初冬を迎え本格的な冬に備えバスたちは?

今回は11月2日に利根川で行われたNAMIKIカップと、翌週に行われたNAB21オープンペアトーナメントの模様をレポートします。

NAMIKIカップ&NAB21オープンペアトーナメント

 まずNAMIKIカップは結果からいうと2匹しか釣れず、優勝ウェイトが5キロだったのに対し自分パターンでは5匹釣っても3キロだったので惨敗でした。

そして終了後のジャンケン大会では、プチ後だしをして(笑)ある程度勝ち進む作戦をたてていたのですが、さすが世界のT.NAMIKI!さらに上を行く後だし(笑)でこちらも惨敗に終わりました。

そんな世界のT.NAMIKIと真剣勝負できる大会は来年も開催されると思いますので是非参加してみてください。

 そしてNAB21オープンペアトーナメントは前日にプラクティスに入り、冬に実績のある印旛新川下流部の平戸橋から逆水橋をチェックし、500~600gまでの魚はブレイクの下(水深2m位)をライトリグで狙うとポツポツ釣れる感じで、ブレイクラインの上に被さるようなストラクチャー直下にデカイのがいる事が判りました。

このエリアでは、結構ストロングなパターンだと感じることができ、平戸橋上流のストレッチに倒れた葦がブレイクラインに程よく被さっているスポットがあり規模も大きくこの界隈では1番だと感じました。

葦を貫通させるために、9gのテキサスリグにドライブクロー(グリーンパンプキンブルーフレーク)をチョイスし葦を貫通した瞬間にバイトし、久しぶりの50upをキャッチ!

この時期水温が15℃くらいになると、冬眠を控えたザリガニがシャローに集結してくる時期なので、体力のあるデカイバスを仕留めるには大チャンスな季節でもあります。

そんな事もあり浅い所へすぐに行けて落ち着く水深まですぐに戻れる、そんな条件を満たすスポットが重要になってくるのですが、印旛沼で特に川筋であればどこでも可能性があり探すのが困難です。

探すポイントととしてはショアラインの地質が土で、ある程度傾斜がある所がいいと思います。

と言うのもザリガニが開けた穴をよく見ると結構傾斜のある所が多いいですよね!そんな事を考えながら探したこのスポットでこの50upは出ました!

(写真:プラ中にキャッチした価値ある50UP。バタバタと忙しなく動くドライブクローのアクションも絶妙。)
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それと単なるブレイクライン上にステイするよりは何か屋根になる物があったほうが落ち着くんでしょうね!カワウも怖い存在ですし。

そして当日は、さらに気温が下がり、併せて水温も2℃近く低下してしまいました。

とりあえず朝はブレイクラインの被さり物をチェックしながら500~600gが取れていたスポットまで下りノーバイト!

そして期待していた500g~600gですらキャッチできず時間だけが過ぎ、とうとう10時半に見切りをつけ新たなパターンを探す事となりました。

探したのはエビ系のパターン!シートパイル絡みのエリアをドライブクロー(ライムチャート)10gのヘビダンで勢いよく落とし着底時に起こるイレギュラーアクションに1400gがリアクションバイト!

(写真:ドライブクローでも、最近密かに流行??のライムチャート。バタバと動いて普段見慣れぬカラーで、バスも何がなんだか分からないまま喰いついてしまいますよ!)
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このスポットは岸に対し垂直にブレイクラインがあり、下流側が60cmで上流側が130cmまで落ちるというシチュエーション。

その落ちた所のシートパイル際でのバイトでした。そして、シートパイルの上は護岸が張り出していて被さり物になっている。

一旦ゼロになった状況から一気に新たなパターンが見出せ、同様スポットを探しながらの展開でしたが、見つけたスポットでは確実にバイトがあり3バイト2フィッシュで終了となりました。

ボートエッジで反転して逃げてったバスがキャッチできていれば勝てただけに非常に悔しい準優勝でした。

しかしパターンを切り替え、立て直せた事は大きな収穫でした!

冬、手長エビなどは冬眠しないのでバスのベイトになり、少し深い所で冬を過ごす事から今後は水深のあるハードボトムがよくなってくるかも知れませんね!

今回はちょうどザリガニパターンが終りを告げる日だったかも知れません。優勝されたチームは他のエリアでザリガニパターンでしたけどね!それではまた来年!

(写真:サイズはともかく、コチラもエビをたらふく食べてコンディション抜群です。)
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