初冬の印旛沼においても有効なHPFクランク
今年も早いもので、もう12月ですね!いろいろあった2011年もあと残りわずかとなりました。
さて今回は、初冬の印旛沼においても有効なHPFクランクについてご紹介したいと思います。
今時期が旬なクランクベイト「HPFクランク」
HPFクランクを頻繁に使う季節ですが、定番の春と、そして晩秋から初冬となる11月~12月中旬頃に出番が多くなります。
印旛沼に限って言うと、特に面白いのが晩秋~初冬シーズンで・・・そう!!
正に今が旬なクランクベイトなんです。
HPFクランクはウォブリング並みにロールも強く、フラッシングアピールに優れてい点が大きな特徴ですが、実はこのフラッシングの強さこそこの時期に活躍する大きな要因だと感じています。
秋、まだ寒くなる前までは、ブリッツやハイピッチャー、02BEAT、バジンクランクetc.・・・もうなんでもござれのイケイケで押し通していましたが、晩秋の頃になると、ルアーを活発に追わない&追えない状況も出てきます。
水温も15度を下回る日も増え、また日中との水温差も出てくるため、バスの活性も一気に下降線を辿っていってしまいます。
こうなってくると、リトリーブスピードに何か変化を付けたり、リーリングスピードを調整しないとバイトにこじつけられないケースも多々あります。
ベイトの種類も真冬に近づくにつれて徐々に減っていき、特にザリガニが冬眠で姿を消してからはクチボソなどの小魚がメインベイトになる傾向が強く、余計にフラッシングに反応しやすくなる事も事実として挙げられます。
「それじゃーハイピッチャーの出番でしょ!」と、確かにハイピッチャーが効くんです、それもハマったときは面白いように!
しかしそれは一日の中でバスが活発にベイトを追う僅かなタイミングだけで、冷え込んだ朝一や北風ピューピューの寒い日には追いも悪くなり、ストライクゾーンはかなり狭くなります。
いくらハイピッチャーをゆっくり巻いても同じ速度で追尾する程度でバイトにいたらないことが殆ど。
ちなみに追尾している時はハイピッチャーのバランスが崩れバイブレーションが消えるので良くわかりますよ!!
そんな時にHPFクランクの出番となるわけです!
強いフラッシングでバスを誘い出し、動きの鈍っている状態でも、一瞬止めたり移動距離を押さえたショートトゥイッチなどでバイトの間を与えることの出来る!
スピナーベイトを追い切れないようなバスでもHPFならバイトに持ち込むことが出来るわけです。
だからHPFクランクは、「バイトの間を与えることの出来るスピナーベイト」と捕らえていただくとわかりやすいかと思います。
とにかくこの季節はハイピッチャー&HPFクランク(spec2も含め)のローテーションで狙っていくと効率良くバイトを得られるのでお試しくださいね!!
そうそう、ベイトフィッシュをイミテートしたフラッシングがキモですのでカラーセレクトはそれなりのものを。
やはりベイトフィッシュイメージのものがいいですね。
それと、鉛シールを装着し浮力を抑えるチューンも有効ですので合わせてお試し下さい。
HPFクランクのアクションの軸は、全長の真ん中よりやや前方向にありますので、フロントフックとリップの間辺りに貼ると良いですよ!!
ではでは。
(写真:私だけではなくパートナーもHPFクランク&ハイピッチャーでキャッチ!)
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