東北 | レポート&プロフィール

低水温期に欠かせないアイテム

雪にも負けず、冬の凍てつく寒さにも負けず、釣りに行ったらやっぱりバスに出会いたい!その為に欠かせないアイテムがコレです。

タイトにスローに、ナチュラルに・・・

新年明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願い致します。

それでは早速、雪国山形より今年一発目のレポートをお届けします!

東北山形は、メチャクチャ寒いです・・・。

でも寒くても釣りに行っちゃうんですよね~。

やっぱり冬でもバスに会いたい!

しかし、本当に寒い東北(寒い寒い言ってばかりですが)。

ハイシーズとは違って、一日釣りしてて一匹釣れれば幸せ。

ワンバイトも無い日も珍しくはありません。

そんな厳しい冬の間、私が絶対欠かさずロッドにセットしているのがダンク!!

通年釣れるダンクですが、早春の時期も含め、低水温期には抜群の威力を発揮してくれます。

低水温期にはバスも動き回りたくないもの、ボトム付近のストラクチャーに身を潜めてジッとしていることが多くなります。

つまりはシャローでもディープでもボトム付近が熱い!

ダンクはマックス4m越えの潜行能力を備えていますので、この熱いボトム付近を他のどのシャッドより効率よく探る事が出来ます。

(写真:パワーダンクでの釣果です)
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よく岸釣りアングラーは、根掛かりを恐れて水深よりも浅いレンジを探るルアーを選ぶ方も多いですが、ダンクはそのボディとほぼ同じぐらいのスーパーロングリップと、平均的なシャッドよりも深い前傾姿勢で泳ぐ事で抜群のスナッグレス性能を持っています。

そのため、寒さの中でもエサを求めてシャローに上がって来るヤル気のあるバスから、私と同じように寒さに弱くて深場でストラクチャーにピッタリ寄り添っているバスまで、根掛かりを恐れずにタイトに攻める事が出来るわけです。

私は通常フローティングタイプをメインで使い、寒さが厳しくなる程、サスペンドモデルでよりスローに、タイトに釣っていきます。

具体的には、タイプFの場合はスローにスローにボトムをリーリング。

「何かに引っかかるかな??」と感じたら、そこでラインを張ってルアーを止めるつもりでリーリングをストップ。

それからラインを緩めてルアーを気持ち浮かせて障害物を回避。

この「浮かせる」ことは、単に障害物を回避する目的だけではなく、ナチュラルなリアクション効果を生み出します。

しかしこのチョッとした浮かせる動きにもバスがついて来れなくなるほど、より寒さが厳しいタフな状況ではサスペンドモデルの出番です。

サスペンドモデルの場合は、よりタイトにスローに攻める為にリーリングではなく、ロッドワークで操作します。

気分はテキサスリグのズル引き。まさにワーミングシャッドですね。

オリジナルダンク48とパワーダンクの使い分けはフィールドのバスのアベレージサイズや、ベイトフィッシュのサイズで使い分けています。

ダンクの場合、パワーダンクは勿論ですが、オリジナルのダンク48もスモールシャッドながらベイトタックルでキャスト出来るのも重要な利点ですね。

寒い冬場の岸釣りの時に何本もロッドを持ち歩くのは非常にストレスですし、雪の中を乗り越えて行く(東北だけかもしれませんが)のにも安全ですしね。

そして先ほどダンクの抜群のスナッグレス性能をご紹介しましたが、唯一のかわしきれないのが(ダンクに限った事ではありませんが)、水中に残されたロストライン・・・。

スピニングタックルのライトラインで使用した場合、どうしてもロストしてしまう可能性が高くなってしまいます。

ボートフィッシングがメインのフィールドではあまりありませんが(ボートで根掛かりの真上まで回収に行けるので)、岸釣りアングラーがメインのフィールドでは、根掛かりした際、ラインが途中で擦れて中途半端に水中に残っている場合が多く、そのラインに絡まってしまうとさすがのダンクでも・・・。

ですので、水中に残されたラインに絡まっても引っ張って水中のロストラインを切って回収出来る、「ベイトタックルでの太いライン」で使えるダンクは岸釣りアングラーには非常にメリットになります。

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そしてもうひとつ欠かせないのが、ニューアイテムの『OSPフーデッドネックウォーマー』。

これは東北人にはダンクより欠かせないかも(笑)

以前は通常のネックウォーマーに、キャップを被った上からニット帽をつけていたのですが。

やはり首周りが寒く、また、キャップの上からニット帽を被るので、偏光サングラスをかけているとどうしてもこめかみの辺りに圧迫感を感じていたのですが、この新発売のOSPフーデッドネックウォーマーは、通常市販の被るタイプのウォーマーよりも比較的ゆったりとしていて、尚且つ胸周りにかけて大きめに出来ているので、首だけでなく胸から上全体を包んでくれますから非常に暖かいです。

まさにアングラーがアングラーの為に作った逸品って感じですね。もう手放せません。

今年の冬も寒さに負けずに(寒さには弱いですが・・・)、湖面が全面氷結するまで、雪を乗り越えバスとの出会いを探しに行きます!

東北の冬では海釣りモード

皆さんこんにちは。

季節も12月に入り、僕の中のバス釣りシーズンはひとまず休止モードになりましたが、釣りに休みはありません!すぐさま海釣りモードに突入です(笑)

ドラクロでロックフィッシング!!

これから水温が下がりきる直前までは、ロックフィッシュ釣りが一番アツい時期に入ります。。。中でも一番ポピュラーなのがアイナメですね!

僕が毎年この時期に通う牡鹿半島ではこのアイナメが有名で、ビッグフィッシュが連発するエリアでもあります!

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この牡鹿半島付近ですが、残念な事に未だに震災の爪跡が強烈に残っていました・・・。

信じられないような瓦礫の巨大な山・メチャメチャになった車の山・海岸線近くの町は明りの灯っている家はほぼ無く、ゴーストタウン状態。

漁港では地盤沈下のため海水に完全に浸かっている状態。。。

正直ここまで酷い状況とは予想していませんでした。あんなに綺麗な街だったのに、悲しくてたまりません。

それでも漁港で作業する漁師の方々は活気があり、小さな一歩ですが確実に復興に向けて歩き出しているのが感動しました!

牡蠣の養殖棚も少しずつですが、復活していました!

もちろん今回のターゲット、ロックフィッシュ達も相変わらずのグッドコンディションで、僕を楽しませてくれましたよ~(笑)

それでは、使用するタックルはロックフィッシュ専用のタックルがあれば最適なのですが、バス釣りのタックルを使用しても問題はありません。

ただし、淡水専用のリール等は避けてくださいね。僕の場合、スピニングとベイトを2種類持っていきます。

■スピニングにはライトテキサス・ダウンショット・ジグヘッド等のライトリグ系。
■ベイトはテキサス1/4~1/2oz.をセットします。

セットするルアーはもちろんドライブクローシリーズです。今回メインで使用したのは2&3インチです。

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カラーはご存知の通りソルトカラーがリリースされていますね!

その中でも僕のイチオシカラーは、オレンジペッパーとカモ。この2種類は必須カラーです。

くれぐれもお忘れなく。。。根魚とは言え、釣り方にはバスと同じで色々な釣法があります。

ボトムズル引き・フォールでの食わせ・ステイ・スイミング、まぁバスと同じような攻め方で色々と試してください!

この日は、ライトテキサスのリフト&フォールにバイト集中しました。

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使用したのはドライブクロー2"に5gシンカーをセットし、ラインはベイトタックルにはフロロカーボン13lb.を、スピニングには6lb.を使用。

もちろん根ズレ対策でちょいと太めのラインをセレクトしました!こんな感じでとにかく目で見える岬周り、入り組んでいる根、ウィードが多いシャロー等を撃って行きます。

アイナメのバイトはコツコツと連続でアタリます。。。どこでアワセて良いのかが難しいですが、慣れるしかありません(笑)

ここで面白いのが、決まってドライブクローのハサミの部分だけが最初に無くなってしまうんです。。。

これは、アイナメはカニ&エビ系が大好きでハサミから食べる習性があるようです。

と言う事は、ドライブクローも明らかに本物のカニ&エビだと思ってバイトしている事は間違いありませんね!

と言う訳で、ロックフィッシュ釣りですが本格的に寒くなる1月までは釣れます!

特に東北のアングラーは、冬季間の練習も兼ねて是非ともチャレンジして頂きたいものです!楽しいですよ~♪

水温低下のタフコンディションをゼロスリーハンツで攻略!

皆さんこんにちは。

早いもので、東北地方では一部の地域を除いてシーズンが終了しようとしています。

とは言っても、雪さえ積もらなければ12月まで十分に楽しめます。

もちろん水温によってはかなり渋い釣りになる事は予想されますが…実は今からが一番アツい経験が出来る時期でもあるんです!

水温低下…タフコンディション…でも…

毎年雪が降り始める11月の中旬まではボートを出している訳ですが、水温が10度を切った辺りから非常に釣れなくなります。。。

当たり前ですが、10度はバスにとっては適水温ではありませんね…特にサイズが小さめのバスや体力が無いバスは動けなくなってしまいます。

しかしソコがポイントです!サイズが大きく体力があるバス達は、10度を切ろうがベイトを追い回しているようです。

実際に11月からは極端に数は釣れなくなりますが…釣れたらデカイ!ハンパなく良いサイズばかりなんです!

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コレを知っているアングラーは11月を過ぎてから本気を出し始めます…(笑)当然ですが東北の11月は寒いです。

がしかし、良い思いが出来るので是非とも足を運んで頂きたいものです!

そして今回紹介するのはそんな“タフコンディション”に活躍してくれる(ゼロスリージグ・ハンツ)です。

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使い方は簡単で、狙うレンジやスピード合わせて重さを変えてやります。

例えば、桧原湖では8月~10月末に出番が多くなるのですが、レンジは6m~10mと深いレンジでの使用になります。

そこで僕の場合は7g、11g、14gをメインに使っています。

ディープフラットやハンプを攻める場合には、ある程度の重さがあった方がボトム形状や感度の伝わり方が良く使い易さがある為です。

そして水温が低下している10月以降の八郎潟では、狙うレンジが1m~2.5mと浅くスローな動きで食わせる為に3.5g、5gを使用しています。

しかもリップラップに付いているバスを狙い撃ちする為に、根掛り防止で指でガードを起こしてさらにガード力を強くしたうえで使用するのがベストですね!

ここでトレーラーとして使用するのは…言うまでもありませんがドライブクローがイチ番です!

色々なサイズがラインナップされていますが、僕がサイズを選ぶ基準として気にしているのは、ズバリ!ベイトのサイズとルアーの動くスピードです。。。

マッチ・ザ・ベイトは基本中の基本なのであえて説明はしませんが、本物のベイトが動くスピードにルアーを合わせてやる事も重要だと考えています。

したがってハンツ自体の重さを変えるだけではなく、トレーラーの大きさを変えることにより水の抵抗が大きい・少ないと変わってくるので、より微妙な調整が出来ます。

例えば八郎潟の根掛りが多発するリップラップの上(水深50cm~1m)など攻める時には、3.5gハンツに5インチドライブクローの組み合わせを選びます。

八郎潟というフィールドではドライブクロー5”でも決して大き過ぎず、軽い3.5gを組み合わせることによりリップラップの隙間に潜り込んで根掛りしてしまう事も軽減されます…それに加え、水温が低下している今時期ではキビキビ動くザリガニは居ませんよね。。。

その辺のリアルにも迫っていて超グッドですよ~♪という訳で、今年の夏以降から更に出番が多くなったハンツでしたが、何処のフィールドでも場所を選ばず使えるルアーなので…僕の一軍ルアーからは外れる事はありませんね~!

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シメのアイテム

寒さが厳しくなるにつれて、バスからの反応が少なくなる季節です・・・。

そんなタフな季節。私がバスに食わせる為に使う、最終シメのアイテムがこの2つです。

ボトム重視で食わせます

寒いっす!マジで寒いっす・・・。

私が一年で一番嫌いな冬が着々と近づいて来ています。

まだ時折秋晴れ?で暖かいと思う日はありますが、高梨家ではすでに朝晩ストーブがフル稼働しています。

これからの極寒の季節は、バスが釣れるエリアも限定されてきますよね。

バスが居ないエリアで延々粘って、一日ホゲ~にならない為に、エリアを見切る判断となる私のシメのアイテムが、ドライブクローとドライブクローラーの2つです。

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ハードルアーを通した上で、この2つをシメに投入してもバイトがない場合はエリア移動!

そのぐらいこのドライブクローとクローラーは、タフな時にもバスに口を使わせる力を持っています。

マイラーミノーは?ドライブスティックじゃ駄目なの?と思いの方、全然駄目じゃないですよ~。

ただ私の住んでいる東北は、冬はホントに寒い・・・バスのメインベイトもボトム系のベイトに以降してくる為、ボトム重視で食わせるこの2つをチョイスしています。

イメージはハゼ類やザリガニにエビですね。

メインで使うのは、テキサスリグやネコリグ。

そして私なりの食わせのキモは、スロー&ナチュラル。

ただスローと言っても、漠然とズル引いたりゆっくりアクションさせるわけでは無く、ハードシェイクをした後でもボトムバンプさせた後でも、必ず軽くワームを揺らすようなアクションをさせて、その後に起こるワーム自体の自発的アクションを活かします。

低活性の時には、派手な人為的アクションより、ナチュラルな生命感あふれる自然な波動が効くんですよね。

シェイクして良さげに動く(人の目から見て)ワームは世の中沢山ありますが、所詮人の手による動き。

いざ止めた時にノー感じなワームが多い中で、ド級のライブ感(ド・ライブ)を名前に持つこの2つの自発的生命感はピカイチです。

風呂場で実際にリグを動かして、アクションを止めた時の動きを観察してみるとイメージが湧くと思います。

ドライブクローの爪の動きや各パーツの動き、ドライブクローラーのブルッと震えるような動きにバスでなくともよだれが出ること必見です。

(写真:ドライブクローラーのライトリグで1本、がっぽりと飲まれてしまっております。)
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それとリップラップやロック等のハードストラクチャーで、ズル引くのではなく、フォールさせるのでもなく、転がすイメージでアクションさせると、よりナチュラルなライブ感を演出する事が出来ますので試してみて下さい。

最後に私の秋冬お勧めカラーは、ズバリ青ラメ。それも細かい青ラメ。

カラーラインナップで言うと鉄壁のシナモンブルーフレークに、ライトグリパン・ブルー&ペッパー。

そしてニューカラーのゴーストシュリンプが一押しです。

それでは今年もあとわずか。寒さに負けず良い釣りが出来ますように!

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秋の桧原湖

皆さんこんにちは。

僕のホームレイクである桧原湖は短い夏がアッという間に終わり、秋のパターンが炸裂中です!

桧原湖の秋の釣り

秋の釣りと言えば、ミドル~ディープレンジのフラットやハンプを攻めるのが王道パターンと言えますが・・・、今回は知る人ぞ知る、シークレットリグの紹介です。

そのリグとは・・・ヘビキャロです。。。

全然シークレットじゃねえよっ!って思われる方も居ると思いますが、桧原湖を代表とする裏磐梯エリアで使うアングラーはあまり居ないのが現状です。

しかし、これがまた場合によっては爆発するんです!!

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当然、桧原湖のスモールマウス攻略と言えばライトリグ抜きでは語れませんね。

ダウンショット・ライトキャロ・ノーシンカー等。。。

特にこれから秋の季節はこれらのリグ抜きでは語れませんし、トーナメントの上位選手のパターンに必ずと言っていい程登場するリグでもあります。。

しかし気まぐれな性格のスモールマウスは、天候などの状況によってライトリグでも口を使わない事が多々あるのも事実です。

そんな状況を打開する方法として、僕が良く使うリグが"ヘビキャロ"なんです。。。

ベイトタックルを使用し、ラインは8~12ポンド・シンカーは1/4~1/2オンスをセット。

狙うレンジによって重さを変えていきます。

スモールを狙うイメージとして、繊細なライトタックルを使い、小さなワームを延々シェイクする・・・このような先入観を持っているアングラーがいますが・・・半分は間違いです(笑)

ヘビキャロような強気なタックルでも、ライトタックルより釣り勝つ事は意外とあるんですね~!

話は戻りまして、使用するワームはもちろんドライブクローがベスト!3インチもしくは4インチをセットします。

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カラーに関してはあまり気を使わずに色々と試してみるのが良いでしょう。

僕の場合は色々なカラーを使い、その日に合ったカラーを探していくと言った感じでしょうか・・・そして何より需要なのがワームの動かし方!これはライトキャロがナチュラルに誘う動きなら、ヘビキャロは全く逆のいわゆる"リアクション系"の動かし方を心掛けます。。。

それはどういうことかと言うと、とにかく激しく動かします!ロッドを持つ腕がパンパンになるのは覚悟して下さい(笑)

ワームを動かすイメージは【ボトムをダッシュで逃げ回るウチダザリガニ】です。ズル引き2割ジャーク8割という感じで・・・。

この時に必要以上にワームが浮き上がらないようにする為に、重いシンカーを使う必要があるんです。

なぜこの動きにだけ反応するバスが居るのか??僕なりに考えてみました。

一般的にリアクション系の動きと言われる動かし方ですが、僕はスーパーリアルな動かし方だと思っています。

ザリガニが逃げる時って、ズルズルとゆっくり逃げる呑気な奴はいないですよね??

身の危険を感じるからこそ全力で逃げる・・・激しくジャークするのは非常に理にかなっていて、まさに全てがココにあります!

リアルな動き&ニオイ付きのドライブクローを使って、リアルな"逃げ"を演出してみて下さい!

きっとニュートラルなバスにはたまらない刺激になり、彼らも本気でバイトしてくるでしょう。。。

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ホントはね・・・シークレットにしておきたかったんですが・・・(笑)

そして、秋のオススメルアーは実はもう一つあるのですが・・・それは次回のレポートにとっておきましょう!

真夏の8月

みなさんこんにちは。

マッディーフィールドではアオコ発生や30度を超える水温と、厳しい条件が重なる季節ですが・・・。

先日、東北のマッディーフィールド八郎潟に行ってきました!

8月の八郎潟

思った通り気温・水温共に上昇して8月ならではの厳しい状況でした。

そして、お約束の水面には抹茶のようなアオコがびっしりと浮いており、さすがに釣る自信を無くしてしまいそうでしたが。

そして今回の釣行では2種類のルアーだけに絞って釣るというお題を自分に課せたのでした!

そのルアーとは、八郎潟で最強に釣れるオススメルアーでもある「ドライブスティック6”」と「トップウォーター系のルアーだけ」にこだわってみました。

もちろんクランクベイトやスピナーベイトを使った釣りも十分に展開できるのですが、今回はインパクトがあるルアーを使ってみたかったんですね~(笑)

と言う訳で、潜る巻物系のルアーは一切使わずの釣行です!

しかしながら当日は風が強く、水面はザブザブ状態。。。

多少の波ならトップウォータープラグでも問題ありませんでしたが、多少の波どころではありません・・・。

白波が立ってしまったら残念ながらトップウォーター系の釣りは弱くなってしまいます。

それでも諦めきれずに大好きなダイバジン・ヘビーヒッターを投げまくりましたが、さすがに今回の状況では1発も出る事は無かったです。。。

では、残るルアーはドライブスティック6”です!

このルアーは色々なリグ・シチュエーションで使用できるワームですが、メインに考えていたリップラップでの使用は風が強くエレキで流すのも辛い状況・・・。

これにはお手上げ。。。こんな日に来てしまった自分を恨むしかありません(笑)仕方なく風裏となる流入河川に直行。。。
川の両岸には僕の大好きなアシが生い茂っています!

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もちろん狙いはアシ際に付いているバスを直撃です!リグは軽めのテキサスリグ5gをセット。

かなり丁寧に細かくチェックしていったのですが・・・何故か??1バイトも無く時間は無情にも過ぎていくばかり・・・。

水深が1m前後と比較的浅い為、もっとバスにじっくりとワームを見せてバイトに持ち込む作戦に。そこで今度はノーシンカーリグにセット。

ドライブスティックの最大の特徴でもあり、他のワームでは真似の出来ない"あの動き"を最大限に引き出すリグですね。。。

テールをフリフリしながらフォールしていく動きには、アオコや高水温でやる気が無いバスにも強制的にスイッチを入れる事が果たして可能か??答えはすぐに出ましたね~。

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やはりバスは居るけど口を使わなかっただけのようです。

それもバイトしてくるサイズはどれもグッドサイズばかり!今までの沈黙が嘘のような、ロッドを持つ手首が変に曲がる??ほどの強烈なバイトに襲われます(笑)

一般的なアシ撃ちではテキサスリグやラバージグで釣る訳ですが、ドライブスティックのノーシンカーは知る人ぞ知るアシ撃ち裏メソッドです。。。

其の壱、比重が重いのでピッチング&フリッピングが簡単に出来る事
其の弐、フォールのアピール力が高い
其の参、スティック形状ボディーなのでアシのポケット・隙間にねじ込みやすい

こんな理由がありますが、まずは是非ともお試し頂きたいですね!

特にタフッた時には絶大な威力を発揮してくれる事間違い無しですからね~。

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震災後、やっと湖に浮く事が出来ました

やっぱりバス釣り最高!!

ナチュラルに誘って

みなさんコンニチハ。

3/11の地震の後、仕事やその他もろもろの事情でずっとマイボートが眠った状況になっておりましたが・・・先日やっと湖に浮く事が出来ました。

やっぱり桧原湖最高!バス釣り最高!実感出来ました。

今回メインで活躍してくれたのは、桧原湖じゃ外せないマイラーミノーに、間もなく発売の新作ドライブクローラー。

(写真:桧原湖のアベレージを優に超える、ビッグスモールマウスバスをマイラーミノーで連発!)

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桧原湖は南北に長い形状をしている上に、スモールマウスとラージマウスの両者が生息してますので、今の桧原湖の状況はプリからポスト、アフターまで、狙う水深とスポットを変えることで様々な釣りを楽しむ事が出来ます。

私のお勧めは、すでに一発目にスポーニングを終えたデカイアフタースモール達。

具体的に狙う場所は、プリスポーンのバスがコンタクトするセカンダリーポイント。

この地形的な変化に、ウィードやストラクチャーが複合的に絡んでいれば最高ですね。

基本的にアフターのバスはスポーニングを終えて疲れてますので、カバーなどのピンスポットで絞れている時以外は、過剰なアクションがマイナスになる場合があります。

この時に効くのが、前出したマイラーミノーのナチュラルなキラメキと、ドライブクローラーのナチュラルアクション。

マイラーミノーは、内蔵しているマイラーチューブの効果で、派手にシェイクしなくてもプリプリとキラメキを伴いながらの非常にナチュラルなアクションでアフターのバスを誘う事が出来ます。

釣行当日は、ボートを出す前に桧原湖名物(山の天候は変わりやすい)バケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨に見舞われ・・・一時的に濁りが入ってしまったので、いつもはゴーストマイラーのピンクレディやゴースト公魚をメインで使うのですが、急遽キラメキ重視のマイラーを内蔵したカラーをチョイス。

桧原湖はクリアウォーターですので、ゴーストマイラーメインのアングラーが多いとは思いますが、どんな状況にも対応出来るようにゴースト・ゴールド・レインボー3タイプのマイラーミノーは常に常備しておくのがお勧めですね。

ドライブクローラーは発売までのお楽しみですが、前回ご紹介したナチュラルアクションがスモールマウスにもバッチリ効きましたね!!

使用したドライブクローラーは、まだプロトの段階でカラーによって微妙にアクションが違う物ですが、完全に桧原湖一軍ボックス登録完了です。

(写真:マイラーミノーのみならずドライブクローラーも桧原湖で活躍!)
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最後に、桧原湖は大丈夫です!!

今回釣行して、いつもお世話になっている早稲沢キャンプ場のお姉さんが開口一番「今年は来ないのかと思ったよ~」。

良く話を聞けば、やはり福島原発の風評被害の為か、例年より桧原湖に訪れる方が大分減っているようです。

確かに福島原発付近の非難区域では、放射能汚染の問題で深刻な状況になっているのも事実です。

実際に私のいとこも、子供達を連れて実家の山形へ非難して来ております。

桧原湖は、福島県ですが山形県とのほぼ県境。

全然問題ありません!!

特定地域のナンバーの車を出入り禁止にしたり、福島から非難して来ただけでいじめに遭う等、おかしな風評被害で非常に辛い思いをしている方々がまだまだ沢山います。

こんな時だからこそしっかりした判断で、みんなで助け合わなければいけないと思います。

釣行日の夜、温泉で出会ったアングラーに「今日は釣れました?今月は毎週来てますよ。もう3回目の桧原湖ですよ~桧原湖最高ですね!!」と言われた事が、非常に嬉しく感じました。

夏は涼しく、食い物は美味い。

温泉も最高!

そしてスモールマウスバスが沢山釣れる、自然たっぷりの避暑地、桧原湖。

桧原湖の人達はみんなやさしくて温かいです。

今年もスモールマウスの桧原湖を、みなさんよろしくお願いします。

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今出来る事、やるべき事

ご無沙汰しております、高梨憲一は元気です。

はじめに

先の東日本大震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われたすべてのみなさまに心からお見舞い申し上げます。

あれから2ヶ月以上が過ぎ、皆様のご支援、ご協力により、私の住む山形を含め、ほとんどの地域では物資の供給や交通機関の運行など、地震が起こる以前の生活に戻りつつあります。

しかし、最近では、福島原発の問題を除いて、メディアで地震、津波の被害状況を伝える回数も少なくなってきてはいますが津波による被害を受けた東日本太平洋沿岸地域では、未だ復興に向けた日々が続いております。

私も仕事の関係で宮城県沿岸部の被災地周辺へ向かう事があるのですが、テレビの映像で目にするものと、実際に自分の目で被害の現場を見るのとでは、本当に違います。

大きな事を言える立場ではありませんが・・・、これからが本当にみんなで協力、支援していかなければならない時だと思います。

今も被災地で復興の為に日々前を向いて、未来に向かって暮らしている人達が居る事を忘れないで居て欲しい。

そして被災地の復興の為に、どんな小さな支援でも、協力でも結構です。

自分達が今出来る事、やるべき事がなになのか、震災の被害から生き残ったすべての人々が本当に復興出来るまで、日本中、世界中のみんなで協力しあって行かなければいけないと、地震からしばらくたった今だからこそ改めて思います。

私も頑張ります。

これからもみなさん、よろしくお願い致します。

東日本大震災復興支援チャリティートーナメント

先日、山形県は前川ダムにて、地元の釣り愛好会とアングラーズショップの合同企画で、東日本大震災復興支援の為のチャリティトーナメントが開催され、私も運営スタッフ及び選手として参加してきました。

開催にあたっては、O.S.P様はじめ並木さん、その他多数のメーカー各社様よりご協賛を頂き、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

大会当日は、スタートミーティング直前より激しい雨が降りだし最悪のコンディションとなってしまいましたが・・・、合計60名のアングラーにチャリティートーナメントへ参加していただく事が出来ました。

大会の方は帰着直前より激しい雨も止み、終了間際に前川ダムではキッカーとなる40upも飛びだし!表彰式ではジャンケン大会、オークション等で大変盛り上がる大会となりました。

今回のチャリティートーナメント、オークションで集まった義援金(参加費はすべて義援金となります)125,000円は、日本赤十字社へ義援金としてすべて振込させていただきました。

参加して下さった方々、ご協賛いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

ちなみに運営スタッフとして参加していたはずの私も何気に5位入賞!

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お立ち台に上がってしまいました(賞品はジャンケン大会の景品に換えさせていただきました)。

その時使っていたルアーが、間もなく発売予定のドライブクローラー4.5"のプロト。

川村さんも先日のレポートで、このドライブクローラーを使ってメチャデカイの水揚げしてましたね。

当日のフィールドの状況としては、プリ、ネスト、アフター、アフター回復組み、すべてのパターンがありえました。

私自身久しぶりの前川釣行でしたので、もちろん現場即対応。

アフターでニュートラルにウロウロしているバスはかなりいるんですけどね~、何分山形ではメジャーフィールド、プレッシャーが異常に高い!

そこで食わせる場所とバスを限定して、一番狙いやすく、サイズが安定したアフターのカバー打ちに絞り、狙い撃ちしました。

具体的にはバックウォーターの流れが絡むカバーの奥。

カバーに引っ掛けて自然に落とし、流れに乗せて自然にカバーの奥へ送り込んでやって、後はバックリ丸呑みです。

この時キモとなったのが、ドライブクローラーのストレートワームらしからぬ動き。

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まだ発売前なので具体的に言えないところもあるのですが、ドライブクローやドライブスティックと同じように、人為的なアクションを加えなくてもただの(ただのじゃないですが)ストレートワームであるはずのドライブクローラー自体が、自然で生命感のあるライブアクションを生み出してくれます。

何と言ったらいいでしょうかね~ビリビリ?プルプル?実際使ってみれば言葉で表現しづらいぐらいの衝撃が走ると思います。

見た目はストレートワームですけどね、今までのストレートワームとはまったく別次元の新しいワームですね。

毎回プロトが送られてきて思うのですが、こんな凄い動きのルアーを考えて形にしてしまうO.S.Pのみなさんってホント変態!失礼、間違い(笑)天才ですね~。

みなさんもこの衝撃を楽しみに。

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裏磐梯桧原湖に、待ちに待った春

皆さんこんにちは。

待ちに待った春が訪れ、いよいよ裏磐梯エリア・桧原湖のシーズンが開幕しました!!

裏磐梯エリア・桧原湖のシーズンが開幕

もちろん平地では春と言うより、初夏のような汗ばむ日もありますが、裏磐梯高原では春が始まったばかりです。。。

今年の冬は降雪量が非常に多く、所々では湖の斜面にまだまだ雪が残っている場所があります。

そのおかげで、今年の春は例年に比べると進むのが遅く水温が上がりづらいと前回のレポートでもお話したと思います。。。

しかしながら、桧原湖に関しては蓋を開けてみれば釣れ始めた時期も水温も若干遅れ気味ですが、ほぼ例年通りに進んでいるようで慌てるような感じではありません!

しかも釣果の方は嬉しい報告ですが・・・実はメチャメチャ釣れています(笑)

こんなに釣れる春は久しぶり♪もちろん数も釣れているのですが、実はサイズがグッドなんです!

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桧原湖のアベレージサイズは300~500gが主流なのに対し、現在釣れている最低ウェイトは500g。

一番のグッドサイズは、桧原湖でも超キッカーサイズとなる1kgが普通に釣れる日があります。。。

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水の中では一体何が起こっているんでしょうか??と言う訳で、現在良い思いをさせてもらっているルアーはもちろん『ハイカット』で、発売当初からスモールマウスにも非常に有効なルアーとして注目されてきましたが、桧原湖においても例外ではありません。。。

巻いて良し・ドラッギングでも良し!!一軍タックルBOXの中から外れる事は決してありません。

皆さんもそうだと思いますが(笑)使い方は簡単で、トゥイッチまたはジャークが基本的なテクニックですが、ハードジャークにも好反応を示してくれました。

その名の通り激しくジャークする訳ですが、ハイカットの特徴として、ルアーのバランスレベルが高いのでイレギュラーな動きをした後の姿勢の立ち直りが早いんです。。。

これは色々なルアーと比較して実際に目で見た感想なので間違いありません!!それからハイスピードで巻いてきた時の姿勢もいいですね~。

バランスが悪いルアーだと、すぐに横を向いて泳いでしますのでこんなルアーはハッキリ言えば使い物にならないです。

これは主にドラッギングで使用する場合は非常に重要です。

ハイスピードのルアーにしか反応しない時などよくありますが、ハイカットなら真っ直ぐに泳いでくれるし、イレギュラーなアクションを加えた後の姿勢の立て直しの良さを実感すれば信じて巻き続ける・引き続ける事が出来ます!

春の桧原湖では"ルアーを止めるとバスが見切る"と言われていますが、これは事実です。。。

水がクリアな為にバスのチェイスを目の当たりにする事がよくあります。そこで食わせの間を作る為に止めてしまうと、バスはすぐにUターンして潜ってしまいます。

しかしながら今回の釣行では、ハイカットを止めた後のワンアクションへのバイトが非常に多かったです!これは何故か??う~ん。。。実のところは僕にも分かりません。

ただ推測される事として言えるのは、バランスが良いので泳ぎ出しが普通なんです。

普通と言うのは、ワザとらしくない本物のベイトに近い動きをしてくれます。リアルなベイトフィッシュはヒラを打ったり止まったりした後には普通に泳ぎ出しますよね。。。

要するに、ハイカットは止まる・泳ぎだす・泳ぐが"リアル・ベイトフィッシュ"なんです!と言う事はバスにとって残念ですが、ハイカットにダマされてバイトするのは当然なんだと思います(笑)

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最後にカラーの選択ですが、ハイカットには豊富な種類のカラーがあり迷ってしまいそうですが、僕のオススメ(コレだけは必須カラー)はワカサギの名前が付くのは全部持って行きましょう(笑)間違いはありません。。。

はじめに

皆さんこんにちは。

はじめに

全世界の人々がご存知の通り、僕の住む東北地方では、先日に起きた東日本大震災により大勢の尊い命が犠牲となってしまいました・・・。

この場をお借りして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

幸いにも僕自身は数日の停電程度で済み、被害はほとんどありませんでした。

しかしながら、僕が冬の間アイナメ釣りに通っていた宮城県の海は見る影も無く・・・全てが奪い去られてしまいました。

あの戦争の後の様な景色を見ると、一刻も早く復旧を願わずにはいられません。

色々と考えました。

それはやはり僕たち動ける人間が動かないと何も始まらないのではないかと・・・。

一人一人の力なんて小さくてちっぽけですが、力を合わせることにより大きな力に必ずや変わるハズです!!

そう思い、少しでも活性化させる為に今まで通り僕は動きます。

僕のコラムやブログを楽しみにしている方々がいる限り、東北地方の旬な情報を発信していこうと思いました!

それが僕に出来る事です。

今年の春はかなり遅め?

そんな思いを胸に詰め込んで、今シーズンも4月上旬から釣りに行って来ました。

しかしながら今年の春はかなり遅いですよ。。。雪が多かったせいでしょうか??

例年なら低くても10度近くはある水温が、この日は7度。気温も低く、まだまだ冬の気配を引きずっています。。。

こんな水温が低い時の攻め方のセオリーとして、スローな釣り・ワーム系を使用したじっくりとした攻めが有効になりますが、もちろんこの日の水温を考慮し、ワーム系のスローな釣りを展開しましたがいずれも撃沈!

ここで心が折れてしまったら全てが終了してしまいます(笑)ので、冷静に攻略法を考えまして・・・『いくら水温が低くても体力があるグッドサイズのバスは、絶対に水温が一番温まる日中のシャローに出てくる。そこでフィーディングするハズ』と考えました。

しかし、シャローとは言っても無限に広がるエリアをスローにはサーチ出来ませんね。。。

そこで出撃するのが巻物なんですが、今回は新発売のブレードジグと、この時期の定番ルドラをメインにチェックしてみました。

結論から言えば、この攻め方が正解でしたね~(笑)

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やはりシャローにはバスが居ました。居ると言っても数は少ないので、ルアーを引く軌道が効率良く有効スポットを通るようにコース取りを工夫したり、キャストの手数を増やして広く探っていく感じです。。。

こう言った釣りの場合には手返し良くキャスト出来るルアーが重要になり、このブレードジグも例外ではなく手数を多く出せるルアーでした!

その形状から、強い向かい風でもライントラブルも無く狙ったスポットに『バシバシ!!』とルアーを入れる事ができました♪

そして肝心なルアーの動き&巻き心地は??と言うと、今まで見た事も無いような生物の動き方で・・・ちょいと不気味でしたが(笑)手元に伝わるブルブル感が強烈ですよ~!!

例えるなら、ブリッツのブルブル感をもっと小刻みにしたような感じです。是非とも使って体験してみて下さい。。。

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今回重点的に狙ったスポットは、出来るだけ沖に張り出しているリップラップで、バンクの角度がキツイ所。ダラダラな遠浅エリアは全くダメでしてね。。。

勿論、沖に張り出しているリップラップを探るには魚探を使うよりもブレードジグをキャストして手元に伝わる感覚で探した方が早かったです。

そして、そんな一級スポットに居座るのは決まってグッドサイズのバスでした!この日キャッチしたバスの全てが見事な魚体でしたよ!

このバス達は何の躊躇もしないでブレードジグにバイトしてくるので、強烈な引っ手繰るバイト&ファイトが楽しめます。。。

と言う訳で、東北地方もやっと本格シーズンの到来になりましたが、このブレードジグを一軍選手の仲間入りをさせる事によって、よりスピーディー&的確にバスを探し出しグッドサイズをキャッチ出来るようになるハズです!僕だってキャッチ出来たんですからね~(笑)

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今年のMVP!!

今年もO.S.Pルアーにはお世話になりました。

どれも釣れるルアー達ばかりなのでたったひとつMVPを選ぶとなると大変なんですが、2010年のMVPを選ぶとしたら・・・。

癒しのMVP・・・今年はコレ!

寒いっす!メチャクチャ寒いっす・・・。

ついに私の一番嫌いな冬がやって来ました。北国山形はもう雪です。早く春になってほしい・・・。

まぁグチはコレぐらいにして、今年もお世話になったO.S.Pルアー達、ズバリ今年のMVPは『ベントミノー86&106!!』。

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前回のレポートでも紹介したベントミノーですが、今年は本当に良く活躍してくれました。

トーナメントで傷ついた私の心をビックバスで何度癒してくれたことか。

このベントミノー、サーチベイトとしての能力はピカイチ!

そしてなんといっても最大の特徴である "3Dダートアクション"が、近年のスレ切ったバスに対して非常に有効です。

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ちなみに私なりの使い方のキモは『ラインセレクト』。

ベントミノーと言うとトップウォータープラグのイメージが強く、ラインはナイロンを選択されるアングラーも多いかと思いますが、私の場合はフロロカーボンラインも良く使います。

フロロカーボンを選ぶ場合の理由は深度にあります。

皆さんご存知のとおり、ベントミノーはただ巻きで潜り、連続トゥィッチで予測不能な3Dダートアクションを演じますが、この連続トゥイッチでのレンジは"時折水面を割りながらの表層付近"であり、バスを水面もしくはその付近まで浮かせてバイトさせるルアーだと言えます。

しかし状況によっては、"ベントミノーを水面まで浮かせたくない"と思ったことありませんか?

私の場合、スモールマウスバスを狙っている時にちょくちょく感じます。

せっかくバスを下から浮かせて来てもベントミノーが水面まで完全に出てしまうと、水面までは出切らないときがあるんですよね。

コレにはバスの活性はもちろん、天気や光量などが関係していると思うのですが、水面を割ることにバスが警戒してしまうんでしょう。

まぁこの出てきてなかなかバイトしないバスをサイトで食わせていくのも非常に楽しい釣りなのですが(笑)

こんな時に有効な手段がフロロカーボンラインの使用なんです!

比重の重いフロロを使うことによって、ナイロンラインよりも若干深いレンジを極力長い時間トレースすることが出来るため、バスが水面まで出切らない状況ではバイトチャンスを格段に増やす事が出来ます。

ただ、フロロラインでベントミノーを沈ませた方が常に釣れると言うわけではなく、あくまで状況次第ですので、水面で出切らない、ノリが悪いそんな時に是非フロロを使っての一段深いレンジトレースを試してみて下さい。

ちなみにスモールはベントミノーを沈めると、ただ巻きでもすんなりバイトして来てくれる事が多いです。

これからしばらくの期間、一部の地域を除いてはベントミノーのような水面系はタックルボックスの飾りになってしまう方が多いとは思いますが、真冬でも寒さが落ちついてきた暖かい日差しを感じる晴天の日には一発ドカンと怪獣が出たりしますので、冬でもベントミノーはお忘れなく!

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12月に入り、東北では厳しい冬の到来

皆さんこんにちは。

季節は12月に入り、僕の地元東北地方では長~く厳しい冬の季節が到来します。

魚種を問わずルアーフィッシングを堪能する季節

これから春先までは一部の地域を除きしばらくの休止期間に入ってしまいます・・・。

なぜなら湖や野池は凍結・積雪で釣りが出来ない状況になってしまうからです。。。

東北のアングラーには非常に辛い季節なんです!

しかしながら、根っからの釣り好きにとっては釣りをしないでじっとしている訳にはいきません(笑)

そこで冬季間は、僕の周りのアングラーはワカサギ釣り・管理釣り場(エリアトラウト)・ロックフィッシュ釣り等様々な釣りをやっています!どれもハマる要素がもの凄くある釣りですね~。。。

もちろん僕もこの数年はロックフィッシュ釣りに打ち込んでます。

と言う訳で、今回はドライブクロー2インチ&3インチを使用したロックフィッシュ釣りを紹介します。

ロックフィッシュ

使うリグはバス釣りと全く同じで、テキサスリグ(ヘビーウエイトからライトウエイトまで)・ダウンショットリグといった感じでお馴染みのリグですね。

特にテキサスリグは絶対に必要です。その理由はボトム形状がかなり複雑に入り組んでいるからです。

その入り組んだ"根"にプラスウィードが絡んでいるので、すり抜けが良いテキサスリグが一番使いやすいですね!

ダウンショットはバイトがあっても乗らない場合にフォローとして投入する使い方です。

もちろんフックアップ重視ですのでマス針を使用します。ココで使うフックのキモですが、なるべくヘビーワイヤーフックをセットしましょう!

ファインワイヤーだと伸びや折れが多発します。これはロックフィッシュの噛む力が強い事や根掛りが頻繁に起きることがその理由ですね。

そしてココからが本題!メインで使用するのはドライブクロー3です。

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もちろんテキサスリグ(3/8~3/4)で使用するのですが、やはりバス釣りと同じで根掛りか多いところが良いようです。。。

使い方のコツはしっかりと沈めてちょっとオーバー気味なアクションでアピールしてやるといいですね~!

アクションと言えばドライブクローの"ツメ"ですね~、水中で派手に動きます。。。普通のフォールでさえ激しくツメを揺らしながら落ちて行きます!

実は裏技として、このツメの動きを利用した簡単な釣法があります。

それは・・・・ただ巻き!!ホント簡単です・・・が嘘みたいに釣れます!!(笑)

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この釣り方は2&3インチに共通して出来ます。どちらのサイズもしっかりと激しくツメが動くから、ボトムの根魚にもアピールしてくれるんですね!

前回の釣行では、後半からこの"ただ巻き"だけで釣れ続けましたよ♪

事実ドライブクローを使ってロックフィッシュをやっていると、ツメだけ取られてくる事が非常に多いです!

これはアイナメの目から見たドライブクローが本物のカニやエビに見えている事は間違いありません・・・。

そして最後に是非とも皆さんに試して頂きたいリグが・・・ライトテキサスリグです!

それはスピニングロッドに3.5g~5gのシンカーをセットしたテキサスリグ、これにドライブクロー2をセットします。

口が小さくフックアップが難しい20~30センチのアイナメには効果が絶大で、フックアップ率がかなり向上しますよ!

時には10センチ級のマメサイズにもしっかりフックアップして釣れてきますからね。。。ちょいと悲しいですが(笑)

と言う訳で、今年は海水温の低下が遅れているせいか、本格的なシーズンは今からです!

去年のようなモンスター級のアイナメも釣れていません!(僕だけでしょうか??)これからに期待ですね!

そうそう!言い忘れていた事が・・・。釣れるカラーはその日によって違うのはアイナメも同じですが、どんな状況でも釣れるカラーを見つけました~!

それは、"グリパンレッド/ナチュラルオレンジ"ってカラーです。このカラーは絶対にあったほうがいいです!ショップで見かけたら大人買いでもOKですよ~(笑)

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寒さも本格的に・・・・

皆さんこんにちは。

東北地方では急に寒さがきつくなり、残念ですがバス釣りのシーズンも終わりを迎えようとしています・・・。

寒さも厳しくなりましたが・・・しかし諦めるのはまだ早い!

今回は、そんな厳しい状況の中でも活躍してくれる、僕がとっても大好きなルアーを紹介します!

僕のホームレイクは裏磐梯エリアで、毎回フィネスな釣りをしているイメージがありますが、実はストロングなアシ撃ちが大好きなんですね~(笑)

ストロングと言えばO.S.Pからも"ゼロワンストロング"というラバージグがリリースされていますね。

元々ゼロワンジグは僕の超一軍ルアーで大のお気に入りだったのですが、ストロングが加わった事により益々必要不可欠なジグになりました!

そんなゼロワンストロングを使いこなすコツをちょっと紹介しましょう。

(写真:「良さ」を理解して使うと、コレだけでしかとれないバスを釣ることができますよ。)
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まずご覧の通り、ストロングは"極太ラバー"が印象的ですね・・・インパクトがあります!

現在、各社から色々なラバージグがリリースされていますが、ココまで思い切ったラバーは他にあるかな??実はこのラバーが重要なんです。

僕の場合はそのまま使用する時と、太いラバーをカットして使う場合があります。

そのままのラバーの長さで使用すると、水中でのジグの動きはゆったりと・シルエットは大きめのザリガニのような感じに見えます。

バスの活性が低い低水温時等には特に有効ですね!それに対し、太いラバーをカットして使用すると、フォールの時は小ぶりなシルエットですが着低した瞬間に"ボワッ!"とラバーがフレアします。

この強力フレアにより水押し効果が得られ、バスの側線を刺激したりニュートラルなバスに強制的にスイッチを入れてくれるんですね!!

それから、僕が最も優れていると大絶賛している部分があるんです。。。それは・・・ブラシガード。

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そんな事か!?と思われる方もいるんじゃないでしょうか??しかし、カバーやブッシュ・アシを攻略するに於いて根掛りが一番の大敵なんですよね。

毎回根掛りを回収していたらスポットの場荒れや効率が悪くなるし、何よりストレスが溜まりますよ!

しかしながらO.S.Pのラバージグシリーズは、ウェイト別にブラシの本数が異なり最良の硬さに仕上がっております。

しかも!ブラシ自体を起こしたり寝かせたり、自在に癖付けが簡単&強力に出来るのが最大の魅力でしょう(笑)

一度フィールドに出てしまえばラバージグ一つで、様々なシチュエーションに対応せざるを得ない場面が出てくるでしょう。

例えば、アシの最奥~手前まで幅広くじっくり探りたい!そんな時こそ、親指だけでガードの強弱が出来るジグこそが最強だと僕は思うんです♪

と言う訳で、ザックリと紹介させて頂きましたが、カバー撃ちは実に奥が深い釣りです。

コレが正解!なんてルアーはありませんが、ゼロワンジグ&ストロングは奥深い釣りを幅広く的確に使えるルアーです。

だからこそ長年に渡る実績があり、発売当初から一軍ルアーに君臨し続けられるルアーなんですね(笑)

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トーナメントシーズンも終わり、完全プライベート釣行!

皆さんこんにちは。

10月も残り後僅か、トーナメントシーズンは完全に終了しました。

あと1ヶ月は完全なプライベート釣行です・・・好きな場所で好きなルアーを投げますよ!

どうしても気になっていたルアー

今年も様々なルアーが誕生しましたが・・・どうしても気になっていたルアーがありました。。。

それは"ドライブスティック6"です。

僕は普段は桧原湖をメインにしているので、6インチサイズのワームは正直使う場面が少ないのが現状です。

発売してから早速使って釣りをしてきた知り合いの話によると、ノーシンカーでよく飛ぶ!動きが良い!とにかくよく釣れる!と話は聞いていました。

まぁそんな理由もあって、とにかく実際に使って釣ってみたかったのでした。。。

と言う訳で・・・実際に使って来ましたが、先に感想から言っちゃいますと激釣れ!!です。

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これは宣伝でもなく、大げさに言っている訳でもなくホントの事なんです。

では、何故に釣れるのか??ココからが宣伝ですよ~(笑)まずはワーム自体の重さ。

これは実際に手に取ってみると実感できますが、比重があり向かい風でもほぼストレスが無くキャストが非常に楽でした。

ワーム自体に自重があることでノーシンカーで使えるため、根掛りの回避率UPやスローに見せてバイトチャンスを増やすことが可能です。

事実、実釣した日は巻物系(クランクベイト・スピナーベイト)への反応がイマイチでした。

これらのルアーは、その日のイマイチなバスのコンディションではスピードが速く追いきれなかったのが原因と考え、スローなスピードで探れて尚且つリップラップに根掛りしないノーシンカーリグがバッチリとハマリましたね!

それから、あの艶かしい動き。

フォールしている最中のテールを見ましたか??まるで生き物ですよ!自分で泳いでるみたい・・・。

あの動きはバスもたまりませんね。。。バックリと丸呑みする訳がそこにあるんですね。

そして忘れちゃいけないのが"匂い"です。

リアクションに反応しないバスには匂いしかありませんね。

食わせる為には最強の武器です。。。有り・無しでは実際に全然違います。

と、まぁこんな感じでザックリと解説してみましたが、もちろんテキサスリグ・ダウンショット・ネコリグ等々、様々なリグで使う事が出来ます。

では、何を基準にリグをセッティングすれば良いのか??

僕が一番大切に考えるのは、使うシチュエーション(レンジ・地形)と巻く(動かす)スピード。

これはドライブスティックをどんどん使い込んで、是非とも体で感じて覚えて頂きたい!

僕はまだまだ使い込んでるレベルまでは到達していませんが、使うレンジ・スピード・シチュエーションにあったリグは何となく見えてきたつもりです(笑)

この3つのバランスが取れた使い方を覚えれば最強の武器になることは間違い無しですから♪

そうそう、釣れるバスの共通点がありました。それは、8~9割のバスがドライブスティック6"を思い切り丸呑みしているんです!

ヤツらは完全に獲物だと思い込んで"ドライブスティック"をバイトしている事は確かです。
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ピッタリと!!

バスが望むもの(アクション)にピッタリと当てはまった時、バスはルアーに何のためらいもなくバイトしてきます。そんな多彩なアクションに対応出来るジグが・・・シンクロ!

手放せないジグ04シンクロ

みなさんコンニチワ。

今年O.S.Pからニューリリースされたジグ04シンクロ、もう使ってみました?

このシンクロ、他のスモラバとは一味も二味も違いますよ。

私も結構スモラバはかかなり凝っていて、プロ戦で使うスモラバは自分でこだわって巻いていました。徹夜で100個とかね(笑)

そんな私も見て、使って、手放せない存在となったのがこのシンクロ。

手放せない理由は「やっぱり釣れるから!」で終わってしまうと手抜きレポートになってしまうので~解説しますと、独自にブレンドされた特注素材のスカートを使った、超ショート・セミロング・超ロングの3段カットスカートが生み出す多彩なライブアクション。

フロントはビリビリ、テールに向かうにつれてユラユラと各スカート部がフォール時でもズル引きでもスイミングさせても、はたまたステイさせてもしっかり存在感のあるアクションを生み出してくれます。

バスをジグにバイトさせるためには、バスが望むアクションとジグのアクションが同調(シンクロ)しなければなりません。

つまりこの多彩なアクションを生み出せるジグであると言う事は、バイトを引き出す為の最大の利点となるわけです。

写真のバスも一度はフォールで誘ったのですが残念ながらノーバイト・・・しかしワザと高速でピックアップし、ジグのアクションを変化させたら(フロント超ミニスカートのビリビリ感アップですね)一気にバスのスイッチが入り水面まで猛追してきましたからね。

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これがフォール時とピックアップ時のアクションに変化の無いジグであったらバイトには持ち込めなかったでしょうね。

まさしくバスの意識とジグ04シンクロのアクションが同調(シンクロ)した瞬間のバイトでした。

それとシンクロのもう1つの特徴がセミフットボール型のヘッド。

この独自のヘッド形状によりラウンドヘッドのスモラバよりもスイミング姿勢が安定するとともにボトムやストラクチャーに接触した時の横倒れを防止し根掛かりを防いでくれます。

このセミフットボールヘッドにウェイト別に計算されたブラシガードが付いているもんだから他のスモラバよりも本当に根掛かりしないですね。

いつもO.S.Pでジグが新発売されるたびに思うんですよね、01~04シンクロまでこんなに根掛かりしなくてO.S.P大丈夫なのかな?って。

ロストしないって事はみんなフックポイントが駄目になるまで新しいの買わないですからね。

環境にはやさしくて良いんですけどね。チョッと心配です(笑)

ちなみにシンクロのトレーラーはやっぱりドライブクローが一押し。

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私はズルズルする時はジグとワームの一体感を出したいので主に縫い刺しで、スイミング・フォールで使用する時はスカートとドラクロ双方のアクションをより活かしたいのでチョンがけでセットしています。

シンクロとドラクロのWクロコンボ!メチャ釣れますよ!!

やっとよくなって来た裏磐梯

皆さんこんにちは!

今年も忙しかった後半戦を終え、ようやく一段落しているところです。。。

猛暑の影響

今年の夏は各地で異常気象でしたね。

僕のホームレイクである裏磐梯エリアも例外ではありませんでした。

水温はハイランドレイクなのに30度近くにも上昇した日もあり、当然の事ながらバス達は全くやる気なし・・・。

ようやく釣れだしたのは9月に入ってからの事でした。。。

あぁぁ~・・・。と言う訳で、今回は最近絶好調になってきた桧原湖でグッドサイズを獲る釣り方をお届けします!

グッドサイズ狙いの釣りで使うのは「ゼロスリージグハンツ」。

しかもそのハンツに待望のシリコンラバーモデルが加わったのですが、これが抜群に効きます!

(写真:ハンツで仕留めた、桧原湖のグッドサイズのスモールマウスバス。)
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バスに対しての違いと言えば・・・スカートのカラーが一層リアルになったという視覚的アドバンテージでしょうか。

しかしそれ以上に重要な事があるんです。。。それは水中で泳がせてみると一目瞭然!同じウェイトでもラバーの質量が異なるので、止めた時にフレアするボリューム感が違うんです!

今回の釣行で、この違いは大きなアドバンテージとなる事に気づきました!

これはジグに限ったことではありませんが、もう少しルアーのシルエットを大きく見せたい(小さく見せたい)といった事がよくあると思います。

しかし、トレーラーのワームの大きさを変えればバランスが気に入らなかったり、その湖に生息する本物のベイトにマッチしない大きさになったりと、よくある事ですね。。。

しかし、ハンツはファインラバーモデルとシリコンラバーモデル、双方の利点を活かすことで僕が一番大切にしている"シルエット"を変えずにボリューム感を変える事が出来るんです(笑)

「これは使える!」早速シリコンラバータイプとファインラバータイプを実釣で使い分けてみました。

どちらもトレーラーはドライブクロー3"でミドル~ディープレンジのハードボトム&ハンプ。いかにもウチダザリガニの住んでいそうなシチュエーションですね・・・。

結果から言えば、圧倒的にシリコンラバータイプの方にバイトが多かったです!

ここで間違った解釈をしそうですが、シリコンラバータイプの方が"釣れるジグ"ではないのです。

ただ単に、現在の桧原湖のベイトのシルエットが"シリコンラバー+ドライブクロー3"に近かっただけの事!と僕は考えます。。。

もちろんベイトのサイズがもう少し大きなフィールドに行けば、ファインラバーが持っている特有のフレアした時のボリューム感が良い事もあるでしょうね!

それは各フィールドにより様々だと思うので、その場ごとの状況や自分スタイルの組み合わせを見つけて下さい(笑)

(写真:秋も深まり、桧原湖ではハンツ祭りです。)
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最後に、早くも桧原湖のシーズンは終盤を迎えました。今年もホントに色々な感動・興奮・絶望??を頂きました!

今年も楽しかったな~♪この素晴らしい裏磐梯エリアを、いつまでも楽しく釣りが出来るよう後世に残したいものです!

(写真:ゴミ拾いのイベントに参加しました。なんと、綺麗と思われがちな桧原湖でもこんなにゴミがあるんです。。。)
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マッチザベイト

桧原湖のメインベイトと言えば、いわずと知れたワカサギ。ワカサギといえばマイラーミノーですが忘れちゃならないもうひとつが・・・

ドライブクローでのエビパターン

皆さんこんにちは!

さて、桧原湖のメインベイトと言えばワカサギ。

ワカサギ=マイラーミノー(私の今年一番のビックスモールもマイラーミノーでキャッチしています。)ですが、忘れちゃならない桧原湖でのもうひとつのメインベイトがエビ!

そして桧原湖特有のベイト、ウチダザリガニです。

ワカサギが動きの早いベイトとすると、エビ・クロー系はスローなベイトといえます。

桧原湖ではこのスローなベイトを意識したスローな釣りが欠かせない時期があります。

アフタースポーニングの時期を初め、通常期であってもこのスローな釣りでなければバイトが得られない時が多々あります。スモールは気難しいですから・・・。

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この時にメインで活躍してくれるのがチビクロ!!

ドライブクローの2インチです。

スローを通り越して『止める釣り』が主体となる時期の桧原湖では欠かせませんね。

市場に出回っている他のクロー系ワームとの最大の違いはやはりそのライブアクション。

サイズダウンされたとは言え、オリジナルの3インチ同様にヒゲ・ハサミ・レッグの各パーツが多様にしっかり動いてくれるため、止めておく「待ち」の釣りでも必ずどこかのパーツがライブアクションを発してバスをバイトに持ち込んでくれます。

釣れないからルアーをサイズダウンをするのではなく、小さいエビを捕食しているスモールを釣るための『アピール力は落とさずにマッチザベイト!』の釣りには欠かせないルアーです。

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ちなみに私的なドライブクローのサイズの使い分けです。

・エビがメインベイトの場合・・・2インチ
・ウチダザリガニがメインベイトの場合・・・3インチ~4インチ

03ハンツのトレーラーには3インチ~5インチ、04シンクロには2インチ~3インチです。

使用しているボディサイズに幅がありますが、これは時期で変えると言うよりエリアで変えています。

具体的にいうと、ウィードエリアでは小さい方のサイズを選び、バンク沿いや岩盤、フラット狙いでは大きい方のサイズを選びます。

その理由として、ウィードエリアではエビがメインベイトとなっているため小さいサイズがマッチザベイトとなり、バンク沿いや岩盤、フラットではウチダザリガニがメインベイトとなるため大きい方のサイズがマッチザベイトとなります。

特にウチダザリガニはツメが大きいので、この部分をサイズアップにより強調させることでさらにバスにアピールしてくれます。

また、ドライブクローのハサミの動きは非常にライブ感にあふれている為、バスがハサミの動きに強く反応し、桧原湖ではルアーのサイズを上げる程スモールのハサミ?ぎ取り作戦が始まる時がありますので、バイトがあっても乗らない?ハサミだけ頻繁に獲られる・・・なんて時も・・・。

こんな時はバイトがあっても即合わせせずに、そのまま少し誘い続けて『ウチダ君が逃げちゃうよ~』的アクションに変えてみて下さい。

バックリ追い食いして来ます。

ラージより視覚が発達していると言われるスモールマウスバスに、O.S.Pソフトルアーのライブ感は欠かせませんね~。

是非お試しあれ!!

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スモールにも・・・!

全国のフィールドで激釣れ!?全国のショップで品薄状態!?そんなあのワーム。スモールにも・・・◎!

封印・・・解禁!

皆さんコンニチワ。

激釣れ!品薄のワームと言えば・・・そうマイラーミノー!全国のフィールドでかなり活躍しているようですね~。

実はこのマイラーミノー、私事ながらしばらく封印してました。

理由のひとつは品薄・・・生産に非常に手間がかかるため生産数が少ないと言うことで、3月にO.S.Pへ追加注文したところ在庫が全くなくてプロスタッフにもすぐは送れないとの事。

マイラーミノーを一目見た瞬間にスモールにメチャ効く!と直感してましたので、桧原湖のシーズンイン(5月GW明け)まで在庫を手元に残して置きたかったので封印!

それでも欲しくて思わず知り合いのショップで自腹切って買っちゃいましたけどね(笑)。

もう1つの理由は「釣れるから。」

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実はJB桧原湖戦の日程上、シーズンイン=試合のプリプラクティスになってしまうため、マイラーミノーの釣れるイメージが身体に染付いてしまうのも困る・・・JB桧原湖戦のルール上マイラーミノーは使えない・・・んです。

大会は今年もウェイン率が50%を切る厳しい状態でしたが、ハイカットSPのDMピンクレディーを使って無事貴重なポイントゲットでき一安心。

春一番の大会も終わったので晴れてマイラーミノー解禁!さっそく桧原湖へ行ってきました。

結果は予想通りマイラー最高!

これぞスモールマウスバスにピッタリです!

マイラーミノーの桧原湖でのお勧め使用法はジグヘッドリグ。

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特にスポーニングを意識しているスモールは目線が上を向いていますので、表層付近をフラフラしているワカサギをイメージしてのスイミングが有効です。

アクションは一定の軽いシェイキングを織り交ぜながらただ巻くだけ。

スモールの場合は変に派手なアクションを加えてしまうとマイナス効果になってしまう事が多いので、ただただ黙々と一定リズムでの中層シェイクをして下さい。

ただそれだけでマイラーミノーのボディが生み出す絶妙のロールとキラメキ、テールのナチュラルな動きに魅了されたスモールが下からバックリバイトしてきます。

ハイカットDMカラー(反射板入りカラー)と同じく、マイラーミノーの魅惑のキラメキがスモールに最高に効きますね。

また、季節が進んでくるとコレにライトキャロのジャーキングも有効になってくると思います。

それと夏以降ワカサギがディープに落ちる季節、ダウンショットにリグったらもう殆ど本物のワカサギ、まさしくライブベイト(笑)。

やっと長い冬の沈黙から開放された東北の桧原湖。新たな武器にマイラーミノーが加わり、これから一年楽しみです!!

(写真:40UPのキロオーバーをマイラーミノーでキャッチ!!)
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春のスモール

山上湖である桧原湖は、東北の中でも春の訪れが遅い湖です。

そんな桧原湖もシーズンイン!周りは寒くても、スモールは熱いですよ~

春に欠かせないア・イ・ツ

皆さんこんにちは。

GWが過ぎ、スモールマウスの湖として有名な私のホームレイク桧原湖にもやっと春の訪れです。

毎年桧原湖ではGW明けからぼちぼちスポーニングに絡むスモールの姿を見かけることが出来ます。

しかし今年は例年にないほどの減水のため春の訪れが遅れており、先日5/9に行われたJB桧原湖第1戦でも、参加123名中スモールを手に出来たのはわずか32名、リミットメイク(3本)はたった6名という厳しい状況でした。

そんな厳しい早春の桧原湖に欠かせないのがア・イ・ツです。

昨年の同大会でも私にキッカースモールを連れてきてくれたア・イ・ツ。『ハイカットSP!』

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残念ながら今年はお立ち台に絡む事は出来ませんでしたが、このバスをキャッチすることすら難しい状況の中でもしっかりとスモールを釣らせてくれました。

ハイカットが春の桧原湖で抜群に効くのには理由があって、カバーする水深が春の桧原湖でスポーニングを意識しだしたスモールのレンジにピッタリなんですよね。

具体的にお伝えすると約1m~3.5m。

1mと言うと浅すぎない??と思われるかもしれませんが、超軽量ハニカムスーパーHPボディによる抜群の泳ぎ出しの良さを誇るハイカットは、チョッと巻いて姿勢を安定させたらトゥイッチを織り交ぜる事でこの水深でもボトムに着く前にアクションを十分に生かす事が出来ます。

あまり長い距離を引くとボトムにタッチしてしまいますが、この時期シャローまで上がっているスモールは大体、着水後2~3アクション後のポーズの間にバイトして来ます。

また、1.5m~3.5mのレンジではスモールに飽きさせないためトウィッチ・ジャークにただ巻きに色んなアクションを試してみて下さい。

特に試して頂きたいのがただ巻き!

シャッドと言うとトウィッチ・ジャークと言うイメージが強いですが、ハイプレッシャー化が進む最近のフィールドではこのただ巻きによる自然なスイミングアクションが非常に有効です。

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ハイカットは、このただ巻きアクションにも優れていて、ここでもハニカムスーパーHPボディを活かした泳ぎ出しの速さで、春の低水温期のスローリトリーブから、ストップ&ゴー。

はたまた超高速リトリーブでも常にバランスを崩す事無く、ハイカットの特徴であるタイトでナチュラルなハイピッチアクションでスモールをバイトに持ち込んでくれます。

この超高速リトリーブ性能にも優れているハイカットは、確実にシャッドのドラッキングがメインとなる時期がある桧原湖では、春だけではなく一年を通して欠かせない存在です。

それに加えてぶっ飛びシャッドのダンクまでとは言えませんが、固定重心なのにぶっ飛んでいくハイカットは狙ったポイントからディスタンスをとる事が出来、気難しいスモールを狙うのに非常に有効です。

ちなみに私の春のお勧めカラーはDMピンクレディとピンクレディ。

他のカラーでもDM(反射板入り)とノーマルカラーのローテーションがお勧めです。

桧原湖は南北に長いためエリアによってスポーニングの時期がずれてきますから、これからしばらくシャッドの釣りが楽しい時です。

春の桧原湖では間違いなく100%私のロッドにセットされているハイカットSP。

釣れますよ~!

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ホームレイクである裏磐梯エリア

皆さんこんにちは!

今年の冬は長く厳しかったですね・・・。

東北地方も例外ではなく、4月に入ってからも大雪に見舞われた日も何日かあったほどです・・・と言う事は、今年は春が来るのが非常に遅い年になりました。。。

ただでさえ僕のホームレイクである裏磐梯エリアは釣りのシーズンが非常に短いので春が待ち遠しいのですが・・・。

シーズンの開幕

なにはともあれ、5月の中旬を過ぎた辺りからようやく本格的に釣れ始めました!

待ちに待ったシーズンの開幕です(笑)

僕が通う、春の桧原湖の定番の釣り方と言えば・・・ライトキャロ・ノーシンカーの表層引き等、色々ありますが・・・その中でもハマれば非常に強烈で尚且つ早い!

そんな釣り方がシャッドプラグのジャーキングです。。。この時期に最も威力を発揮してくれるシャッドがハイカット!

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これには理由があり、狙うレンジが2~3m前後と、ハイカットが得意とするレンジであるということです。。。(最もバスの反応が良い、バスの目線の上を丁度通してこれる)

プリスポーニングのバス達はベッドを作るスポットのチョイ沖をウロウロし始めます。

イメージとしては1ヶ所にバスが固まると言うよりも、ベッドを作る場所を物色しながら広範囲に探し歩くと言った感じでしょうか。。。

したがって、広範囲にスピーディーに探れるハイカットの出番なんです!

使い方としては、ロングキャストを常に心がけます。

その理由は、桧原湖はクリアレイクなのでバスとのディスタンスを取る事により余計なプレッシャーを与えない事が極めて重要だからです。。。

動かし方は・・・・ジャークの後に一瞬だけ止めて再びジャークの繰り返し・超スローなただ巻き。

ストップは全く入れませんこの両極端な2つだけ覚える事でOKです・・・どちらか1つはその日のパターンに当たりますから・・・多分(笑)

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そもそもハイカットと言うルアーは、アクション性能にかけては天下一品!

ただ巻きでも十分なアピールをしてくれるし、簡単な操作でキレのあるヒラウチダートを演出してくれます!

さらに、自分が狙いを絞ったレンジをジャークさせながらでもレンジキープしてくれると言う点は、このルアーの最大の特徴でもあり最大の武器になっています!

最後に桧原湖ではどんなカラーが有効なの??ってよく聞かれる事がありますが・・・基本はナチュラルなカラーがオススメですね~。

ちなみに、僕のタックルBOXに無くてはならないカラーは・・・DM公魚&DMピンクレディー!!

この2色は絶対にあった方がいいです。。。と言うより、無くては困りますよ~!まぁとにかく使ってみて下さい(笑)

良く飛ぶし、良く釣れる。。。ハイカットはシャッドプラグの理想を煮詰めていった究極の形だと思います。。。

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