シャローマッディーでのジャークベイトゲーム

秋本番を迎えた印旛沼で最近マイブームなのが阿修羅&ルドラを用いたジャークベイトゲーム

死角になりがちなのがジャークベイト

秋のハードベイトシーズン到来ということで印旛沼ではスナッグレス性能に優れたクランクベイトやスピナーベイトが主役となり一日巻き続けても楽しいシーズン!

そんなシャローマッディーなフィールドでは一見ハマりにくそうでなかなか手を出しにくいルアーに見えるジャークベイト!

今回は印旛沼を舞台にジャークベイトの阿修羅をご紹介したいと思います。

阿修羅にはフローティング・サスペンド・スペック2(固定重心のスローフローティング)の3タイプがラインナップされています。

1015_1
基本的な使い分け

・フローティング

ほぼただ巻メインで使用することが多く、高速リトリーブでの使用もバランスに優れていて最後まできっちり泳いでくれるため猛追してきたバスに見切られることなくバイトに持ち込めます。

またボディーサイズの割りに浮力が高くリトリーブを一旦止めて浮かすいわゆるウキウキの釣りも有効でナイロンライン12lb.

使用の場合、潜りきってから水面に出るまでおよそ3秒で浮き上がります。

バスが水面にベイトを追い込むイメージを演出をしたい時に2秒~2.5秒で再び巻き始め次のチャンスを伺うようにして使ってます。

そしてジャーキングでは高浮力が生きて派手なぶっ飛びを見せるので、バスにスイッチを入れた後もムキになってルアーを追いかけているように感じることが多いですね!

四方八方にワープするようにバスに長くルアーを見せない!あるいは見せたくないシチュエーションの時は、フローティングモデルを使った瞬間移動ジャークをお試し下さい。

・サスペンドモデル

ジャーキングやストップ&ゴーに加えて、ただ巻きとオールラウンドに使えるモデルでジャークの際もフローティングモデルのように派手さは無いものの、バスにスイッチ入れるのに十分でバスの目線上で何度も誘え、一度アタックしてきたバスに対しても同ルアーのままでフォローが決まりやすいのも特徴ですね!

超高速リトリーブで安定性も抜群でバランスのよさはフローティング以上に良いです。実際に一番釣っているモデルがこの阿修羅925SPですね!

・スペック2

固定重心のスローフローティングモデルということで、特に流れの中を狙うのに適してるモデルです。

重心移動ですとウェイトが前方に移動するまでに、流れのあるフィールドでは狙ったトレースコースを外してしまう事もあり、その点泳ぎだしの速い固定重心は、着水した場所から狙ったトレースコースをダイレクトに攻めれるのでカバー周りなどを狙う際も有効です。

FもSPも1トゥイッチ入れ、重心を移動させる事を計算してアプローチしていけば問題なしですが、アシ際など連続して狙うストラクチャーが続くシチュエーションではこのスペック2は便利です。

またパラアシのちょっとした隙間やヘラ台まわりなどストライクゾーンが狭いシチュエーションにも有効です。

マッディーウォーターな印旛沼も水温が徐々に下がってくると透明度が増してきて、特に流入河川などはクリアウォーターになってしまうので過度なフラッシングや派手なアクションに対してスレやすくなりバスからの反応は減少傾向になりがち!

そんな時もこのスペック2を用いて余分なプレッシャーを与えずに上手に釣っていくことが可能ですので数を伸ばして行くには必要なモデルです。

1015_2
魚種を問わない漁獲性能

とまぁこんな感じですが、阿修羅やルドラってシーバスゲームでも良く釣れるって有名でして、僕の通う荒川や隅田川といったエリアも夏から秋のシーズンはシーバスナイトゲームが熱いんです。

休日問わず連日多くのアングラーが訪れウェーディングでシーバスを狙っています。

(※夜中なので騒音や、暗いので安全に十分注意して楽しみましょう。)

僕がいつもお世話になっているルアーマガジンモバイルさんのスタッフで通称ジュウゴ君に誘われたのがきっかけで、正直こんなに近くでこんなビックゲームが出来るなんて目から鱗でした。

やる時は平日だろうがなんだろうが明け方まで釣りした事もあり、睡眠不足な日々をこの秋は過ごしていました。

でも不思議とリバーシーバスの強烈な引きを味わうと眠いなんて言ってられず、今夜もまた今夜もとエンドレスになってしまうんですよね!

まぁマージャンみたいなものですね。釣れだすとしばらくは1キャスト1ヒットで引き際が難しく帰りたい帰らなきゃいけないでも投げれば釣れる!

この秋はそんな葛藤の連続でした。基本的には阿修羅を例にとってご紹介した通り、特に流れが効いている時間はスペック2がメインになり、水位が低くなればフローティングモデルで、高ければサスペンドやシンキングといった具合に使用しました。

とにかく秋はバスもシーバスもジャークベイト(ミノー)が良く釣れるって言うことですね。

ジャークベイトにはココで止めたり、ココでジャークさせたりとか釣り人側の操る楽しみがあり、狙い通りにバイトが出るとすごく釣ってやった感が大きく満足度高しですよね!

ルアーフィッシングの原点のようなジャークベイトゲームは皆さんの通うフィールドでも必ず通用すると思います。

使ったことが無い方も是非お試しいただきたいですね!きっと新しい引き出しが増えると思いますよ!

1015_3

関連商品