そう簡単には釣れる日は来ないでしょう。もどかしい日々が続くわけですが、、、、。

春の始まりは岩盤から
しかし、それでも釣り場に行き、毎回これならどうだ!ここならどうだ?と、悪戦苦闘するのもやっぱ楽しいです。

そして、そんなフィールドに真冬の時季から昔より人が増えたと感じ、うれしい今日この頃です。

もちろん釣果は少ないとは思いますが、この釣れない冬だからこそ通用するテクニックやヤリ倒せるメソッドというのが存在すると思います。

まぁ、かなり厳しいですけどねwでも、そのまま春まで魚を追いかけることで、魚の動き、その通っているフィールドでの魚の付き場から変化なども見えてくるはずです。

で、今はその真冬からずーっと見てきたフィールドに動きが出てきて、ベイトが見え、たまに見えバスがいてなんて発見のある時季ですよね!

そしてその中で春らしい魚を釣るとコンディションもよくサイズが大きかったりする、春にしか出会えないバスに出会えるわけで、大変魅力的な季節なのです!

まぁ、ざっくり春って言っても、いつからいつまでと言い切るには、なかなか難しく縦に長日本ですから、正確に何月というのは難しい所ですが、だいたい3月から5月と僕は見ています。

もちろん大きく見てですがw

ちなみに僕はこの一歩早い初バスを求めるために、真冬から亀山ダムや相模湖に行ってます、冬の釣り方はメタルやライトリグを使ったディープ攻略もキーですが、春の始まりは岩盤から!と、思い毎回本流の流れが当たるところ・・専門用語で言うところ、ボディーウォーターの当たるところと言いましょうか、そんな岩盤にハンツ+ドライブシュリンプの組み合わせで挑んでいます!

そうそう、ハンツと言えば、新色と共にエコモデルも出て、トーナメントでも使える用になりましたね!

各アイテムの新色もぞくぞくです!しばらくお店に行ってない人はチェックだ!

アクションとしては、岩盤ギリギリにキャストして、フォールさせるだけ!・・・ではありますが、わりとこれがテクニカルw

岩盤と言っても、色々な形がありますが、多くは水中に伸びていく途中に、凹凸がある物、そういった凹凸が作る、凸がテーブル、いや、階段かな??って感じでルアーをフォール中に引っかけられるスペースが存在したりします。

そう言った場所に、丁寧に乗せながらのダウンヒルでゆっくりフォールさせていきます。

丁寧に丁寧に行うほどにバイトチャンスが増えます!ちょっと難しそうになっちゃいましたが、やってみれば実感出来ると思います!この春は是非お試しを!

別の話になりますが、最後に!
寒い時季心を熱くするのがフィッシングショー!!代表的なのが大阪フィッシングショーに名古屋キープキャスト、そして横浜の国際フィッシングショーとその他にも九州や四国、東北に沖縄と冬は本当に熱いイベントが毎週の様に開催されています。

そんな中、僕はショップのイベントもそうなんですが我らが川村光大郎君と一緒にトークショーをやらせていただけることが多く、この冬だけで大小入れれば10本以上のトークを一緒にやらせていただいています!

僕と光大郎君のトークの内容は聞いた方はご存じだと思いますが、まぁ対照的なお題で話しています!

基本、光大郎君のキャストセミナーのMC的なトークもありますが、釣り方の話になると、おかっぱりの光大郎君とボートでの僕と言った感じですので、釣り方やアプローチは変わってきます。ましてや、僕のフィールドの多くはトーナメントエリアになるくらいのメジャーフィールド!

スレっからしの超タフコンディションのバスをどう釣るかになります。

例えば、ミドストなどの中層のバスの釣り方や、何故中層なのかなどになり、ルアーもタックルもそれ専用の物を使った内容になりますしね。

汎用性のあるタックル重視のおかっぱりとはちょっと変わってきますが、何故それが必要かという点においては、タックル選びの参考になると思いますよw

そんなフィッシングショーも終わりいよいよトーナメントシーズンのスタートです!

既に1月から釣りをやっているとは言え、このシーズン開幕は初釣り前のような高揚感もありほんと楽しいです。毎晩タックルの整理なんかしちゃってる始末ですw

スポーニングシーズンのブレードジグの有効性

つい先日まで寒い日が続いていましたが、いよいよ本格的なスポーニングシーズン突入ですね。羨ましい限りの釣果も周辺から聞こえて体がうずいてきます。今回はブレードジグが有効となるシーンを解説します。

早春にブレードジグで春爆!
冬から春への変遷期には春爆と呼ばれる大爆発のタイミングがあります。
春爆のキーファクターとして春の嵐、温かい南風を伴った豪雨が挙げられます。
豪雨によりフィールド全体の水温が上昇し、バスが一気にシャローに向かいます。
そして強いカレントのあるエリアで活発に捕食するのです。

この際、強い濁りに負けないシャロー攻略のルアーとしてブリッツ等のシャロークランクを一番手に挙げるのですが、バスが高活発なのにどういうわけかクランクには反応が薄い事もあるのです。
(※余談ですがブリッツにバイトがあるのにミスバイトが多いという状況ならば、よりフッキング率の高いHPFクランクを使うといいでしょう。)

クランキングというのはカバークランキングに代表されるように、バスがカバーやストラクチャーにタイトに張り付いている条件下で有効となる事が多いのです。
好条件にも関わらずクランクには反応が薄いというのは、バスがカバーから離れて周辺をウロウロしてとりとめのない状況とも言い換えられるのです。

クランクに反応が無いからタフだ・・・と、安易にスローダウンさせてしまうと、効率が悪いばかりで好条件に気付けないまま一日過ごしてしまう事になるのです。

そこで有効となるのがブレードジグ!

イメージはラバージグのような落とし込みながらのスローリトリーブと、ボトムへの追随性を活かしたカバークランキング(のような使い方)でしょうか。
バスの動きが良い日はルアーを縦方向に落とし込む事でバスの方からルアーに寄ってきてくれます。

カバークランキングではバイトチャンスはカバーに絡んだ一瞬ですが、ブレードジグではソフトルアー特有のバスの方からルアーに向かってくる性能は損なっておらず、バイトチャンスを長く取れるのです。

今回のように、カバーを離れ捕食対象を探しているバスにバッチリはまるセレクトですね!ブレードジグ、幅広い状況に対応できる便利なルアーです。

3月中旬の合川ダムでの実釣では、ブリッツに固執する余り状況に気付くのが遅れて大爆発を逃してしまいました。
クランクでのノーバイトからスピナーベイトへの初バイト。
コレをヒントにブレードジグにチェンジしたところ、2~3時間程の短い時間で一気にふた桁釣果!その全てが40UPでした。

もう少し早く対応していれば春爆に相応しい釣果になっていたのに・・・と、嬉しくも少し悔しさの残る釣行になりました。
ブレードジグは対応できるシーンが幅広く、季節問わずビッグフィッシュ率の高いルアーです。

皆さんも是非使って下さい!


参考までに私のタックルを示しておきます。
ロッド:Palmsソルハンズ634
リール:TD-Z103H
ライン:サンラインFCスナイパーBMS12lb.
ルアー:ブレードジグ1/4oz.(エコモデルのグリーンパンプキンブルーフレーク)+アクショントレーラー(ブルーギル)

ブレードジグには付属されるアクショントレーラーを主に使っていますが、4.5~6インチのドライブスティックも非常に有効です。
ドライブスティックを使う際は背面側がノンソルティ素材で耐久性の高いドライブスティックスペック2がオススメです!

アメリカでも春はHPFクランク

昨年、ハイピッチャーで勝ち獲った「アメリカンドリーム優勝」。その優勝招待ということで、バスキャットインビテーショナルトーナメントへ参加してきたのです。そして今回のレポートは、アメリカでも「春はHPFクランクですよ!」ってお話です。

バスキャットインビテーショナル
アメリカはアーカンソー州、レイクノーフォークへ行ってまいりました!

昨年、ハイピッチャーで勝ち獲った「アメリカンドリーム優勝」の優勝招待ですね^^

ちょうど日本では桜が満開になろうとしている時、アメリカ アーカンソーもいよいよ春に突入って感じでした!

初めて挑むフィールドですし、日本には無いタイプのリザーバーレイク。プラクティスには2日間入りました。

プラの日は、急な冷え込みにより吐く息は真っ白、朝はガイドが凍りつく状況。バスは明らかに低活性で、1匹がなかなか釣れません。

だからと言ってソフトベイトでネチネチとやっていても、エリアを絞れてないと更にバイトは遠のきます。

広大なアメリカのフィールドではハードルアーを有効に使わないと、なかなか魚を見つけ出すことが出来ないのです。

なんとなくフィールドの癖も掴み、ボチボチと魚を触れるようにはなってきました。ノンキーパー(38cm以下)はいくらでも釣れるのですが、なかなかキーパーサイズが釣れません。

スピナーベイト、ミッドクランク、ジャークベイトと色んなルアーを試してみますが今一つです。

そこで「アメリカでも日本でもバスはバス、春であるならばHPFクランクが効くはず!」と思い、急なバンクから繋がるシャローフラットで、ゆっくりと、そして広くHPFクランクを引き続けると・・・

やっぱりシャローに上がってきてましたねー!!

プリスポーンで綺麗なバスが、初めて見るであろうHPFクランクにバイト!やっぱし、春はHPFクランクなんですねー!頼りになります^^

その後はイメージのエリアを見つけることが出来ず、結局4日間でキーパーバスは5匹しか釣れませんでしたが、HPFクランクで釣ったこの魚が最大となりました。

ちなみに、トーナメントの結果は残念ながら100位(400艇中)くらいかなー・・・プラ通りいかないのがトーナメントですが、アメリカの春もHPFクランクが効くということがわかりました!

いよいよ春爆!

今年は冬の間に雪が多かったためか、なかなか釣れている情報がなかったのですが最近になりチラホラと聞くようになりました。

春爆に巡りあう為に・・・
そんな中、自分は春爆を当てにちょくちょく釣りに行っていましたが、やっと初バスゲット。。。なんて。。。

ってなわけで、先日楽しみにしていた春の印旛沼釣行に行ってきました!

(写真:春爆がようやく巡ってきてくれましたよ)

今回のメインルアーは、ハイピッチャー、ブレードジグ、ドライブスティックのテキサスです。

ハイピッチャーとブレードジグは、パラアシや矢板を釣るときに使います。

この両ルアーの使い分けと使い方をザックリ紹介しますと・・・

■ハイピッチャーは、アシが目に見て生えているところ
■ブレードジグは、目には見えていないけれど、水中に枯れたアシのかぶが生えているところ
で使います。


ハイピッチャーとブレードジグを使うにあたり大切なことは、ボトムやアシに「コンタクトし過ぎず、し無さ過ぎず」のいいところで泳がせることがキモです。

自分はこの感覚を「ナイスタッチ感」と言っているのですが、使っていて丁度いいタッチ加減であれば、それが今釣りをしている場所でのベストなルアーだと思って使うようにしてます。

そのためには、ルアーのウエイトも使い分けなくてはなりません。

もともと自分は印旛沼にあまり通っていないので、ハイシーズンになったときに「どこにアシがよく生えていて、どこが少ないのか」を知らないため、ルアーから伝わるコンタクト加減を気にしながら、ルアーとウエイトを使い分けます。

そして、ドライブスティックのテキサスリグもハイピッチャーやブレードジグと考え方は同じで、シンカーのウエイトは、撃ちたいスポットにスルリと入りつつも必要以上に重くない、ギリギリのウエイトを使います。

そしてアクションは「ピョン、ピョン」と、ちょっとシャクる感じで自分は誘います。

ドライブスティックのサイズですが、アシの奥を撃つときにはよくドライブスティックの4.5インチと3.5インチです。

大きすぎないサイズのほうがスルリとカバーの下に落ちてくれるので好きで使ってます。

まだまだ、これからも春のブタバスは釣れると思うので、皆さんもぜひ試してみてください!

阿修羅炸裂の季節到来!

今年は長引く寒波、2月に降った大雪等で、例年になく厳しい冬でしたね。

春に欠かせないのが阿修羅!
当然、湖のなかも同様、富士五湖などは結氷し山中湖では久しぶりに、ワカサギの穴釣りができたようですね。

ようやくここ最近暖かい日が続き、水温もどんどん上昇しております。

ほとんど捕食もせずじっと動かず深場で過ごしたバスたちが、来るべく産卵期にむけて大量に捕食しなければならない時期です。

そして産卵を終えて1年で死んでしまう年魚、ワカサギやシラウオが瀕死の状態でフラフラと泳ぐ時期と、このバスの捕食期がバッチリとリンクするからアシュラが炸裂するのです。

風下に流され岸に打ち上げられないように、必死に泳いでいる小魚を演出するためアクションはジャークが基本。

ただ巻が良いという方も多いですが、この時期は絶対にジャークです。

場所は風下に流されたワカサギを目視できれば、そこがチャンス。

霞水系など見えない場所ではワカサギを捕るために、エリ等の網が入っている場所はポイントです。(くれぐれも網に向かってのキャストは禁物)

ロングキャストし、チャッ チャッ と2回ジャークして1~2秒ステイ。

水温が低くバスの動きもまだ鈍く、止めることで食べるタイミングを与えます。

その時にピタッとステイさせることが重要なのでサスペンドタイプを使用します。

深場から上がってきたばかりのバスはまだ寝ぼけているのか?派手なカラーに反応が良く、さらにラトル音にも強い興味を持ちます。

僕はノーマルアシュラのマットタイガーカラーを良く使います。

このカラーは河口湖などのクリアレイクでもよく釣れるので、試してください。

たくさんあるミノーの中でなぜアシュラなのか??

1:飛ぶ・・・ベイトタックルでフロロ10lbを使用しても、驚くほど遠投でき、警戒心が低減できる。
2:寄せる・・・フラットボディーによる強いフラッシング効果とラトル音で、遠くからバスを呼び寄せます。
3:逃がさない・・・9cmクラスのミノーなのにフックが3個も付いて、バイトも浅い低水温期のバスもほとんどバラしません。

この時期に小魚を捕食しているのは、大型揃いで、50UPを高確率で狙えるチャンスです。

天然湖、ダム、河川、どんな場所でも効く万能ルアーです、是非お試しください。

発売予定のハイピッチャーMAX琵琶湖テスト釣行

カタログや雑誌等でご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、発売予定のレギュラーサイズスピナーベイト"ハイピッチャーMAX"のフィールドテストの模様をレポートします。

いきなりロクマル
別のテスト釣行で琵琶湖へ行く予定でしたが、出発直前にハイピッチャーMAX5/8、3/4ozの最終プロトが届いたので急いで組み上げてテストしてきました。

関東ではディープレンジにウィードがあるフィールドが皆無。
今回のテストはディープのウィードエリアでのスローロールをメインにおこなってきました。

数種類のタイプ違いのプロトを一つずつ、巻き感を中心に細かい部分に注意しながらテストしました。
テスト中に60.5、58、45、40㎝を釣り、一緒にテストに同行して頂いた琵琶湖ガイド三宅さんも53㎝を釣り最高のテスト結果でした。

(写真:私が3/4ozDWキャッチした60.5cm4㎏オーバー。4mラインの残りウィードです。)
(写真:私が5/8ozDWキャッチした40cm。2.5mラインのウィードをかすめるように少し早巻きです。)

狙ったポイントは5/8ozは3-4mラインのウィードエリアでのスローロールや2.5mフラットに生えるウィードにかすめるようにミディアムリトリーブからファーストリトリーブで。

3/4ozは4m以深の少ないウィードにコンタクトさせたスローロールメイン。
バイトの殆どはウィードにコンタクトし、ウィードをかわした瞬間に集中!
しっかりと手元に伝わるブレードは仮に小さなウィードを拾ってしまっても、即座に異変も感じ、無駄なリトリーブを止めて次のキャストにつなげることができる。

琵琶湖ガイド森田さんがロングキャスト出来るルアーが琵琶湖で釣れるルアーの重要な1つの要素とよくおっしゃっておりますが、このハイピッチャーMAXの特徴の1つであるスカートが画像1のような上向きのみタイイングしたスカートがアクション性能の追及だけではなく、キャスト飛行時に画像1のような飛行姿勢で飛んでいくことで空気抵抗を最小限に抑えつつ、ルアーの回転を抑えて飛距離アップを生み出しています。

(写真上:ハイピッチャーMAX飛行姿勢)
(写真下:ハイピッチャーMAXスイム姿勢)

開発も最終段階まで来ていますので発売までもう暫くお待ち下さい。

3/8、1/2ozは霞ヶ浦メインでテストをおこなっていますのでまたの機会にレポートします。

(写真上:三宅プロが3/4ozTWでキャッチした53cm)
(写真中:私が3/4ozTWでキャッチした58cm3㎏オーバー)
(写真下:私が5/8ozDWでキャッチした45cm)

春に効く釣り方&ルアーとは?

高知の植田です。日中の気温も上がり、すっかり春になってきましたね。今年、全国で一番早く桜が開花したのは高知県でした。釣りに出かけると、ホトトギスの鳴き声や木々の葉っぱが緑になってきて、春を肌で感じることができるようになりました。さて今回は、春に効く釣り方やルアーを釣り場別にご紹介させて頂きます。

春に効く釣り方やルアー
まずはリザーバーの場合です。春は冬に比べ格段に雨が多くなるため増水傾向になり、ショアは浮きゴミが多くなってきます。
そんな状況では、やはりテキサスリグが鉄板!

この時期お勧めするテキサスリグのワームは、ドライブシュリンプです。
ドライブシュリンプにもサイズがありますが私的には4インチと4.8インチがベストマッチ!

因みにシンカーは5g、8.8g、14g、21gを使い分けておりその日に反応の良いルアーとシンカーの重さを釣りながら探していきます。
釣り方はゴミだまりの中に、テキサスリグをもみほぐしながら入れていきます。

まずはフォール、そしてシェイクし最後に再度リフト&フォール。
この一連の動作を丁寧にやっていくと、グットサイズのプリスポーンバスに出会えるのですね。
写真はチャプター愛媛野村ダムのプラクティクスで釣った1,200gと1,500g。

そしてなぜドライブシュリンプかと言いますと、ワームのパーツがカバーに対して邪魔しないようにデザインされていること。
それでいて、フォール時にはハイアピールにアクションしてくれる構造なのです。

次に川の場合
川は、リザーバーに比べ比較的水深が浅いのが特徴ですね。
今回私が釣行した川は、最近メディアの影響もあり、有名になってきた高知県の波介川。最近、平日でもおかっぱりアングラーが多数みられるハイプレッシャーな川です。
この時期私がお勧めするルアーはパワーダンクSP。

使い方はリップラップがある場所などに出来るだけ平行に投げて、ボトムを感じたらそこからゆっくりリールを巻くか、ロッドでルアーを操作しボトムの変化を感じながら引いて下さい。

特にバイトが集中するのは石や岩などにルアーが軽くスタックして抜けた直後!
軽くスタックして抜けた瞬間には、しっかりステイさせてください。

このハイプレッシャーな波介川にてサイズは小さかったですが、おかっぱりで釣れた嬉しいバスです。

この日パワーダンクを半日投げ続けましたが、何回かスタックしかけたものの長いリップのおかげで一個もロストしませんでしたよ!

ちなみに私がパワーダンクに使用するタックルは・・・・
ロッドは6フィート5インチのML(レギュラーテーパー)
ラインは8ポンドのフロロライン
です。

そして最後に川でもリザーバーでも効くルアーがブレードジグ!
2012年のことですので私がまだO.S.Pさんにサポートしていただいていない頃ですね、JBII四国第1戦でのことです。

ブレードジグのみで2本で4,108gのウエイト叩き出しました!(2,600gオーバーと1,400gオーバー)

私が春の低水温期にお勧めするブレードジグのセッティングは、アクションやシルエットが大きくなり過ぎないほうが釣れると感じるのでドライブスティックの3.5インチか4.5インチをセットします。

そして一番重要なのはブレードの振動をギリギリ感じ取れるくらいのスローリトリーブをするということです。
やはり春の低水温期はハイシーズンから比べ、速いスピードで巻くとルアーを追い切れずにフッキングに至らないことがあるので、リトリーブスピードがキモになるのです。

皆さんの釣り場でも、春のナイスプロポーションのバスが待ってますよ!
このレポートを参考に、皆さんも春爆を楽しむことが出来たら幸いです。

(写真:ブレードジグでのビッグフィッシュ。ほんとうにデカいです。。。)

ワカサギパターンの大解説

いよいよ、春めいて来ました!雪の影響からも大分回復しましたが、今年はまだイマイチ。でももう釣れ始めてもいいはず!準備万端ですか??

ワカサギパターン!
毎年恒例となったワカサギパターンですが、今年は高滝、亀山ともワカサギの個体数が多いとのことで、否が応にも春爆の期待が高まります。

2月の大雪の影響で本湖はまだかなりの濁り。

濁った雪解け水が大量に流入したわけで、ディープまで一様に濁りました。

今年なかなか春への以降がスムーズでないのは、このような水質、水温の条件の悪さからバスや他のエサも動くに動けない状況だったと思われます。

最近になってようやく回復したエリアがみられ、春本番はまさにこれからと言えそうです。

そこで必要なのが新しいフレッシュな水。

温かい雨がキーとはこの時期よく言われますが、この状況ですから温かくなくても結構だと思います。

そして、ソコソコ期待が持てるのが雨等なくてもただ晴れた日の夕方です。

エリアは濁りが若干マシになってきている上流域。わずかですが、ワカサギの遡上やフィーディングが期待できるかもしれません。

本格的な遡上はこれからで今はムラがあって釣るのは難しいですが、徐々に釣れるタイミングは増えていきます。

しかし間違っていけないのは、フィーディングを盛んにするようになっても、簡単に口を使うかというと、そうではなく、明らかにセレクティブであると言えます。

これはワカサギに限らず特定のエサを血眼になって追っていることで、姿や形、色、波動など様々な情報がバスに刷り込まれるが故に起こることです。

更に毎年顕著になる傾向として、多くの釣り人が、的を得たルアーセレクトを行っていることや早い時期からルアーを送りこまれることで、バスがルアーを見切るということが加速されます。

但し、その場その場でワカサギの状態は大きく異なります。

例えば、ボトムべったりを群で遡上するさま、群からはぐれて行き場を失った単発のワカサギ、産卵で弱って漂うワカサギ等々です。

つまりバスもワカサギの情報を常に冷静に判断しているかというと、そうでは有りません。

その時々でワカサギを発見し、追う為に頼りにしている情報があるということです。

すなわち、ルアーのタイプをその時のワカサギの状態に的確に合わせることが基本中の基本ながら最重要項目だと言えます。

中でも、ルアーレンジとスピードの2つの要素がバスの反応を分ける大きな要素です。

つまりこの2つを組み合わせたルアーローテーションでワカサギの状況やバスの反応に応じて体系的に狙うことが可能です。

そこで今回はワカサギパターンを突っ込んで大解説です。

(注※このレポートは3月下旬に作成したものとなります。)

(写真:ハイカットSPの自分自身のスペシャルカラー、艶ワカサギでキャッチ)
(写真:マイラーミノーのノーシンカーで。)


ワカサギパターン大解説
まずは、ルアーの使い分けをレンジとスピード別に紹介。

スピードの速い方から
表層…ベントミノー86・76、マイラーミノー(ノーシンカーワッキー)、I-waverF
中層…阿修羅F・SP・SPEC2、マイラーミノー(ノーシンカーワッキーやや前掛け)、I-waverSSS
ボトム…ハイカットF・SP、マイラーミノーorドライブスティック3・3.5・4.5(ジグヘッド)、マイラーミノーorドライブスティック3・3.5・4.5(ジグヘッドワッキー)

雨による流れや水温、潮回りなどがワカサギの遡上を左右する要素ですが、中でも雨による流れが大量のワカサギを動かす重要な要素です。

もちろん明確なバックウォーターがなく、雨による流入による流れが発生しないフィールドはこの限りではありません。

ワカサギを動かす大きな要素として天候の変化や風、潮回りなどが流れに取って代わる大きな要素となります。

まず簡単に流れを中心に解説をします。

十分流れが発生する雨が降るとすると、大概は流れが出たタイミングでワカサギが遡上を始めます。

降雨量や水温などで活発に遡上する期間やワカサギの量は変わるので、ここが一番見極めが難しい所です。

降雨後は流れが収まり、遡上も収束していき次の雨までは大きな遡上があまり無くなります。

エリア的には先ずバックウォーターのバスをストックできる中流域から釣れ始め、良いタイミングでそれより上流に差します。

ワカサギパターン中盤になるとそれより下流域でも大量のワカサギの遡上が始まり、釣れるエリアが順次拡大していきます。

よって降り始めや雨からの回復期がワカサギが大きく動き、釣る大きなチャンスであることは間違いありません。

しかし、何時でも同じようにチャンスかと言うとそうではありません。

季節の進行具合や雨のタイミングなどで大きく変わります。

そこでワカサギパターンの前半中盤以降に分け、それぞれ流れを中心として降り始めから時系列で解説していきます。

(写真:春のワカサギパターンにおけるソフトルアーでは、ドライブスティックやマイラーミノーは鉄板です。)


>■ワカサギパターン前半(2月末~3月中旬)
雨の降り始め
バスがいる状況でもワカサギが直ぐに供給があるわけではなく、バスのスイッチは入りづらい状況です。表層、中層、ボトムをルアーローテーションさせるのがカギ。水温も低く水質もクリアであることから、同じルアーを投げ続けることはバスをスプークさせ易く特にスピードの速いルアーは顕著と言えます。速いルアーは、一番良いブレイクなどのフィーディングスポットを一発で確実に通すのがコツです。それ以外はボトムから表層までスローな展開が無難です。必要以上にバスを刺激しない表層のマイラーやI-waverなど、極々スローに移動距離を抑えた釣りが基本です。

降雨後の回復期(雨後のささ濁りの状況)
降った雨の水温が高く潮回りが良いほど、朝夕だけでなく日中でも時間を問わずに頻繁にワカサギの遡上がみられます。しかしこの傾向は、まだ寒い時期であることから流入する水温が低く流れが弱くなるほど遡上するワカサギの量は減ります。釣るチャンスも朝夕に絞られ、フィーディングするタイミングも極々僅か。ボトムを這って遡上するワカサギに合わせ、朝夕はハイカットの早巻き、日中はマイラーのジグヘッド(1/16oz程度のやや軽め)のステイ&スイミングが有効です。極めて速いか、スローか反応が分かれることがあるので、どちらも試すといいはずです。

降雨後(完全回復)
雨の影響から完全に回復し水温が下がり水質もドクリアとなると、著しくバスからの反応は無くなります。極々短時間の朝夕勝負となりニュートラルなバスを相手にする為、スローな釣りで辛抱強く粘る釣り方に分があります。特に水質もクリアで見切られやすい為、表層やボトムに絡めることでシルエットをぼやかす釣りが効果的です。表層でマイラーのほっとけやドリフト。逆にボトムに絡めてドライブスティック3の重めのジグヘッドでゆっくりとした釣り方が有効です。

■ワカサギパターン中盤以降(3月末~)
雨の降り始め
降り始めはバス、ワカサギとも十分に遡上エリアに到達しているので天候の変化で直ぐにワカサギが動き出すことから、頻繁にフィーディングタイムに入ります。バスが追う距離や追い方も激しいことが多いので、表層から中層を阿修羅やベントミノーをフィーディングに合わせて速いテンポで合わせます。釣るためには、兎に角回数を投げることです。フィーディングの合間はマイラーのノーシンカーワッキーを反応を見ながら、表層から表層直下をスローテンポで探ります。雨が強い場合は表層では存在がかき消されるので、直下に沈めるのがオススメ。また見切られることも有りますが、見切られる瞬間にワンアクション加えるなど少しトリッキーなアクションを加えるのがキモ。トリッキーなアクションはフィーディングに入りやすい状況では有効な手立てです。

降雨後の回復期(雨後のささ濁りの状況)
ワカサギパターンの中でも、一番釣りやすいタイミング。バス、ワカサギとも動きが激しく1日中フィーディングタイムが続くこともあり期待が持てます。先ずは続々と遡上するワカサギに合わせて、ハイカット。FとSPは水深に合わせて基本は早巻きで使用します。メリハリをつけたストップ&ゴーで、投げ続けながら、釣れるタイミングを待つイメージです。またF(フローティング)はボトムタッチ後にラインを緩め、浮上させると溜まらずバイトすることもあるので試す価値ありです。そしてフィーディングが視認できる場合。水面を割ってボイルする場合は迷わずベントミノー。逆に水面をバスが割らずにワカサギのみが飛び跳ねる場合は、表層直下をマイラーのノーシンカーのトゥイッチ。水深差は僅かですが、この違いが大きく釣果を分けることもある程です。フィーディングタイム以外は、時間とともにコロコロ変わるバスの目線に合わせ、スローなルアースピード中心でレンジを変えたアプローチが、いち早くその時々のクセをつかみ数を伸ばすコツです。特にこのタイミングは潜在的にやる気があるのでスローな釣りでもバスから見つけてもらうことで、瞬間的にスイッチが入りバイトに繋げられます。特に波動の強めなドライブスティックのジグヘッドワッキーをボトムに潜り込ませるイメージで使うと連発なんてこともあります。オススメです。

降雨後(完全回復)
雨から完全に回復した後は反応はかなり悪くなりますが、水温が劇的に下がることが無ければある程度ワカサギやバスともに定位します。このタイミングで特に見逃せないのが表層系。この頃頻繁に産卵で死んだり弱ったりしたワカサギが多くみられるので、フィーディングに入らない時間帯でもアグレッシブな反応が期待できます。基本的にはマイラーやI-waverF、ベントミノーを何もせずホットケ。バスが浮上しにらめっこしますが、それでもホットケ。そして我慢できなくなりバイト、若しくは見切って沈みます。見切って沈む場合はバスの視線から外れたその瞬間に軽くルアーを動かすのが有効です。やっぱりワカサギだったと急にスイッチが入ることがあります。時間に関わらず、フィーディングもあるので前途のハイカットや阿修羅などをその時々の水深に応じて、早めの釣りで攻略できるはずです。

今回は流れを中心に解説していきましたが、核心はワカサギがどういう状況であるかということ!

天然湖や山上湖など全国のワカサギレイクで応用が利くはずです。是非実践してみてください。

最後にマイラーミノーについて
マイラーミノーのノーシンカーワッキーを私が重宝している点として、水面に浮かしたり、沈めたりというレンジ操作。また一点でのピクピクや横方向のシャッディングなど、これらの意図するアクションが任意で操れ、まるで意志を持った小魚のような演出が可能なことです。
この操作を可能にするのが、ワッキーでのフックの刺し位置。ロッドを立てて軽く動かし、沈まずにマイラーが軽く横移動するのが基本位置。ここからフックの刺し位置を尻尾方向にずらすと一点でのピクピクがし易く、頭方向にずらすとマイラーがダイブし易くなります。加えてラインテンション及びロッド角度でマイラーの水の受け方を調整します。基本的にはロッドを下げ、より水を受けるとダイブし易く、逆にロッドを上げ、水を受け流すようにすると水面をキックしながら泳ぎます。慣れが必要ですが色々な状況に対応でき、しかも喰わせに長けていることから、この時期は外せません。例えば水面まで追ってくるけど水面を割らない時、瞬間的にダイブさせ思わず口をつかわせたり、水面直下を泳がせ、追ってきたら、ゆっくりマイラーを浮上させ水面で喰わすような芸当もできます。何よりマイラーを操ってバスを反応させる面白さは格別です。是非ともお試し下さい。

(写真:アイウェーバー、ベントミノーもワカサギパターンには欠かせません。)

早春トーナメント

3月9日(日)、友人と、いよいよ翌週に控えたRIVRE Bass Club Tournament 2014の開幕に向けプラクティスに行ってきました。

まずはプラクティスから・・・
プラクティスは南湖南東部のスポーニングエリアを中心に、阿修羅O.S.P-RUDRA130SPでチェックしました。
水温は8度前後で、水深2.0m未満にある腐ったウィードが点在するエリアでの反応が良く、二人で6バイト獲ることができました。

試合当日水温が10度台にのればイージーに釣れるはず。
またテキサスリグなどでも反応が得られるのでは??と期待膨らませプラクティスを終えました。

3月16日(日) RIVRE Bass Club Tournament 2014第1戦
朝イチ、マリーナの気温は0度。
3日前に降った大雨の影響を気にしながらスタート。
プラクティスで良かったスポーニングエリアに在る腐ったウィードの上を、阿修羅O.S.P-RUDRA130SPのトゥイッチ&ロングポーズで探りますが無反応・・・。

水温は8度から9度と期待に反しあまり上昇しておらず、プラクティスの時とは状況が一変。
そんな中、バックシートの吉田選手がドライブシュリンプ4.8inのドロップショットに2キロオーバーがヒット。

吉田選手はさらにもう1尾2キロオーバーを追加してトータル4,305g/2匹ウェイインし見事に準優勝!!

私はというと、プラクティスの良いイメージを引きずってしまい阿修羅O.S.P-RUDRA130SPで押し通し、何とか2尾1,975gをキャッチできました(苦笑)

大潮ということもありグイグイ攻めてやろうと気合入れ過ぎて空回りでした(笑)
結果は激タフだったようで半数以上がゼロ帰着の中、ラッキーで4位入賞!!
バックシートの吉田選手と共にお立ち台に立つことができましたーw

(写真:バックシート吉田選手4,305g、それとリザルドです)

まずは早春のレポートからUPさせて頂きます

今年は所用でFショーに行けませんでした・・・。何かと忙しくスロースタートな2014ですが、精力的にトーナメント活動をしていきたいと思っています。

良く釣っているハードルアー
さてここ数年、サイズ問わず一番釣ったハードルアーは何だろう??と振り返ってみます。
ダントツにASURA O.S.P 925F この2色、アイスシャッドとRSピンククラウン。

ミノー、ジャークベイトというとサスペンドモデルがクローズアップされがちですが、実際サスペンドモデルの出番は1シーズンでみると早春を除けば意外に少なく、フローティングモデルの有効性を感じられているアングラーもたくさんおられると思います。

私もその一人で、琵琶湖の場合11月後半ぐらいまで十分有効です。
水質によるカラーセレクトは重要ですが、なぜか初夏はピンククラウン、秋はアイスシャッドが効果的です。

フローティングの良さを引き出すため、スプリットリングを極小サイズに交換、そして極小スナップで使用します。
ベイトキャストでの使用の場合、キャスティング時の飛距離に少々の問題有りですが、 浮き上がり速度の向上を目指したセッティングを追求すると致し方ない。

クイックな浮き上がりとキビキビしたハイピッチなアクションがキモです!
そして、タックルバランスがかなり重要であり、私の場合6フィートというショートレングスのロッドを使用します。

ASURA O.S.P 925Fの性格を最大限に生かすことができるロッド、STZ601MFB(ラプター)との組み合わせがベストセッティングです!

琵琶湖 BATNET
2月23日(日)バットネット冬のオープン戦、題して「鬼師匠シリーズ」第2戦に出場しました。
朝イチ、マリーナは気温4度でしたが、日中はポカポカ陽気の予報だったので水温もグイグイ上がると予想!

結果から言うと2尾ウェイインでウエイトは3,600gくらいでした。
釣ったエリアは、南湖南東部にある浚渫の掘り残し(台地)の上で、水深が1.4m~1.8m、ブレイク下は5mぐらいあるところです。

台地の上はハードボトムと、そうで無い箇所には腐ったウィードが点在していて、そこにRUDRA130SP(テーブルロクレッド&サンセットタイガー)をテキサスリグをゆっくりとスイミングさせてくるようなロッドワークで、時折小さく小刻みにトゥイッチを入れ、ロングポーズ。

キモは強いジャークは一切せず、とにかく長くステイさせること。バイトはステイ時にコンッ!とあり、超キモチいいです(笑)。
朝は水温5.8度でしたが11時には8.3度になってました。春っぽいエリアで春っぽい釣りができました!

タックルデータ
ロッド:BLACK LABEL(FAST MOVING SERIES)FM661MLFB
リール:T3 1016H+SV SPOOL
ライン:モンスターブレイブ14lb.#3.5

竹内一浩氏より皆様へご挨拶

O.S.Pに強力な新たなフィールドスタッフが加わりました!!利根川をトーナメントフィールドとするTBCのClass-1選手竹内一浩氏より、皆様へご挨拶となります。

O.S.Pに強力な新たなフィールドスタッフが加わりました
ここ近年で一躍注目を浴びるフィールドとなった利根川をホームフィールドとしTBCのClass-1で活躍中の竹内一浩氏が、新たにO.S.Pフィールドスタッフに加わりました!!

晩秋、利根川の魚がシャローからディープに落ちたか否かは竹内氏を見ていれば、、、と言われるほどシャローオンリーで攻め抜く自他ともに認める生粋のシャローマン。

釣りに対するひたむきな取り組み、そしてシャローを徹底的に攻め抜くという明快なスタイルは必見。

竹内氏より、皆様へご挨拶となります。

2005年 NBCチャプター北千葉年間6位 ※1戦欠場
2007年 TBC Regular部門 A.O.Y.獲得
2011年 TBC Class-1部門 年間5位
2012年 TBC Class-1部門 年間5位

竹内一浩氏より皆様へのご挨拶
O.S.Pウェブサイトをご覧の皆様初めまして。
この度フィールドテスターを勤めさせて頂くことになりました竹内一浩と申します。

普段は東京の多摩地区で自営業を営んでおり、休日を利用してバスフィッシングを楽しんでいます。
波は有りましたがバスフィッシング歴は20年オーバー(汗)
トーナメント歴は今年で10年目になります。

友人に誘われて2005年にNBC北千葉チャプターに初参戦し、いきなり3位に入賞して「俺、上手いかも」と思ったのが勘違いの始まり。
2007年にフィールドを利根川に移しTBCレギュラー部門に参戦し、その年でA.O.Y.を獲得して勘違いが加速。

調子にのって2008年よりTBCクラス-1に参戦し2011年、2012年に年間5位で終え、現在に至ります。
という事でメインフィールドは利根川水系全般。

フィッシングスタイルは水系の特性とせっかちな性格があいまってシャロー一辺倒。
撃ったり巻いたり早い釣りがメインで、待つのは苦手です。

トーナメントも初参戦からベイトタックルオンリー、ランディングネット無しのストロングスタイルで通しています。
今までもO.S.Pルアーを愛用してきましたが、使い切れていなかったのも事実です。
これを機会に勉強しつつ皆様に有用かつ旬な情報をお伝え出来ればと思っております。

春の南紀リザーバー攻略鉄板のルアーがあります

バスもアングラーも動き始める時期ですね。人間が感じる以上に、バスという自然は春を感じていち早く動き出します。

いよいよ本格的な春到来!
今年を例に挙げれば、和歌山紀南地方では2月のはじめに南風を伴った温かい雨が降り、それまで最低だった水温が上昇に転じて、合川&七川の両ダムではバスが一気にシャローに差してきました。

一度春を意識したバスはその後の寒の戻りで雪が降ろうとももはや冬の状態に戻る事はなく、厳しい環境下をじっと耐えながら過ごしているのです。

春の嵐と寒の戻りを繰り返しながら季節は移行していく為、この時期は寒暖の差が激しくバスの状態も日替わり、、、。追いかけるのは非常に困難を極めます。

今回はそんな気難しい春の南紀リザーバーを阿修羅&ルドラとパワーダンクで攻略してみました。

春はサスペンドミノー
とよく言われますが、私の場合は厳冬期からの流れそのままにサスペンドミノーをキャストする事になります。

最も出番が多いのは阿修羅spec2としてルドラspec2。

厳冬期にはビッグフィッシュ狙いの要素が強い釣りですが、春の嵐の後になると、冬の間反応のあったディープとコンタクトするエリアやスポットからレギュラーサイズが釣れるようになってきます。
冬の終わりを感じる瞬間ですね。

こうなると阿修羅やルドラで狙うべきなのは、冬の間もシャローで頑張り、イチ早くフィーディングに入ったビッグフィッシュ!
フィーディングフラットに絡んだ縦ストラクチャーやワンドの岬等、比較的目にする大きな変化にどんどんルアーを通していきます。

厳冬期のようにルアーの操作に神経を尖らせる必要はないでしょう。
というのも阿修羅spec2やルドラspec2に関しては、固定重心によって安定性が特筆しているからです。

多少操作が雑になろうとも動きの質が壊れる事がなく強すぎず弱すぎない、バスを釣る為に必要な動きを誰でも簡単に表現できるのです。

一件何もないようなフラットの沖、ルアーを信じて投げ続けていると、突如として真っ黒な魚体が飛び出しルアーをさらって行く豪快なシーン!トリハダ間違いなしですよ!

次に、春と言ってもまだまだ寒い日が続き、一度シャローに差したバスも真冬の様相で過ごさなければなりません。

真冬のようにディープに落ちず、シャローや一段下のカバーに身を寄せてじっと我慢して過ごしているのです。
このような状態のバスでは先述の阿修羅やルドラになかなか飛び出してくれないケースも多いため、「よりバスの近くにルアーを送り込んでバスが動く距離を縮めてやろう」というアプローチが、パワーダンクSPによるポンプリトリーブになります。

バスという魚の捕食形態は基本的に待ち伏せ型のため、寒くてバスがカバーに付いているのを逆手に取り、口を使わずにいられない状況を作り出してやるのです。

スローなポンプリトリーブ等のストップ&ゴーで、ボトム付近を舐めるようにヨタヨタと泳ぐベイトフィッシュや、風に流される無警戒なベイトフィッシュを演出してやります。

ボディサイズに匹敵する大きなリップによる優れた根掛り回避性能で、カバーに対してよりタイトにトレースでき、そしてこの時期の強い北風にも負けない圧倒的なキャスタビリティを兼ね備えたパワーダンクは、この釣りに最適なルアーとなります。

またもや阿修羅&ルドラSPEC2とパワーダンク・・・
過去のレポート振り返って頂くと更に分かると思いますが、もはや釣れるのが当たり前の冬~早春の定番ですね。

厳冬期は阿修羅スペック2
ジャークベイトにおける正解は何でしょうか?
低水温期にこそ高頻度で用いるのがサスペンドジャークベイト

一つアドバイスをするなら、バスの状況に応じて最適のルアーを投入するタイミングです。

「シチュエーションベイト」という言葉が示すように、ハードベイトは特にその色合いの濃い釣りで、ほんの僅かな状況の違いでバスの反応は雲泥の差になります。
一過性の釣りではなく、パターンを何年にも亘って再現し続ける事がバス釣りには最も大切なのです。

10年前の私も同じ事を思っていましたが、この先10年、同じ釣りでバスを釣る事ができると確信しています。

ではまた、今回はこの辺で失礼します。