JBTOP50弥栄ダム戦レポート!!
さーシーズン真っ盛り! 釣り行ってますか?? 釣れてますかー?
ってことで、今回は僕の60cmアップの写真も含めてお話ししていきたいと思います!
まずはこの6月というシーズンは天候が急変することも多いため、絶対に急に怪しい雲が出てきたり、風の温度が変わったりしたら、まずはまわりの確認をして、場合によっては避難をしてください!
ゲリラ豪雨による増水や崖崩れ、落雷、竜巻、突風!
僕ら釣り人は、普段より自然の中に深く足を踏み入れているわけですから通常、町の中で見ていた自然の驚異をダイレクトに受けることになります。
必要以上に注意深く、そしてときには臆病に警戒することがとても大事です! 油断大敵です。
さて、釣りの話しに戻しましょう!
気温も水温もぐんぐん上がってくるとまず気をつけないといけないのが、今まで釣れていた止水域のバスが急に減るということです。
そして、流れの中に身を置くバスが増える!
そうです、インレットなども含め流れているところにバスが集まりやすくなるのです。主な要素としては、水温、酸素量、そしてベイトです。
まずはドライブカーリーで釣れている写真ですが、これは旧吉野川(徳島県)のバスです。いいバスでしょーw
これは、旧吉野川特有の河口堰の開閉によりできる流れの中で釣れたバスです。堰が開き徐々に流れができる中で釣れました。
旧吉野川は流れ出す、ときにはボートでステイするのが難しいくらいの激流になります。
そうなってくると釣り方は川バスと同じく流れのヨレを釣るのが基本。
そのヨレに対してどうアプローチするかですが、僕はエサが流れに乗って自然にバスの前にくる、いや、逆ですね、エサが流れに乗って流れてくる場所に待ち伏せしているバスを狙うために、まずは流れを見ます。
本流側の大きな流れに対して、何かしら抵抗になっている形の地形を探します。簡単に言えば、岬状になっているところや飛び出した岩、凹んだワンド状の場所などです。もちろん杭や昔の堰の跡やテトラも含まれます。そこで使うルアーはドライブカーリーです! リグはノーシンカーで使います。
なぜドライブカーリーか? それは、比重の高いボディーに着いた2本のカーリーテールが適度に沈んで流れの中で抵抗になり、着いている2本のカーリーテールが流れの中で必死に泳ぐ小魚のヒレのように見えながらも、いい抵抗になり流れの中でバランスがとれるのです。これはナチュラルドリフトを長年やってきた感覚で、ラインテンションを張った時の感覚抵抗が絶妙でよりナチュラルに流れていくのです。
僕はアマチュア(NBCチャプター)時代に相模湖というダムで試合をする際は、すべてインレットで勝負していました。しかもインレットの最上流でのナチュラルドリフトのみの戦い方で上位入賞をし続けてました。それだけ流れの中での釣りが大好きな僕が「これは!」って感じてしまったんですw
アクションの仕方や実釣をより詳しくという方は、簡単な動画を作ってあるのでこちらをご覧ください。
「モテショーが行く!」
https://youtu.be/r-nObZ-u3Fwそして、60cmアップが釣れた弥栄ダムのお話!
正直、琵琶湖以外で60cmアップを釣ったのははじめてですw
50cmアップならわりとあるのですが、60cmアップとなるとなかなか、こんなに釣りをしていても会えていないのが現状です!
弥栄ダムのトーナメントのために入ったプリプラクティスの初日。それはいきなり釣れたのです!他にも手応えがあり、これはと思いやりきったパターン!
それは弥栄ダム最強のO.S.Pスタッフ宮本プロのアドバイスによるところが大きいのですが、カバーの奥の奥に潜むバスを狙う戦略なのです!
そこで使ったルアーはドライブスティック4.5インチのバックスライドセッティングです!
すごく深いカバーの中に落とすのですが、シンカーが付いているとどうしても反応が悪いのです、そこで高比重のドライブスティックをねじ込むのです。どのバスもバックりと疑いもなくドライブスティックを食べている感じでしたね。
さすが、宮本さん!
フックはあえてストレートではなく、僕流でオフセット(FINA パワーステージ4/0)にワームストッパーを付けてズレとハリ先を完全に隠して奥の奥にとにかく入れ込みました。そうすると根掛かりとは違い、奥へ奥へと日から強く引き込むバイトが!
大きくフッキングしてブッシュから引き出してからびっくりの大きさで、さすがにちょっと慎重になりましたねw
しかし美味しい(?)ドライブスティックをガッチリくわえててくれたおかげで問題なくハンドランディング!
普段プラクティス中は写真など撮らないのですが、そのデカさにさすがに写真を側にいた人に頼んで撮って貰っちゃいましたwたまにはいいでしょう!
それだけじゃ止まらない弥栄ダムのポテンシャル!届いたばかりのHPミノー3.1インチでも49cmをゲットなど、ホントに釣れる湖でした!
HPミノー3.1インチはボイル撃ちがメインでしたが、ラインテンションを張ったままでまっすぐにスライドすることができ、急なアクションでもその独特な形状で対応することが可能です。これはトーナメントでも悪くはないはずだ!
と、気合いを入れた弥栄ダムでの一戦。結果は40位で終了してしまいました。とてもショック…
実は優勝とは言わずとも、かなりの上位を狙えるつもりで挑みました。初戦をボートトラブルで成績を落としてしまっている以上、ここで挽回のチャンスを作り上げたつもりでしたが。
まぁ、プラクティスはプレッシャーが少ない状態ですから、釣れて当然なところもあるのですが、今回はこの他にもパターン的に幅広く持っていたからでの自信でした。
メインパターンとしてはあの60cmアップをとったドライブスティック4.5インチのカバーフィッシングでした。
あとはボイルパターンですが、これも起こる場所やパターンみたいなのがあって、そのサイクルをかなり読むことができていたのでプラクティス中は、「あ、このタイミングだとここでボイルが起きるな」的な読みがかなりの確率で当たっていました。
そこにO.S.P新作HPミノー3.1インチをキャストして、ポーズの長いアクションをして食わすというパターンを持っていました。
多くの選手が虫パターンだろうなと読んでいたので、このパターンへのプレッシャーは少なくて済むんじゃないかなと読んでいました。
しかし、その自信も過信となってしまったのですが…
トーナメント開催時 大きく変わったのは水位。これは一番恐れていたことでした。もちろんいろいろなデータを見て前年の水位なども調べ、減水がないことを確認済みでした
しかし、絶対はないものです、まさかの減水が初日からはじまっていたのです。それにより、カバーは干上がり、逆にカバーと水面の隙間ができ、より虫の釣りが確立してしまいました。
フォローはしたものの、なかなか波に乗れずでした。
結局今回のメインルアーは苦労のうえ、現地で夜な夜な手作りをしました。それはドライブスティック3インチのノーシンカー(虫仕様)。非常にベストなサイズ感でいい反応を得られました。
次回は七色ダム! またリザーバーですが、そこはチャンスと思いここで挽回します! みなさん、引き続き応援よろしくお願いします!
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