春の定番はハイピッチャー
利根川よりも早く春が訪れるお隣の印旛沼では、春の定番「ハイピッチャー」が炸裂中です。
春の印旛沼最強パターンでもあるハイピッチャー
俗にパラ葦をスピナーベイトで!と言われてもどんなタイプで中なのか手前なのか?リーリングスピードは?レンジは?
と、単調に思えるこの釣りも奥深さがあって狙い方はさまざまです。
今回は春の印旛沼で最もストロングなハイピッチャーによるパラ葦攻略をご紹介します!
基本的な狙い方はもちろん、カラーローテーションやウェイトの使い分けによって釣果が全然違ってくるんですよ!
■規準になるウェイト
まずはウェイトのベースとなる重さは1/2ozから!というのが私なりの規準です。
これはサーチの早さと的確にストラクチャーにコンタクトさせるための設定です。
またストラクチャーにぶつけたり乗り越えたりした際の立ち直りが早いのでまずは1/2ozをチョイス!
『葦の中であれ外であれ、狙うべきはリアクション効果!』
水面付近にうっすら見える葦の茎部分にぶつけてのヒラ打ちやボトムの根っこ、そしてパラ葦を抜けたら1回トゥイッチを入れる。
この一連の動作を繰り返してまずは状況把握に努める事を優先しています。
(写真:季節は春先。ハイピッチャーでキャッチしたグッドコンディションのバス!)

狙うレンジは2通りあって1つは水面直下。もう1つはブレードのフラッシングが見えるか見えないかの中層の2レンジを基本にチェックして行きます。
当然葦の中なので自動的に葦の茎にハイピッチャーがぶつかりながら泳いでくることで自動的にアクション変化を生み出してくれるので基本的にはストレートリトリーブでOK!
パラ葦を抜けてのトゥイッチはエッジ付近にいるバスへのリアクション効果を狙ってのものです。
水面付近を茎にぶつけながら通しているときに下から「モワッ」とひったくるような状況が多い場合はウェイトを3/8ozや5/16ozにシフトして行くことでよりフックアップの確率が上がります。
また、ハングオフの瞬間、リーリングを止め軽くフォールさせるのも有効で、フォールによるちょっとした間を与えることで水面直下引きで食わせられないバスもバイトさせることが出来ます。
逆に水面直下や中層での反応がイマイチであれば根っこ付近を意識して釣ることも大事です。
イメージ的には葦の根っこに擦り付けながらのスローロール!葦の新芽が出始め、少々攻め辛い高さや葦の密度が濃い場所などは5/8ozといった感じで使い分けると良いです。
カラーの使い分けですが、まず朝や曇りなどローライト時はインパクトライムチャートやサンフィッシュタイガー。
日中の明るい状況ではキラーゴールドやブラックシャイナーにシフトして行くと良いケースが多いです。
その他に濁り下ではカラーブレードシリーズや水面にシラウオなどのベイトが確認できるような状況ではヴィヴィットパールホワイトなども有効です。
オールマイティーに使えるカラーでお勧めはチャートバックアユですね。
カラーについては少々幅をもたせたラインナップをご用意したほうがこの釣りは確実に楽しいですよ!ちょっとした閃きでカラーを弄っての1匹は最高です。
ブレードタイプは個人的にはダブルウィローが好きで出番が多いですね。
単調な釣りでも探究心や行動力で奥の深いものになり楽しみの幅が広がります。
今回は印旛沼の春でのパラ葦攻略に限った私なりの基本ですので、まだまだ試すことは非常に多いと思いますよ。
自信を持っていろいろ試し、新しい発見をいっぱいしてください。
それではまたの機会に!
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