遠藤正明 | レポート&プロフィール

早春の東京湾表層ゲーム、遂に開幕!!

皆さんこんにちわ!
アイランドクルーズの遠藤正明です。

例年通り今時期はi-Wevr74 SWが絶好調です!


魚達は、陽気が暖かくなると一気に上を意識してイワシやバチなどを捕食するのも表層が多くなります。いわゆるトップゲームのタイミングです。

アイウェーバーSWは、バス用として開発されたi字系のルアーですがソルト用としてウエイトパートを大きく変更しI字系で尚且つ水面に頭をちょんと出す設計になっています。
凪の水面を引き波を立ててスローリトリーブする事でシーバスやメバルなどを狂わせ体を見せてアタックしてきます。

ロッドティップを、上げてスローに引くのが肝ですよ!

OSP TEAM OCEAN
アイランドクルーズ
遠藤正明


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東京湾ベイエリア 大型メバルトップゲーム

先日の動画(こちら)では厳しかった横浜のバチパターントップゲームですが、ここにきて最盛期を迎えております。



今年もiWaver74SW Fは、バチパターンにおけるi字系の強みと水面直下の波紋を武器に、大型メバルをキャッチしております。カラーは潮色に合わせて目立たせるか、なじませるかでセレクトしています。当日は暗いポイントでは目立たせるためにセレクトしたアイクルダブルピンクが高反応でした。

リトリーブは基本、スローなただ巻き&ストップです。壁際へのキャストを意識するとバイトも多くなります。



ゲストの格闘家・佐藤光留さんもiWaver74SW Fにて尺オーバーをキャッチされました。



メバルに混じって大型のシーバスがヒットすることも。そこでシーバス対策としてリーダー8lbを先端に30cm程つけています。



そして、本命の尺超え!暗いポイントでしたが連日大型が出ているため、あえて潮になじむスケルトン系のクリアパープルコットンキャンディサイトSPで狙ってキャッチ!ベイエリアのバチパターンでは、ボート、おかっぱりを問わず好釣果がでていますので、ぜひ使って釣っていただきたいと思います。

【参考タックルデータ】
ロッド:DAIWA・月下美人 AIR AGS 75L
リール:DAIWA・セルテート2506H
ライン:よつあみ・G-SOUL OHDRAGON WX4F-1  0.4号 リーダー ナイロン8lb
ルアー:O.S.P・iWaver 74SW F

東京湾シーバスガイドサービス アイランドクルーズ 船長 遠藤正明

i-Waver 74SW-Fでバチ抜けランカーメバルを攻略!

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東京湾でもこの春の暖かさを感じる頃になるとバチ(イソメなど)が出没してきます。

河川などでは2月ごろからバチ抜けが始まりますが港湾部や沖の大型メバルがいるようなポイントでは実質4月に入ることから本格シーズンインとなります。

そして今年も例年よりは少し遅くなりましたが今まさにランカーメバル(いわゆる尺越えクラス)が水面を割ってi-Waver 74SW-Fを押さえ込んできています。

先日公開された動画(https://youtu.be/xX6ttgxmrds)でもルアーを引くロッド角度が重要なポイントであると説明しておりますがまさにその通りです。

i-Waver 74SW-F は、ロッド角度を少しあげ気味でスローリトリーブすることにより水面を泳ぐバチのように引き波を立て泳ぎます。

これが暗いナイトゲームでも存在感を出し、ランカーメバルにアピールします。またボディーは74mmですがテールのヘアーも入れるといわゆるメバル用ミノーの中では大きな部類になりビックフィッシュ ビックベイトの王道パターンにハマると私は考えています。

このルアーに関しては、論より証拠 他に負けない釣果で納得して頂けるでしょう。

このバチパターンは今が最盛期です。ぜひi-Waver 74SW-F をもって遊びにいらして下さい。

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春パターン到来!! ベントミノーで狙うビッグシーバス!!

こんにちは、シーバスガイドの遠藤です。

ベイトを追って浅瀬に入ってきた回遊シーバスに対し、ベントミノーで良い釣果が出ているのでその使用法をレポートします。


(ベントミノー130F-SWのメッキピンクバックに出たグッドサイズ!!)
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毎年のバターンで、この時期はベイトを追って回遊シーバスが浅瀬に入ってきます。

今年は少し遅めでしたが、その分まとめて入ってきた感じがします。

水深は4m前後ですので、まずは大きめのトップであるベントミノー130F-SWでサーチしていきます。

オープンエリアで魚を探すので、飛距離とアピール度が強いルアーがオススメの理由です。

魚が反応して水面に出てきたら、あまり大きく移動させずステイも交えながらアクションさせます。

シーバスは、ベイトにショックを与えて弱らせてから捕食する性質があるため、時に尾びれでルアーを飛ばすようなバイトがあります。

だいたいの場合は、その後にしっかり喰いにくるので大きく動かさず間を与えます。

そしてフッキングした感じがロッドに伝わってきてから、しっかりと合わせをいれるようにします。

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目でみて合わせるとスッポ抜けることも多いので、早合わせは禁物です。

また130Fでなかなかフッキングしない場合は、サイズダウンさせて106F-SWを使って下さい。

(ベントミノー106F-SWのチャートバックシャイナーに出たシーバス)
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個人的な使い方かもしれないですが、私は水面を炸裂させたいのでロッドを立てることと水中でルアーが連続アクションしているときはステイで浮くのを待っています。

やっぱり水面ドカン!って釣りたいですよね!!

今年もランカーシーバスにルドラが高反応!!

今年もランカーシーバスにルドラが高反応!!

1今年も10月中旬より産卵を意識したランカーシーバスが釣れ始めました。

パターンとしてはコノシロやイワシがメインとなります。

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例年うちでは、実績NO.1のランカーキラーとしてルドラ130SP、130Sをおすすめしています。

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今年はリアルプリントなどナチュラル系に反応がいいようです。またコノシロパターンにはクリア系、パール系がオススメです。

ランカーシーズンには無くてはならない必須です!

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アイ・ウェーバー74がドハマリ

前からとても気になっていたアイ・ウェーバーを使った表層系の釣り。予想以上にドハマりで好調に釣れましたのでレポートします。

アイ・ウェーバー74SSSがソルトでも高反応!
前から気になっていたi字系ルアーのアイ・ウェーバーSSS(4.5g)。

ソルトで使うには軽い感はありますがライト系タックルでのナイトゲームなら問題なく使え予想以上に高反応でした!

この3月~4月のベイトはシコイワシとバチ、ナイトゲームではどちらも表層付近をフラフラしてることが多くそれを狙ったシーバスや大型メバルがよくボイルしています。

普通のペンシルでは動きが大きくすぐにスレてしまう事も多々。

またシンペン(シンキングペンシルタイプのルアー)なども最初はいいですがテールをフリフリしてしまうと見切られやすい感があります。

水面の引き波系もアリですが、ミスバイトが多いときがあります。

そこにアイウェーバー74SSSを投入。ロッドティップを上げ水面直下をリトリーブ。

海水のため比重はほぼ0に近く、中性浮力になるので水面下2~5cmを引けます。

すぐに バコッ!バコバコッ!と飛び出てきました。

シーバスです。サイズは30~40cmですがキャストの度に反応してきます。

なかなかスレないのも他のルアーと投げ比べてわかりました。

そしてあまり知られていないメバルのトップゲーム!

74mmはメバル用としては大きく感じるかもしれませんが、プラグならではの「大型」のヒットが多く、数回のテストでは31cmの尺超えもキャッチ出来ました。

カラーは潮色や水面の状態(波があるなど)により反応も変わりますが、バチがベイトならゴールド系が強く、シコイワシがベイトならホロ系がいい感じです。

ベイエリアでのシーバス、メバルルアーとして今後、大活躍間違いなしです!

冬の定番パターン「ルドラ130S」

毎年、冬の東京湾はランカーシーバス&大型青物のキャスティングゲームと連日ルドラの活躍する場面がありました。そのいくつかをご紹介致します!

魚種を超越した漁獲能力を発揮するのがルドラです
今期はシーズン当初からチャートパールが好調!80アップは多数!90アップも2本キャッチされました。

ナチュラル系カラー コノシロ、アイスシャッドイワシ、エメラルドシャッドは、定番中の定番!

絶対必要不可欠のカラーです。

そして今期はリアルカラーが発売されリアルイナッコ、リアルイワシは、水温の低下とともに澄み潮になると群を抜いて活躍していました。

(写真:状況にもよりますが、バイトがきたらデカい魚が魅力!)

青物、サワラは足が早く、ボイルを狙いキャストします。

ルドラSは重量もあり飛行姿勢も安定していてピンポイントでボイルを狙うことができます。

また、ファーストリトリーブでも水面に飛び出したりせず高確率で青物をキャッチ出来るビックプラグです。

ワラサも数匹でベイトのイワシを追いかけ回しますがルドラSは本気喰い!

見破られやすいミノーも多いなか、しっかり捕食してきます。

オープンエリアに限らずストラクチャー周りでも存在感ありミドルサイズが多いポイントでもしっかり大型ミノー=大型シーバスのパターンが存在します。

まさに使う場所を選ばないルアーです。

この時期でもナイトゲームは、大型シーバスがミノーゲームで釣れています。

また、3月中旬くらいから運河の掛け上がりや地形の変化につく大型シーバス狙いでルドラSが活躍してくれるでしょう。

今年も1年を通じて活躍するビッグミノー ルドラ130Sを使っていきます。

東京湾シーバスガイドサービスアイランドクルーズ 遠藤正明

(写真:ぜひ、バスだけでなくシーバスでも試してみて下さいね。)

スレシーバスにはマイラーミノーで口を使わせますよ。

ベイエリアのスレシーバスは、リアルワームで攻略

夏から秋のベイエリアは、水温が上がり潮色が頻繁に変わりパターンを見つけにくいこともしばしばあります。
ベイトが多く、活性が高いときは比較的容易に釣れることもありますが、ベイトが少なくシーバスが1匹のベイトをロックオンしているような時は、ボイルは出てもルアーには無反応なことがよくあります。

トップや、ミノーなどのプラグ系には反応がない。そんな時、私はリアルワームのマイラーミノーとジグヘッドを使います。



ジグヘッドのメリットであるアングラーがレンジコントロールが出来る&ソフトな動きでシーバスに口を使わせるというパターンがオススメなのです。
動画も掲載しているので、ご覧下さい。

ジグヘッド&マイラーミノー解説動画

東京湾ボートシーバスガイドサービス アイランドクルーズ 遠藤正明


ソルトの世界に、新たなる可能性も秘めたルアーが新登場!!

新製品ベントミノー130Fの実釣報告レポート

この夏発売になったのがベントミノー130F。
実は秋には強靭なフックを装備した、SWモデルの発売も決まりとても今から楽しみです。

ベントミノー130Fは、プロト段階からシーバスはもちろんのこ、といろいろな青物へ使い反応を見てきました。
結果はベントミノーの不規則変則アクションは、どんな青物もスイッチを入れ興奮させ闘争本能がむき出しになってアタックして来ました。

↓こちらはイナダです



特に、ブイやパヤオに着くスレたシイラなども他のペンシル系ルアーには見向きもしなくなっても、ベントミノー130Fへは、水面炸裂でアタックして来たのが印象的でした。

↓ベント130Fでシイラ



シーバス、イナダ、シイラ、本サワラ、ワフー(沖サワラ)、カツオ、メジ、サバ等、ベントミノーの新たなるターゲットとして使って頂きたいと思います。

アイランドクルーズ遠藤正明

ベントミノー130プロト実釣動画

↓(写真:左上は本サワラ、右上はソウダカツオでベント106SW)
↓(写真:下はベント130Fで沖サワラ)


ベイエリアロックフィッシュゲーム

ドライブクローの2インチでのライトソルトゲーム。

皆さんこんにちは、アイランドクルーズの遠藤です。
ドライブクローの2インチでのライトソルトゲームですが、釣り方はバスフィッシングのカバー撃ちと同じで、テキサスリグにてテトラやボトムを狙っていきます。

平均的な魚のサイズは20cm前後ですが、アタリは強く明確で、「どのタイミングで合わせるか」



(カサゴ この大きさでもしっかりアタリが出ます! DoLive craw 2インチ ピンクバックグロウ)

寒い時期ですがとても楽しい釣りです。
私は、ドライブクローの2インチを使い、カラーローテションと撃ち込むレンジを変え狙っています。

写真上から(カサゴ ライムチャート)(メバル 根魚レッド)(ソイ 根魚レッド)



潮の濁り具合でアピール系(パール、ピンク、オレンジなど)とナチュラル系(レッド、カモなど)を使い分けることで、反応のいいものを見つけるところも魅力の釣りです。
ボトムやストラクチャーをコツコツ探り、一気に合わせる感じはバスフィッシングそのものですのでぜひ、バスアングラーの方にもやって頂きたいと思っています。

メインシーズンは1月~4月くらいまでです。

私のタックル
ロッド:ミディアムクラス 先調子のバスロッド6.5ft
リール:小型ベイトロッド
ライン:フロロ12lb
シンカー:バレットシンカー7~10g
フックとの間にビーズまたは夜光玉(ハードタイプ)
フック:オフセットフック 2、1、1/0
ワーム:ドライブクロー2インチ ロックフィッシュ対応カラー他

テキサスリグとおすすめワーム


ルドラでまた新しい伝説が・・・

素人の女の子がルドラでランカーシーバス94cm、7kgをキャッチ。

10月後半より始まったランカーシーバスシーズンですが、今年もルドラはいい仕事しています。
羽田や横須賀、木更津、富津など河川が絡むエリアに入るベイトのコノシロを追ってランカーシーバスは回遊しています。

それを狙うためには、ビックミノーと言われる12cm以上のミノーを使います。
当ガイドでは、実績No.1のルドラをおすすめし、多くのランカーシーバスを釣って頂いています。

さて、12月19日にシーバスマガジンの取材を行いました。
素人の女の子がいろいろな釣り方でシーバスを狙っていくという内容で、今回で4回目!!

いきないランカーシーバスは難しいかとも思いましたが、本人もプライベートでキャスト練習をし、大型狙いにやる気満々!
ならばということで、一発勝負のランカーエリアへ向け出航しました。

河口エリアで、コノシロが若干魚探に映るくらいの反応を見つけキャスト開始。
ルドラは、女の子でも飛距離が出るルアーでオープンエリアでのサーチ力は抜群、まさに最適ルアーなんです。

最初に付けたルアーは、シンキングのゴーストコノシロ。
澄潮時に反応がいいカラーです。
開始から10分ほどでヒット!

一瞬水面近くまで浮上したシーバスを見てビックリ!!水がドワッーと盛り上がりあきらかにデカいランカークラス!!
障害物はないエリアなのでゆっくりとやや緩めのドラグセッティングで焦らずファイト。

船縁で何度も突っ込みロッドを絞り込んだが、最後は水面近くまで浮いて来たところでネットイン!!
船長も私も久々に見るランカー怪獣クラス!94cm、7kg。





あらためてルドラ伝説がまた1つ生まれました。
今回の取材の模様は、シーバスマガジン 1月26日発売号に掲載予定です。


その日のシーバスの反応をいち早く探る為に・・・

こんにちは!アイランドクルーズ遠藤です。
9月24日(土)に行われた大会報告及び、ドライブスティックを使ったおすすめリグをレポートさせていただきます。

秋になり大型シーバスシーズン到来! といきたいところですが、台風の接近、通過にともなう雨の影響で潮の色がころころ変わり、最近は難しい釣りが強いられています。
そんな中で、おすすめなのがドライブスティック3.5インチを使ったジグヘッドリグです。

潮が濁ってパターンが変わると難しくなるのが「レンジ合わせ」と、「魚が反応してくる動き」を見つけることです。
動きとは簡単にいうと横の動きか縦の動きか?
そして、それを見つけやすいのがドライブスティックを使ったジグヘッドリグです。

壁やストラクチャーへタイトにキャストし、そこからアングラーの操作で縦にも横にもいろいろ探れる。
これがジグヘッドリグの最大のメリット!

私の場合は、ジグヘッドはラウンドヘッドタイプの5gが基本で、もっと深くまで探りたい時や風の強い時は、7gや10gくらいまで使います。
そして、ドライブスティックのカラーは、澄み潮ならソフトシェルスモークやワカサギのようなベイトフィッシュライクなナチュラル系。

濁りがある時はゴールドラメが入ったゴールデンシャイナーを使うようにしています。
動きに変化を付けるには、巻き始めを早くして急上昇させたり、リトリーブからストップでカーブフォール、小刻みなシェイクや軽いジグヘッドで表層をゆらゆら引いたりと、操作によって全く違う使い方が出来ます。

いろいろな使い方でシーバスが反応するレンジと動きを探し出していくことが大切です。



9月24日横浜みなとみらい会場での初めてのボートシーバス大会『BAY3 SESSION 第1回シーバスセッション』へ参加しました。
今回はじめて行われる大会で、シーバスをライブフィッシュで持ち帰り、3匹の合計叉長で競います。

大会当日は、台風の影響で極端な白系濁り潮、しかもここ数日は状況的には厳しい感じでした。
スタート後、すぐに狙いを付けていた大型人工ストラクチャーへ向かうも、先攻していた船がいるので、距離をあけてポイントに入る。

もちろん最初は、ドライブスティック3.5インチに5gジグヘッドでストラクチャーを丹念に探る。
カウント8からのやや早めのリトリーブで1本目がヒット!

しかしリミットギリギリサイズで小さい・・・ヒットレンジは水深3~4mくらい。
続けて釣れたもう1本も同じレンジでのヒット!

潮が強烈な濁り潮のため、サーチベイトで使っていたジグヘッドリグは止め、波動の強いディープ系ミノーに変え、ヒットレンジを狙うと反応は良くなった。
そして、後半になると潮も効かなくなり、ジグ60gで縦の動きにだけ反応するようになった。

大型のヒットもあったが、船縁バラシなどありいい魚が揃えられず・・・結果は、3匹の合計叉長で175cm、順位は17チーム中5位と悔しい結果でした。



トーナメントでは、いかに早くその日に反応がいいパターンを見つけるかが一番重要で、いろいろなルアーを投げて探るのもいいが、ジグヘッドリグのような多用途なルアーを使うことで早くヒットレンジやパターンが見つけられることは有効な手段だと私は思います。

アイランドクルーズ・チーフキャプテン遠藤正明

ボートシーバスの夏パターンはトップとサーフェイス!!

こんにちは、アイランドクルーズの遠藤です。

関東も梅雨明して・・・ 関東地方も梅雨明けし、本格的な夏へ突入!
というか、暑すぎて・・・日中の釣りは、十分注意して下さいね。

さて夏の海の釣りというと、シイラ・カツオと沖の青物が代表されますが、テクニカルなシーバスゲームは夏も健在です!!
しかも、トップやサーフェイスといった視覚に訴える、エキサイティングな釣りが楽しめますよ。

今回は、ベントミノー106SWやマイラーミノーのジグへドリグを使った釣りを動画で紹介していますので、是非見てください。
暑さや風で、潮や水質が不安定な時期ですが逆にいい場所には魚が集中的に集まり十分に楽しめます。

バスライクなシーバスゲームも面白いですよ!

タックルセッティング
ロッド:柔らかめのものML~Mクラスの6.3~6.8ft.※バスロッドでも問題ありません。
リール:2500番クラス
ライン:メインはPEがおすすめで1.2号。リーダーはナイロン16lb.を1m。

トップにバコバコ「シーバス夏パターン」!!!!



ジグヘッドで壁打ち「面白い釣れる夏パターン」です!



東京湾ライトロックフィッシュゲーム

寒いこの時期に熱い釣りが実は東京湾にあります。
寒い東京湾、この時期に熱い釣り、それは、バスのカバー撃ちそのもののテキサスリグタックルを使ったロックフィッシュゲームです。

メインターゲットは、20cm~25cmクラスのカサゴ、ソイですが、時に40cmを超えるアイナメや更に大きいクロダイなどもヒットしてきます。

(写真:ガイドのお客様がキャッチ。時には30cmクラスのカサゴも出ます!!)



実は、私が並木さんとはじめて釣りをしたのもこのロックフィッシュゲームで、テキサスリグを使ったカサゴ釣りでは、合わせた瞬間に水中からカサゴが吹っ飛んできたのを覚えています。

(写真:魚のサイズは小さいですが、アタリはしっかりと出ました。)



並木さんからも「バス釣りと似ていてオフシーズンにいい練習になるね」と言われました。
アタリはコツコツとしたしっかりしたものや、竿先を軽く押さえるようなジワーとしているものなど様々で、それぞれにアワセのタイミングがあります。
ポイントは、浅めの沈み根やテトラ帯などが中心になります。

ワームは、2~3インチのドライブクローが最適で、カラーはクリアホワイト、ライムチャート、アメザリなどがおすすめです。
バスタックルそのままで出来る釣りですので、是非バスマンにチャレンジしていただきたいです。

基本タックル(テキサスリグ)
ロッド:ミディアムクラスベイトロッド6~7ft.
リール:小型ベイトリール
ライン:フロロカーボン12~14lb.
シンカー:5g~12gのバレットシンカー(シンカーとフックの間に夜光玉を入れると効果的です。)
フック:オフセットフック#6~#2

(写真:ドライブクローのボディとハサミからの波動がいい演出をして高反応でした。)


2010ランカーシーバスパターン

こんにちは、アイランドクルーズの遠藤です。
今回は、今年のランカーシーバスパターンのレポートです。

2010年の今年のランカーシーバスパターンは・・・
今年の東京湾はベイトフィッシュが多彩で、例年ですと11月後半は20cm~30cmクラスのコノシロがメインベイトになるシーズンですが、今年は水温がまだ高い関係で、シコイワシ、サッパ、小型のコノシロなど、様々なベイトフィッシュが捕食されている状況です。

またシーバスの分布も広い状況で、大型河川の河口や干潟、ベイエリアのブレイクなどどこでも釣れる反面、狙いが絞りにくくなっています。
こんなときに私はサーチベイト(最初に使い、状況を見るルアー)として『ルドラ130SP』を多用しています。

そしてサスペンドモデルはアクション重視で、活性の高いシーバスへのアピール力は抜群!!
連発することも多いルアーです。

(写真:11月中旬にお客様が釣られたグッドボディーの80cm、5キロクラスのシーバスです。ランカーシーバス攻略の為の定番、ルドラでキャッチ!!)



シンキングモデルはサスペンドモデルよりもさらにレンジを下げれれるだけでなく、動きもSPより若干おとなしいことで低活性時のシーバスに口を使わせることの出来るルアーです。
どちらも飛距離も出てこの時期の定番ルアーですが、この秋、サスペンドモデルにソルトカラーの追加リリースがあり、さらに戦力アップ!!

従来色と上手に使い分けることでさらにヒット率は上がると思います。
最後に、例年のこの時期とベイトフィッシュが変わる今年は、定番のコノシロカラーの他に新色のブラッディー小イワシがいい時があります。

(写真:ブラッディー小イワシにバックリです。)



このカラーはクリアボディーの前部分にのみホロが貼ってあることでフラッシングする部分を小さく見せることが出来、小型ベイトの群れを演出しているような感じです。
写真1のランカーシーバスは、朝イチで活性が上がり良型がバタバタヒットしてましたが、ブラッディー小イワシでヒットしました。

この場所でのベイトフィッシュは8cmくらいのサッパで、口から吐いたベイトを見て「マッチザベイト!」と笑顔で話をしました。


東京湾口遠征でのドラマ

その日は知人の大きい船に数人の友人と共に乗り込み、東京湾口遠征に向かいました。
狙いはワラサ、ブリなどの青物、なんて軽いノリでしたが、ポイント周辺は鳥があちこち飛び、人間も鳥もいつボイルが起こるか待っているような状態。

遠目にボイルが起こると船は「一目散にダッシュ」を繰り返すも、魚の動きが速くなかなか追いつきません。
まあ、普段もこんな感じで、あっちこっちと走り回って終わってしまうことが多いのですが、今回は違いました。

散々追いかけてもなかなかタイミングが合わず、半ば諦めていましたが、船長は周辺をみて潮目に船をのせ自然に流していく。
私も含め5人中3人のアングラーはルアーを替えたり休憩をとっていました。

その時、船首のアングラーが「出たっ!」「あっ!」・・・「キター!」「ヒット!」とそれは一瞬の出来事。



潮目に向かってキャストをした瞬間に偶然にもボイルが出たらしく、リトーブ約3mくらいでヒット!
一瞬にしてロッドが限界ギリギリの弧を描きドラグがうなる!

慌てて持ち耐えるのがやっとの状態。
しかし幸運にもヒットからのダッシュは100m位で止まりました。

そこからは数回の突っ込みを堪え、相手が徐々に旋回しながら船に寄ってきました・・・約10分のやり取り。
船上では、10kg?15kgくらい?なんて勝手な想像で盛り上がっていましたが、魚が上がって来るにしたがい無言に・・・。

そしてそのマグロが姿を現したときにはそのあまりの大きさに全員が黙ってしまいました。
そして無事大きなネットに入り、その格闘は終わりました。
ルアーは見事、口の中にすっぽり、ルドラの頭だけが見えました。



ルドラの(この大きさのマグロ相手には)小さいフックは、口の中のやわらかい部分に見事フッキング。
これがこのマグロをおとなしくさせてくれたのかもしれません。

検量は、船にあった3つの秤の合計25kgを合わせて計っても振り切ってしまいました。
どうしてもマグロというと大きめのビックペンシルなどを想像してしまいますが、船中唯一のヒットルアーとなったのはルドラシンキング。
カラーはエメラルドシャッドでした。

そして通常のマグロ釣りでは考えられないくらいシーバス用のライトタックルでこの大物を見事射止めたアングラーの後藤氏はすばらしい!
マグロは、そうそう釣れるものではないし、実力よりも運が必要な釣りかもしれない。

ボイルが出てもなかなかヒットしないので、タイミングが合ったからだけではないと思う。
やっぱりルドラだったからと言えるまで一緒にがんばりたい。
後藤さん、心からおめでとう!


東京ベイシーバスチャレンジーR2010第1戦

こんにちは、シーバスプロスタッフの遠藤です。3月14日に東京湾を舞台に開催されたシーバスのトーナメントの様子をレポートします。

3月14日(日)『東京ベイシーバスチャレンジーR2010第1戦』が開催されました。
選手として参加していた本大会を今回はレポートします。

毎年3月の大会は、深場を狙うか浅場を狙うか迷うところなのですが、まずは深場に狙いを定めることに。
2日前のガイドの状況から、ジグを落とし込んでいくのではなくプラグでのキャスティング勝負でスタートしました。

(写真:東京ベイシーバスチャレンジは3本の全長合計で競われます。今回は3位という結果でした。)



最初のポイントは水深のある壁際。
どのレンジにいるかを探るために、ルドラシンキングをサーチベイトとして数投し、反応がなければバイブレーションにチェンジし、更に下のレンジを狙っていく戦法です。

このポイントでは、バイブレーションを着水後カウント10した所から、やや早めのリトリーブで4ヒット!又長で55cmと49cmの2本をキャッチ。
次に向かったポイントは、本命にしていたストラクチャー周り。

しかし他の船がすでに入っており断念。近くの似たポイントに入ることにしました。
ここは、岸壁の下にある脚を狙う穴打ちのポイントなのですが、水深があるので急潜行するディープミノーをセレクト。

ボートを可能な限り離しロングキャストすると最初の1投目からバイト!
しかしバイトの瞬間が見えたものの2,3度首を降ってルアーを吐き戻ってしまった。魚はいる。

同じ穴に連続して投げずに次、次と穴を変え投げていく、反応はいい。しかし魚が小さく、出てくるのは50cm未満ばかり。
同じルアーでカラーをチェンジ。ナチュラルなシルバー系からアピール力のあるグリーンゴールドに替え、同じポイントをもう一度流すと、いきなり60cmクラスをゲット!まずまずの中堅どころがゲットできた。

しかし、もう一歩大きいサイズが欲しいところ。
そこでビッグサイズを求めて、まだ時期早々であるシャロー狙いに変更することにしました。

狙うシャローは要素が複合している一級のピンスポットのみに絞ることに。
「もうひとつの要素」とは、シャローにある配管やピンポイントのテトラ、排水口などです。

出来るだけ遠くにボートポジションをとり、ルドラシンキング(エメラルドシャッド)をピンポイントに合わせロングキャスト!
こういったときにルアーのロングキャスト性能が活きる!そして、水深3mのカケアガリにある配管の際をリトリーブしたところでヒット!これまで以上の重量を感じる!

数回突っ込まれドラグを出されるが、フック2本がガッチリフッキングしていたので強引に寄せネットイン!本日最大の又長65cmをゲット出来た。

(写真:ルドラSのエメラルドグリーンが良い仕事もしてくれました!)



狙い通りの釣りが出来たが、サイズ的にはギリギリシングル?くらいに思っていた。
検量では、どの選手も目立った大型が捕れた訳ではなくやはり50cm~55cmでのウエインが多かった。

そして自分は、3匹の合計又長179cmで3位入賞が出来ました。
今回の大会は、「出来るだけ遠くからピンポイントを狙う打つ」これが自分のキーワードで、その釣りを完璧にこなせるルドラには今回も助けられましたね。

(写真:表彰式後の集合写真です)


東京湾近辺の春のビッグミノーパターン

こんにちは、シーバスガイドの遠藤です。今回は春のビックミノーパターンを紹介したいと思います。

例年、3月中旬に入ると運河内にもベイトフィッシュが入り、今まで深場にいたシーバスもだんだんとシャローからのブレイクや潮の効くカケアガリに上がっての捕食活動が活発になってきます。
ボートポジションは、水深10m前後。

そこからブレイクの上にキャストしていき、バイトが出るのは水深は4~7mが多いですね。
この釣りでは、橋脚のようなストラクチャーを狙った釣りではありませんので、キャスト距離は遠い方が断然有利になります。

飛距離の出せるルアーでなければバイトチャンスをロスしてしまうので、よく飛ぶルアーを選ぶことが重要ですね。
ベイトは比較的小さめのイワシが多いのですが、あえてビックミノーを使うことで大型を狙って獲れます。

それは、春のシーバスは雑食傾向にあり、捕食するベイトがイワシだけでなくバチやエビだったりすることも関係してきますし、体力の回復を大きな目的にしている(と思う)捕食なので、ビックミノー=ビックフィッシュのパターンが成り立つということも言えます。

キモは、『ブレイク沿いにステイしているシーバスにいかにアピールするか』口を使わせるためにジャークやストップ&ゴーなどで、アピールを大きめにする場合もあれば、スローリトリーブ&ストップで漂わせる感じを演出させたほうが良い場合もあります。

この春は、ビッグシーバスに効くルドラを使うえでも、昨年の同時期には無かったシンキングモデルがあるので、レンジコントロールの幅が広がったことが大きなメリットです。
ちなみに私のサスペンドとシンキングを使い分けですが、浅めのレンジをサーチしていく時はサスペンド、ゆっくり2mくらいのレンジをサーチするときはシンキングを使うようにしています。



シーバスの活性が低いときは、ルアーもおとなしめにするのは鉄則で、そういった状況でもアクションがややタイト気味になるシンキングはマッチします。
また、スローでもウォブリングを出したいと思ったらフックサイズを4→6番にしたり、お尻のフックをシングルにすることもとても有効ですし、バラシの軽減になることも多いですね。

状況に応じた、自分好みのセッティングを見つけ出すことも記念に残る1匹を釣るための手段だと思います。


新たにO.S.Pプロスタッフに強力な仲間が加わりました!

新たにO.S.Pプロスタッフに強力な仲間が加わりました!

東京湾ボートシーバスガイド「アイランドクルーズ」の船長、遠藤正明氏が新たにO.S.Pプロスタッフとして仲間に加わりました。

T.S.C-R(東京湾シーバスチャレンジ※旧T.S.C)と呼ばれる関東のメジャーボートシーバストーナメントでは、ルドラの優位性にいち早く目を付けて、参戦当初から活躍し続け、2007年以降になるとルドラSPを用いて優勝を含め数々の実績を残している実力派アングラーです。

ボートシーバスガイド「アイランドクルーズ」では船長として日々東京湾に浮き、2009年ルドラでは90UP23匹と「釣らせるガイド」としても高い評価を受けています。
釣果のみならず、豊富な知識と経験値、さらにシーバスルアーのみならずバスルアーでの未知の可能性を常に開拓し続ける貪欲さも併せ持つ、期待の新メンバーとなります!

(写真:ソルトルアーフィッシングのスペシャリスト遠藤正明氏)



「遠藤正明氏よりご挨拶」
皆様初めまして、遠藤正明です。

バス釣りをしたことがない私ですが、25歳で始めたシーバスフィッシング、そして27歳でシーバスガイドをはじめ今に至ります。
いつも刺激を与えてくれるトーナメントが大好きで、そのトーナメントでお世話になってきたのが「RUDRA130SP」でした。

縁あって並木さんと知り合い、2009年RUDRAのシンキングモデルのリリースに協力させて頂いた経緯もあって、2010年からプロスタッフとしてO.S.Pファミリーの一員となりました。
ソルトの分野でも性能を発揮するO.S.Pルアーの可能性を皆さんに伝えるべく頑張っていきますのでこれから宜しくお願い致します。

横浜新山下シーバスガイドサービス「アイランドクルーズFC」船長 遠藤正明