サーフェイス!

梅雨入りすると一気にヒートアップするのがサーフェイス!水面でのゲームです!

トーナメント中でもサーフェイスが活躍!

楽しいですよねー、バイトシーンが見えると言うのはほんとに興奮します。

この時期は本当に効果的で、シーズナルパターンで言うところのアフター回復、アーリーサマーパターンと言ったポジショニングですかね。

でもほんとに「はまるんで」トーナメント中でもトップを活用するほどです。

現に先日行われたTOP50第2戦霞ヶ浦の直前プラでは、バズをキャストしチェックして回るということもしました。

もちろんトーナメント中もキャストしていますよ。ですが、天候がキーで流石にピーカンの天候や、波ザプザプの時では使う確率は下がります。

ザブザブではしかたないのですが、ピーカンや少しプレッシャーの強い時、昨年までは普通にバズやヤマトを多用していたのですが、プレッシャーが加わると今一出が悪くなってしまうのは仕方ないことでした。

しかし、今年は違います。

そう、みなさんもうご存知!今年はやつがいるわけですよ!「ベントミノー」!

独特なアクションにより、一点でのアピールが可能なこのプラグは、霞ではアシの際やテトラの中にポチャンと浮かせてやり、なるべく移動しないようにアクション! すると下から「もわっ」て出てくるんです。

クリアーレイク用のルアーのイメージが強いベントミノーですが条件さえ揃えばマッディでも強力なルアーになるのです。

もちろんクリアーレイクでの強さは言うこと無しで、今年も野尻湖では風当たりはアシュラ、風裏はベントミノーといった感じで、これがあれば釣れる!といえるほど自信のルアーでした。

また、野尻湖ではしばし上空から鳥に狙われると言うハプニングも少なくありません。それだけフォルムもアクションもリアルなわけですよ。

(写真:野尻湖でキャッチしたグッドサイズのスモールマウスバス。ベントミノーのカラーは潤るワカサギ!←因に「うるるワカサギ」と読みますよ~。)
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さて、では使い方ですが、これはほんと自由です。逆に言えば「コントロール不能」(笑)

まぁ使ってみた方は分かると思いますが、彼を完全に制御するのは不可能に近いでしょう。

しかし、ラインコントロールやラインの種類を変えることによってアクションを多少ですがコントロールすることは出来ます。

例えば、ラインをナイロンにするとフロロと比べ、ベントミノーの頭が上を向きやすくなる為、水面に飛び出るアクションがしやすくなります。

また、雨天時で水面が雨で叩かれていて、これによりバスの活性は高いが水面のルアーは発見し辛く不利になる。

そんな時はフロロラインを使い潜らせ気味に水面下で平を打つ死にかけアクション!

また、気圧がぐぐぐっと下がり、雨が降りそうな蒸し暑いロケーション!これは水面が爆発する条件!

また、風に押されて集まったベイトが水面でピチピチ!これはベントミノーの為にある条件でしょって言っても過言ではありません!

こんな時は少しでも水面から飛び出るアクションを作り出すためナイロンラインを使用します。

(写真:クリアレイクだからといってナチュラル系のみならず、派手目のカラーも効果覿面です。)
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ラストに特別に教えちゃいましょう!ベントミノーのアクションのキモを!

それはラインスラックです。簡単にいえば、なるべく糸を張らないでアクションすると言うことです。

アクションを加えた瞬間は勿論ラインは張られるわけですが、その後すぐにラインを緩めてあげる。

これによりベントミノーの移動範囲が左右には広がっても手前には移動しにくく、1点でのアクションが起こりやすくなります。

さぁ、みなさん未知のアクションをするこのルアー、まさに特別な存在であること間違いなしです。是非手に入れたら1度お試し下さい。

(写真:トーナメントの為の厳しいプラクティスが終わり、ボートを片付け、明日も続くプラクティスの為に給油する。それが終われば日没までが僕の唯一の自由時間。そんな時、ベントミノーをセットしたロッドを1本残しておく。ONでもOFFでも付き合える存在、それがベントミノーです。)
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