我が四国地方も連日猛暑が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
釣りに行く際にはしっかり熱中症対策をして出掛けてくださいよ!
第1回目のコラム
と、言う事で私の第1回目コラムは先月、徳島県旧吉野川で行われたチャプター徳島第3戦においてゼロワンジグとベントミノーを用いて5位入賞した時のレポートをしたいと思います。
梅雨時期真っ只中に行われたこの試合。
降ったり止んだりの蒸し暑い日で、レインウェアーを着ると雨が止んで脱ぐと降ると言う何か嫌がらせされてるような天候・・・
しかも前日の大雨で濁りの入った旧吉でした。
この旧吉はもう皆様もご存知の様に、潮の干満により河口堰を開閉調整するタイダルリバーです。
ちなみにこの河口堰開閉パターンは満水日が3日間続いて2日間が減水日と言う周期で行われてます。
この日の水位は、満水から減水になるいわゆる「減水日1日目」で、カレントがしっかり出て、気圧低下の要素も輪をかけバスの活性も上がり、はめればハイウェイトが予想されました。
私の戦略としては減水に伴いシャローカバーが露出してしまうまでの間、水位の高い朝一はカバーに潜むやる気満々のバス狙い。
その後は少し沖目に位置するウィードパッチ狙いと言う作戦で挑みました。
朝一のカバー狙いは、レイダウンや冠水した木など流れがしっかり当たり尚且つ、切れウィードなどのが絡み、シェードを形成してる箇所狙いで、使用したルアーはゼロワンジグ11g(エコ)です。
そんな箇所をランガンでピンスポットだけを撃って行き、珍しく早い段階からキッカーとなる1500gを含め3本のリミットメイク達成!しかしウエイト的には3キロ弱・・・
次第に減水によりシャロー撃ちが厳しくなって来た時点で、今度はウィードパッチ狙いに変更しました。
ウィードパッチ狙いの話しに行く前に、このゼロワンジグを私が好む理由として・・・
このジグはヘッドの重心に対してアイが高い位置にあり、しかも横向きのアイにより立木やレイダウンなどの枝に「半掛かり状態」を意図的に作り易いルアーで、しかもフッキングする(ラインを引っ張る)と横倒れしてたフックが必ず起き上がりガッチリ上あごを貫くと言う点です。
特徴としては上あごの奥によくフッキングしていますね。
それとガード穴が他のジグにはない横長穴で横からの根掛かりも回避できると言う事から難攻不落なカバーに対しても躊躇する事なくガンガンとぶち込めるところがお気に入りです。
躊躇するとカバー撃ちは攻め切れませんからね(笑)
使用タックルはこの時キャストのアキュラシー性を重視し66MHベイトタックルでラインは16lbでした。
話しは戻り、続いてウィードパッチ狙いで使用したルアーは「ベントミノー86F」です。
私の狙うウィードパッチとは、カナダモ+エビモで形成されたパッチで、本来はシャローカバーに居たいであろうバスが減水のためシャローカバーに行けない、そう言うバス達が潜んでるであろう場所のパッチ狙いです。
そんなパッチの際をベントミノー86で小刻みな連続トゥイッチで通して行きます。
この釣りはバスが居たら黒い魚体が横からズドーン!
バスがベントミノーに襲い掛かる瞬間が見えますのでかなりエキサイティングです!
この釣りの今回の注意点として通すコースはウィードにタイトに通す事。
離し過ぎると大半追っかけて来てUターンで終わります・・・。
そしてその手のバスはほとんどフォローが効きませんでした。
なので一発で決めなければならないので今回「止めない!超タイト!」がキモでした。
そしてその釣り方で4本ゲットし少しではありますが入れ替えにも成功!
そしてタイムアップ。3本3245gでウェイン。結果5位に入賞する事が出来ました。
ベントミノー86の使用タックルは、ライトパワーのスピニングタックルでラインは4lbを使用、シャッドを使用する時と同じタックルなので誰にでも出来る釣りだと思います。
あと何と言っても、バスが狂ったようにバイトしてくる瞬間が見えるのでかなり熱くなれますよ!(笑)
あと今の時期よく起きる「ボイル」目にしますよね??ベントミノーはこのボイル撃ちの成功率高いですよ!
皆様も是非このベントミノーで「バスが狂った瞬間バイト」を体感してみてください!
ちなみにこの試合の優勝、準優勝は3本4キロオーバー!旧吉のポテンシャルはやっぱ凄いです!
旧吉は最近スロープも駐車場も整備され非常に使いやすくなってます。
旧吉にお越しの際にはローカルルール(チャプター徳島HP参照)をしっかり守って楽しんでくださいね。
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