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Length | 53.0mm |
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Weight | 12.0g |
Type | Floating |
Hook Size | #6 |
Color | 38 |
Price | 1,870円(税込) |
発売年月 | 2011年9月 |
一年を通じてみると水深3~4mはほとんどのフィールドで必ずカギとなるシーズンがあり、安定した水温やベイトの量などから決して外せないレンジである。この3~4mレンジはファーストムービングルアーでなければ広く探り切ることはできない。通常4mまで潜るクランクは、潜らせるためのリトリーブ距離、つまり飛距離が必要で、そのためにボディサイズも大きく重量があり、しかも重心移動が搭載されている場合が多いのが実状だ。しかしメジャーレイクやアングラーの集中する休日、またはベイトのサイズによっては、そのタイプでは全てをまかなうことは到底難しく、ボディサイズの常識を超えたディープクランクの必要性を強く感じていた。EX-DRはコンパクトなボディに加えて重心移動を使わないことを条件に開発された。重心移動を排除すると飛びと泳ぎを両立するために開発の難易度は数段増すものの得られる性能は何物にも代え難い。オモリを誘導するためのリブが不要なので、贅肉のないボディは泳ぎ出しが速くストップ&ゴーでのバイト率が向上し、スローでも喰わせられるアクションを持続する。早巻きでもよりハイスピードに耐えられるなど全てのアクション性能が向上。課題であった自重12gで重心移動を使わずして4m潜るだけの飛距離を稼ぐセッティングにも成功した。ボディは横幅をやや絞りシャッド的なシルエットも意識したタフコンディションに強い縦扁平形状を採用。側面はセミフラットで波動とフラッシングを発生しやすく、広くバスにアピールする上に喰わせのキッカケも作ってくれる。タフなバスを喰わせのために、ある意味シャッド的なライブリーさを持ったナチュラルアクションでいながらスムースにいち早く4mに到達する、これまでの常識を覆すディープクランクが誕生した。
ハニカムスーパーHPボディボディ内壁を六角形のリブで補強することによって、強度を維持しつつ側面の肉厚を約40%(当社比)薄くすることに成功した。プラスチック部分を軽量化すると搭載ウエイトをアップでき、重心の一点集中化によってアクションレスポンスが向上。よりバスに見切られにくいレベルのアクションに到達した。